担当:桜林 舞
本日は、柏市市民文化会館にて、2009年柏レイソル新体制発表会・サポーターズカンファレンスを行いました。18:15の開場前には、多くのサポーターの皆さんが会館前に駆けつけてくださっていました。今季への期待の高さが伺えました。ありがたいことに、当初夕方より雨が降るという予報はハズレに終わったようで、寒いながらも濡れる心配のない一日となりました。レイソルの日頃の行いが良かったからなのかな、と思ってしまう新体制の門出です。
18:45から始まった新体制発表会は、河西代表取締役社長、竹本強化本部長、高橋監督の挨拶からスタートしました。
竹本強化本部長からは、今季のチームスローガンが発表されました。ポルトガル語で「Pra Frente, REYSOL!!(プラフレンチ レイソル)」。英語でいうところの「For Front, REYSOL!!」。「?共に前に進もう?」の副題通り、「前に行こう、前進しよう」という前向きな姿勢、上昇気流を描こうという今季の意気込みが表されています。好きな言葉は「ポジティブ」と言っていた高橋監督らしいスローガンです。そして、サポーターの皆様とともに、今までのレイソルの歴史と共に歩もうというクラブの気持ちが盛り込まれています。
「優秀なスタッフと新加入選手を率いて、フレッシュな気持ちで、昨季より1つでも2つでも上を目指していきたい。最後まで諦めない、攻守の切り替えが早い、プレッシングサッカーという今までのレイソルの土台をベースにして、それにプラス、攻撃のバリエーションを増やした、アクションサッカーを目指していきたい」と高橋監督。
その後、井原ヘッドコーチとシジマールGKコーチが皆様の前に初めて立ちました。割れんばかりの拍手で迎えられた中、「新監督と共に、熱いクラブ、より強いチームを作っていきたい」と井原ヘッドコーチ。「練習はどこにいても変わらない。楽しく、厳しくやっていきたい」とシジマールGKコーチ。
そして、新加入選手の9選手が入場しました。大阪体育大学からは橋本 和選手。柏レイソルユース出身の比嘉厚平選手、酒井宏樹選手、竹富孝介選手、仙石廉選手、工藤壮人選手、山?正登選手。そして、一年ぶりにレイソルに復帰したアルセウ選手。ナイジェリアからはアデバヨ選手。
特にアルセウ選手の挨拶の段には、それまで以上の大きな拍手でサポーターの皆様から迎えられていました。「また日本でプレーすることができればいいな」と夢にまで見ていたというアルセウ選手。そのアルセウ選手にはちょっとしたハプニングが…。新体制発表会終了前に、監督と新加入コーチ、新ユニフォームを身にまとった新加入選手が上記の写真撮影を行ったのですが、アルセウ選手の背番号がこちらの手違いで間違っておりました。正しくは「6」となります。ご容赦いただければと思います。
そして、2年ぶりにユニフォームのデザインが変更されました。1stユニフォームは黄色、2ndユニフォームは白色は昨年同様ですが、太陽光が降り注ぐ様子をイメージした方から右襟元と肩から胸にかけての赤の軌道は、より強い印象を与えていると思います。ユニフォームのモデルは、昨年2桁ゴールをあげた菅沼選手、年々の成長が著しく選手会長としてもチームをまとめる石川選手。「より戦える感じがします」と菅沼選手。ユース出身の2人から後輩にひと言と問われて「僕がアドバイスしなくても、みんなしっかりしているので。でもプロの世界で揉まれて、これから戦える土台をしっかり作ってください」と石川選手。チームの顔に成長した2人の先輩の背中が、壇上に上がったユース出身選手には、より大きく見えていたことでしょう。
新体制発表会の後は、サポータズカンファレンスを開催させていただきました。河西代表取締役社長、竹本強化本部長、パネリストは司会進行兼務の桑原学アナウンサー、朝日新聞東京本社スポーツグループでサッカー担当の河野正樹さん、J:COM東関東のクラブ応援番組「REYSOL TIME」からはアッキーこと岡田亜紀さんの5人でパネルディスカッションを行いました。強化について、試合運営について、そして来場のサポーターの皆様との質疑応答。この模様は、後日公式HPにてアップさせていただきますので、今しばらくお待ちいただければと思います。
明日19日(月)からは、合同自主トレがスタートいたします。10時から行われる練習は、休館日にあたるため、一般の方には練習見学をしていただくことができません。大変申し訳ありません。明後日20日(火)からは練習見学が可能となります。なお、20日(火)と21日(水)の練習は10時からの午前練習のみとなっております。
最後にお詫びです。
本日の新体制発表会の入場時に、早い時間に並んでいただいた方と遅い時間に並んでいただいた方が同時に入場できる誘導がございました。こちらの不手際でご迷惑をおかけしてしまいました皆様にはこの場を借りてお詫び申し上げます。