2009年1月31日

グアムキャンプ4日目

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担当:大重正人


4日目の朝、高橋監督が選手たちに向かって、神妙な表情で言葉を投げかけます。
「みんなキツイ頃だと思う」
「今日は午前中練習をやって………」
ここで、しばし沈黙。

あれ、午後のオフは明日だったよなぁ?
もしかして今日も午前だけ??
絶対にそんなわけないよなぁ。でも、もしかして…☆


みたいな期待がふわふわ浮かんできそうだった瞬間、


「まぁ、午後練習もあるけどな!」


あまりに絶妙の間合い。
選手たちに輪に大きな笑いを巻き起こし、リラックスを与える監督。
でも、「自分に負けないようにな。しっかり頑張ろう!」
疲れのピークにある選手たちも、「よし、さあ行こう!!」と気合を入れなおしてピッチに散っていきました。

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今日も午前は1000m×5本のペースランニング。そして新人研修のため、帰国するルーキーズはさらにもう1000m!4人組で走っていた橋本選手はたった一人の6本目でしたが、歯を食いしばっての完走。同組の杉山、近藤、藏川選手と熱き抱擁です。

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ユース昇格6人組もそろって帰国の途に。食事会場では南選手らに「気をつけて帰れよ!」と見送られていました。そのなかに「ベテランなのに新人研修か?!?」とコーチたちからいじられていた山崎選手。落ち着いた物腰からなぜかベテラン扱いされています。口が悪いオジさんたちの愛あふれる言葉からも解放されて、今頃は日本に無事着いていることでしょう。

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今日はテレビの取材もありました。スカパーのアフターゲームショーでおなじみの野々村芳和さんが来られ、菅沼選手、李選手、古賀選手、高橋監督がインタビューを受けました。「新しい監督に代わって、どの部分が変わっていくんでしょう?」など、グアムキャンプで日々限界に挑んでいる選手たちの生の声が収められました。さらに菅沼選手はシュートキックを実演するシーンも撮影しました!スカパー182chで2/8(日)18:30?19:30(もしくは2/15)にオンエアされる「2009Jリーグ ナビ! #3」をお楽しみに。ちなみに、菅沼選手は今日も変わらぬ笑顔で元気いっぱいでしたよ?

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2009年1月30日

グアムキャンプ3日目

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担当:大重正人

「去年はスコールがありましたけど、今年は天気に恵まれていますね?」という言葉が聞かれるほど、晴れ渡る青空のもとトレーニングが続いています。今日の午前のフィジカルは、長距離を走るのではなく、短距離系のダッシュを交えたトレーニング。そして二人ペアとなって、パス&ムーブしながら最後はクロスからのシュート。高橋監督からは「ノッキングしないように!」という声が響きます。パスが足下に入りすぎて、二人の動きが止まらないように。基本動作の繰り返しが、堅実で美しいパスワークにつながっていきます。

午後は2対2。2グループに分かれ、昨日の1対1のしかけに加えて、今日はマークの受け渡しや声を出してのコミュニケーションを目的としたトレーニング。ここで指揮、指導したのは井原コーチと石川コーチでした。「2人もいいところを持っているし、しっかり指導してほしい」と高橋監督がその意図を教えてくれました。選手たちにとっても新鮮でしょうし、コーチングスタッフのモチベーションも高まるはず。新しくなったレイソルの一端がここにも見られます。

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そんな井原コーチにハプニングが。ポポ選手の強烈シュートがパス出ししていた井原コーチに直撃!「さすがアジアの壁だよ?!」と北嶋選手の突っ込みに選手たちは大爆笑。照れくさそうなコーチでしたが、レイソルらしい明るく楽しい雰囲気にどんどん染まっていると思います!

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今日は趣向を変えて、選手・スタッフがどんな食事をしているのかをお伝えしましょう。

これは渡辺光輝強化部スタッフが盛り合わせた昼食です。バイキング形式で白米や味噌汁といった日本食もありますし、パスタやそばなどの炭水化物も充実。もちろん肉や魚、そしてサラダやフルーツなど、バランスのよい食事を個々の選手たちが考えて摂取しています。しかしこの配膳を見た、鎌田&村上選手が一言物申します。「乳製品がないですよ。とにかく乳製品は摂ったほうがいいです」。昨年の新人時代にしっかりと栄養指導を受けてきた成果?栄養士の方も喜んでいただいているのでは!

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夕食後には、ドーピング検査の変更事項説明。選手たちが食堂に集まり、しっかりと話に聞き入ります。それが終わった後、大谷選手から「ちょっと選手はそのままで?」と声がかかります。「今季の目標をみんなで決めたいと思います」。去年のように勝ち点にするのか、順位にするのか、また別のものにするのか。意見を募りながら、多数決をとっていった結果……ひとつの結論が出ました。その発表は、きちんとチーム内で伝わって正式決定してからお知らせしようと思います。今しばらくお待ちください!
それでは今日はこのあたりで。

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2009年1月29日

グアムキャンプ2日目

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担当:大重正人

グアムで2回目の朝。今日から本格的なトレーニングがスタートしました。朝方はスコールに襲われそうな雲行きでしたが、グラウンドに行けば、南国の太陽がガンガンに照りつけ、選手たちにとっては過酷なフィジカルトレでした。1000m×6本。しかもペースがどんどん上がっていくなか、太田、石川、菅沼の3選手がグループの先頭に立ち、「よし、行こう!ミノル」「オータ!!」と声をかけあい、汗で肌を光らせながら、厳しいペースランを乗り越えました。

その脇ではGKトレーニング。今日も千本ノックのようなシジマールコーチのシュートの雨あられ。3人が交代しながら、懸命にクリアしたところ。シジマールコーチが、ポールを背中に構えて、ノッシノッシと3人のもとへ。いったい何が始まるのかと思いきや、、、

刀をふりかざす武士のように、そのポールを左右へ。それをジャンプで飛び越える南選手たち。しかも両足でかなり高く飛び越えないと足にかかってしまうほど。それを20回連続で!「あれ、死んじゃうよ?」と嘆きの声が周りから聞こえるほどの厳しさ。昼食後に南選手に聞いたら「アレはヤバイ。酸欠状態になったもん」。さらにシジマールコーチの命により、ホテルから練習グラウンドまで4kmほどの道のりを、往復ランニングが課せられているそうです。さらに明日はビーチバレーコートでの練習が待っています。さすがビーチサッカーの王国ブラジルのGKコーチ。今年も彼らのレベルアップは間違いなしでしょう!!

そのGKトリオが、練習後にチャレンジするランニングコース。今日の午後練習後、藏川選手に誘われ、「超スローでいこう」というありがたい言葉もあり、チャレンジしてみました。加藤&鎌田選手と一緒に。実は、行きはよいよい、帰りは怖い。帰りは延々と登り坂が続いています。少し走るとふくらはぎに乳酸がたまっている感じで痛みが走ったのですが、少しずつ慣れてくると、汗が流れてきて「体脂肪が燃えてるよ?」(クラ)という感じがしてきます。

途中に下り坂があって一息ついていると、また上り坂。少々気持ちが落ちそうになると「人生といっしょだよ?悪いこともあればいいこともあるよ?」と藏川選手。そして30分ほどかけてのランニングを無事完走できました。まんまるで大きな沈む夕陽を浴びながら、4人で帰る道はここちよいものでした。途中で歩きたくなるところもあるなか、やっぱり仲間の声があるとつらさを忘れます。これで明日に足の痛みがなければ……普段の運動不足がたたらないよう祈るばかりです。

さて、明日予定されていた練習試合は、残念ながら中止となってしまいました。その分、「しっかりトレーニングしよう」という高橋監督。今日は、この数日間で取り組んできた成果が見えたようで、少し顔をほころばせている表情が印象的でした。

2009年1月28日

グアムキャンプ1日目

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担当:大重正人

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いよいよグアムキャンプがスタートしました。昨年に引き続き、2回目のグアムです。去年は初めてだったこともあり手探りのところもありましたが、今年は宮本主務や木村&假谷エキップメントコンビ、トレーナー陣などの綿密な準備でトラブルもなく、無事に一日が終わりました。今頃は早朝からの移動と、到着してすぐのトレーニングで、選手たちもそれぞれの部屋で休んでいる時間です。

さて、それぞれの部屋にシャッフルされた選手たちの面々はいかに…

山根、藏川
古賀
石川、大津
北嶋、大島
近藤、永井
栗澤、小林
杉山、村上
大谷、柳澤
菅沼、太田
李、阿部
鎌田、澤
フランサ、アルセウ
ポポ、アデバヨ
加藤、桐畑
南、(菅野)
仙石、工藤
橋本、山崎
比嘉、酒井、武富

菅野選手は代表からの帰国後(再召集があれば、2月中旬まで代表へ)、新人選手7名は1月31日の午後に帰国して、Jリーグの新人研修に参加します。石川選手会長と宮本マネが決めたこの部屋割いかがですか?なんとなく順当といった感じでしょうか。同じルーキーながら4歳離れている橋本&山崎コンビ。「僕は全然大丈夫です」という山崎選手に対し、橋本選手は「山崎くんが気を使ってくれるので」と仲良く同じテーブルで夕食をとっていました。

朝7時にクラブハウスをバスで出発。10時45分成田を飛び立ち、グアムの午後3時20分ごろに到着。全員で荷物を運び、バスでレオパレスリゾートに到着したのが4時半を回ったころ。荷物を部屋へ運んで、6時半からさっそくトレーニングに臨みました。

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大谷キャプテンはまだ松葉杖が手放せないながらも円陣にくわわるなか、高橋監督から選手・スタッフへ、「3つのことに取り組もう」とグアムキャンプの目的や課題が離されました。
1. フィジカル
2. 個人戦術
3. コミュニケーション

フィジカルは、やはり走って、相手とぶつかっても倒れない強さがないと、ボールを奪うこともゴールを決めることもできません。2部練習の午前は古邊フィジカルコーチの指揮でみっちり鍛え上げられます。

個人戦術。「1対1とか2対2とか、グアムではしっかりやりたい」という高橋監督。たとえば7対7をやっているときに、「いま3対2やぞ!!」という監督から局面的な状況把握の声が響くことがあります。11対11でも、個人の局面での頑張りなくして、チームの勝利はありえません。

コミュニケーションでは、「相手に対する配慮、思いやりをもってやろう」という言葉が印象的でした。先述とはまったく逆の話になりますが、サッカーはひとりでは戦えません。仲間と力を合わせて、同じ意図をもってプレーして初めて、個は集団となります。相手が受けやすいパスだったり、味方が相手に取り囲まれそうなときにサポートに走ったりと。しっかり話をして、密な意思疎通のもとにチームプレーが成熟していくのです。

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今日の練習は、ウォームアップから、30分近くのランニング。途中ペースアップしたりステップワークを入れたり。その後ダッシュを挟んで、最後はボール回し。時間にして90分近い、到着して早々ながらしっかりとトレーニングを積みました。夕方の7時頃にはすっかり日が暮れてナイター照明のもと、涼しげな風が。しかし熱帯のグアムは湿度が高く、少し走っただけで選手たちはびっしょり汗をかいていました。

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それでも、全体練習後に南選手がフィードを繰り返し、ブラジルトリオ&アデバヨが4人並んでストレッチや筋トレ、ユース出身の5人がリフティングゲームに興じるなど、やっぱり暖かな気候がそうさせるのでしょうか。最後まで活気とやる気に満ちた初日でした。
明日からは、午前午後の2部練習。本格的なキャンプに突入していきます!

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2009年1月27日

全員集合!

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担当:河原 正明

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今日、日立台にポポ選手が帰ってきました。昨日日本に入国し、今朝からチームに合流しています。
練習前にスタッフ室に挨拶にきましたが、監督はポポ選手とハグするや「すごい身体やないか!」と驚いていました。
本人も「どのメニューからも入れるよ」と早速PR 。オフ中もトレーニングを欠かさなかったようで「サボろうと思ったけどフルベの顔が頭に浮かんできたから」と笑って答えていました。

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練習後にリラックスした表情のポポ選手。桜林広報との約束通り写真は使いましたよ!!フランサ選手も今日午後に来日し、グアムキャンプから合流します。これで今季のメンバー全員が揃ったことになります。

チームは午前中トレーニングを。筋トレを中心にしたメニューをこなした後はピッチでのトレーニングです。変則の4対4対4ではワンタッチ・ツータッチでのゲーム。「次の動きを考えて、プレーを止めないように」特に攻撃面では高橋監督自らプレーを止め見本を見せて指導に熱が入ります。
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監督の「チャレンジしよう、ミスを恐れるな!」との声に呼応してゲームの激しさが増していきます。開幕前ですが、選手間のコミュニケーションも多く良い雰囲気のまま、いよいよあさってからグアムキャンプです。菅野選手を除く35選手が、暖かい南の島で8日間、じっくりと今年一年を闘うベース作りをしてきます。もっとも 新人の橋本選手は「先輩たちからは『みんな吐くまで走る』って聞いてます。不安が70%です」と戦々恐々としていましたが。
一方、夜クラブハウスでは荷出しのギリギリまで木村・假谷エキップがパッキング作業に追われていました。


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嬉しい話も。本日、村上選手の入籍を発表しました。実は先日放映の「Risingレイソル」公開放送の収録の際、「結婚について」の質問が出た時に村上選手は「僕はあります。25歳までに」と答えた直後の鎌田選手の「(サプライズ)あるよ?」のツッコミに、「次郎に話される!!」と内心焦ったそうです。昨シーズン鮮烈なリーグ戦デビューを飾り、公私共に好調の村上選手、素晴らしい伴侶を得て更なる飛躍を期する今シーズンです。まずはおめでとうムラ!

さて明日はチームはオフです。あさってからはグアムより大重広報がレポートをしますのでお楽しみに。

2009年1月25日

乳酸値測定

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担当:桜林 舞

晴れたね、と声をかけると「ひさしぶりのね」。返答の主は、6選手×4グループで行われた午前中の乳酸地測定の第2グループにエントリーしていた、杉山浩太選手。昨日24歳になった杉山選手が共に走ったのは、山?選手、工藤選手、武富選手、仙石選手のユース昇格組18歳カルテット。加えて、走る前から「無理っす。ダメっす」と呟いていた三十路の藏川選手でした。

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スタート直後の写真なので、みんな余裕の表情です。ここから1000mを少なくとも4本走らなければなりません。4000メートル走です。

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「乳酸地測定は初めてです。数値?気合が入っていたので下がったのかな?」とおどけてくれたのは仙石選手。コーチ陣も「レン、すごいぞ!」と感嘆をもらしました。4週走るのが基本のこの測定で、数値が上がらず、合計6週=6km走ってさすがに「もう、フラフラです」!キャンプ前のこの時期でこれだけの数値をたたき出したのですから、キャンプ後の鍛えられ方にも期待です。

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第3グループが走る中、第1グループで走った後通常通りのゴールキーパー練習に取り組んだGK陣はすでにクールダウン中。南選手は「キリが1秒早いから、ペースが乱れるよ」と併走した桐畑選手にぼやいていました。

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そしてラストは第4グループ。昨年末に行った測定の上位陣の顔ぶれです。昨年ケガに悩まされた澤選手や酒井選手の姿もあります。合同練習後、いつも若手で走っている大島選手の姿も。日頃のトレーニングの賜物なのでしょう。その中でもずば抜けていたのは「走れよ?、圭輔」と応援ソングにもあるように、もちろん太田選手。遠めに、今回も最後の1人になって走っていたの見受けられました。

午後練習はボールトレーニング。フィジカルのち4対4など、日が陰る16時ほどまでしっかりと。

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西日を受けてクールダウンする、アルセウ選手と石川選手、スタッフ陣です。

明日は、グアムキャンプ前の日立台最後のトレーニングが午前中に行われますが、施設休館日の月曜日にあたるため練習をご見学いただくことができません。申し訳ありませんがご了承のほどお願い申し上げます。27日(火)はオフとなり、28日(水)からはいよいよ8日間のグアムキャンプへと出発です!南国の日差しを受ける前に、もうひと頑張りです。

2009年1月24日

Happy Birthday, コータ!!

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担当:大重正人

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今日の午後練習後。始動後はじめての週末ということもあり、とても多くのサポーターの方でにぎわったファンサービスエリアは、にこやかな祝福ムードに包まれました。
今日、1月24日は杉山浩太選手、24歳の誕生日でした!
肩口には箱根駅伝のように端をぎゅっと縛った「誕生日おめでとう」のタスキ。両手に持ちきれないほどのプレゼントを抱え、写真撮影にも応えていました。「こんなにいっぱいプレゼントもらったの初めてだよ。本当にうれしいです!」といたく感激の様子?

思えば昨年は、グアムキャンプ中のサプライズパーティー。
まったく同じ1月24日生まれだった、ロビンソン前GKコーチとともにポリネシアンバーベキューのショーに駆り出され、祝われているのか罰ゲームなのかわからない、なんとも思い出深いパーティーでした。
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でもその頃の杉山選手は、清水から移籍してきたものの、故障を抱えてグラウンドにすら出られない日々を過ごしていました。グアムで撮影したイヤーブックの写真もウォーキングに出てきたところを何とかおさえたもので、グアムの照りつける日差しにはそぐわない白い肌でした。

プレーしたくともプレーできない悔しい気持ち。それを辛抱しながら、そのときできるトレーニングを少しずつ積み重ね、少しずつプレータイムも長くなり、試合に出られるまでなったのです。「支えてくれたスタッフやトレーナーの皆さんに本当に感謝しています」という言葉を繰り返していたのがとても印象に残っています。そんな彼が、1年前のことがうそのように今、日立台でプレーできている。もう1年、ともに戦えるのはチームとしても非常に大きなプラスだし、本当にうれしいことで、そんな気持ちが今日の抱えきれないほどのサポーターからのプレゼントにもこめられていたように思います。

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「洋服をたくさん買うけど、実は着ないんです。『モノ』として好きなんです」と持ち物にこだわりを見せていながら、岡山で行われた天皇杯のときにお気に入りの腕時計をロッカーに忘れてしまう。岡山の競技場に問い合わせたところ「見つかった!」と連絡があり、宅急便で送ってきた時計を渡したところ、「これ、俺のじゃないよ?」。「あの?、ロッカーがこう並んでて、俺はこの奥のロッカーを使ったんですよ」と細かく説明。その旨を先方に伝えたところ、もう一度探していただいて、数日後にようやく本物に再会。

細かいのかルーズなのか、よくわかりません。第一印象はおとなしいのかなと思っていたら、実はめちぁめちゃしゃべり好きだったり、さっきまで何かが大好きだと熱弁をふるっていたのに「いや、別にそうでもないんですけどね」と全否定したり。。。とにかく、ひょうひょうとしていて、非常におもしろく魅力的なキャラクターを持っています。もちろんサッカー選手としてもです。まあ私も何を伝えたいのかよくわからなくなってきましたが、とにもかくにも、誕生日おめでとう!!!

さて、明日の午前練習は乳酸値測定が行われます。合同練習ではなく、5人ほどのグループに分かれて、30分ごとに時間差でグラウンドに出てきますので、来場予定の方はご注意ください。午後は2時半からの全体練習となります。それでは、このあたりで。

2009年1月24日

おぼろげながらも

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担当:河原 正明

今日の夜半の柏は、霧というよりも「霞」が降りてきたと呼んだほうが適切でした。
今年のチームも、おぼろげながらも徐々に霞が晴れていくかのように、その姿を現し始めています。特に昨年ケガに泣いた選手たち、それから今年に更なるを成長を自身に期する選手たち。
始動直後から精力的に動く姿が目に付きます。
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菅沼選手。暖かな午後の日差しのせいか、昨日まで身に着けていたウォーマー類も今日はOFF。終始身軽にピッチ上を動いていました。昨日今日と取材が続きましたが、その中でも「今年の自分を見て欲しい」と。昨シーズン、自身は「後半半分しか出ていないから」と厳しく分析するも、常に当時コーチだった高橋監督が声を掛け続けてくれたこと、これが後半戦の出場およびゴールにつながった。悔しさ、自身納得がいっていないことも糧にする。新指揮官の期待に応えるだけでなく、多くのサポーターの期待に応えるべく、じっくり身体作りを行っています。

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「色かはりゆく」…今は無色透明なルーキーたちもこれから厳しいキャンプを経てどのように成長し、どんな色に変わっていくのか。橋本、比嘉、酒井、武富、仙石、工藤、山崎、アデバヨ。八人一人ひとりが、八色に。それぞれのペースで一つ一つ階段をのぼっていく。横でそれを見守る監督の姿。その視線の先には、未来のレイソル像があります。
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初々しいルーキーズを日立台で見ることができるのも、今シーズンの楽しみの一つです。

チームは来週からグアムキャンプ、明日明後日は始動後最初の土日になります。多数のお客様のご来場が想定されますが、選手の体調次第で、ファンサービスを切り上げさせていただく場合もございます。予めご了承願います。
また、まだまだ寒い日、不安定な天候が続くかと思われます。ご見学の皆様自身におかれましても、充分体調にご配慮いただきご見学いただきますようお願い申し上げます。

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2009年1月22日

苦しい中でも、楽しんで

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担当:桜林 舞

本日より、2009シーズンの柏レイソルが本格始動です。
合同練習に先駆けて、午前中には結団式が行われました。

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アウェイアップルームに全選手、トップチームスタッフ、ドクター、ユースコーチやフロント陣が集合。1月18日(日)に行われた新体制発表会さながらに、河西取締役社長の挨拶に始まり、竹本強化本部長、高橋監督、井原コーチ、シジマールGKコーチ。

「協力して高めあっていきましょう」と井原コーチ。「キビシク、タノシク。タノシク、キビシク、キビシク、キビシク」とシジマールコーチも流暢な日本語で笑いを誘っていました。

新加入選手の紹介に続いて、選手、トップチーム、ユースコーチ、ドクターの紹介が行われ、寺坂常務取締役の挨拶にて結団式は終了。

その後選手たちは、1月28日(水)から始まるグアムキャンプの説明を受け、顔写真撮影や、イヤーブックやサッカー雑誌の名鑑アンケートに答え、応援番組などのテレビ取材を受け、新加入選手はスーツの採寸など、笑いが耐えない中、シーズンが始まる前の恒例行事をこなしてくれました。

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午後2時半からは、合同練習。冷たい雨が霧状に降り注ぐ中、ウォーミングアップを兼ねたフィジカルトレーニングを中心に行われました。始動日とあって、各社の担当記者さんが日立台を訪れ、新監督と新コーチのもとでの2009レイソルに熱い視線を注いでいました。10対10のミニゲームでトレーニングが終了するまで約1時間半。選手たちは新鮮な気持ちで、そして身が引き締まる思いで、日立台でのサッカーに臨んだことと思います。

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結団式後、選手たちだけが残ったアップルームでは、新シーズンへ臨むにあたって、高橋監督よりお話がありました。「アクションサッカーをしていきたい」。そのためには「プレーの質を高めていかなければいけない」。そのためには、とキーワードをあげていく中で、「いろいろ言ったけど」と最後に結んだ言葉は「Enjoy」。1年を戦うシーズン中、良い時ばかりとは限りません。厳しいときもあるでしょう。「苦しい中でも楽しんで」。そう語る高橋監督も「監督としての強いプレッシャーと高い期待を感じている。でも、自分自身でも楽しんでいきたい」と述べていました。

長くて短い、短くて長い、2009シーズン。
苦しい中でも、楽しんで。
協力しながらも、競争して。
1つでも2つでも、3つでも4つでも上の順位へ。
共に前に進みましょう。

2009年1月21日

今日の日立台

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担当:大重正人

U-22のメンバー指定トレーニング。明日からの全体始動を前にして、今日はオーバーエイジ組のグラウンド練習参加は少なめで、ちょっとさみしい水曜日でした。しかしユース昇格組を中心としたトレーニングは今日もみっちり。古邊コーチの合図に従い、ピッチの外周をダッシュ&ジョグなどスピードの変化をつけて、18周。距離にして(105m+68m)×2×18=6228m。毎日当たり前のようにして走る選手たちですが、運動不足の我々からすれば、ものすごい距離ですよね。これがウォームアップなのですから、頭が下がるばかりです。

その後はハードルやポールを使ったダッシュ。そしてパス回しは5対3から、3対1へ。高橋監督に先日話を聞いたところ「簡単なミスをしないこと。ひとつふたつ先を考えたプレーを意識してほしい」という言葉がありました。このパスゲームの中にももったいないミスがあると、ゲームの合間に対面パスの基礎練習を入れるシーンがありました。課題はすぐに直そうという監督の意図が見えたように思います。

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練習が終わると、クールダウンのジョギング。ルーキーの集団の中に、大津選手がいました。練習中には「先輩になると違うなぁ!」とコーチ達からゲキなのか冷やかしなのか、声がかけられていました。去年の今頃は高校生だったのに、プロとして1年を経て、先輩になったんだなと。ちょっと頼もしく見えたのは私だけでしょうか。

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クールダウンを終えて選手たちがいなくなったグラウンド。しかし明るい声がまだまだ消えません。去年からずっと続いていたコーチ達によるボール回しは、今年も続いています。いつもの輪に高橋監督や井原コーチも交じり、木村&假谷エキップコンビも一緒になって。レイソルらしい変わらぬ『輪』です。1年間このメンバーでひとつになって戦っていくコーチングスタッフも結束を強めています!

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さて明日から、チームが本格始動となります。午前中の結団式は見学いただけませんが、午後2時からは練習グラウンドでトレーニングが始まります。メンバーが変わり、また新鮮な気持ちで日立台にお越しいただければと思います。最後に、今日待ちに待った日本代表入りを決めた菅野孝憲選手、残念ながら明日午前から代表に合流になるため、日立台には来られません。。。3人の日本有数のGKに囲まれながらスゲらしい躍動的なパフォーマンスを見せて、岡田監督に猛アピールしてくれることを期待しましょう!

2009年1月20日

指定トレ?ニング2日目

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担当:河原 正明

今日はメンバー指定トレ?ニング2日目。うす曇で肌寒い中、練習場でのランニングからスタート。ランニングといっても6,000m以上。古邊コーチがペースメーカーとなり、それぞれ指定のペース以上で走ることが要求されます。
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アルセウ選手と肩を並べて走っているのは下平U?18コーチ。張り切っているなと思いきや終わった後は「もうふくらはぎがパンパン」と苦笑いしていました。

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「キタジがいいね!!」ルーキーを始め若手に混じってフルメニューをこなす姿に周りから自然と声が上がるほど、北嶋選手のコンディションは順調のようです。

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今日は高橋新監督が所要で欠席のため、井原ヘッドが全体の指揮をとりました。フィールド中央に選手を集めてミニゲームの指示を出します。良いプレーがあるたびに選手一人一人に声をかけていました。レイソルでの指導2日目とフレッシュですが、存在感は抜群です。

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GK陣は、昨日に引き続きシジマールコーチがトレーニングを。菅野・桐畑両選手相手におよそ90分、みっちりと!早くも全開です。至近距離からのシュートを連続10本止める練習でも、強さ・コースと抜群のシュートを次々と放っていきます。

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ここでキッカー交代。なんと井原コーチが登場すると「まじっすか!!」と桐畑選手もこれにはビックリ。かつて94年アジア大会・対韓国戦で決めたような低い弾道の強烈なシュートをビシビシと打ち込んでいました。

井原コーチ、シジマールコーチともに現役時代を彷彿とさせる動きを見せてくれましたが、選手たちも例年以上に動いているように感じるのは気のせいでしょうか?まだまだチームとしての始動は始まったばかり、高橋監督の下でのキャンプが楽しみです。本格的始動まであと2日。明日も日立台で練習です。

2009年1月19日

ゼッタイに…

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担当:大重正人

昨日の新体制発表会・サポーターズカンファレンスから一夜。今日からメンバー指定トレーニングがスタートしました。22歳以下の選手、そしてオーバーエージの選手は自主参加で。

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しかし、ごらんのように20人近い選手がスタートから参加。チュンソン&ミノルが先頭を切り、大学の試験で参加できなかった橋本選手を除くユース昇格組のルーキーらがランニングスタート。野球場の外周615mをまずはゆっくりとしたペースで5周、その後はおのおののペースで5周。あわせて6km以上のランニングでした。

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その集団からは威勢のいい掛け声が!
「ゼッタイ、負ケナ?イ!」猛然と集団を抜け出したのは、新任のシジマールGKコーチでした。それに負けじと張り合っていたのが桐畑選手で、こちらも「絶対、負けな?い!」と応戦!雰囲気を明るく盛り上げるシジマールコーチの様子に、選手たちの顔は自然とほころびます。

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その後、菅野選手が加わってのGKトレーニング。シジマールコーチの「イチ!ニ!サン!…」という日本語の掛け声にあわせ、ボールキャッチの基礎動作を繰り返すトレーニング。次第に熱を帯びていき、どんどん激しいものに。桐畑選手は「気合入りまくり。初日なのに普通のトレーニングだったもん」。でも、その顔は笑顔。久々の日立台での練習、そして新鮮な気持ちでサッカーを楽しんでいるかのような表情でした。

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一方、高橋新監督が始めて指揮をとったフィールド練習。気づけば初日から90分ほどのメニューで、こちらも密度の濃い練習でした。ボール回しから、7対7+フリーマン2人を入れ、ゴールを二つずつ用意したミニゲーム。最初は動きが硬く、ゴールが決まらない中、高橋監督がすかさず笛を吹いて指導。「ピッチを広く使おう!」といった指示を細かく繰り返すと、次第にパスが回り、ゴールも決まり始めます。

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初めてのトレーニングに参加したユース組。仙石選手は「やっぱり初めてなんで最初は緊張しました!」と感想を述べてくれましたが、「正確なキックを見てください」という言葉通り、先輩たちに混じっても落ち着いてプレー。高橋監督も「ユース出身の選手たちは、まずプロのスピードとパワーになれてほしい」とエールを送りました。また監督は「思ったよりも選手たちがよく動けてたよ、キタジや近藤、杉山とか中堅もね。レイソルにベテランはいないから(笑)」と初日の選手たちの動きに満足げな様子でした。

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明日も同じメンバー指定トレーニングが行われます。時間はいつもより遅い10時スタートです。またバックスタンド下が工事中の可能性もありますので、通行禁止の場合はご面倒ですが、練習場(野球場)南側からお回りいただくようお願いいたします。

2009年1月19日

2009年柏レイソル新体制発表会・サポーターズカンファレンス

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担当:桜林 舞

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本日は、柏市市民文化会館にて、2009年柏レイソル新体制発表会・サポーターズカンファレンスを行いました。18:15の開場前には、多くのサポーターの皆さんが会館前に駆けつけてくださっていました。今季への期待の高さが伺えました。ありがたいことに、当初夕方より雨が降るという予報はハズレに終わったようで、寒いながらも濡れる心配のない一日となりました。レイソルの日頃の行いが良かったからなのかな、と思ってしまう新体制の門出です。

18:45から始まった新体制発表会は、河西代表取締役社長、竹本強化本部長、高橋監督の挨拶からスタートしました。

竹本強化本部長からは、今季のチームスローガンが発表されました。ポルトガル語で「Pra Frente, REYSOL!!(プラフレンチ レイソル)」。英語でいうところの「For Front, REYSOL!!」。「?共に前に進もう?」の副題通り、「前に行こう、前進しよう」という前向きな姿勢、上昇気流を描こうという今季の意気込みが表されています。好きな言葉は「ポジティブ」と言っていた高橋監督らしいスローガンです。そして、サポーターの皆様とともに、今までのレイソルの歴史と共に歩もうというクラブの気持ちが盛り込まれています。

「優秀なスタッフと新加入選手を率いて、フレッシュな気持ちで、昨季より1つでも2つでも上を目指していきたい。最後まで諦めない、攻守の切り替えが早い、プレッシングサッカーという今までのレイソルの土台をベースにして、それにプラス、攻撃のバリエーションを増やした、アクションサッカーを目指していきたい」と高橋監督。

その後、井原ヘッドコーチとシジマールGKコーチが皆様の前に初めて立ちました。割れんばかりの拍手で迎えられた中、「新監督と共に、熱いクラブ、より強いチームを作っていきたい」と井原ヘッドコーチ。「練習はどこにいても変わらない。楽しく、厳しくやっていきたい」とシジマールGKコーチ。

そして、新加入選手の9選手が入場しました。大阪体育大学からは橋本 和選手。柏レイソルユース出身の比嘉厚平選手、酒井宏樹選手、竹富孝介選手、仙石廉選手、工藤壮人選手、山?正登選手。そして、一年ぶりにレイソルに復帰したアルセウ選手。ナイジェリアからはアデバヨ選手。

特にアルセウ選手の挨拶の段には、それまで以上の大きな拍手でサポーターの皆様から迎えられていました。「また日本でプレーすることができればいいな」と夢にまで見ていたというアルセウ選手。そのアルセウ選手にはちょっとしたハプニングが…。新体制発表会終了前に、監督と新加入コーチ、新ユニフォームを身にまとった新加入選手が上記の写真撮影を行ったのですが、アルセウ選手の背番号がこちらの手違いで間違っておりました。正しくは「6」となります。ご容赦いただければと思います。

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そして、2年ぶりにユニフォームのデザインが変更されました。1stユニフォームは黄色、2ndユニフォームは白色は昨年同様ですが、太陽光が降り注ぐ様子をイメージした方から右襟元と肩から胸にかけての赤の軌道は、より強い印象を与えていると思います。ユニフォームのモデルは、昨年2桁ゴールをあげた菅沼選手、年々の成長が著しく選手会長としてもチームをまとめる石川選手。「より戦える感じがします」と菅沼選手。ユース出身の2人から後輩にひと言と問われて「僕がアドバイスしなくても、みんなしっかりしているので。でもプロの世界で揉まれて、これから戦える土台をしっかり作ってください」と石川選手。チームの顔に成長した2人の先輩の背中が、壇上に上がったユース出身選手には、より大きく見えていたことでしょう。

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新体制発表会の後は、サポータズカンファレンスを開催させていただきました。河西代表取締役社長、竹本強化本部長、パネリストは司会進行兼務の桑原学アナウンサー、朝日新聞東京本社スポーツグループでサッカー担当の河野正樹さん、J:COM東関東のクラブ応援番組「REYSOL TIME」からはアッキーこと岡田亜紀さんの5人でパネルディスカッションを行いました。強化について、試合運営について、そして来場のサポーターの皆様との質疑応答。この模様は、後日公式HPにてアップさせていただきますので、今しばらくお待ちいただければと思います。

明日19日(月)からは、合同自主トレがスタートいたします。10時から行われる練習は、休館日にあたるため、一般の方には練習見学をしていただくことができません。大変申し訳ありません。明後日20日(火)からは練習見学が可能となります。なお、20日(火)と21日(水)の練習は10時からの午前練習のみとなっております。

最後にお詫びです。
本日の新体制発表会の入場時に、早い時間に並んでいただいた方と遅い時間に並んでいただいた方が同時に入場できる誘導がございました。こちらの不手際でご迷惑をおかけしてしまいました皆様にはこの場を借りてお詫び申し上げます。

2009年1月18日

小さな国際交流

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担当:河原 正明

明日に備えての打ち合わせなどでいつもより遅い昼休みに、昼食をとりにレストラン・ピアノに行くとにぎやかな一行が。ニュージーランドからWYNERS FCの小学生たちが日立台に来ていました。
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WYNERS FCは、ドイツ・ブンデスリーガの名門、ベルダー・ブレーメンで長年活躍、その後ジェフ市原(当時)で2年間プレー、1982年スペインW杯にも出場した元ニュージーランド代表FWのウィントン・ルーファー氏が設立したクラブチームです。コーチとして率いるのはルーファー氏と同じくジェフやサンフレッチェでもDFとして活躍した宮沢 浩さん。毎年日本に来ていますが、今年は広島と横浜、そして柏と3箇所でのキャンプを。今日はレイソルやマリノス追浜と交流戦を行っていました。柏へは6年連続連続での訪問となり、中には3年連続で日本に来ている子もいるそうです。ちなみに柏レイソルでは選手の家にホームステイするのが毎年の慣わしとなっています。

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しかし、彼らの適応能力といいますか、どんな環境を楽しむ力には感心していまいます。昼休みには仲良くなったコーチにじゃんけんや腕相撲勝負を挑み「勝ったら(Jリーグ公式の)ボールが欲しい!」
U-12ですが小さな国際交流ができることはサッカーという共通言語があるこそだからなのでしょう。明日も日立台で交流戦があるそうです。

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一方、スタジアムでは朝日新聞 親子サッカー教室が行われていました。教室にはサポーターの方もちらほらと。今日は比較的穏やかな陽気でしたので、親子でいい汗をかいて家路に着いたことでしょう。今日の日立台にはほのぼのとした空気がたくさんあふれているのでした。
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明日は新体制発表会&サポーターズカンファレンスが柏市市民文化会館・大ホールで行われます。いよいよ、始動までのカウントダウンが始まりました。
2007年から新体制発表会も併せて開催していますが、開幕前に行われるのは4年目になります。高橋レイソルのお披露目の舞台、新加入選手・コーチの紹介はもちろん、新ユニフォームの初公開(モデルは当日までのお楽しみに!)など盛りだくさんの内容です。もちろん、パネリストを迎えてのカンファレンスもあります。多くのサポーターの皆様に2009年の船出を多くの方に見ていただければと思います。
なお、会場内に駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮願いたいと思います。
特に近隣には病院があり、違法駐車などは交通の妨げとなります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。それでは。

2009年1月17日

まさかの

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「まさかのイワオさん、始動ッすね」
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と、笑いながら言う大谷選手。ベテランの早々の日立台での顔見せに驚いた様子のキャプテンです。

酒井トレーナーと筋トレに精を出すのは山根巌選手。「来る気はなかったんだけどさー、(酒井メディカルスタッフを見ながら)うるさいからさー」とイワオさん。本日から始動のようです。
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筋トレルームでは、比嘉選手や阿部選手、李選手などが顔を出していました。

外では、北嶋選手に小林選手、永井選手に、栗澤選手、近藤選手などなど。
菅沼選手も見かけました。
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「最近は来る選手が増えていますよね?。といいつつ、午前中にグラウンドに出てくる選手はあまり変わりませんが」と小林選手。

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練習場に敷き詰められた芝生養生シートも今日から、取り外されていました。19日(月)から始まる合同自主トレに備えて、準備はばっちりです。

夕方からは、クラブスポンサーであるHUB柏西口店にて、鎌田選手と村上選手がトークショーを行いました。

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新MCの「あや吉」こと西谷綾子さんを司会者に、大勢のサポーターの皆さんに集まっていただき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。この模様は、1月25日(日)のチバテレビ「ライジングレイソル」で放送予定です。また、そのうちの一部は2009柏レイソルイヤーブックでも掲載予定です。是非、お楽しみください。

「もう、結構日立台へは行っていますよ。午後なので、あまり他の選手は見かけませんが」と2人ともいっていました。

また、今日の午後は「体を動かしにきました」と加藤選手も見かけました。

明後日は、新体制発表会とサポーターズカンファレンス。新加入選手とスタッフ陣も、初めて皆様の前に顔を見せることになります。あと2日、お待ちください。

2009年1月15日

有言実行

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担当:大重正人

今日は、誰もが一言目に「サム?イ…」と思わず漏らしてしまうような、冬晴れの一日でした。そんななかでも選手たちの自主トレは続いています。スタジアムをひとり走り続けていたのは永井選手。練習場では杉山選手と松原フィジカルコーチがマンツーマンでラダーを使ったステップ。そこへ永井選手も合流して、3人がきれいに並んでのステップワークが続いていました。

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クラブハウスへ向かうと、玄関でまた違う3人組がジャージ姿でランニングに出かけるところでした。菅沼選手、鎌田選手、村上選手。菅沼選手は先日広報日記に登場してもらったので、今日は大卒2年目を迎えたこの2ショットに登場願いましょう。

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すでにお知らせしていますが、明日16日の17時30分から、HUB&チバテレさんのご企画により「ライジングレイソル公開トークショー」を開催いたします。村上選手に「明日は爆笑トーク頼むよ?」と頼んだところ、「そこはジローに任せます!」。いずれにしても普段から仲がいい2人ですから、お互いのおもしろいところや良さをいつも通りのコンビネーションで引き出してくれることでしょう。ライジングレイソル新MCの西谷綾子さんとは同年代ですし、若さあふれる楽しいイベント間違いなし!多くのご来場を心よりお待ちしております。

午後は、広報が3箇所に分かれてのお仕事となりました。桜林広報は、イヤーブックの取材で都内へ。自分はちばぎんカップやキャンプなどのリリース、ホームページの更新。

そして河原広報は、近藤選手の学校訪問に帯同。つくば市の竹園東小学校に向かいました。その模様はフォトギャラリーもごらんいただければと思います。数日前から「何を話せばいいかな??」と悩み気味の近藤選手でしたが、しっかりと話すことを準備していたそうです。5歳のときからサッカーを始め、怒られても通学の途中にいつもボールを放さなかったという少年時代。サッカーだけでなく勉強でも努力を続けての文武両道だったことは有名です。

「プロになりたいという気持ちをずっと持っていて、小中高とプロになる!と公言していました。みんなもまずは夢を持って、自分で考えて、行動して、努力し続けることが大切です。叶わないこともあるかもしれないけど、努力していく過程が人間として成長させる。何事もあきらめずに頑張ってください」。夢見る少年から、夢を与える青年へ。中学校時代のサッカー部の恩師と竹園東小で再会を果たすなど、近藤選手にとって自分を見つめる貴重な時間となったことでしょう。

さも、その場にいたかのようなレポートになってしまいましたが……でも、写真を見ればその光景が浮かんできますよね。「ぜひ日立台の試合を見に来てください」という子供たちへのメッセージが有言実行になるように。気が早いですが、故障を克服して、昨年の雪辱を果たす背番号3を心待ちにしましょう!

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2009年1月14日

ある冬の朝

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担当:河原 正明

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毎日寒いですね。特に朝は空気が冷たくキーンと張り詰めていますが、空は澄んで青空。
今朝のような朝の静けさは、ほかの季節には無い冬だけの光景です。
雪化粧をした富士山が日立台からもくっきり見え「縁起が良い!」といつも嬉しくさせてくれるのが冬の朝の好きなところです。

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今日もクラブハウスやピッチには自主トレをする選手の姿が。顔を隠しているのは誰?

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答えは菅沼選手。短いオフ明けでも体を動かしに日立台へ。

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近藤選手はボールを使ってのトレーニングも行っていました。

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古邊フィジコとのストレッチ!!!まるでモチのように柔らかいです!プロ選手には柔軟な身体が必要とされているのですが、これには写真を撮った桜林広報も大変びっくりしていました。

来週からの始動に向けて、年末に全選手に自主トレの筋トレメニューがトレーナーより年末に渡されています。内容は選手それぞれで違うのですが、フィジカルアップを「ぼちぼち本腰入れて」という選手が増えてきています。メディカルチェックも始まっており、OBRAなど基礎体力の数値テストももうすぐ。自分も年明けから体重&体脂肪計に乗っていないのですが(苦笑)、各選手体脂肪率や体重オーバーしないようコントロールしています。


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一方クラブハウスは新年度の受け入れ準備におおわらわ。今日は木村・假谷の両エキップメントスタッフがクラブハウスや倉庫の大掃除をしていました。選手だけでなく、フロントも含めて準備に追われる毎日です。

冷えて引き締まった寒さが続く毎日。木の穴や地中に、また水底に眠って過ごす生き物もいる冬という季節ですが、人間には冬眠はありません。もちろんレイソルにも。オフも動いているのは来るべき春に備えて。皆さんとお会いできるまであと少しです。それまでに我々もいい準備をしておきたいものです。
では今日はこの辺で。

2009年1月13日

大きな木

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担当:桜林 舞

オフ期間も今週中まで。来週22日(木)からは全体練習が、19日(月)からは合同自主トレがスタートです。それに先駆けて、今週末の18日(日)には新体制発表会・サポーターズカンファレンスが開催されます。

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3連休明けの本日、事務所でデスクに向かっていると、ランニングする選手の影がありました。いまやオフ期間中のデイリーレイソル(モバイルレイソルのコンテンツ)ですっかりお馴染みの北嶋選手に、杉山選手と小林選手の3選手が併走してのランニングです。大重広報がカメラを向けると手を振って笑顔で応えてくれました。3選手は徳弘メディカルスタッフのもとで、スタジアムをランニングすると、その後、永井選手と古邊フィジコと合流してリフティングゲームに興じていました。その脇では、南選手と大津メディカルスタッフの姿もありました。


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筋トレルームを覗くと、栗澤選手がバーベルと格闘中。「僕は、今日からです」と、左右に各20キロのウェイトをつけて、計40キロで肩慣らし。外から戻ってきた徳弘メディカルスタッフに「もう少し肩を前に出した方がいいよ」と指導を受けながら、所狭しと並べられた筋トレマシーンを少しずついろんな種類を行脚していました。本格的なトレーニングを始めるためのウォーミングアップといったところでしょうか。


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「退院してからはずっと来てますよ」と床マットに寝転びながら体躯をストレッチしていたのは大谷選手。本日リリースを出させていただきましたが、元旦の天皇杯決勝で左膝を負傷し、1月8日(木)に手術し、全治3ヶ月と診断されました。「だいぶ腫れも引きましたよ。こうなる予感はありましたけど、決勝ですからね。覚悟していました」。「左膝に体重をかけたらダメなので、今は松葉杖で移動しています。右足のつま先で全体重を支えるので、右のふくらはぎが鍛えられまくりです」とユーモアも交えて、小さくテープが貼られている左膝を見ながら話してくれました。様々な思いを胸に秘めて、今できることを着実にこなす大谷キャプテンでした。


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そして、筋トレルームにあるホワイトボードには、芸術的な絵が描かれていました。一瞬クリスマスツリーかと見紛いましたが、「HAPPY NEW YEAR」と添えられているので新年の挨拶のようですね。3色のマグネットをツリーに見立て、大きな木はニッコリと微笑んでいます。今季を戦う30数名の精鋭が、高橋監督のもとでキラキラ輝く様子を表しているのでしょうか。降り注ぐ2つの大きな星は、2つのタイトルの象徴かもしれませんね。本格始動まであとわずか。リーグ戦と、ナビスコカップと天皇杯と。あ、それだと星3つになってしまいますが…。夢は膨らむばかりです。

最後に告知です。
1月16日(金)17時半から、HUB柏西口店にて、HUB&チバテレ コラボ企画『ライジングレイソル 公開トークショー』が開催されます。昨年好評だったチバテレ応援番組「ライジングレイソル」とイヤーブックのコラボ企画が、今回はHUBさんにもご協力いただき公開トークショーという形で復活です。入場は無料です。ワンドリンクほどお買い求めいただいた方が、ゆっくりお楽しみいただけるかとは思います(笑)。鎌田選手と村上選手の今シーズンへの意気込みを聞きに、是非足をお運びください!

2009年1月 9日

レイソルにベテランはいません

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担当:大重正人

心配された雪こそ日立台には降りませんでしたが、非常に冷たい雨が落ちていました。今日も静かだった日立柏サッカー場を駆け抜ける黒い影が。北嶋選手でした。昨日はマシンを使ったランニングのみでしたが、「明日は走るよ!」との宣言どおり、一人孤独な走りに挑戦していました。「レイソルにベテランはいない!ってフルさんが言ってたからね」。オフの過ごし方を説いた古邊コーチのミーティング。身体を休めていい期間、若手は●日、中堅は●日、それからベテランは……「レイソルにベテランはいません!」。オーバー30の期待を一刀両断切り捨て、爆笑に包まれた年末を思い出します。

北嶋選手は市立船橋高校で、小林祐三選手も母校の中学校で3日から初蹴りに行ってきたそうで、「ほとんど休んでないよ!」とのこと。しかし、始動日はすぐにやってきます。今のうちだからできるトレーニングやコンディション作りもあるでしょう。天皇杯決勝から1週間しかたたないうちに、早くも今季への戦いが始まっています。

7日に挙式した永井選手の姿もありました。近藤選手や石川選手のブログに写真が載っていましたね。「奥さんと一緒に決めました。即決で!」という白を基調とした美しい会場。奥様がタレントさんですし、さぞかし華やかで思い出深い結婚式になったことでしょう。挙式から2日後というのに、早くもトレーニングに汗を流していました!改めて結婚おめでとうございます!!

さて、ここからはお知らせです。明日の千葉日報に大谷選手のインタビューが掲載されますので、是非ご覧いただければと思います。それから18日に行われる新体制発表会・サポーターズカンファレンスでぜひ聞きたいこと、知りたいこと、テーマにして議論してほしいことなど、引き続きメールで募集しています。fans@reysol.hitachi.co.jpまで、1月12日(月・祝)締切となっていますので、質問だけでなくご意見もどんどんお寄せ下さい。

次回の広報日記は13日の更新予定です。ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

2009年1月 8日

今日はネタがありません

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担当:河原 正明

みなさん明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年はお正月気分を味わうことが無いまま、年明けから新シーズンに向けての準備に追われています。選手・監督らへの取材申込はもちろんのこと、来る18日の新体制発表会&サポーターズカンファレンスや春季キャンプ、さらにはイヤーブックにDVDなどなど…。広報sだけではなくこの時期は、営業部隊も強化部も最繁忙期に入り、事務所も慌しい毎日です。

選手はオフに入って7日目ですが、早くもクラブハウスには何人かの選手の姿が。北嶋選手と小林選手、近藤選手は筋トレルームに現れ、徳弘トレーナーもまた来られていました。大谷選手もクラブハウスに顔を出したようです。短いオフ期間といっても体が資本の選手たち。「毎日来ているよ」とは近藤選手。どの選手も新シーズンに向けての準備に余念がありません。

今日の日記は短い上に、これといった写真もございませんがお許し下さい。では。

2009年1月 7日

明けました

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担当:桜林 舞

改めまして、新年明けまして、おめでとうございます。
元旦に国立で行われた天皇杯決勝戦から早6日。

松の内も本日まで。
とはいっても、5日(月)や6日(火)から仕事始めとなった皆さんも多いことと思います。
柏レイソルの事務所は、本日より仕事始めとなります。
お正月気分から抜け出して、新シーズンがスタートしました。

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事務所から見える日立台では、シートの個席化が着々と進行中です。メインスタンドの工事を終えて、現在はバックスタンドの改修に取り掛かっているところです。真新しい黄色に徐々に埋まる様子に気持ちが改まります。今季はどんな夢舞台が待っているのかと思いを馳せてしまいます。

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ピッチレベルでは、土壌の通気を良くするエアレーション作業が行われていました。エアレーターと呼ばれる車の後部には、フォークのような耕具が付いており、芝生の上からザクッ、ザクッと細かく目打ちしていくというものです。円柱形にくり貫いていくタイプもあるようですが、本日のものは穴を空けていくタイプのものでした。

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クラブハウスと練習グラウンドを覗いてみましたが、残念ながら本日は選手たちの姿を見ることはできませんでした。それもそのはず、今日は某所で永井俊太選手の結婚式が行われているため、強化部以下スタッフ・選手たちがお祝いに駆けつけている模様です。練習場は銀色のシートに覆われて、選手たち同様しばしのオフ。選手たちの負担を和らげるべく、ぬくぬくと芝生を養生中です。

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それでも、養生シートが張られた練習場の脇では、茶色になった野芝の上で、ユースの選手たちがウォーミングアップをしていました。奥のユース練習場でも、自主トレメンバーがユースコーチとともに練習を行っているようでした。太陽戦士の卵たちは寒さをものともせず、ボールを追いかけることに熱中していました。

昨シーズンが元旦まで続いていたため、今季の始動は例年より少し遅めとなります。ひさびさの広報日記ですが、選手たちの姿をお見せすることが出来ず、申し訳ありません。

1月18日(日)に2009年柏レイソル新体制発表会・サポーターズカンファレンスが柏市市民文化会館 大ホールにて18:45から行われます。

今季のサポーターズカンファレンスでも、河西晋二郎代表取締役社長、竹本一彦強化本部長が参加するパネルディスカッションを行います。より良いクラブにしていくために、そこで話合われる質問や疑問を募集しています。下記アドレスより、件名を変えずにご応募下さい。締切は1月12日(火・祝)となっております。
fans@reysol.hitachi.co.jp

そして、練習スケジュールに記載されておりますとおり、合同自主トレが1月19日(月)から行われますが、この日は施設休館日の月曜日となるため練習を見学していただくことができません。20日(火)から練習見学が可能となりますので、ご了承いただければと思います。そして22日(木)から本格的な2009シーズンが始動いたします。

今季も熱く激しい応援を、よろしくお願いいたします。

2009年1月 1日

ファイナル

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担当:大重正人

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120分の戦いを終え、報われなかった選手たち。準優勝の表彰を受け、元旦の冷たい風が吹き抜けるピッチへ。レイソルと入れ替わるように、チャンピオンチームがメインスタンドの中央で優勝の喜びに酔いしれる瞬間。自分たちが立つはずだったあの一角を、選手たちはじっと見つめていました。

石崎監督との3年間が
2008年シーズンが
そして第88回天皇杯が、今日終わりました。

特にこの12月から今日まで、レイソルがレイソルらしくあるために、選手とサポーターが一体となり、ものすごいパワーを生み出しました。今日の国立競技場は、まさしく日立台のごとくホームの雰囲気で、埋め尽くしたイエローのスタンド、岡山飛び入り応援団長の盛り上げ、そして「YES,WE CAN」の人文字。今日スタジアムに来た、両チームサポーター以外の観客に、そしてテレビを見ていた人たちに「柏レイソル」というチームの一体感を間違いなく印象付けたはずです。

この決勝という舞台で敗れる途轍もない悔しさ。選手をはじめ、レイソルに関わるすべての人たちが、その重さを手にすることができたのです。これは、かけがえのない我々の財産です。

そして、今日でチームを去る盟友がいます。ロッカールームで行われた解団式で仲間に言葉を送りました。
アレックス選手は「自分にとって、本当にいい1年間でした。最後までみんなと闘えたことを誇りに思います。本当にありがとうございました。」

ロビンソンGKコーチは「1年間一緒だった人、2年間一緒だった人、すべての人にありがとうございますと言いたいです。もっとチームを支えたり、足らなかったこともあって、今日優勝できなかったことに責任を感じます。でも、本当にありがとうございました。」

そして、石崎監督。「みんな良く頑張ってくれた。最後に優勝できなかったのは残念だけど、準優勝だって胸を張っていい結果。この悔しさを忘れず糧にして、2009年はもっと上位を狙ってがんばってほしい。3年間ありがとうございました。」

今日得た悔しさと、彼ら3人が残してくれたもの。
すべてを一滴残らず受け止めて、柏レイソルはもっと強くなれる。
もっともっとやれる。やればできる。「YES,WE CAN」

今シーズンも共に闘ってくださったサポーターの皆様、
今日という一日を胸に刻んで、共に歩んでいきましょう。
本当にありがとうございました。

そして、石さん、ホブソンさん、アレックス。
いつかどこかで会えるはずです。
心からありがとうございました。
みんなに幸運を。