今日の日立台
担当:大重正人
U-22のメンバー指定トレーニング。明日からの全体始動を前にして、今日はオーバーエイジ組のグラウンド練習参加は少なめで、ちょっとさみしい水曜日でした。しかしユース昇格組を中心としたトレーニングは今日もみっちり。古邊コーチの合図に従い、ピッチの外周をダッシュ&ジョグなどスピードの変化をつけて、18周。距離にして(105m+68m)×2×18=6228m。毎日当たり前のようにして走る選手たちですが、運動不足の我々からすれば、ものすごい距離ですよね。これがウォームアップなのですから、頭が下がるばかりです。
その後はハードルやポールを使ったダッシュ。そしてパス回しは5対3から、3対1へ。高橋監督に先日話を聞いたところ「簡単なミスをしないこと。ひとつふたつ先を考えたプレーを意識してほしい」という言葉がありました。このパスゲームの中にももったいないミスがあると、ゲームの合間に対面パスの基礎練習を入れるシーンがありました。課題はすぐに直そうという監督の意図が見えたように思います。
練習が終わると、クールダウンのジョギング。ルーキーの集団の中に、大津選手がいました。練習中には「先輩になると違うなぁ!」とコーチ達からゲキなのか冷やかしなのか、声がかけられていました。去年の今頃は高校生だったのに、プロとして1年を経て、先輩になったんだなと。ちょっと頼もしく見えたのは私だけでしょうか。
クールダウンを終えて選手たちがいなくなったグラウンド。しかし明るい声がまだまだ消えません。去年からずっと続いていたコーチ達によるボール回しは、今年も続いています。いつもの輪に高橋監督や井原コーチも交じり、木村&假谷エキップコンビも一緒になって。レイソルらしい変わらぬ『輪』です。1年間このメンバーでひとつになって戦っていくコーチングスタッフも結束を強めています!
さて明日から、チームが本格始動となります。午前中の結団式は見学いただけませんが、午後2時からは練習グラウンドでトレーニングが始まります。メンバーが変わり、また新鮮な気持ちで日立台にお越しいただければと思います。最後に、今日待ちに待った日本代表入りを決めた菅野孝憲選手、残念ながら明日午前から代表に合流になるため、日立台には来られません。。。3人の日本有数のGKに囲まれながらスゲらしい躍動的なパフォーマンスを見せて、岡田監督に猛アピールしてくれることを期待しましょう!