2010年11月30日

感謝

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担当:大重正人

今日で11月も最終日。J1昇格が決まり、J2優勝も成し遂げて、ホーム最終戦。3試合のホームゲームすべてでセレモニーを行えることなんて、そうそう体験できるものではありませんよね。3位以内が確定したFC岐阜戦で、初めて試合後のピッチに入りました。これまでは試合後30分ほどたって、ミックスゾーンで喜びが少し落ち着いた選手しか知りませんでした。でもあの日は、大きな目標を達成したこともあり、子どものようにはしゃぎ回る選手、そしてネルシーニョ監督やスタッフ、そしてサポーター皆さんの喜びに満ちた笑顔は一生忘れられない宝物です。

そして、ピッチから見るスタンド。選手たちは、これほどまでに身体をゆさぶる歌声と声援を受けてプレーしているのかと。感動や興奮や、身体のなかから何かが湧き立つような、とにかく驚きでした。レッツゴーカシワを歌うサポーターの皆さんと選手たちが築き上げてきた一体感、ほかのどのチームにも胸を張って一番だと言えるところです。今季は残り1試合、アウェイでのザスパ草津戦です。ただいま4連勝中、J2で一番の好調チームです。5月のホームゲームではレイくんの誕生日をお祝いいただいて、もちろん勝利は譲れませんが、試合後にスタンドから拍手が起こるような最終戦にしたいですね!

今日も職業体験の小学生が日立台にお越しくださいました。柏市立旭小学校の男子3人組です。ピッチのメンテナンスなどお手伝いいただいて、施設や練習の見学へ。そこへ桐畑選手が通りかかります。「パスがうまくなる方法? むちゃくちゃ難しいよ。オレ、キーパーだからなぁ。。。でもどんな練習でも一生懸命やることが一番です!」とお兄さんの模範的回答。澤選手も顔を出してくれて、短い時間でしたが交流できました。

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実は、その旭小学校に、明日「レイソルしま専科」で訪問します。村上選手とリンタロウ選手です。日本語が完璧ではないリンタロウですが、「最初と最後。途中もできるだけ日本語で話せるように頑張ろう!」とトレーナーの片上さんや木村通訳、宮本マネと一緒にスピーチの特訓です。今日来てくれた3人を始め、女の子たちはレイソルのホームページで2人を見て「カッコイイ?」と待ちわびているそうです(笑)。明日お会いできるのを楽しみにしています!

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子供たちとの交流の後日、色紙やお手紙など、ありがたい応援や感謝のメッセージをたくさんいただきます。先日のお手紙には、「体験で学んだのは『何事にも一生懸命にやり、一つ一つをキチンとこなす』です。洗たく物一つもキチンとたためば選手も喜ぶし、普段何気なく使っているものも、深く考えてみれば誰かが一生懸命やってくれているんだなと思いました。自分はこの1日だけですごく変わったと思います」。

クラブハウスでは祐三選手といろいろ話しあって、元気に楽しくお仕事していたんだと思っていましたが、実はこうやっていろいろ感じ取ってもらえたことは、クラブとしてすごく嬉しいこと。そして、日々の小さな感謝を忘れてはいけない、と逆に教えられました。当り前にある日常は、実は当り前じゃなくて、誰かの支えがあって成り立っている。祐三選手も「パンぞうさんへ」と書かれた一文を見て、いろんな力をもらったと思います。

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それにしても「パンぞうさんへ」ってかわいすぎです(笑)。心のこもったお手紙、本当にありがとうございました。これからもレイソルへの応援をどうぞよろしくお願いいたします!

2010年11月27日

感謝をこめて

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担当:大重正人

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まず最初に、今年1年間、日立台に足をお運びいただいたサポーターの皆様、スタジアムに来られない時もレイソルの試合をいつも気にかけて応援をいただいた皆様、いつも変わらぬご声援で柏レイソルを後押しくださいまして、誠にありがとうございました。

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試合の前に、今日は工藤壮人選手が、アジア大会に出場していたU-21日本代表遠征から元気に帰ってきました。多くのご支援をいただいてきた日立製作所から来場された、八丁地 隆 副社長様から花束と記念品の贈呈を受けました。「短期間のチーム作りのなかで、なかなかスタメンを奪い返すのが難しい状況、自分が出場した時は絶対にチャンスを決めてやるという気持ちでいました。メンタル的に厳しい時もありましたが、これからの人生のためのいい経験にしたいと思います。現状に満足せず、次の目標に向けて、どんどんアピールしていきたい。また『始まったな』という思いです」。

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彼の決意は、いきなり形になりました。リスタートは後半開始から、いきなりやってきました。左サイドの2列目という経験の少ないポジションでしたが、見事流れを好転させました。「昇格や優勝を決めるところにいられなくて、寂しかったですよ(笑)。ただレイソルと身体は離れていても、心はここにありました。」これまでの気持ちを思いっきりぶつけるような気迫のこもったプレーで、斜めにゴールに切れ込む動きからPKを獲得。その後もスルーパスへの動き出しや、球際での競り合いでファウルをもらったり、ゴールへ迫る動きなど、彼らしいプレーを見せてくれました。

PKをレアンドロ選手が決めたものの、数回にとどめていた相手のチャンスから失点。その後は、闘いのなかに身を置いた人が、想像をこえるほどに感情をたかぶらせ、試合は大きな波のなかに埋もれていきました。試合後、選手は非常に冷静に振り返りました。「サッカーは11人と11人が戦うもので、試合が終わるまでそうあるべきだし、そうあってほしい。そのためには、選手はもちろん、みんなが気をつけないといけない。ホーム最終戦、サポーターに勝つ試合を見せたかった」。ブーイングで終わる試合は、誰も望んでいません。

最後のセレモニーもどんな雰囲気になるのか、正直、気を揉んでいました。ただ感謝VTRを放映するなかで、去年の11月29日大宮戦から長かった1年があらためて蘇り、レイソルに関わるすべての人の努力が、大きな成果につながったことを共感できました。制作にたずさわっていただいた「オフィスて・ら」さん。構成や写真の選定、動画の撮影と編集まで、たくさんの人がたくさんの時間をかけて出来上がったVTRでした。

中心となって関わっていただいた方は「学生時代はずっと日立台にレイソルの試合を見に来ていました。こんな仕事ができるなんて、本当に嬉しいです!」先日お邪魔した編集ルームには、レイソルのレプリカを着た方もいらっしゃいました。「日立台の照明灯が見えるところに住んでいます。キタジが一言言うだけで、涙が出てきそうです」。レイソルへの愛情をもった方が愛情をこめて制作してくださいました。

そして選手たちが登場し「サポーターの皆さん、熱い応援ありがとうございました。J1へ行くぞ!!!」のところで、拍手が起こり、あらためて1年間を通して、いいシーズンを共に歩めたように感じました。そして、藏川選手がゴール裏を前にして「さあ整列、3、2、1、礼! ありがとうございました!」となんとも緩い感じで締めてしまったあたり、いつもの笑いあふれる我らが日立台を取り戻した時間でした。

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また、本日より発売いたしました『2010 Thanks Tシャツ』はスタジアム分、サッカーショップKAMO柏店ともに完売となりました。お礼を申し上げるとともに、ご購入できなかった皆様には深くお詫び申し上げます。なお、追加販売を予定しており、詳細が決まり次第公式HPにてお知らせいたします。何卒ご了承の程、お願い申し上げます。

また、明日午後1時より、クラブスポンサーである柏高島屋で、澤 昌克選手、茨田 陽生選手によるトークショーを開催いたします。Jリーグ中継でおなじみの桑原 学さん司会による、2選手との今シーズンを振り返るトークショーを開催します。急なお知らせとなり申し訳ございませんが、多くのご来場をお待ちしております。

残り、最終戦。ザスパ草津は、甲府、千葉と上位チームを続けて破っています。工藤選手は「来年に向けて、最終戦は本当に大事な試合になります」と変わらぬ闘志を燃やしています。チームは明日明後日とオフ、30日からの始動となります。12月4日のザスパ戦を終えると、5日は活動最終日。6日からはオフに入る予定です。残り1週間、今度こそ、勝って有終の美を!!

2010年11月26日

ホーム最終戦で有終の美を

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担当:河原 正明

 3月に始まった今シーズンも、残りあと2戦。この一週間で矢継ぎ早に今季のJリーグの趨勢も決まります。我々は3日前、幸運にもJ2優勝を飾ることができました。しかし、明日も試合。ホーム日立台にファジアーノ岡山を迎えます。
 最終戦はさまざまなイベントが用意されています。サポーターサンクスデー の他、日刊スポーツ「柏レイソル特集号」(タブロイド判12ページフルカラー、1部200円)を販売します。写真で振り返る2010シーズンをはじめ、来季に向けた全選手による「一言」コメントや、将来のレイソルを担う大津選手×茨田選手の若手対談などスペシャル企画が盛りだくさんです。いまクラブ事務所のスタッフで読んでいますが、みんな仕事の手が止まっています(笑)。社内でも読み応えバツグンと反響です!明日の試合会場での販売場所は、バックスタンド中央部分、東、北ゲート付近です。ぜひ皆さんお買い求めください!

 午前練習後に栗澤選手を呼び止めました。職場体験で来場している松戸市立小金中学生の生徒たちが、実は栗澤選手の「後輩」だということで急遽ふれあいの時間をお願いしました。突然の後輩たちの訪問にも関わらず快く引き受けてくれた栗澤選手。「俺、小学校も中学校ももう無いんだよ」実は本当の母校である小学校も中学校も統廃合で廃校になってしまっているそうで、小金中はもし今中学生なら通っているはずの学校です。それでも緊張している後輩たちにやさしく語りかけ、質問に答え、そして地元トークに花が咲きます。終わるころにはすっかり打ち解けていた6人、またの再会を約束して最後は記念撮影に!今度は試合も観に来てくださいね。


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 大谷選手はサッカーマガジン「論」の取材を。テーマはずばり「バランス」。残念ながら明日は出場停止ですが、今季ここまで全試合先発出場の大谷選手がピッチ上から見た今季のチームと自信の役割に、そして自分のプレースタイルの変遷などたっぷりと語っています。12月14日(火)発売号に掲載予定です!
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 今年最後といえば選手による招待事業「BtoJシート」も今回訪問した柏市立光ヶ丘中学校が今季18校目。小林祐三選手がサッカー部員にチケットを贈呈しました。
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 この活動、今年11月には通算で1,000人目を突破しました。一年目に招待された生徒たちも、早い人はもう大学生に。継続は力なり、と言いますが続けることで変化が見えてきたこと、変わらないものがあります。市内の中学サッカー部員は少なくてもほぼ全員が知っていますし、学校側の反応も年々高くなってきています。その一方で、プロ選手の訪問を受ける児童たちの驚きと尊敬の眼差しは何年たっても変わらないものです。一方では「来年は○○選手も入ってもらおう」とどうやら発案者の北嶋選手も活動拡大を画策中のようです。今年残念ながら行けなかった人も、次年度の活動を楽しみにお待ちください!

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 お知らせです。今季最後のファンクラブ会報誌「日立台通信」が来月発行されます。皆様からのお悩みに答える「ワタル先生」のコーナーも今年は次回が最後。今年の悩みは今年のうちに解決しませんか?ワタル先生への質問はメールでkoho@reysol.co.jp まで件名を「ワタル先生」として、どしどし送ってください。ペンネームもお忘れなく!

 最後に。今晩U?21日本代表の工藤壮人選手が、中国・広州から帰国しました。アジア競技大会で優勝、見事に金メダルを持って帰ってきました。クラブ初の金メダリスト誕生です!急遽ですが明日の試合会場で、何かしら皆さんにご報告ができるようにしたいと思います。
 また、今月はすでに2度のウイニングランをしていますが、明日も試合後にセレモニーを行います。もちろんその前には大事な試合があります。有終の美を飾れるように、どうぞホームで今年最後の日立台をたっぷりと楽しんで、精一杯選手たちを応援してください!

2010年11月25日

サンクスデー

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担当:大重正人

優勝の歓喜から、1日間のオフ、そして今日から土曜のファジアーノ戦に向けて始動しました。主力選手はランニングがメインの調整。連戦の中トレーニングよりもコンディション調整に重きを置いたメニューです。そのファジアーノ戦では『HITACHI DAY/サポーターサンクスデー』を開催します。今季も変わらぬ御支援をいただいた株式会社 日立製作所、並びに日立グループ各社のご協力を得まして、スタジアムをレイソルカラーの黄色一色にするため、HITACHIロゴ入りの『イエロービブスの配布』を実施いたします。

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そして、『2010Thanks Tシャツ』を発売します!J1昇格圏内を決めた岐阜戦、ゴール裏をバックにしてチームとサポーターみんなで撮影した記念写真に、『THANK YOU FOR YOUR GREAT SUPPORT!』を感謝のメッセージが入ったメモリアルTシャツとなっております。北嶋選手にモデルになってもらいました!すると「オレ、ナビスコの優勝Tシャツ持ってないんだよね。。。昔はこれから何回も優勝すると思ってて、買わなかった(笑)。今回はしっかり、記念で買いますよ☆」通常2415円のところ、岡山戦スタジアム売店に限り、会員・一般共に¥2,300で販売致します。夏T同様に人気商品となりそうですので、お早めにお買い求め下さい!

練習後、取材陣のなかに、なぜかこの選手。
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いつも誰かに絡んでいる水野選手、今日は記者さんに混じって、田中選手にインタビューです(笑)。「早めにJ2優勝が決まったあとの一戦になりますが、どういう心境で試合に臨みますか?」。記者さんからは「いいこと聞くねぇ?多分また聞かれるよ」とお褒めの言葉。田中選手や「本当に答えちゃっていいんですか?」と戸惑いながらも「チームは優勝しましたが、個人としてはまだまだなので、ゴールを決めたいし、チームに貢献するプレーをしたいです」。「ミズスポでした」とクラブハウスへ去る水野選手、今日もいいムードメーカーぶりを発揮してました。

ネルシーニョ監督への取材も増えています。昨日はオフでしたが、クラブハウスで取材対応。レイソルサポならおなじみの「GIANT KILLING」の別冊ムックextraのインタビューでした。主人公が監督ということで、Jリーグをはじめとする監督のインタビューが中心となった内容です。ネルシーニョ監督が培ってきたゆるぎないサッカー哲学、現代サッカーで勝つために不可欠の3つの要素、日本とブラジルの比較など、非常に深い内容となっております。写真撮影の映りを確認する編集の方は「いやぁ、海外の俳優さんみたいですよ!出来上がりが楽しみですね☆」来年1月21日発売予定です。また今日はエルゴラッソのロングインタビューも。こちらは近日発売予定ですので、改めて掲載日をお知らせいたします。

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このあとは、最終戦の感謝VTR編集に立ち会ってきます。少し早いですが、今日はこのあたりで、、、

2010年11月24日

自信を胸に還るべき場所へ!

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担当:河原 正明
 
 「幸せものだと思います」日立台の夜空に響いた藏川 選手の感謝の言葉。それはおそらく今夜ここにいた誰もが同じく思ったことでしょう。「ここにいて良かった」と。

 2010 J2リーグ、柏レイソルはおかげさまで優勝を飾ることができました。日立台でその瞬間を見届けた方、残念ながら今日この場にはいられなかった方、ホームタウンの皆さま、クラブスポンサーの皆さま、全ての柏レイソルを愛して、支えていただきました皆さまにお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 
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 J2頂点に押し上げたのは、藏川 洋平選手の左足弾。北嶋選手の折り返しを落ち着いて、迷うことなく振りぬいたボールは相手DFをかすめて、水色のゴールへ。今季初ゴールがスタジアムに歓喜をもたらします。
 この男、なぜか左足のゴールが多いのです。2006年J2第49節、迫る仙台を蹴落としたミドルシュートに、2007年小瀬で甲府サポーターを静まらせたボレーシュート...「Jリーグでのゴールは全部左足でしょ?(注:2006年J2第44節 対東京V戦@柏の葉では右足のゴール)」と思わず本人も勘違いするほど、印象的なのは利き足ではない左足。

 前節、鳥栖戦では後半86分、失点に絡んでしましました。試合後「あれは俺の判断ミス...」と凹んでいたものの最後に「今日みたいなことがないように、次のホームでしっかりと決めましょう!」と言い切ったのです。まさに有言実行、口の悪い人には自作自演?とまで言われていましたが、シーズンの最後にしっかりと大仕事をやってくれました!
 「降格でサポーターに辛い思いをさせてしまった。少しでも良い思いをしてもらいたかった」サポーターにも、選手たちからも愛されている男からのお返し弾なのでした。

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 攻撃だけでなく守備陣も完封で、チームの優勝に大貢献しています。攻撃陣とは違いなかなか目立ちにくいのですが、実は今日で今季14試合目の完封勝利。J2リーグ随一の守備は、今年一年を通じて大崩れすることはありませんでした。今日も古巣対決で冷静にゴールマウスを守り続けた菅野選手、シュートを打たれても打たれても、DF4人との連携が生みだす守りの壁は、まさに鉄壁でした。


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 極めて個人的な感想ですが、今日の試合は先日の岐阜戦と違い、胸が苦しいほどの緊張はなかったです。泰然といいますか、すごくリラックスして試合を迎えました。それでも、試合終盤に近づくにつれいよいよだな、と思うと急に思い出したようにビンビンと緊張が生じてきました。それを紛らわすかのように、試合終了後は選手たちと握手を交わしながらも、やはり頭の中は次に控える表彰式で頭がいっぱいに。ですから大谷主将が大東チェアマンより優勝シャーレを受け取った時、ようやくホッとした気持ちになりました。こうして日立台で選手、スタッフ、チームが今季の目標を達成できたこと、本当に嬉しく思います。これで正真正銘「優勝した自信を胸にJ1に挑戦できる(北嶋選手)」ことになります。

 そしてもちろんサポーターの皆さんにも。今日はおめでとうございます。明日も(もう今日ですが)仕事だ!と言う方は美酒もほどほどにください。まだあと2試合残っています。次節 土曜日の岡山戦ははホーム最終戦、まだチケットも残っています。サポーターの皆さんともう一回喜びを分かち合えます。ぜひ、スタジアムにお越しください!
 なお、トップチームは明日急遽オフとなりました。選手へ直接の「おめでとう!」は25日以降にお願いします。ではよい夢を!
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2010年11月22日

決戦前夜

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担当:大重正人

あと勝ち点2。明日の横浜FC戦は、J2リーグの優勝を決する大一番です。前節は、レイソルと2位ヴァンフォーレの結果に一喜一憂、足踏みもしましたが、またこの日立台で大きな目標達成を叶えるチャンスが来ました。11月7日の岐阜戦で3位以内を確定したように、この手で勝利を引き寄せて、レイソルサポーターの皆さんともう一度喜びをわかちあえるように。

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選手たちは、長い遠征を終えてもなお、明日火曜日、そして土曜日と連戦が続いていきます。疲れがないと言えば嘘になるでしょうが、優勝という大目標を目の前にして、気力は充実しているはずです。+
ネルシーニョ監督は「先週から、水曜、土曜、火曜と連戦が続いている。この2日間は、選手たちを休ませること、回復させることが第一だった。鳥栖戦では、ガンバ戦で長く出場した選手を温存したし、しっかり準備してきた。勝てば優勝という試合、そのことは十分認識している。ただ12月4日まで残り3試合という状況で、1試合1試合を今までやってきたサッカーを同じ気持ちでやることが大切。平常心で試合に入りたい」。

今日は2タッチゲームでの最終調整。ゴールもたくさん入り、笑顔とイジリが重なって、非常にいい雰囲気のチームです。ゲーム後には、思い思いの自主練へ。前節出場がなかったり短かった選手、林選手はトラップからシュートへ移る動きを、近藤選手はキックを繰り返し、ゲーム感覚をキープしようと感触を何度も確かめ、試合への準備を整えていました。

大谷選手は「横浜FCは90分走り切って、球際の激しさやボールへの執着心が植えつけられている。まずはそこで絶対負けちゃいけないし、どっちが先に一歩を出すか、ボールに触るか。1位でJ1に行くのと、2位で行くのは、周りの目も全然違うと思う。自分たちは『優勝して昇格しよう』という気持ちでやってきた」

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2年越しのJ1への思い、悔しさにまみれて、ゼロからやり直してきたレイソルが、大きな成果を得られるかどうか。「サポーターの皆さんと一緒に優勝したい」。これは監督、選手、チームみんなの思いです。その思いを叶えるため、明日午後7時半と遅い時間のキックオフではありますが、一人でも多く、日立台へ駆けつけてください。選手たちは皆さんの期待に応えてやってくれるはずです。レイソルの歴史に残る一日にしましょう!

2010年11月21日

Jユースカップ ベガルタ仙台戦

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担当:河原 正明
 
 今日の午後、日立柏サッカー場でJユースカップ 柏レイソルU-18対ベガルタ仙台ユース戦が行われました。すでにグループリーグ1位抜けを決めているU?18、スタメンは全て3年生の布陣で臨みました。
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 試合は開始早々に動きます。13分に中央でのパス交換から右サイドに展開、折り返したボールを峯選手が決めて早くもレイソルが先制。続く21分には峯選手のシュートのこぼれ球に仲間選手が詰めて早くも2点をリードします。
 ここで仲間選手がチームメイトを集めてボーリングパフォーマンスを!

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 見事に倒れました??でもこれをスタンドで観ていた茨田先輩は「並ぶならもっとちゃんとやらないと...バラバラですよ」とダメ出しを。それでも「3年生だけ11人でプレーする機会はなかなかないけど、絶対に楽しいですよ。自分たちもそうでしたけど、ずっと一緒にプレーしているのでね。今日は楽しそうにプレーできているので、相当に強いと思いますよ」と太鼓判を押していましたが、どの選手も伸び伸びとプレーしている様子がスタンドにも伝わってきました。
 
 その茨田先輩、後半からカメラマンにも挑戦。始まってすぐに山嵜選手が獲得したPKのシャッターチャンス!でも...なんと、ボールしか写っていない!!「自分には向いていないです」と即断念。その切り替えの速さがキミの良いところだね。
 
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 柏U?18は後半にも5点を奪って、結果は7?0の圧勝。すでに1位での予選突破を決めていましたが、12月の決勝トーナメントに向けて弾みがつきました。

 下平監督も「今日は3年生だけでスタメンを組んだ。長い選手だと今まで9年間レイソルで頑張ってきた。その思いを試合にぶつけてくれ、と送り出した。期待に応えて結果も、内容も出してくれたことには満足している」と思い通りの展開になったことに満足そうな表情を浮かべていました。
 しかし、今後については「次は決勝トーナメント。もっとフィニッシュの精度を上げないといけないし、守備の課題も見つかった。大勝の後だからこそ、一戦必勝の気持ちで決勝トーナメントモードに切り替えて臨みたい」と話すように、勝って兜の緒を締めて12月に臨みます。目指すは大阪・長居、悲願のカップを狙っていきます。

 さて、トップチームは試合出場組は軽めの調整となりました。明日の練習の翌日には横浜FC戦となります。優勝がかかった大一番です、まだチケットには余裕がありますので、お時間のある方はぜひスタジアムにお越しください。なお、明日・月曜日は施設休館日のため一般の方は練習見学ができませんのでご了承ください。

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2010年11月20日

フォア・ザ・チームで一歩前進

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担当:河原 正明
 
 11月とは思えない強い日差しに戸惑った今日、今季唯一の昼12時キックオフの試合。先制するも、結果は残念ながら残り5分で追いつかれてのドロー。勝利を手にすることはできませんでした。遠く鳥栖まで駆けつけてくださったサポーターの皆様、TVの前で応援いただいた皆様ありがとうございました。
 
 ここにきて想定外のけが人の多さと出場停止が、特にDF陣に重なりました。J2優勝まであと少し、この大事な試合に先発起用され、プロデビューを果たしのは渡部選手。「先発は一昨日言われました。それから試合前まで、『自分の持ち味をこうやって出そう』とイメージトレーニングをしていました。いざ出番となるとスタジアムにいるお客さんと、アウェイの独特の雰囲気で少し緊張しました。でも、サポーターの皆さんが一番最初に自分の名前をコールしてくれて。あれは嬉しかったですし、やるぞ!という気が増しました」と初舞台を振り返りました。
 また「パクさんと大谷さんには、試合中もずっと声をかけ続けてもらいました。特にタニさんは試合前に『迷わずに自分が選んだプレーをやれ。迷うと相手に見透かされるから。思い切っていけ!』と後押ししてくれた。思ったよりも集中して試合に臨めたのは周りのサポートのおかげです」と話していましたが、今日の試合実況の方も「プロデビューとは思えない落ち着きでしたね。実況ではベタボメしておきました(笑)」と話し、ネルシーニョ監督からも「緊張もあって、少しの判断ミスもあったが、全体的によくこなしていたと思う。テクニック、体力、戦術理解度も及第点だった」と評価を。タフな試合展開でも、いままで練習で積んできた経験が活きたデビュー戦でした。
 しかし、本人は「100点満点では50点。もっと出来たと思う」と厳しい自己評価を。それでも自身の課題も見つかったとのことなので次に出るときはさらにレベルアップしていることでしょう。まずはプロデビューおめでとう。
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 苦しい試合を救ったのはホジェル選手。「来ると信じていた」ボールが茨田選手から、迷うことなく「枠に入れることだけを考えた」シュートがゴール左隅に決まり先制点となりました。当たり前のように決めるあたり、ペナルティボックス内でのフィニッシュには相当の自信を持っています。
 でも、試合後には「自分のゴールは嬉しかったが、試合に勝てなくて残念。今日は先発のチャンスを掴んだが、自分は得点を取るためにここにいる。その点では結果が出たのでポジティブに考えている。だから、例え次節にサブメンバーに回っても必要とあらばいつでもゴールを決める準備はしている」とフォア・ザ・チームを強調していました。本当に今日は値千金のゴールでした。残り3試合でもホジェルゴールを見せてくれ!

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 さきほど柏に戻ってきました。今日の試合結果を確認すると、次節、横浜FC戦に勝利するとJ2優勝が決定することになりました。自力で、そして再び日立台で成し遂げられるチャンスです。
どの選手も「ホームでJ2優勝を決めたい」と話しています。大谷選手も「残り3試合、今いるメンバーで自信を持って闘うだけ。中2日の3連戦目だが、全員が闘えるコンディションに戻すことが大事。横浜FCは岸野監督の90分間走るサッカーで向かってくる」と話すように、明日はまずしっかりとコンディションを戻す必要があります。
 その上でチャンスをホームの利を生かしてモノにしたい。それには皆さんの後押しが必要です。まだチケットも残っています。夜遅い時間のキックオフとなりますが、優勝の瞬間を一人でも多くのサポーターの皆さんと日立台で分かち合いましょう!ぜひ、スタジアムまでご来場ください。

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 最後にお知らせです。明日の13時から日立柏サッカー場でJユースカップ 柏レイソルU-18対ベガルタ仙台ユース戦は開催されます。駐車場は開放しませんので、試合およびトップチームの練習見学にご来場される方は、自家用車でのご来場をご遠慮いただきますようお願いいたします。ユースチームもグループリーグ1位抜けを決めたとはいえ、トーナメントに向けた大事な一戦です。お時間のある方は日立台にお越しください。

2010年11月19日

あと4試合!

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担当:大重正人

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木曜日に選手たちは九州へ渡り、少し寂しい日立台でしたが、浦安中学校の6人が職業体験に来てくれました。留守を預かる假谷エキップのお仕事をお手伝い。クラブハウスに選手が少なかったこともあって、特別にクラブハウス内の作業でした。
まず女子3人は棚の中の選手ウェアを整理。男子はガンバ戦で使用し、大阪から届きたてのストッキングとスパッツを洗濯。

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その後用具倉庫のお掃除。そしてピッチの落ち葉拾いとライン引きをお手伝いいただきました。

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今日は珍しく女の子3人が参加。假谷エキップは「ガールズトークが凄かったです...」と圧倒されたようでしたが、朝から午後まで長い時間、本当にありがとうございました!

さあ選手たちは2日目の九州トレーニングをおこないました。先日のガンバ戦で退場となったレアンドロ選手の処分は「1試合」と発表され、次の鳥栖戦が対象となります。近藤選手も累積警告で欠くことになります。120分の延長を戦っての中2日、状況は簡単ではありません。ただ、自分たちの手で勝ち点6を獲得すれば、優勝というチャンスを迎えています。鳥栖戦に勝てば、優勝に王手となり、同日14時半キックオフの甲府が敗れるようなことがあると、J2優勝が決定します。まずは目の前の相手を倒し、残り4試合で2勝する。天皇杯は破れてしまいましたが、シンプルかつ大きな目標がレイソルイレブンには残っています!

土曜日の結果次第では、23日火曜日の横浜FC戦が大一番となるかもしれません。ホームゲームは残り2試合、柏ホームタウンデー、そしてJリーグPR部マネージャーの足立梨花さんがイベントに花を添えてくれます。恒例の太陽スポーツ新聞は、そのゲストのみなさんと撮影できるチャンスです? その1枚、11月7日でゴール裏をバックにして選手が喜びを爆発させた集合写真のなかに並ぶことができます!またモバイルレイソルのデイリーレイソルでご紹介しています。

2010年11月18日

日立台でできること

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担当:河原 正明
 
 大阪から日立台に帰ってくると、楽しそうな声が人工芝グラウンドから聞こえてきました。今日は第四回の『柏レイソル高齢者健康維持推進プログラム』レイソル「元気」「健康」教室の日。10月から始まったこの講座も今回が最終回。集まった22人の方たちが、コーチ陣の指導の下でサッカーボールを使っての軽運動をしていました。

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 元気良くシュートするトレーニングでは、当初コーチ陣が「惜しい!もう一度!」といっていた声が、回を重ねるごとにだんだんと「うまい!やられたー!」という声に変わっていきます。コーチたちも、受講される方たちも「上手くなっている」ことを実感できているので、さらに楽しく取り組む好循環になっていました。

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 最後のカリキュラムは近藤トレーナーによる自宅でもできるストレッチ講座。これが毎回かなり好評のようで、中には「1日3回、毎日やっていますよ」という方も。池田コーチと近藤トレーナーも親子のようですが、池田コーチらと参加者もちょうど親子くらいの世代。某コーチも「俺も実家に帰ったら親に優しくしないと」と言ったとか言わないとか。

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 楽しかった講座もあっと言う間の4回だったようです。参加者の方々からは「毎回ここに来るのが楽しみでした。4回では物足りなかったです」「今後も継続的にやってください」とうれしい声を寄せてくださいました。
 指導に当たったコーチ全員からもメッセージを。「皆さんはこの講座を通じて10歳から20歳若返ったといいますが、僕も5歳は若返りました」とは永井コーチ。どのコーチも自分たちも気づきを得たと感謝の意を表していました。最後は再会を約束し、一本締めで解散となりました。

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 「老若男女」という言葉がありますが、今日の日立台はまさにそのもの。講座のあとは入れ替わりにアカデミーの子供たちがサッカーボールを持ってグラウンドに飛び出していく。そういう光景が日常としてここにはあります。日立台だからできることは、まだまだたくさんありそうです。
 
 「今日のブログを楽しみにしているよ!」「息子に頼んでパソコンで見ますね」と声をかけていただいたので、写真を多めに載せてみました。皆さん、ご参加ありがとうございました!この笑顔が続きますように。またお会いできる日を楽しみにしています。

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 最後に今夜、BSジャパンで[サッカーTVプレミアム ] が本日23:00?放送されます!今日は先日取材の栗澤選手×小林選手の対談が放映されます。この番組の司会は宮沢ミシェルさん。それを聞いて習志野高校時代に、宮沢さんに指導をしてもらったことが「たぶんある」と言った栗澤選手。「えっ、たぶんなんですか?」と突っ込む小林選手に「クロスを上げて『ナイスボール!』っていってもらったと思う...」とどこまでも記憶があいまいなクリなのでした。そんな二人の掛け合いがどこまでオンエアされるか楽しみです。皆さんもお見逃しなく!

2010年11月18日

大敗から得る自信

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担当:大重正人

3回戦に続く延長戦。同じく一人を失い、持ちうる力のすべてを出し切った試合。しかし今日は、勝利という結果を得ることはできませんでした。現在J1で3位のガンバ相手に4-1のスコアは、いまの立場をそのまま表したもの、大敗かもしれません。前半開始から15分ほどは、ほとんどガンバのボールキープと攻撃、レイソルはクリアしてもつなげず、絶えず相手サイドバックが深く攻め込んでくるピンチが続きました。

選手の多くが「J1のスピードになれるまで時間がかかった。でも、そこからは自分たちのサッカーができた」と胸を張りました。攻め込まれても慌てることなくボールを跳ね返しつづけ、前半を0-0で折り返し。そして後半5分、レアンドロ選手のラストパスを、茨田選手が右足アウトにかけたシュート、これがゴール左隅へ巻くように決まるゴール。「初ゴールのときと同じぐらい嬉しかった!」とベンチへ一目散に駆け寄った気持ちがすごく理解できるほどのファインゴールでした。

その後もチャンスは作りました。決定機もありました。「決めるチャンスがあったところで、決めきれなかった。ガンバのような強いチームだと、逆にやりかえされてしまう」。延長まで持ち込まれ、PKでガンバが逆転。レアンドロ選手が退場して攻撃の核を失うと、勝利にこだわって果敢に攻めた結果、連続失点。4-1という大差がついてしまいました。

それでも、90分では1-1の同点。昨年の万博で0-4と大敗したレイソルからは、間違いなく成長がありました。大谷選手も「天皇杯の決勝の時よりは戦えたと思う」と振り返りました。J2所属でJ1チームと次々撃破していく下剋上ももちろん見たかったですが、J1の巨人の強さを目の当たりにして、通用した自信になる部分と力の足りない部分をあらためて体感できたことは、来年J1で戦うにあたって、これ以上ないプラスの材料です。レイソルは、まだまだ強くなれる。のびしろがある。

今季のレイソルには、J2優勝という大きなタスクが残っています。チームは明日午前に福岡へ入り、木曜金曜とトレーニング。速くも土曜日には鳥栖戦が待ち受けています。近藤選手が累積警告で、レアンドロ選手が今日の退場による処分で出場停止です。リハビリ中の選手を除いて、選手・スタッフのほぼ全員が福岡へ合流します。ラスト4試合、まさにチームの総力を挙げた戦いに。今日サポーター皆様の期待に応えられなかった分、リーグ戦で取り返してくれると信じています!

2010年11月16日

やって出来ないことは何一つない

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担当:河原 正明
 
 2009年1月1日、タイトルまであと一歩まで迫った。しかし、所定の90分を過ぎてから、相手はしたたかにゴールを奪って行きました。あれから約2年、明日は天皇杯4回戦 ガンバ大阪戦と再戦です。メディアの注目は「一年間待ちに待った試合」と古巣対決となるパク選手。「勝ちたい気持ちは強いが、それが強いといいプレーができない。イ・グノ選手とは何度も対戦している。他の選手より警戒しないといけないが、彼だけではなくチーム全体のレベルが高い。いつも通りで臨むと、精神的に強くないと負かせない相手」と荒ぶる気持ちを抑えて話していました。

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 ネルシーニョ監督も警戒をしながらも「ガンバ大阪は、選手個人の技術も高く経験値も高いチーム。中盤から前線にかけての動きの質や決定力が高く十分注意しないといけない。相手も攻めてくるので、我々もしっかりと守備をしなくてはいけない。それでも必ずチャンスは来る。うちの選手たちには、自分たちの力を見せる良い機会。(ケガ人などで)今いる選手たちで、助け合ってやらなければいけないことが出来ているので心配していない。やることは変わらない。それでも私は目標を達成できると思うし、選手たちを信頼している。」とあくまでも自分たちのサッカーで闘うというコメントを残してくれました。
 
 北嶋選手も「天皇杯だからといって気負い過ぎず、リーグ戦の流れの中で普段通りに闘うだけ」と平常心を強調しています。キタジに延長もあるかも?と水を向けると「120分もありだね。こっちは体力的には自信あるから!」と言うように、神戸戦同様チーム全員で勝利をつかみにいきます。
 
 ガンバとは今春のグアムキャンプで2試合練習ゲームを行いました。1試合目は1?2で敗戦。2回目の対戦では前半に0?3とされてしまう苦しい展開でした。しかし、その試合で印象的なのは小林選手が発した「この流れを持ち込むな!」という強い言葉。「4点取って勝つ」交代出場した選手は全員が本当に試合に、ゴールに飢えてギラギラしていました。そしてもう一つは、後半アディショナルタイムに林選手が30m近い距離のフリーキックを左足一閃でズドン!と決めたこと。有限実行で後半に4点を奪い逆転勝ちしたのです。そう、やって出来ないことは何一つないのです。

 明日も「間違いなく今季一番強い相手(大谷選手)」に苦しい試合になることとなるでしょう。しかし、我々も勝機は見出せるはず。ただ今のレイソルは「全員が自信もっているから、簡単に負けないよ(パク選手)」。絶対に勝ち上がる、この思いが強い方が勝ち名乗りを上げます。根拠はないですが、大丈夫です。選手たちを、指揮官の采配を信じていきましょう。
 明日はTV中継はありませんが、モバイルレイソルの速報で朗報をお待ちください。では大阪に行ってきます!

2010年11月15日

小林祐三25歳

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担当:大重正人

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強烈な夏の日差しをさえぎって、セミたちのここちよい住み家になっていた日立台の木々たち。今日は11月15日。夏から晩秋へ、新緑から赤く燃え尽きるように舞い落ちた赤い葉が、イベントスペースを赤く染めていました。まるでレッドカーペットのようです。チャンピオンだけが歩むことを許される王道をめざし、今日はガンバ戦へ向けての非公開練習。一発勝負のトーナメント、何が起こるかわかりません。今季も甲府が0-3から逆転勝利したり、先日の高校サッカー福岡県予選で、「21-20」という果てしないPK戦が繰り広げられました。ネルシーニョ監督以下、選手たちは身の引き締まる空気感のなか、起こりうる事態を想定し、みっちりと準備を整えています。

11月15日、小林祐三選手には、思いがけない朝が待っていました。
「朝クラブハウスに来たら、ロッカーにおいてあったんですよ?」。
そう、今日は祐三選手の誕生日です!

練習後、お昼を食べに食堂ピアノへ向かうと......
「アムロ・レイ」がご飯食べてました(笑)
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愛すべき先輩・藏川選手からプレゼントされたのは、祐三選手が敬愛する人気アニメ「ガンダム」の主人公、アムロのパイロットスーツでした。「写真、3パターンは使ってくださいよ?!」というリクエストに応え、今日の主役のお祝いということで、、、

正面から、斜めからの全身ポーズ、
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そして凛々しい表情アップ☆
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アムロの有名なセリフになぞらえて『「祐三、行きまーす!」って』感じかな?』と聞いてみると、彼のスイッチが作動し「やっぱりそのセリフが有名だと思うんですけど、その当時のアムロは17歳なんですよ!まだまだ若くて、年上の人がいっぱいいたから『行きまーす』っていう丁寧な口調なんです。僕はもう25歳でバリバリやらないといけないし『小林祐三、出る!』『小林祐三、出るぞ!』って言う気持ちなんです!」。今から言うこと、きっちり書いてくださいねと念押しされましたが、彼の切なる思いをすべて伝えられた気がまったくしません(汗)。間違いや補足があったら、ブログやツイッターでフォローしてください、パンゾーくんよろしくです。

ツイートするアムロ。
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人の輪が解けて、さみしげな背中のアムロ。
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というわけで仲間からとびきりの祝福を受けて、25歳になった祐三選手の思いは、彼のブログにしっかりつづられていますので。こちらもぜひ一読ください?。明日は9時スタートのミーティング後、短めの午前練習を終えて、大阪へ。水曜の試合後は、そのまま福岡へ移動して、土曜の鳥栖戦に備えます。日立台に戻ってくるのは21日日曜日となります。選手に一目会いたいという方、明日朝は今季一番の寒さが予想されていますので暖かくして、ご来場ください。

2010年11月14日

頂に向けて

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担当:河原 正明

まずは今日、日立柏サッカー場で行われましたJユースカップ 対ヴァンフォーレ甲府U‐18戦から。
 「前回アウェイでの対戦ではしっかりとブロックを作る守りを崩せなかった。その反省もあり、今日は自分たちで動いて、仕掛けて攻略して崩そうと話していた(下平監督)」。その狙い通りに前半立ち上がりから相手にペースを握らせずにゲームをコントロールしていきます。前半に先制することができたこともあり、後半は相手も前がかりに来た裏のスペースを突いてカウンターが何本も出されます。後半だけでもカウンターで3得点、セットプレーで1得点と足の止まった相手を圧倒しました。試合終了直前にはゴールラインを割ったように見えた惜しいシュートもありましたが、結果は5?1と予想外に大差がつきました。
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 これで決勝トーナメント進出が決まりました。下平監督もまずはホッとした表情を浮かべていましたが、「決勝トーナメントの相手はBグループのどこになるかはわからない。でも今日以上に相手も強く、これまでのようにはうまくいかない。もっとフィニッシュの部分や、試合の入り方や終わらせ方など、課題をクリアしていかないといけない。今日も余計な失点があった。ゼロ点に抑えないといけない展開だった」と課題を口にします。
 それでも今のチーム状態には相当の手応えを感じているようです。「夏以降にかなり選手層が厚くなった。今は誰が試合に出ても遜色ない。下からの突き上げがあるからこそ、レギュラー陣はポジションを奪われないようにがんばるし、いい関係で切磋琢磨できている。」
 今夏の全日本クラブユース選手権ではトーナメントを勝ち上がり、決勝まで進みました。今回は再びタイトルに手が届くところまで進めるのでしょうか?下平監督は「あの時は『層の暑さ』よりも結束力で勝ちあがった。今回は結束が高いだけでなく、底上げができている」と自信の程をうかがわせます。次節はまたホーム・日立台で戦えます。21日(日)にベガルタ仙台を迎えての一戦になりますので、応援よろしくお願いいたします。

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 トップチームでは栗澤選手と小林選手がBSジャパンのサッカー番組「サッカーTVプレミアム」に出演。10月より始まった同番組には、両選手がレイソルで初の出演となります。
まずは、今季を振り返る話からスタートを。「責任のあるシーズン、ここまでは苦しかった」まじめに振り返る栗澤選手。一方の小林選手にはある目的が。「俺は今日、本当のクリさんの姿を世間の人に知ってもらいたいんです!」。
 最初はイスに深く腰掛けて、じっくり応対していた栗澤選手ですが、ある質問を機に一気になにかが弾けたのか、取材する人に禁断の質問返しを連発。「だって俺、それがわかんないだもん」。それ以降はクリの独壇場。そしてクリが何か話すたびに笑いをこらえるパンゾー。いつのまにかイスから身を乗り出してノリノリのクリは、スタッフに向かって「もう終わりでいいの?」。

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 今季残り試合の戦い方から来季のJ1復帰に向けて、そしてさらにはチームメイトの裏話まで話が多岐にわたりすぎました。果たして編集でどこまで使われるのかが心配です。でも、おかげで番組の準レギュラー枠がもらえるかもしれません?
それでも最後は「ここまで来たら絶対にJ2優勝!(栗澤選手)」「いい形で終わることが、来季に良いスタートにつながります(小林選手)」と締めてくれました。番組は18日木曜日夜10時からオンエアです!

 さて、先ほどヴァンフォーレ甲府が栃木SCに勝利し、今季のJ2リーグ3位以内が決定しました。甲府のみなさん、おめでとうございます。トップチームは今年2戦2引き分けでしたので、来年J1で勝負をつけましょう!
 レイソルのJ2優勝には、残り4試合で勝ち点を6以上取る必要があります。もちろん譲れませんが、まずは天皇杯・G大阪戦に集中していきます。二つの頂まで、あとそれぞれ4試合。トップだけでなくユースも目指すはJユースのタイトルです。サポーターの皆さんも応援よろしくお願いいたします。

2010年11月13日

深まる連携

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担当:大重正人

いつもは華やぐ土曜日のJリーグですが、今日はACLの決勝戦が行われるため、J1・J2の全試合が日曜開催。そして我が柏レイソルの第34節はお休みと、ちょっと静かな土曜日の午後です。日立台では、打倒ガンバに向けて、今日も2時間以上の長いトレーニングが続いていました。

4対4のゲームトレーニング。MF選手チームのプレーに目を惹かれました。レアンドロ、茨田、大谷、栗澤の4選手です。ボールをつないでじっくりとキープし、縦パスが入ると、一気にスピードアップ。スムースに絡む3番目、4番目の動きが連なり、ほとんどの攻撃がシュートで終わります。ボールを奪われても、栗澤選手のボールチェックに始まり、攻守の切り替えが速い!ポジショニングの妙で次々とレアンドロのカウンターも決まる。

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5月30日のザスパ戦から3試合はこの4選手が同時に先発出場して3連勝。9月19日の千葉戦から茨田選手が先発に名を連ねて、再結成となったこのカルテット。出場停止が相次いで、一人欠ける試合もありましたが、試合を重ねるごとにお互いの特徴をさらに理解し合い、見事なコンビネーションが熟成。そしてここに左足のキックが変わらず好調の田中選手、徐々に復調している大津選手といったアタッカーが加わるポジション争いも激化しています。17日のガンバ戦、対するは遠藤、二川、明神、橋本、ルーカス選手といったJ屈指のミッドフィールダー陣です。レイソルが誇る中盤がいかに伍するか、試合を動かす大きなキーポイント。彼らの奮闘を願わずにはいられません。

午後からは、J:COM「レイソルタイム」の収録に、酒井宏樹選手が登場しました。柏出身の酒井選手、「家族もいつも欠かさず見ていますよ!」となじみ深い番組から声がかかって笑顔がこぼれます。司会の岡田亜紀さんは昨年のふれあいタイムでお話した内容を引き出しながら、今季の成長の秘密をさぐっていきます。「初先発のジェフ戦は本当に緊張しました。試合前サポーターの皆さんにあいさつにいって、応援コールをしてもらって、改めてこの試合の大事さを感じて、気が引き締まりました」。

恒例のマジックボックスの登場には「うわぁ...、一発芸だけはイヤです」。
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「実は中身4つとも一発芸じゃないんですか??」と意外に用心深い一面も見せてくれました(笑)。放送は12月1日からとなります。
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図らずもDF陣に負傷が相次ぎ、ガンバ戦の次の20日鳥栖戦は近藤選手が出場停止となります。4つのDFポジションすべてでプレーできる彼の存在は、日に日にチームでも大きくなっています。全体練習後には監督からのマンツーマン指導も。J2優勝へ向けて残り4試合のキーマンのひとりです!!

2010年11月12日

今日も取材ラッシュ!

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担当:河原 正明

更新が遅くなりました。週末に試合の無い金曜日は実に久しぶりです。各メディアからの取材もここぞとばかりに詰め込んで、来週からの連戦に備えます。広報担当はいまが勝負時です?今日の取材はこの人からスタート。

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 フジテレビのCS放送「プロサッカーニュース」からご存知、青嶋アナウンサーが井原コーチの取材に。何を隠そう井原コーチは同番組の記念すべき第1回から100回以上同番組にレギュラーとして出演。久々の「古巣」への登場だったのです。
その青嶋さん「レイソルがなぜ今季最小失点なのか、DF陣のヒミツを『アジアの壁』から聞き出しに来ましたよ」。久々の日立台にテンションが高めだったのか「もう、特別版にしましょう!」とディレクターさんにもお構いなしに30分以上話すこと話すこと(笑)。しかも驚くなかれ決して軽くはないカメラを持ちながらです!そういえば澤選手やフランサ選手の時も長かったです。

 そんな青嶋アナ、先日実況されたナビスコ杯決勝戦の話題になると「元レイソルの選手たちが本当に頑張っていましたよね。特に菅沼選手はキレキレでしたよ!でも、そういう選手が抜けても今季のレイソルはJ2では強かったですね。来年はJ1に戻るわけですから、そろそろ代表選手を送り込んでください。J1とJ2でメディアの露出は違うけど、さらに代表選手がいるといないとでは注目度が違いますよ」と注文が。もちろんそのつもりです。ぜひ、来年はナビスコ杯でも実況よろしくお願いします。なお、この番組は22日(月)にCSフジテレビONEで19:00?放送予定です。
 個人的には往年の名番組「セリエAダイジェスト」ネタがツボでした。生でマルカトーレ青嶋節での「トバリエリのムカデ隊長!」やら「ビアホフー!」が聞けたのは最高でした。判る人しかわからないマニアックなネタですみません(笑)。

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 ネルシーニョ監督は雑誌「Number」の取材を。外国人監督の見る日本をテーマに約1時間に近くの長編インタビューに。最近は奥さんに「もうすっかり日本人よね」と笑われるほど日本の慣習や、考えなどが身にしみているそうです。初来日の読売ヴェルディ時代から、日本で3クラブ目となるレイソルでの挑戦まで、監督の目から見た日本サッカーの変化について深く話した硬派なインタビューでした。こちらは12月初旬発売号に掲載予定です。

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 北嶋選手はチバテレビ「Rising REYSOL」に出演。あや吉との掛け合いもバッチリ?おめでとうトーク一色と思いきや意外と「まじめに話してしまいました」。今日も練習後に遅くまで井原、布部両コーチと話し込んでいたキタジ。周囲の声とは別に闘っている選手たちは次の天皇杯にしっかりとターゲットを絞っています。オンエアは28日(日)です!

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 最後は渡部選手。今日は学校訪問「レイソルしま専科」で柏市立松葉第一小学校を訪問し、6年生 97人を前にトークをしてきました。林選手が急遽不参加となり「俺一人かー??」と不安がっていましたが、永井強化スタッフも同行し、児童とのコミュニケーションもバッチリで、二人で盛り上げてきたそうです。
 なお、この写真はエルゴラ田中記者からお借りしました!ご提供ありがとうございました。
 
 明日は試合の無い土曜日、練習見学も可能ですので、お時間のある方は日立台にもお越しください。明日も明後日も取材が続きます・・・では!

2010年11月11日

11

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担当:大重正人

今日は11月11日。世間的には、有名なお菓子の「 ポッキーの日」だそうですが.........実は「サッカーの日」だとご存知でしたか!? 北嶋選手らのスパイクを提供しているスポーツメーカーのミズノが申請して認可されたものです。サッカーは「11人と11人で戦う」という由来から、また「11・11」と表記した時に、両足とボールに見えるという意味も込められているそうです。ちなみに「日本記念日協会」という団体があって、73500円を支払って認められると、団体でも個人でも新しい記念日を作ることができるそうですよ。と、かなり話がそれましたが......「1」がきれいにならんだ、今のレイソルにぴったりの日ですね?。

先日の岐阜戦で、『芸術の秋!2010レイソル写真展』を開催しました。今季レイソルのベストショット45枚に700人以上のプレゼント応募をいただきまして、誠にありがとうございました。どの写真に人気が集まったのか??興味がありますよね!イベント担当が集計しましたので、ベスト3をご紹介します。

まずは、第3位!
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第13節徳島戦の「タケ、涙の初ゴール」です。今季最多の6ゴールが決まり、お祭り騒ぎとなった一戦。茨田選手、工藤選手が2ゴールずつを奪って迎えたロスタイム。65分からプロ初出場となった武富選手にも、ロスタイムになってビッグチャンスが訪れ、1本のシュートを見事ゴールゲット。仲間の祝福に思わずこみあげたようで、大谷、小林という先輩から「何、泣いてんだよ?」とばかりに笑顔でくしゃくしゃにされる、とてもハッピーな1枚です。

続いては、第2位!
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第31節熊本戦の「復活!大津祐樹」。背番号が14に変わり、心機一転、大きな飛躍を誓った1年でしたが、相次ぐ故障に見舞われ、苦しいリハビリの日々が続きました。7月以来、3か月ぶりの公式戦出場は、いきなりの先発出場でしかも90分フル出場。100%全開とまではいきませんが、時折見せるドリブルはスタンドをおおいに沸かせ、レイソル屈指のドリブラーの復活記念日となりました。

そして、第1位は...
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第3節福岡戦の「パッカくんとの集合写真」。日立台がモデルになった人気サッカー漫画、ジャイアントキリングとのタイアップで開催した「カレーパーティー」。カッパのマスコット「パッカくん」が2次元の世界から、実際のサッカー場に飛び出してきた初披露の日にもなりました。行く先々でカメラを抱えたサポーターに囲まれて、その人気にレイくんもジェラシー!? パッカくんと触れ合えるなんて、そんな夢を叶えてくれたジャイキリ関係者の皆様、講談社の皆様、本当にありがとうございました。またいつか、あんな楽しい一日に出会えますように。

今日は午後から取材の2本立て。サッカーダイジェストでもレイソル特集が組まれることになりました!まずはレアンドロ選手から。背番号11にちなんで、「11の質問」に答えました。普段は物静かで表情が崩れないレアンドロですが「ゴールパフォーマンス」の話題になると「応援してくれる大切な家族に向けて、自然とやっています」と表情が崩れます。そしてもう1本は「キタジ×ドゥー対談」。チーム内では在籍年数のワンツーコンビ、レイソルのことならなんでも知っている2人が、今季のレイソルの戦いを振り返りました。再来週の火曜日23日の発売予定です!

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12日金曜深夜0時55分スタートのTBS「スパサカJ」では、岐阜戦の模様も放送される予定です。場内一周時の模様は「キリハタカメラ」にてお送りしますので、こちらも見逃せないですよ!その他、テレビの取材も少しずつ増えておりますので、また決まり次第お知らせいたします。

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2010年11月10日

切り替え

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担当:大重正人

日曜日のFC岐阜戦。
どれぐらいスタンドが埋まるだろう?どれぐらい報道陣が来るんだろう?どれぐらい選手たちは喜ぶんだろう?どれぐらい日立台が盛り上がるんだろう?
先週の頭は、勝手にいろんな心配をしていたんですが、まったくの取り越し苦労でした。ホームエリアはいっぱいで、報道陣の数はものすごく、月曜の新聞はどこもレイソルだらけ。これまでの苦労が報われた選手たちの歓喜は、ともに歩んだサポーターのエネルギーが融合して、あの日曜日、日立台は日本一輝いたスタジアムになりました。

日立台は、各所でいろんな祝賀ムードです。
ロビーには、スポンサーや関係各所の皆様から贈られた花でいっぱい。かぐわしい香りに包まれます。
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柏の街から消えたというエルゴラッソ。今日発売号にもレイソル特集が。栗澤選手が楽しみに開きますが......
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「オレ載ってないじゃーん」......エルゴラ田中さんがアワアワ。。。菅野選手のインタビューに、昇格特集の合計4ページですよ!
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ピアノのランチにもお姉さま方々からのお祝いメッセージ...
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1日遅れバースデーゴールの大谷選手には、改めてのバースデープレゼント。「オレとジュンヤとサカイ、みんなおんなじポーズなんですよ!(笑)」
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今季の快進撃が多くの皆様に支えられたものであると、改めて身にしみています。本当に多くのご支援、誠にありがとうございます。この大きな山を乗り越えた選手たちには、早くも次なる目標があります。今日からトレーニングがスタート、17日の天皇杯ガンバ戦から、20日鳥栖戦、23日横浜FC戦、27日岡山戦とミッドウィークも戦う正念場の4連戦です。練習見学された記者さんも「もっと安堵した雰囲気かと思いましたが、すっごく引き締まっていて驚きました」と祝賀ムードから戦闘モードに切り替わっています。

ガンバ戦に向けて特別な思いを秘めている選手のひとり、パク選手です。「戦える日を待っていました。これまで自分たちが継続してきたサッカーができれば、ガンバ相手にも戦えると信じている。ガンバではあまり活躍できなかったので、柏で成長した姿を見せたい!」。J1昇格圏をホームで決めた勢いをそのままに。そして14日の34節がお休みな分、十分な休養と調整を積んで万博へ乗り込める、これ以上ないシチュエーションです。今日から来週火曜まで、最大のチャレンジに向けて闘っていきます。

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2010年11月 7日

帰還

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担当:河原 正明

 今日の岐阜戦で勝利することができ、来季J1昇格圏の3位以内を確保することができました。まずは、これまでご声援いただきましたサポーターにクラブスポンサー、そしてホームタウン自治体の皆様に厚くお礼申し上げます。おかげさまで、二度目のJ1帰還を果たす権利を得ました。
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 試合は、予想通りじれる展開。相手もレイソルの2トップをしっかりとマーク、玉際ではハードな当たりの肉弾戦で、主導権を簡単には握らせない戦いを仕掛けてきました。前半は無得点のまま終了。ハーフタイムに「相手の戦い方に乱されるな。力ずくで攻めるだけでは、自分たちのペースにもっていけない。俺らはやり方を変えないぞ!」と監督から冷静になるよう指示が飛びます。

 そして、後半は前半と変わって狙いどころをじっくりと攻め立てて、相手を揺さぶります。待望のゴールは25分、キタジが2000年シーズンを彷彿させる「日立台男」ぶりを発揮し、林選手からの「折り返し」を飛び込んで先制ゴールを「奪い」ました。惜しくもアシストとなった林選手も「あれは(そのまま)入っていましたよ。でも、あそこまで詰めていたキタジさんだからね」と笑顔で話してくれましたが、今日も今季終盤にきて好調の2トップでゴールを決めてくれました。

 林選手の2アシスト目は、昨日誕生日を迎えた大谷選手のバースデーゴールに!「いままで誕生日の試合にいいことがなかったので」という過去を払拭する豪快な一撃をねじ込んで、これで勝負あり。最後はホジェル選手がPKを奪取。これにはベンチの選手たちも「隠れアシスト王だよ」と大賞賛。これをレアンドロ選手が冷静に決めて、チーム得点王となる11点目。スコアも3?0となりここで試合終了。笛の音がなった瞬間に、光に包まれたスタジアムが歓喜に沸きました。
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 今日の勝利は、最後にピッチに揃って出てきたチーム・スタッフ全員に、今日まで共に闘っていただいたサポーターの皆様の力のおかげです。さらに言えば、今は袂を分かちこの場にはいないけど、今季途中まで共に戦ってきた選手たちも。今季はフランサ選手の2ゴールで勝利した大分戦からスタートしたのですから。
 そして忘れていけないのが工藤選手。今は中国の地で、明日のアジア競技大会の初戦に備えているのですが「その場にいたかった」と非常に残念がっていました。それでも「ネットでチェックしているので、すっきり勝って欲しい!」との願い通りでした。工藤選手もこれで明日はスッキリとした気分で暴れてくれることでしょう!

 久々の報道陣の数の多さと、試合後の混沌とした状況に会見とインタビューリクエスト、さらには取材対応...今日はほぼやりきったと思います。
 今夜はすでに放送されたスカパー!「Jリーグアフターゲームショー」には北嶋・近藤・小林・林選手が出演、その他テレビ朝日「やべっちFC」にフジテレビ「すぽると」でも特集を組んでくれますので今晩チェックを忘れずに!
 その他、明後日火曜日発売の週刊サッカーマガジンでは、急遽北嶋主将の手記も追加掲載決定!名実ともに昇格記念号になりました。お早めにお買い求めくださいね!

 残り4戦+天皇杯となった今シーズン。「チャンピオンとなって、正面から堂々とJ1に乗り込みたい(ネルシーニョ監督)」のためにも、更なる高みを目指して次の戦いへ。次は天皇杯・G大阪との一戦です。来年は同じカテゴリーで戦う相手に挑みます。
 明日・明後日はチームがオフとなります。一区切りをつけて、水曜日からまたご声援よろしくお願いします!本当に今日はありがとうございました。そして皆さんにおめでとうございます!!!!!!!!!!!

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2010年11月 6日

1of5

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担当:河原 正明

 残り5戦となった今シーズン。いよいよ明日の岐阜戦で柏レイソルは引き分け以上の結果を残せば、J1昇格圏内である3位以内が決定します。練習後に取材に応じた北嶋選手も「昇格へのカウントダウンの話は、今までチーム内ではしていなかったけど、さすがに今は意識しています。でも、確かに特別な一戦になるが、『今までやり続けてきたことの続き』なだけです」と話すように、普段通りに戦うと強調していました。
 
 取材に訪れるメディアの数も今週は急増。同じく練習後の監督取材も、今年一番の数の記者さんたちが囲みます。しかし、「なんとなくもう(昇格は)決まりでしょう」といった雰囲気を察したのか、ネルシーニョ監督は「J2リーグを見下ししていませんか?ここはみなさんが思うほど簡単なリーグではない!」とピシャリ。「勝ち抜くにはタフなリーグ。我々は明日もいつもと変わらぬ戦いをするだけ。大事な残り5戦の1つなだけ」と選手同様、監督もブレることはありません。
 昨年の残り5戦は、今の状況とは正反対。「負ければ即降格」、まるで鋭利な刃の上を一歩一歩踏み外さないように慎重に、しかし前を行くライバルに置いていかれないように懸命に走る、そんな毎日の中で一縷の望みをつないでいった戦いでした。中でも最終戦の川崎F戦は、前節に降格となったものの「目の前での胴上げだけは阻止しよう」という強い気持ちで挑んだ一戦。退場者が出る劣勢でも、フランサ選手が2得点を奪い追い上げた展開は、皆さんの記憶にも新しいでしょう。
 今年は、立場が変わりましたが、明日の対戦相手であるFC岐阜も同じ気持ちで挑んでくるはずです。そう思うと、一戦必勝で挑まないといけないのは我々のほうではないでしょうか。
 
 おかげさまで岐阜戦のチケットも、SS席と、ほんのわずかにSDホーム指定席、VRホーム指定席を残すのみです。(ビジター席はございます)。「全ては勝ってから考えたいし、今は勝つことだけを考えている」選手たち。明日も思うようにいかない、じれる展開になるやも知れません。それでも最後の笛がなるまでは、懸命に闘う選手たちを後押ししてください。そして歓喜の時をともにスタジアムで迎えましょう!応援よろしくお願いします!

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2010年11月 5日

1000人の夢を背負って

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担当:大重正人

いよいよFC岐阜戦があさってに迫ってきました。大きな目標達成が懸かった大一番、チケットも前節後に売れ行きが伸びて、ホームエリアの残数はみるみる減っています。広報のもとにもマスコミ各社の問い合わせや取材申請も増えて、週末の日立台にたくさんの目が注がれていることをひしひしと感じています。

お天気もいまのところは曇りか晴れ。気温は20度弱、13時キックオフは最高の時間帯かもしれません!ただ、ひとたび日が沈んだり、風が吹いたら、ちょっと身体が冷えてしまう季節。そこで岐阜戦からは、冬物の新作グッズ4点が発売になります。『ニットキャップ』、『コットンニットマフラー』、『ボアイヤーマフ』、『ボアネックウォーマー』です。イベントレポーターの「あいちゃん」と「ともちゃん」がモデルになってくれました。前節より発売しているマフラーや手袋なども引き続き販売いたします。11月のホームゲーム観戦に向けて、どうぞお買い求めください。

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また恒例の太陽スポーツ新聞も「日立台秋祭り」のテーマにそって、3カットを準備。「学問の秋」ではルーキーたちが頭を悩ませるメディアトレーニングのカットに、あなたもご一緒できます!その他「スポーツの秋」ではピッチを駆ける大津選手と、「食欲の秋」ではon the way取材中の村上選手とカフェランチ気分が味わえますよ!

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試合前日にも、柏レイソルと柏の街がメディアに取り上げられます。BS日テレで放送される「百年旅行?Jリーグのある風景」。レイソルサポーターとしておなじみのパッパラー河合さんがナビゲート。グルメ、サポーター、サッカースクール、そしてB to Jシート贈呈など、レイソルにまつわる人々やホームタウンとのふれあいが放送されます。BS日テレで6日朝10時半から30分間、翌週同時刻にも再放送されますので、どうぞお楽しみに!

この番組でも取り上げられたB to Jシートが、今回の岐阜戦でついに1000人を突破しました。「部活からJリーガーへ」という願いを込めて名付けられ、市内中学校のサッカー部員たちを毎試合ご招待してきました。試合前のチケット贈呈では、いつもは選手1名でうかがうのですが、今回は5名で市内の麗澤中学校サッカー部を訪問しました。北嶋、小林、大津の3選手と、平山、永井のスクールコーチ2人です。2007年、北嶋、平山の2人が発案し、それを受け継いだ、杉山、石川、菅沼選手らも賛同して、ついに大台を超えるまでになりました。

「僕もみんなと同じ、中学サッカー部の出身で、Jリーガーになれました。この麗澤中学校からプロ選手が出るように祈っています。頑張ってください!」と平山コーチをはじめ、全員からエールが贈られました。まだ歴史は4年だけですが、これからレイソルが続いていく限り、選手たちがその志と願いをもって継承していけたら、いつの日か「部活からJリーガーへ」という皆の夢が叶う時が来るはずです。週末の岐阜戦、一生忘れられないような感動の瞬間を少年たちに見せられるよう、選手たちの活躍を期待したいと思います!

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2010年11月 4日

太く強く

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担当:河原 正明

 今日は、またひとつ冬に近づいてくるような寒気が練習場を包んでいました。トップチームはオフ明けでの1部トレーニングを行いました。
 練習の仕上げは、シュート練習。ポジションやパターンに変化を付けながら約30分近く行われました。「あとはFWが決めるだけだった」「フィニッシュの精度を高めるだけ」...今季何度か聞いたこの言葉。更なる目標を目指すには避けては通れない課題を、ネルシーニョ監督が自らパス出しを務めながら克服しようと取り組みます。
 その一球一球を丁寧に投げる監督やコーチと、それに応えようとする選手たち。「ネルシーニョ監督は、この人はスゴイ、ついていけば、と思わせる人(菅野選手)」と話すように、昨年から今日までに、チーム間にはしっかりと太く丈夫な絆が作り上げてられてきました。
次の試合には、そこには残念ながら怪我や代表で離脱して、試合に出場できない選手の想いも加わります。そして応援いただいている皆さんの願いも。想いをひとつにしてあと3日、油断せずにその絆を持って、日曜日の岐阜戦に向かいます。

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 さて、近藤選手はJ-com東関東局「レイソルタイム」の取材を。最近はメディアの取材リクエストが多かったのですが、意外なことに、かなり久しくインタビューはしていなかったそうで、「気づいたら結婚して、一児の父親になっていました(byアッキー)」そうです。その近藤選手、最近はすっかりライフスタイルが変わったようで、そこをアッキーや選手らに突っ込まれていました。一方では、出場停止試合以外はリーグ戦全試合フル出場中と、今季ここまでは個人・チームの成績ともに充実したシーズンを送っています。さまざまな思いを持って迎えた今季について、そして未来について語ってくれています。オンエアは11月16日(火)からとなりますので、よろしくお願いいたします。
 
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 さて、最後にお知らせです。おかげさまで岐阜戦のチケットの売れ行きが非常に伸びてきており、お問い合わせも多数受けております。チケット情報にもありますように、すでに一部席は完売となっております。残りはSS席、SDホーム指定席、VRホーム指定席、それにビジター席のみとなります。「やっぱり満員のお客さんの中で昇格を決めたい!」とどの選手も話すように、選手を勇気付けるスタジアムの雰囲気を作っていただくには、皆さんのご協力が必要です。7日はいざ日立台へお越しください!チケットはお早めにお買い求めください!!
 また、どうしても日立台には来られない方には朗報です。FC岐阜戦はスカパー!だけでなく、チバテレでも同日に録画放送されることになりました。さらに、スカパー!ではハイビジョン拡大生中継で放送致します。千葉ダービーでも好評でした同放送では、迫力あるシーンを高画質で見ることができます、なお、放送日時は11月7日(日)12:50 より15:50分までの3時間生中継です!なお、放送チャンネルがスカパー!HD Ch.190 スカパー! Ch.180、スカパー!e2 Ch.800 と、事前にお知らせしていましたチャンネルより変更となっております。ご注意下さい。

2010年11月 3日

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担当:大重正人

今日はナビスコカップ決勝でした。ジュビロの古賀選手、菅沼選手と、サンフレッチェの李選手。2007?08年のレイソル躍進のど真ん中にいた彼らが、栄えある決勝戦のピッチに立っています。レイソルの黄色のユニフォームじゃないのはちょっと寂しいけど、でも共に戦った仲間が日本一を懸けた大舞台に立っていることをすごく誇りに思います。

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祝日の日立台には、たくさんのサポーターが練習見学にお越しくださいました。早く来られた方はご覧になったと思いますが、練習前に選手・スタッフ全員で写真撮影をおこないました。近日お伝えしているサッカーマガジン「レイソル特集」の集合写真です。みんなそれぞれガヤガヤと、なかなか収拾がつかず(汗)。それでもレイソルらしく常に笑いの絶えない、見ていても楽しいフォトセッションでした。ネルシーニョ監督はもちろんセンターで3パターン撮影しましたが、肩を組むポーズでは両脇の山崎&比嘉選手がビビっているというか、恐縮しきり。それでも最後はすばらしいスマイルで、見事な写真が撮れたと思います。すごくみんないい顔ですよ!!ひとつになった共同制作の出来栄えは、来週9日発売のサカマガで!

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拍手で撮影が終わったあと、監督が選手たちを集めます。険しい表情で緊張感が走ります。「自分たちは勝っているからこそ、雑誌のみなさんは、この雰囲気のレイソルを撮影しに来てくれたんだと思う。もう2度と去年のようなことを繰り返してはいけない。リーグ戦も天皇杯も残っている。これからも上だけを向いて、勝つことにこだわっていこう」

大谷選手は週末の試合に向けて「1試合1試合積み重ねていこうという思いで戦ってきて、やっとここまで来られた。もちろん優勝してJ1に上がりたいという目標だったし、通過点だとも思う。でもこれまで日立台でそういう瞬間を日立台で迎えられたことがあまりないし、去年から苦しかったときもずっと応援してくれた人たちのためにも、このホームで決めるチャンスをいかしたい。それを弾みにして最後まで戦いたい」

ナビスコカップ決勝戦が終わりました。ジュビロ磐田のみなさん、古賀選手、菅沼選手、本当におめでとうございます。李選手も彼らしいゴールで試合を大きく動かし、存在感を見せてくれました。そしてレイソルだって、それに続かなければいけません。いまこの日立台にいるこのメンバーで、輝くタイトルを懸けての大舞台に立つために、そしていつかの日か優勝カップを天に掲げられるように。また国立で決勝戦を戦いたいですよね。チーム・サポーター全員で、今度こそ勝ちたいですよね。今歩いている道は、いつか栄光につながると信じて、まずはFC岐阜戦。日曜日13時キックオフです!

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2010年11月 1日

加油!年軽人

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担当:河原 正明

 今日は練習試合 栃木SC戦が行われました。結果は1?4で敗戦。昨日の水戸戦とは真逆のスコアとなってしまいました。
 先制点を挙げた田中選手は「自分は得点できたが、チームを勝利に導けなかった。(4失点は)自分だけでなく、チーム全体が少しずつ守備をおろそかにしていたと思う。(グラウンドコンディションも悪く)パスミスも多かった。まだまだレギュラー陣との差を感じますし、練習試合などの実戦で突き詰めていかないといけない」と大勝の翌日の大敗に強い危機感を示しました。
 今日もマスコミ各社からの取材や、昇格に関する問い合わせが広報宛には多くあります。しかし、「まだ決まっていない」と選手たちは口を揃えて話すように、マジック1。次の試合だけに集中して戦わないといけないと、今日の試合で改めて気が引き締まりました。
 
 さて、試合結果は残念でしたが、試合後にはこんな場面も。栃木SCの落合選手が、蔵川選手や北嶋選手、さらには試合を観ていた根引U?18コーチや永井スタッフら元チームメイトらに「なんだか腕に巻いていたけど何あれ??」とこの試合で主将を務めたことをいじられながら(?)歓迎を受けていました。「こういう雰囲気がいいですよ、レイソルは」と笑顔のオチ。後で写真は送るよ!

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 一方、試合開始と同時に、取材部屋では初顔合わせによる取材が行われました。先週から取材が始まっています「週刊サッカーマガジン」の特集『思いっきりレイソル』。大谷選手と茨田選手という、レイソルユースの系譜を継ぐ二人の初対談は、攻守に分かれて質問対決というものでした。緊張している茨田選手を、余裕の大谷選手が終始リードしていましたが、この2試合ボランチでコンビを組んでいるだけにトークも、お互いがフォローしたり攻めに回ったりと試合さながらの連携を見せてくれました。それぞれの「出会い」から「初出場」そしてレイソルユースの話...初めて聞くエピソードも盛りだくさんです。来週火曜日発売ですのでお楽しみに!
 ちなみに、茨田選手の単独インタビューが、5日・金曜日発売のエル・ゴラッソ紙に掲載予定です。「ロンドン五輪世代インタビュー」レイソルの第一号です。こちらもチェックしてください!

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 さて、「ロンドン五輪世代」といえば、工藤選手が明日よりU?21日本代表に合流のためチームを離れます。アジア競技大会に向けての合宿前日ですが、今日も練習試合に出場。残念ながらゴールという結果は出ませんでしたが、キレのある動きで何度も危険地帯に顔を出すいやらしいプレーを見せていました。
 短い国内合宿を経て、5日には中国・広州に向かいます。ユース時代にスペイン遠征などの経験はありますが、代表としてこれだけ「長い遠征は初めて」。「いろいろピッチ内外で騒がしいですが、サッカー選手として日の丸を付けて戦えるのは光栄です。プレッシャーに勝って、結果を残したい。結果が全て。アジアでNo.1ということを示さないといけない。自分はFWなので、1試合1得点以上を狙っていきたいし、その自信はある」と変わらず強気な面も見せた工藤選手。
 しかし、レイソルの話になると「正直、(昇格の場面に立ち会えないのは)心残りはあります。(今季10得点で)自分が勝利に貢献できたかな、と思う部分もあるので」とやはり未練もあるようです。
 それでも練習後にはネルシーニョ監督から「お前は必ずできる男だから、自分を信じること!」と送り出された工藤選手。「みんなには岐阜戦で勝って昇格を決めてもらわないと。自分は次の日が大会初戦の中国戦なので、すっきり気持ち良く戦いたいんです!」と後は仲間に託して、国を代表して自分の仕事に向かいます。アジア競技大会のサッカー競技は、リーグ戦初戦が8日(月)の中国戦。その後決勝トーナメントに進出をすると、最大で決勝戦の26日(金)までの長丁場となります。皆さんも工藤選手はじめとするU?21日本代表を応援ください。
明日はチームはオフ、広報日記もお休みします。では。

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