鹿児島キャンプスタート!
本日の担当:大重正人
はじめまして。
本日1月30日、2007年レイソルキャンプ初日というこの良き日に、広報日記のデビュー戦となりました、新人広報の大重正人(おおちょうまさと)と申します。
横井広報の日記でもご紹介にあずかりましたが、すこし自己紹介をします。
まずは、この珍しい名前。監督をはじめ、スタッフの方、メディアの方など、初めてお会いする人には必ずといっていいほど「大きい小さいの『大』に、重い、重ねるの「重」と書いて、おおちょうと読みます」と説明するのが常です。
岡山県出身で、地元でもこんな苗字は近所に2、3件あるのみです。こんな読みにくい名前ではありますが、一度覚えれば忘れないインパクトのある名前ですので、どうぞお見知りおきをと思います。
1月16日から日立台に通っております。選手のトレーニングを目の当たりにしながら、新体制発表会とサポーターズカンファレンスに参加して、もうはやキャンプ。いっしょにお仕事する方の顔と名前を覚えるのに必死で、めまぐるしい行事についていくのがやっとです。もちろん最初から横井広報のようにバリバリできるわけでもなく、自分なりにひとつひとつ積み重ねて、早く周りから信頼されるような広報になりたいと思っています。
今日の鹿児島は透き通るような青い空に白い雲、太陽の日差しも関東地方のそれとは違っていて、心地よい暖かな感じがしました。宿舎となるホテルの窓からは、鹿児島のシンボル桜島があざやかに見えて最高の景色です。
朝9時半に羽田空港を飛び立ち、11時半に鹿児島空港着。霧島市庁での歓迎セレモニーでは、地元幼稚園の小さなサッカー選手のお出迎えを受け、地元名産の豚肉・いちご・トマトを頂きまして、ホテルで昼食。そして午後3時半から、さっそく練習に入りました。
ウォーミングアップの後、1000m×5本のインターバル走。攻守のすばやい切り替えを意識した4対2のパスゲームをこなし、最後は12対12のゲームで初日のメニューが終了しました。
夕食後には選手・スタッフが全員参加してのミーティングが行われ、監督自らがこのキャンプの目的を説明しました。概略すると3点。まず1年間ケガなく戦える身体をつくること。つぎに新加入選手が同じ釜の飯を食ってコミュニケーションをとり、早くレイソルの一員・戦力になれるようにすること。そして、これまでJ2で積み重ねてきたサッカーの戦術・技術のさらなる底上げを図ること。
最後にVTRを使った説明が行われました。石崎サッカーの理想形が、スペインの強豪バルセロナであることはファンの皆様もご存知かと思います。そのバルササッカーの見習うべきポイントを、攻撃と守備別に分けて編集したハイライトシーンを放映し、選手の視覚に訴えかけました。バルサといえばロナウジーニョに代表される華麗なサッカーに目を奪われがちですが、VTRを見て感じたのは、ディフェンスの意識の高さ。ボールを奪われたフォワードが、全速力で守備に転じ、ボールを数人で囲んで奪い返し、ふたたびシュートまで持ち込む。
「高い位置からプレスをかけて、もういちどシュートへ」
これこそが石崎監督の追及するサッカーではないでしょうか。キャンプ前に監督が毎日遅くまで編集に加わって「最高のデキじゃ」とおっしゃっていたVTRは、選手の五感に良きイメージとしてしっかり残ったことでしょう。
この18日間にわたるキャンプを経て、選手たちがどれだけの成長を見せてくれるのか楽しみでなりません。私も、選手や監督、スタッフの皆様に負けないようガンバリマス。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。それでは、失礼いたします。