2011年7月30日

再び仙台へ

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担当:河原 正明
 
 山形での3日間のトレーニングを終え、チームは午後に仙台入りしました。雨交じりの仙台は、思った以上に寒く、長袖でもよいかも?という天候です。
 
 チームは仙台戦前日とあって、いつも日立台でも行っているメニュー、ウォーミングアップのボール回しのあと、ツータッチでのミニゲームを行いました。

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 ツータッチゲームでは赤組が先制、さらにクリのミドルやクラのゴール前での技ありシュートで点差を広げますが、黄組もレアンドロのゴールなどで追い上げ同点に持ち込みます。

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 後半に先に流れを掴んだのは黄組、しかしワタルらが2度の好機を逃すと、次第に流れは赤組にという一進一体の攻防に。予定時間も過ぎ、いよいよVゴールを決めれば勝ちとなりましたが、最後は赤組のドゥがゴール前で布部コーチからのグイッと曲げた「バナナパス」をキッチリと決めて勝利を収めました。アシストの布部コーチ、「さすが40年ものの熟したバナナは違うよね!」と冷やかされていましたが、キックが曲がって落ちる角度が素晴らしく、現役の酒井選手以上の切れ味はお見事でした!
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 明日は今季4度目の仙台との対戦になります。過去にはジェフ千葉と2・3月にかけて3度対戦したことがありますが、PSM(ちばぎんカップ)も含めてのこと。リーグ戦、カップ戦で50日間で同じ相手と4度も対戦するというのはクラブ史上でも初です。しかも、3戦ともアディショナルタイムで決着が着くという劇的な試合です。水曜日のユアスタは、最後まであきらめない仙台攻撃陣の気迫が勝利をもたらしたように思います。
 ダービーとは違いますが、なにやら因縁めいてきたこの対戦、「これだけ短期間に何度も戦うと、お互いにライバル意識も芽生えてくることは確か。選手もそう感じているだろうし、(ライバルとして)戦う意識もある」。「これだけ同じ相手と試合をすれば、お互いに手の内を知り尽くしている。前回と同じ内容ではダメだろう。我々も選手1人ひとりが、もう少し力を出さないと難しい試合になるだろう。」とネルシーニョ監督も引き締めます。
「リーグの後半戦、上位をキープするにはここから勝ち点を積み上げていく(ネルシーニョ監督)」ためにも、もう負けられない一戦にチームも気運が高まってきました。
 今日は早くも山形経由で仙台入りされてサポーターの方もいらっしゃいました。明日19時にユアテックスタジアムで、そしてTVの前で応援よろしくお願いします!

2011年7月29日

山形キャンプ2日目

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担当:河原 正明
 
 山形でのトレーニング2日目です。昨日は練習中だけ激しい雨に降られるという手荒い歓迎を受けましたが、今日の山形は蒸し暑いながらも穏やかな天候でした。
 
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 チームは仙台戦に向けたトレーニングを行いました。ネルシーニョ監督の指導もいつも以上に熱が入っていました。詳細は記載しませんが、多くの時間を仙台対策として、チーム全体での動きの確認に費やしました。

 今日の練習後、恒例の酒井いじりもひと段落して、なんとレアンドロ選手いじりに。ゴール運びをしているとまたしてもキタジが「ニーヤン!ここ空いているよ!」と指差します。
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 すると公文通訳の呼びかけにレアンドロ選手も「わかったよ!」と応えて、なんとゴール運びに。みんなも笑顔で迎えての共同作業という微笑ましいシーンがありました。このチームワークが我々の武器です。明日の午前に最後のトレーニングを行って、再び決戦の地・仙台へ向かいます。

 さて、今日クラブでは新たにクラブ初のオフィシャルエクイップメントパートナーとして株式会社ウインスポーツ様と締結をしました。「ペナルティ」ブランドは南米サッカーファンならすっかりおなじみですね。レイソルでは澤選手が提供を受けています。
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 「ペナルティのスパイクは自分にとてもあっていますし、履き心地も満足しています。レイソルもとてもいい契約をしたのではないでしょうか」愛用シューズのブランドとの契約とあって澤選手もご自慢のスパイクとともにポーズのサービスを。レイソルサポーターの皆さん、これからよろしく愛用願います。そして、ウインスポーツ様、ぜひうちの澤選手をイメージキャラクターとして広告に!ぜひご検討ください!

 最後に「adidas CUP 2011 第35回 日本クラブユース選手権(U-18)大会」、柏レイソルU-18は残念ながら準決勝で敗退となりました。昨年、決勝戦で東京Vユースに敗れた雪辱を予選リーグでは勝利で晴らしたものの、3日後に再び対戦した今日は1?3での敗戦。アカデミー出身のトップチーム選手たちも練習中に「ユースどうですか?」と訊ねてくるも、旗色が悪い状況を伝えると残念そうな表情を見せていました。
 それでも2年連続のベスト4以上進出。「俺たちは決勝トーナメント進出がやっとだったのに、本当に最近のU-18は強いし、自信を持って良いよ(大谷選手)」悔しさを胸に次の大会に向けて精進しましょう!平日にも関わらず三ツ沢まで駆けつけていただきましたファン・サポーターの皆様に御礼申し上げます。

2011年7月28日

謙遜は栄誉に先立つ

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担当:河原 正明
 
 仙台での激闘を終えて、チームはその日の内に山形に移動しました。そして今回はトップチーム選手全員が帯同しています。「ミニキャンプ」さながら、ここで3日間じっくりと調整し、日曜日の仙台との今季四度目の対戦に備えます。ネルシーニョ監督も「悔しいがカップ戦は終わった。選手、そしてスタッフ全員で残り16試合のリーグ戦に集中しよう。」と説き練習に臨みました。

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 その夕方4時からの練習前に、チームに朗報が届きました。酒井宏樹選手の日本代表候補メンバー召集です。レイソルでは2009年1月のアジアカップ予選に菅野選手が召集されて以来となります。代表入りは「練習前に(主務の宮本)タクさんからの電話で知りました」。チームメイトたちも練習場に向かう移動中はおとなしかったのですが、バスを降りたとたんに先輩たちの「いじり」が始まります。
 まずは大谷選手「さすが代表になるとサンダル履きですか?」。軽くうろたえるも「クラさんとかも履いてますよ」と切りかえしてここは突破。しかし、練習の準備でゴールポストを運ぶスタッフたちの中にいたキタジから「酒井、変わったなー!」とキツイ一言が。サカイ、ここは慌てて駆け出します。その後も先輩たちから祝福のいじりが練習後まで続きました。

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 練習後のメディア対応では開口一番「自分はU22代表だと思っていました。フル代表と聞いて驚いたが、どちらに選ばれても光栄です」と自身も予期していなかったと告白を。8月1日からのキャンプについては「今回はU22のメンバーも多く選ばれている。選考を兼ねて呼ばれていると思うのでアピールしたい。(代表合宿だから)特別なことをしても評価されないとは思わない。レイソルでやっていることと変わらずプレーをしたいし、「レイソルを代表していくのだから、先輩やチームメイトの分まで頑張って『レイソルはいいチームだ』ということを示してきたい」と意気込みを語りました。
 一方では「まだ、自分はJ1では一年を通じてプレーをしていないし、何かを成し遂げたわけでもない。自分が成長するキッカケとして代表でいろいろと学んで帰ってきたい」と謙虚さを常に忘れない彼らしいコメントも。きっと急激な周りの変化に戸惑いや驚きもあるでしょうが、そこはレイソルには助言もしてくれる大先輩がたくさんいます。
 キタジも「サカイがいじられるのはみんなに愛されているから。選手全員が心から『おめでとう、頑張れ!』って思っていますよ」と取材時に話していましたが、愛されているのはいつも酒井選手がたくさん の人に支えられていると感謝しているからこそでしょう。これからもその気持を忘れずに、代表選手の自信もつけて帰ってきて欲しいものです。首位戦線を進むチームからの久々の代表選手誕生に選手、スタッフ、クラブ一同が笑顔になった一日でした。

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 さて、その酒井選手も高校時代に戦った「adidas CUP 2011 第35回 日本クラブユース選手権(U-18)大会」で、柏レイソルU-18が準決勝進出を果たしました。7月23日から開催された予選リーグは2勝1分けで首位通過、昨日行われた決勝トーナメント初戦 鹿島アントラーズ戦も4?2と勝利し、明日の準決勝にコマを進めました。相手は予選リーグでも対戦した東京Vユース。昨年、決勝戦で敗れた相手でもあります。「またヴェルディですか?」昨年ピッチ上で戦った相馬選手も驚きの組合せです。酒井選手も「ヴェルディが例年強いことは間違いない。でも、自分たちも当時宇佐美(現バイエルン)擁するガンバ大阪に準決勝で勝った。決勝に行くことでいろんな経験が出来る。今年のU18は強いし、悔いを残さないように自信をもって戦って欲しい」とエールを送っていました。 
 準決勝「柏レイソルU-18vs東京ヴェルディユース」は、29日(金)にニッパツ三ツ沢球技場(16時キックオフ)です。お時間のある方は弟分の応援にぜひ三ツ沢までお越しください!

2011年7月28日

1-0から

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担当:大重正人

いまやレイソルのストロングラインとなった酒井→レアンドロ→北嶋のコンビネーションが見事に決まり、前半16分で第1戦のビハインドを追いつきました。1-0。通常のリーグ戦ならば、リスクマネジメントに気をつけながら、チャンスに鋭いカウンターを決める。まさにレイソルの勝ちパターンに持ち込める試合でした。しかし今日はナビスコカップ、ホーム&アウェイの2戦合計の成績勝負でした。「特殊なレギュレーションで、うまくゲームを進められなかった」と北嶋選手が振り返ったように、1-0でありながら、もう1点を奪いにいかなければならない状況下でした。

そんななか、後半開始早々に相手の得意なカウンターから失点。角田選手の脱帽せざるを得ないスーパーボレーが決まってしまいました。それでも、レイソルが勝利するには、いずれにせよ2得点以上での勝利が必要でした。あと1点取ればアウェイゴールで勝てる。明確な目標が見えている中、田中選手、水野選手、林選手と「オフェンシブで違う特徴を出せる選手」をネルシーニョ監督が投入。レイソルは攻勢を強め、ポゼッションが高まりゴールへ迫りますが、あと一歩、ベガルタの堅いセンターラインを崩しきれません。アウトボールかと思ったところホイッスルが鳴らなく、集中が途切れた瞬間に決定的な2点目を奪われて、ナビスコカップ制覇のチャンスは残念ながら潰えてしまいました。

ただ、この悔しさが消えぬ間に、再戦のチャンスがやってきます。31日におなじくユアスタでベガルタと対戦します。今度はリーグ戦です。選手たちはみな「日曜日にリベンジしたい」「借りを返したい!」と口を揃えました。今夜、今日の試合メンバーから外れた選手も仙台入りし、明日からのトレーニングに合流します。3連戦の最終日、戦術、コンディション、メンタルなど、改めてチームの総合力が問われる7月最後の7試合目です。

思わぬ大敗もありましたが、その直後に見違える立て直しを見せて、堂々首位を争っています。でもここで満足してはいけないし、そんな選手は誰一人いません。やられた相手にはやり返す。「平日にもかかわらず仙台まで来てくれたサポーターにいい結果を見せられず、とても残念です」。大谷キャプテンの悔しい言葉が日曜日の翻るよう、レイソル戦士たちの戦いを期待を込めて見守り、応援したいと思います。

2011年7月26日

いざ仙台へ!

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担当:河原 正明
 
 いよいよ明日はナビスコカップ第一回戦の2ndレグ 対ベガルタ仙台戦。そして、土曜日には再びベガルタとリーグ戦を戦います。戦いの場はいずれも敵地・ユアスタ。今季は未だに1敗だけと圧倒的な勝率を誇り、また、何度も試合終了間際にドラマを生み出す「ホーム」です。震災による日程変更で、レイソル同様に短期間で同じ対戦カードとなるチームが、この1?3節数チーム組まれています。
 しかし、中でもカップ戦で対戦する我々が目指すは勝利のみ。1stレグは試合終了間際に、決勝点を奪われて惜敗。次のステージに進むにはまずは90分間での勝利が必要になります。「ベガルタは間違いなく強いチームだ」指揮官も警戒を緩めません。一方で選手たちは「まだ1点差。自分たちが先に1点取れれば大きく状況は動く。ウチには点を決めてくれるFWがいるので、左右のSBからのクロスで相手を崩したい(酒井選手)」と先手必勝と気負いなく臨みます。

 チームは午前に練習を終え、仙台に向かいました。また、翌日からは全選手が山形に移動しての「ミニキャンプ」でのトレーニングを行います。日立台に戻ってくるのは8月2日以降となります。サポーターの皆さんには寂しい思いをさせますが、この連戦で勝利を得るためにご了承ください。
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 さて、トップチームだけでなく、アカデミーも夏の戦いが始まっています。一昨日から始まったU-18 Jクラブユース選手権大会、予選リーグ3日目の今日の相手は、昨年決勝で敗れた東京Vユース。「いつもより緊張していたのか前半は動きが固かった(根引コーチ)」そうですが、相手の決定的なチャンスを3本耐えると、流れがレイソルに。結果は2?0と昨年の借りをまずは返すことができました。これでグループ1位となり、決勝トーナメントに進出しました。しかし、東京Vも2位で通過、勝ち上がると準決勝で再び戦うことになります。トップチーム同様、中3日で同じ相手と闘うやもしれません。しかし、どちらもまずは明日の試合に勝つことだけです。

 一方のU-12は、全国少年サッカー大会を目前にして今日もトレーニングを。そこにステキなゲストが取材に訪れました。ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんです。日立台を初めて訪れた田村さん。取材時間はトップチームも練習をおこなっており、隣のコートではU-14の大会が行われていて、マリノスやエスパルス、ヴィッセルにアビスパとJクラブのチームが揃っていることに「すごいですねー!さすがJクラブですよ!」と驚かれていました。
 トップチームではU-12出身の工藤選手とU-15出身の酒井選手が取材を。工藤選手の「完璧な」受け答えには「本当に21歳?広報さん、仕込んでいるでしょう??」と笑っていました。

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 ご自身も3児の父親である田村さん、U-12選手たちの父親世代でもあり、取材の合間も常に子どもたちに話しかけて、そして何よりも「本気」で遊んでいる姿が印象的でした。ぜひ、田村さんの子育て本を読んでたいと思いました。
 なお、この模様は8月5日(土)16時から「第35回全国少年サッカー大会」の準決勝特番として、日本テレビ(関東のみ)で放映されます。頑張ってU-12も準決勝以上に勝ちあがって欲しいものです!トップ、アカデミーの暑い夏、ぜひご声援願います。

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2011年7月25日

激戦続く

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担当:大重正人

昨日、日曜日はチームがオフとなりましたが、大津選手がドイツに向けて出発。日立台では選手・スタッフによるネルシーニョ監督のバースデーパーティー、そして夕方には柏まつりで震災支援募金活動と、多くの行事をこなしました。選手のブログやツイッターでその雰囲気が伝わったと思いますが、改めてチームレイソルの結束やまとまりを感じていただけたことでしょう!

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トップチームに負けじと、U-18チームも全国大会の大舞台を戦っています。土曜日に開幕したクラブユース選手権、初戦はモンテディオに4-1と快勝したレイソルですが、翌日はサンガに2-0とリードしながら後半に追いつかれて無念のドロー。強豪ヴェルディと、明日10時30分から前橋総合運動公園で3戦目を戦います。

決勝トーナメントに進出できるのは、予選6グループの各組1位と、各組2位になった6チーム中で成績の良かった2チームのみ。状況的にはヴェルディを倒してグループ1位にならないと決勝T進出は難しいようです。先週、出発するU-18の松本GKコーチを「三ッ沢(準決勝・決勝会場)で会いましょう!」と見送りました。この約束が叶うよう、この背水の陣を突破できるか。初タイトルを目指すU-18の底力に期待しましょう!!

今日は非公開トレーニング。明日午前のトレーニングを終えると、早くも遠征です。今週はベガルタ仙台とのアウェイ2連戦!まずは27日水曜にはナビスコカップの第2戦です。ナビスコカップでは試合ごとに23歳以下で最も活躍した選手を選ぶ「ニューヒーロー賞」の記者投票が行われています。柏vs仙台の第1戦では酒井選手が1番の票を集めています。第2戦では難敵ベガルタを逆転し、さらに得票を集めるような活躍を見せてほしいですね!

そして31日日曜にはリーグ戦です。今季はこれで4戦目になり、手のうちもお互いに知り尽くしているはずです。まさに力と力のぶつかりあい。我らが日立台と勝るとも劣らないユアスタの雰囲気にのまれぬよう、選手たちもサポーター皆さんも強い気持ちで乗り込まなければいけません!選手たちは水曜の試合を終えても、日曜まで東北に滞在して2戦目を戦いますので、日立台で選手たちに会えるのは明日火曜日だけとなりますのでご注意ください。

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2011年7月24日

ただいま、はじめまして、いって来ます!

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担当:河原 正明
 
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  劇勝。引き分けかと思われた今日のゲームは残り10分、王様の右足から振りぬかれたボールが、ゴールネットを突き刺します。その行く手には、地響きのような歓声を上げるスタンド。今季12勝目を導いた豪快な一撃でした。

  「今日負けたらというプレッシャーはあったよ」。15試合ぶりの出場だったパクドンヒョク選手。田代や岩政といった長身選手との勝負に挑む背中は、「とうとうあのヒョンが帰ってきた!」とサポーターの皆さんも喜び、安心されたのではないでしょうか。日頃から責任感の強い彼、リハビリ中にピッチに初めて出てきたときのこと、写真を撮ろうとカメラを向けると「試合に出てからね」と一言。それから2ヶ月近く、長引いたケガに苦しみながらも、じっと我慢のリハビリを続けてきました。
 「パクは調子を上げてきたので、ここで使おうと思った」相手のロングボールやクロスボールへの対応もパク選手の高さがモノをいう対応で、勝利に貢献してくれました。
来週は仙台での連戦となりますが、大黒柱が帰ってきたのは頼もしい限りです!
 
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今季レイソルに移籍加入した5選手をお披露目してから半年。やっとこの男に出番が来ました。中島 崇典選手。会場は国立での鹿島アントラーズ戦。相手に不足なし、またとないシチュエーションのデビュー戦でデッカイ仕事をしてくれました。
昨日、遠征直前のロッカールーム。「え?ナカジ緊張してるの??」驚くスゲ。本人は先発出場を言い渡されてからというもの「うれしくてうれしくて」らしいのですが、本心は少し違ったようです。それでも、試合前にはリラックスしながらも真剣な眼差しで入場してきたナカジの顔つきをピッチ脇で見てからは「何かやってくれそう」という期待感が上がってきました。

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 敵将・オリベイラ監督に「あのダイヤゴナル(斜めの)パスでやられた」と言わしめたレアンドロ選手へのアシストパス。レアンドロ選手も、簡単なワントラップから右足を振りぬけばいいだけの優しい、それでいて思い切りのいいパスでした。
 昨年の福岡時代にTVで何度も見た、ダイナミックでかつ繊細なナカジのセンスあふれる球筋。場内ビジョンに映し出されたVTRを見て「これだよ!」と思わず口にしてしまいました。「競争は厳しいけど、出た試合は全部勝てるようにしたい」今季移籍加入5人の中で一番最後の登場でしたが、頼もしい戦力が加わったことを遅ればせながらサポーターの皆さんに証明できたのではないでしょうか。


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 国立が似合う男といえば・・・レイソルではやはりこの男でしょう。北嶋選手。殊勲の先制弾の「本当にゴールを獲れたのはすごくうれしい。落ち着いて決めることができました。そして『HITACHI DAY』で勝ててよかった!」と話してくれましたが、今日はクラブスポンサーであります日立製作所のご協力でのガンバロウ茨城!ガンバロウ千葉!『HITACHI DAY』を実施しました。試合前のサッカー教室やピッチサイドツアー、さらには会場外でも茨城・千葉産農産物即売会も行われました。多くの方にご参加いただきまして誠にありがとうございました。
なかでもイエロービブスは大好評で、まるでスタンド一面に黄色い花が咲き誇ったかのようでした!3万人を超えるご来場、誠にありがとうございました。次回の『HITACHI DAY』もお楽しみに!
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さて、試合後も多くのサポーターの皆さまにお残りいただきました。お別れの時はいつでもあっという間で、そして名残惜しい皆さんの想いが、いつまでもいつまでも国立競技場を覆っていました。大津 祐樹選手もこれだけ多くの方々に愛されて、応援していただいていたと改めて感謝していました。明日、ドイツに旅立ちます。これからもレイソルファミリーとして応援していただければと思います。Viel Glueck! YUKI! Wir wunschen deine viel Erfolg!! 

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2011年7月22日

61歳と21歳

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担当:大重正人

今日はレイソルにとって、2つの大きなイベントをおこないました。
まず一つ目。今日7月22日は、ネルシーニョ監督61歳の誕生日!まずレイソル担当の記者さんたちが準備いただいて、黄色いバラを17本プレゼント!「残り17試合勝ち続けてください!」というお気持ちが込められているそうです。そしてもう一つのプレゼントは「アンパンマン」のお絵かきセット。監督の愛するお子さんが大好きなキャラクターで、目を細めて「アリガトウゴザイマス!」と喜んでいました!

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そしてチームも。これまで選手・スタッフ抜け目なくケーキでお祝いしてきた宮本マネージャーですが、今日は特に緊張気味。食堂ピアノにいつもの選手・スタッフに加え、フロントスタッフもお祝いに大集合!想定よりも早く監督がピアノに現れてしまいます。練習を終えてまもなくの選手たちは汗を流すために出足が遅く、なかなかケーキを出すタイミングが訪れません。

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ようやくピアノに選手たちが集まり始めて、ついにケーキ入場!ネルシーニョ監督のもとに運ばれたのはチョコレートベースで生クリームとフルーツがたくさんトッピングされた特注品。桐畑選手の音頭で「ハッピーバースデー、トゥーユー」の歌声と大きな拍手で盛大にお祝いしました。「61回目の誕生日は、2度とこない貴重な日。そんな記念の一日をこのようなすばらしい仲間と過ごせて、本当にうれしく思います。ありがとうございます!」

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さらに7月17日に誕生日を迎えたピメンテウフィジカルコーチにもケーキのプレゼントです。するとあいさつでは「38回目の誕生日は......」と監督と同じコメントをかぶせる鮮やかな「天丼」で、さらに爆笑を呼び起こしてムードを高めてくれました。宮本マネが「さあ明日の鹿島戦、みんなで勝ちましょう!!」と一致団結したチームレイソルでした。

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そして練習後には、大津祐樹選手のドイツ移籍会見が行われました。まず小見強化本部統括ダイレクターが「いろんな報道がされるなかで、チーム間の交渉は続いていました。チームにとっては戦力のマイナスではありますが、大津本人の希望を受け入れて、より彼が成長できるようにバックアップしようという決断に至りました」と説明。

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そして大津選手です。質疑応答の答えをまとめます。
「U-22代表に参加して、レベルの高い選手とプレーするなかで刺激を受けたし、世界の舞台で戦いたいと思うようになりました。ドイツで練習に参加して、特にフィジカルのレベルが高いと感じましたが、ただ日本人として足元のテクニックは負けてはいなかった。ドリブルとか通用したところもあるので自信を持っていきたい。より世界に近づけるプレイヤーになりたい。

レイソルでは加入してすぐに試合に使ってもらい、出るごとに少しずつ成長を感じられました。初ゴールのFC東京戦も忘れられないけど、やっぱり降格した2009年が印象深いです。活躍することもできたけど、最後チームの力になれなかった。強く思い出に残っています。この4年間、すごくいい経験、成長ができた。レイソルから送り出してもらえることになり、ドイツでは出場することは当たり前で、ゴールやアシストで結果を残すことが、レイソルへの恩返しになると思って頑張ります。」

今日はレイソルの仲間全員とプレーする最後の2タッチゲームとなりました。今日は前線に張るユウキに「旅立ちゴール」を決めさせようという、敵味方関係ないサポート。敵GKの桐畑選手はチームメイトの酒井選手に「ユウキをフリーにしろ!」。しかしその後のユウキのシュートを渾身のナイスブロック(笑)。「今日は空気を読もうよ?」というユウキの声も届かず、最後はレアンドロのシュートが中島選手の足に当たってVゴールが決まってしまいましたが、おおいに笑い合ったミニゲームとなりました。

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明日の試合後、国立で大津選手がサポーター皆様に出発のあいさつをおこないます。そしてHITACHI DAYでは「ガンバロウ茨城!ガンバロウ千葉!」と題して、両県の震災復興を祈念したイベントを実施します。明治公園広場では両県の物産販売を12時から19時まで開催しますので、試合前にぜひ足をお運びいただければと思います。それでは明日、国立でお会いしましょう!!

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2011年7月21日

10年来

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担当:河原 正明

 今日はファンクラブ会報誌「日立台通信」の取材日。いままでなかなか登場する機会のなかったあの人に、初出演してもらいました。
 ピメンテウ・フィジカルコーチです。日本に来て4ヶ月近くたちますが、レイソルサポーターの方にもどんな人物かをぜひ知っていただきたいとリクエストしました。
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 きっかけは急でした。エドワルド 前フィジコの退団を受けて、急遽4月に来日。ネルシーニョ監督がブラジルに戻っていた短い間に声をかけ、即断して日本へ。普通に考えて地球の裏、しかも知らない国に一人で来る決断は即座にできないものでしょう。
 鹿児島・指宿キャンプから指導をしていますが、一言で言えば「熱い男」です。キャンプ初日に日本語を交えて掛け声をかけたのには驚きでしたし、選手たちも一気に彼を受け入れることができたのではないでしょうか。指導はまさに情熱的、あふれるパッションで選手とぶつかり、導きます。
 インタビューも同様、一つの質問に10倍で答えを返してくれます。さすがの公文通訳もついていくのが大変そうでした(笑)。

 そんなピメンテウ・フィジコ、日本の印象は「非常に規律を守り、仕事面でも整備された環境で仕事ができる。選手たちも勤勉で、プランニング通りに100%応えてくれる。仕事がやりやすい」と驚きをもったそうです。
 一方ではブラジルに残してきた家族と会えないのが寂しいそうです。先日、第一子の女の子が誕生したそう。「会いたいけど、電話やskypeで話しています。でも多少の犠牲は払っても、プロとしての責任感、仕事が充実感が大きい」とどこまでも、真面目で誠実な性格なのです。今季のチームがコンデション万全で戦えるのは支えがあるから。皆さんも試合前のアップで選手たちを熱く盛り上げるピメンテウフィジコにもご注目ください。

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 冒頭の対談は澤選手×兵働選手の「同級生対談」。本当は栗澤選手も同級生ですが、今回は初出場組とさせていただきました。
 共に千葉県内、中央学院高卒の澤選手に八千代高卒の兵働選手。高校時代からお互いに「いやらしいプレーヤー(兵働)」「知っていましたよ(澤)」と認識していた二人。高校卒業後は海外、そして大学と別々の進路を歩み、そして今年柏レイソルでチームメイトとなりました。「クリも入れて同級生3人でプレーできるのは励みになりますし、うれしい(兵働)」と話していましたが、先日のJ1第3節・ベガルタ仙台戦では3人揃ってのスタメン出場を果たしました。「これからもまだ若いヤツに負けずに試合に出続けたい(澤)」と気力・体力十分なところをアピールしていました。まさに円熟期に向かいつつある29歳トリオに期待です。なお、8月下旬に発送予定です。

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 さて、この写真は私の大事な仕事道具のバインダーです。試合に、練習に、取材にとこれがないと困るのです。皆さんより一足先に入手したLAWSON×レイソル オリジナルステッカー。もちろんイラストはハタメグミさんです!
 8月6日の横浜Fマリノス戦は、LAWSONエキサイトマッチ。おかげさまでチケットも売切れ間近です。その日だけしか手に入らないコラボグッズも、エコバッグは事前受付終了となりました。タオルマフラーも残りわずかです。熱い熱い上位対決の一戦、チケットとLAWSONグッズのお申し込みはお早めに!

 最後に、昨日ドイツへの移籍を発表しました大津祐樹選手ですが、明日が日立台では最後の練習となる予定です。また、13時からはスタジアムで記者会見を行い、土曜日の鹿島戦では試合後に皆様の前でご挨拶する予定です。最後に祐樹と会いたい方はぜひ国立競技場までお越しいただき、盛大に見送ってください!

2011年7月20日

総選挙!

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担当:大重正人

練習前のクラブハウス。何やら大きな声が聞こえてきました。今日は、ホワイトボードには告示されていたとおり、「柏レイソル選手会長総選挙」の投票日。村上前会長の移籍に伴い急遽実施されました。お昼過ぎに投票された用紙を、現副会長の桐畑選手が開票していきます。

シューズが入っていた段ボールの空き箱に清き一票の「正」の字を書いていくところが、キリらしい(笑)一票一票名前を読み上げながら、「オレだよ、キリハタ!」「おっ、ハヤシくん!」「キタジさん!誰だよ無効票!(キタジなど一部選手は着任を免除されてました)」などと賑やかしながら、ついにすべて開票!!

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その結果、見事選ばれたのは、、、11票を集めた、桐畑和繁選手でした!!自ら開票して、そして当選した嬉しさで彼のビッグマウスがさらに大きくなります。「やらされてる感じゃなくて、これは選ばれてる感だからね!!」。周りの選手たちは「なんだかんだ言って、やりたいんじゃん」「マニュフェストは??」と新会長に期待?をこめていました。

そして2番目に票を集めた林選手が副会長に、若手からは工藤選手が会長の指名によってポストに着きそうです。石川、村上という正統派のあと、いかにレイソル選手会をまとめていくのか、一味違う新しい風を吹かせてくれそうですね?近々モバイルレイソルのブログでも意欲を語ってくれるのでは??

お知らせです。品切れが続いてご迷惑をおかけしていたレプリカユニフォームですが、8月上旬に入荷の予定が決まりました。明日の午前10時から、オンラインショップ上で予約受付をスタートします。今季からサプライヤーとしてレイソルをサポートいただき、ここまで首位争いに加わっている「勝利のユニフォーム」!キシリトール配合で体感温度はマイナス3度、この暑い夏にぴったりの応援アイテムです。まだお買い求めでない方はこの機会にぜひどうぞ!

西日本に大きな雨をもたらした台風が接近しています。自転車並みのスピードということでしたが、5時半ごろから強烈な雨に見舞われました。関東地方には明日もっとも接近しますが、午後は天候が回復し、気温も上がらず、涼しい風が吹くようです。ただ風は非常に強く、屋外をご通行の際はお気をつけください。チームは、明日は非公開練習、金曜日は午前9時半からの練習ですので、アントラーズ戦前の選手激励にお越しいただければと思います。

2011年7月19日

つながり

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担当:大重正人

今日もなでしこJAPAN一色の一日ですね。朝からニュースやワイドショーでは、ずっと彼女たちの激闘と勝者となった輝かしい笑顔でいっぱい。改めまして、ワールドカップ優勝おめでとうございます!そして、優勝が決まった歓喜のピッチで時折テレビ画面に映っていた、ひときわ小さなスーツ姿の女性、2006年までレイソルの広報を務められていた種蔵里美さんです。日本サッカー協会の広報としてなでしこJAPANに帯同、選手と立場は違えど、なでしこの一員としてチームを支えた「優勝メンバー」です。本当におめでとうございます!そして帰国後もメディア出演が続く選手たちのサポート、お疲れ様です。

さあ今日の日立台ですが、大型の台風が接近中で、時折強烈な雨が降りつける一日でした。幸いにも午前午後のトレーニング中は雨が弱まり、みっちりと練習を行うことができました。午前は2時間にも及ぶフィジカルトレーニング、午後は8対8がメインの戦術練習。土曜日に対戦する鹿島アントラーズとは、このところ好勝負は繰り広げながら、追いつかれてのドローなど、あと一歩の試合が続いています。NHK-BSでも中継される注目の一戦、国立競技場で強敵を乗り越える試合を見せてほしいところです!

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トレーニングの合間のスタジアムで、写真撮影が行われました。モデルはSADAのオフィシャルスーツに身を包んだ兵働選手です。足元は、艶美しく真新しいREGALのビジネスシューズ。REGAL社の創立50周年記念のカタログ&WEBページのモデルとして、白羽の矢が立ったのです。「どうして兵働選手?」と思った方もいるかもしれませんが、実はREGAL宣伝部の武村さんは、八千代高校サッカー部で同級生という旧知の間柄だったのです。

ボールに足を乗せてのポージング。
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「左に変えていいですか?なんかバランスが悪くて」。さすが生粋のレフティーです。
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「練習の時はむちゃくちゃ怖いキャプテンでしたよ。でも練習を離れれば、お互いイジったり仲良くしてましたよ」と思い出話を聞かせてくれました。朝から強い雨が降って、撮影できるかどうか、私も心配でしたが、傘を差していただいた武村さんのサポートもあって、無事に撮影終了!先日の田中選手の取材同様、またもサッカーがつないでくれた、温かい人の縁に触れることができました。

そして今日は2人の選手の期限付き移籍を発表しました。山崎正登選手が岡山へ旅立ちました。常にチームメイトにかわいがられ、イジられて、なんというかマスコットのようなヤマちゃんでした。今季は実績のある選手の加入もあって、試合メンバーから外れることが続きましたが、紅白戦から漏れても少しも手を抜かず、努力を続けていた姿をチームのみんなが知っています。

昨年はJ2で8試合に出場。U-18出身の仲間と大きく輝いた徳島戦、ついに無敗が止まるかという苦しい試合で勝利を手繰り寄せた富山戦のFK、そして最終戦の草津戦でうれしいうれしいプロ初ゴールを決めました。去年のプレーぶりからも、間違いなくファジアーノの力になれるMFだと思います。私個人としては岡山出身なので「仙石選手と一緒に故郷のチームを強くしてよ!」とエールを贈りました!!

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そしてホジェル選手は、ブラジルのセアラーSCに期限付き移籍となりました。「ブラジル人でこんないい奴は見たことない!」とチームメイトが口をそろえる人柄で、昨夏加入後すぐにレイソルに溶け込みました。PK失敗を取り返した愛媛戦の初ゴール、富山戦では引き分けを覚悟したロスタイムでの力強い決勝ゴール、そして日本人には絶対に真似できないような鳥栖戦のスーパーボレー。どれも忘れられないゴールばかりです。

そんなホジェルが離日前、七夕の短冊にメッセージを残してくれました。

自分が来てからの12ヶ月間

共に喜んだReysolに関わるすべての人達が幸せになりますように

みなさんに平和と健康を...

またReysolのユニフォームを着てプレーできますように

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彼は間違いなく柏レイソルと、それに関わる人たちを愛してくれました。柏では一緒に戦うことはできないけど、ずっとレイソルのことを覚えていてくれると思います。ブラジルから活躍したというグッドニュースが届くのを待っています。

ヤマちゃん、ホジェル!新しいチームでの飛躍を心から祈っています!!

2011年7月17日

同気相求む

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担当:河原 正明

早くも夏本番ですね。朝から気温は急上昇、外に出るだけで暑くてどうかしそうです。そんな中、トップチームは昨日の川崎戦出場メンバーはリカバリーを、それ以外の選手たちはみっちりと練習を行いました。

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 3連休の中日ということもあり、朝から多くのサポーターの方が練習見学に訪れていました。暑い中ありがとうございます。トップチームは昨日の悔しい敗戦から切り替えて、明日のオフを挟んで火曜日から23日の鹿島戦に向け始動します。

 さて、ご紹介が遅くなりましたが、6月末よりレイソルファミリーの選手が日立台でトレーニングを行っていました。レイソルU-18出身で昨季までスペイン2部Bリーグ・サバデル所属の指宿 洋史選手です。昨季は35試合で12ゴール、さらにはU-19日本代表としても国際試合でゴールを挙げるなどの結果を残してきました。現地のシーズン終了後に帰国、練習場所としてクラブ施設を使用していました。
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 先日、クラブハウスの一室でTV取材を受けたあと、部屋に入ってきたのは同期の酒井選手。帰国と同時に酒井選手らがブレイクして、各メディアにも登場していることについて「同期のレイソルや代表での活躍は、『仲間』として非常にうれしい」と笑顔で話した指宿選手。酒井選手のがTVの取材を受ける間も、写真を撮ったりと心底楽しそうにしていたのが印象的でした。
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 上の写真は2005年の柏レイソル公式イヤーブックの一枚。当時のU-14選手です。右下にはヤマちゃんの姿もあり、みんな面影が残っていますね。
 スペインに戻る指宿選手とは、最後にお互いの健闘を誓い合って分かれましたが、今は戦う舞台は違えど、いつかは、また日本代表でもこうしてレイソル仲間が共に戦える日がくることが楽しみですね。


 お知らせです。引き続き来月発行の今季第2回目のファンクラブ会報誌「日立台通信」では、皆様からのお悩みに答える「ワタル先生」のコーナーへの質問を受け付けています。メールでkoho@reysol.co.jp まで件名を「ワタル先生」として、どしどし送ってください。ペンネームもお忘れなく。では明日も応援よろしくお願いいたします!!

※今日、練習場で拾った、新潟駅で撮影した北嶋選手の写真(サイン入り)を広報でお預かりしています。お心当たりのある方はkoho@reysol.co.jpまでメールでご連絡ください。

2011年7月17日

折り返し

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担当:大重正人

前半で0-2。セレッソ戦と同じスコアで後半を迎えました。「でも今日は11人で45分間戦える」。後半から投入された茨田選手、そしてワグネル選手がボールを大切につないで、レイソルが劇的に主導権を奪い返しました。この時間帯、先に1点獲れれば!と祈りながらテキストを打ちこんでいると、酒井選手がニアヘ低いクロスを送り、オウンゴールで反撃を開始しました。

相手は戸惑っているように見えました。さらに酒井選手のクロスからレアンドロ選手のボレーシュートで同点に。さらに攻勢を強め、酒井選手がクロスを連発。そこで攻め立てるように澤選手、北嶋選手が惜しいシュート。しかし相手DFもこれ以上は許すまいという迫力の守備で応戦。そして終了間際、そこまで踏ん張っていたレイソルDFの足先をかすめるようにボールが通り過ぎ、PKの宣告が無情に響きました。

0-2からでも、焦って攻撃に偏ることなく、攻撃と守備のバランスを保ちながらも、相手を押し込んで、じわじわと追い詰める戦いができた。セレッソ戦と違い11人だったとはいえ、シュート0本の前半からここまで反撃できたことは、レイソルは「これまでより、強く成長している」と周りからも認めてもらえるかもしれません。

でも、だからこそ、反撃できたことで満足していたら、それ以上は少しも望めません。止められたはずのシュートを防げなかった、決められたはずのシュートを決められなかった。「ミス」を一つでも少なくできれば、今日は間違いなく勝てた試合だった。引き分けでもなく勝てた試合だった。選手たちが一番強くそれを感じているはずです。こういう試合で勝ち切れなければ上位には食い込めないし、勝ち切れればそれこそ優勝を争う位置にまでいけるでしょう。「これをプラスにしていかないといけない」。菅野選手の言葉のように、レイソルがさらに上を狙えるチームに成長していくために、今日の試合で得た自信も失敗もすべて糧にして。胸を張って来週の鹿島戦に向かっていきましょう。

今日を終えて、11勝1分5敗、勝ち点34です。シーズン半分の17試合を終了。この折り返しから、本当の闘いのスタートです。今日もこれからも、ずっと変わらぬ応援をどうぞよろしくお願いいたします。

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2011年7月15日

孝行

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担当:河原 正明

 広島戦から中2日、早くも明日は試合です。今日は敵地・等々力で行われる川崎戦。連戦ではコンディションを戻すことが大事。「昨日・今日は回復に重点を置いたメニューを組んだ」とはネルシーニョ監督。「もちろん疲れはあるが、選手たちは気合が入っています。明日のゲームが始まる瞬間に良いゲームが出来る体勢を整えたい」ということで、軽めのトレーニングを行いました。
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 仙台、広島と上位対決が続き、サポーターの皆さんももしかしたら「見えないプレッシャー」を感じ始めているかもしれません。それでも指揮官は「今から上位対決ができることは、非常に良い体験。プレッシャーに打ち勝つことは、シーズン終盤に効いてくるハズ」とにべにもありません。
大谷選手も「川崎は選手の個々の力が高いチーム。我々の100%の力を出さないと勝ち点3は取れない。でも(ホームで連勝した)2試合でやってきたことを出せれば勝てる自信はある」と話していました。自信過剰は禁物ですが、必要以上に萎縮する必要はありません。明日もレイソルらしいサッカーで堂々と等々力に乗り込むだけです。

 田中順也選手は今日が24歳の誕生日。取材陣からも自ら祝うバースデーゴールに向けたコメントを期待されていましたが「広島戦は細かいミスが続いてしまった。体も疲れているが、もっと頭を使ったプレーをしたい」とまずは反省の弁が口をついて出るのが順也らしいところ。「川崎も攻撃的なチームなので、守備的なチームよりもスキが生まれると思う。そこを見つけて、しっかりとモノにしたい」と4試合ぶりのゴールゲットを誓ってくれました。彼の左足の爆発に期待をしましょう!
 
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 今朝、柏市内で配達された新聞の折込を見て「おおっ」と思った方も多いのではないでしょうか。本日付の「広報かしわ」に、先日もご紹介しました茨田選手を起用した選挙ポスターが1面にドーンと掲載。本人も参政権を得た、という認識が「撮影で始めて投票用紙を見ました。7日はちゃんと選挙に行かないと(汗)」少しは芽生えたようです。
「(柏に住んでいる)おばあちゃんが『ポスターを配りたい』って言うんです(笑)。でも、もうすでにいろんなところに貼ってありますよね?」市内で3,000枚配られたポスターに登場する。これも立派なおばあちゃん孝行です。

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 最後にお知らせです。来月発行の今季第2回目のファンクラブ会報誌「日立台通信」では、皆様からのお悩みに答える「ワタル先生」のコーナーへの質問を受け付けています。メールでkoho@reysol.co.jp まで件名を「ワタル先生」として、どしどし送ってください。再び左SBのポジションを奪い返したワタル。皆さんのお悩みをスルスルっと駆け上がるドリブルのように解決します!ペンネームもお忘れなく。では明日も応援よろしくお願いいたします!!

2011年7月14日

イクメン

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担当:大重正人

普段はボールを追いかけ、ピッチでは激しくぶつかりあう選手たちも、サッカーから離れればごく普通の成人男子たちです。独身の選手もいれば、家族がいて、子どもに恵まれたパパもいます。そんなレイソルのイクメン2人が取材を受けました。

柏市の男女共同参画推進センターが発行している情報紙「フリートーク」のコーナー、「柏のイクメン発見」に水野晃樹選手と稲田康志選手が登場します。水野選手は2人の、稲田選手は1人のお子さんのパパ。そして育児を積極的に率先して行う男性、育児を楽しんで行う男性を意味する=「イクメン」でもあります。家事と子育てに追われる奥様の少しでも手助けになろうと、日々自宅でも奮闘しているそうです。女性のインタビューからの質問や疑問に答えながら、時には汗をかいてタジタジの場面も(笑)

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子育てはもちろんのこと、特に驚いたのが「一緒に台所に立つこともある」というクッキングパパであること! 稲田選手は「僕はそれほどじゃないですけど、冷しゃぶを作ったりしますよ。最近は出し巻き卵にはまっています」。すると水野選手は「いやぁ、卵焼きは甘い方がウマイよ?」と食いつきます。「ちょっと牛乳を落としたりしてね。スコットランドにいた時も日本食を自分で料理したり、奥さんの実家で釣ったアジを自分でさばいたりもしますよ」と相当に優秀なパパですね☆ こちらの発行日は10月予定と少し先ですが、柏市内全戸に配布されますので、どうぞお楽しみに!

土曜日にアウェイ川崎戦を控えており、今日はコンディション調整に重きを置いたトレーニング。疲労回復の交代浴を終えた田中選手が、テレビ東京『neo sports』の取材を受けました。週末の放送では、フロンターレvsレイソル戦をピックアップいただけるそうです。両チームには売り出し中の若手ストライカーがいます。レイソルは田中選手、フロンターレは小林悠選手です。実はこの2人、小学校時代からの旧友です。東京都選抜でともに戦い、大学時代にも関東リーグで鎬を削ってきました。

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田中選手が持ってきた懐かしい写真をのぞき込む、真ん中の方。ディレクターの増田さんも実は元サッカー選手で、田中選手と同じ三菱養和の出身。まさに幼なじみなんです。両選手と同じく東京都選抜にも選ばれ、レッズユースに進んで一度は離れたものの、順天堂大学でまた一緒になりました。今は立場こそ変わったものの、この3人が同じフィールドに立つというのは、ドラマよりもドラマチックなことかもしれません!「久々の対戦が楽しみです。でも僕がゴールを決めて勝ちたいです!」と4試合ぶりのゴールを狙うジュンヤ。いろんな見どころ満載の土曜の等々力、ぜひ参戦してください!!

2011年7月13日

門出

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担当:河原 正明

 時計が90分を過ぎ、アディショナルタイムも残り1分を切る。相手の最後の攻撃をカットしたボールがレアンドロ選手の足元へ。刹那、振りぬいた足元から放たれたボールはフリーの工藤選手に渡ります。これを冷静に決めて、3点目。今日の勝利を決定付けたゴールとなりました。これで前節の仙台戦に続くホームで2連勝、勝ち点を34に伸ばしました。
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 立ち上がり早々に、相手のエース・佐藤選手にスキを突かれ先制を許すイヤな展開。しかし、この男が戻ってきていました。レアンドロ選手。失点から3分後、右足から放たれた放物線は、日本代表GK西川選手の手の届かないところに「ストッ!」と落ちました。4試合ぶりのゴールは貴重な同点弾、これでチームには勢いが出てきました。
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 続く、17分にはキタジ、セットプレーで近藤選手のヘッドはポスト、さらにはGKにセーブされた増嶋選手のシュートや、レアンドロ選手のバー直撃弾など「あと一歩」が届きません。

 しかし、後半10分、再び日立台に歓喜の声が響きました。澤選手が粘って粘ってそして丁寧に送ったパスが北嶋選手の足元へ。これを流し込んで逆転!その後は、アウェーで連敗はできない、と勝利を狙う相手の攻撃を受ける場面もありましたが、GKスゲを中心にDF陣が奮起して追加点を許しません。そして、冒頭の場面が訪れたのでした。これでホームで連勝、次は週末にアウェイ・等々力に乗り込んでの川崎戦です。連戦ですがぜひ、スタジアムでのサポートをよろしくお願いします!
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 この夏、レイソルアカデミーのU-12、U-15、U18の3カテゴリーが、それぞれ全国大会に出場を決めました。今日の試合前、クラブ初の「アカデミー壮行会」をピッチで行いました。ピッチ下で見ていた相馬選手は「俺もU-12、U-15、U18と3回も出場したのに、こんなのなかったですよ!」とうらやましげでした。
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 ピッチにずらっと勢ぞろいした、総勢約130名のアカデミー生を代表して挨拶をしたのは秋野央樹選手。前節・仙台戦でU-17W杯ベスト8の報告会に続いての登場となりました。取材とかは少し苦手、と以前に話していましたがいざピッチに立つと「レイソルの誇りを持って、精一杯頑張りたいと思います」と堂々としたスピーチでした。
 その後はスタジアムを一周。1列で廻ったので、ちょっと列が長くなりましたが(笑)、最後はゴール裏からも気合を注入してもらいました。「サポーターに『頑張って来い!』と励まされるのは良い経験ですよ」とはU-15酒井コーチ。自身の現役時代もそうだったように、サポーターの力は大きいのです。
 アカデミー出身の大谷選手からは「小6、中3、高3には最後の夏の大会。何とかいい結果を残したいとは思うだろうが、まずはサッカーを楽しんで欲しい。今のレイソルの力ならどのカテゴリーも良い成績が出ると思うので、頑張ってください!」とエールを贈ってくれました。来週末、23日のU18 クラブユース選手権大会からいよいよスタート。兄貴分のトップチームに続けと、夏のアカデミーの活躍にもご注目ください!
 
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 さて、本日村上 佑介選手の新潟への移籍を発表しました。「こんなに急に話が進むとは思っていなかった」と本人も驚くほどの急な決定となり、また今日中に早くも新潟に向かうということで、本来ならば皆様の前でご挨拶をしたかったのですが、急遽試合前の「ふれあいタイム」に出演しました。出発時間ギリギリまで、名残を惜しむようにサポーターの方と触れ合っていたムラ。「今までで一番辛かったのは昨季のケガ」と話していましたが、チャンスが巡ってはケガという繰り返しの時期でも、嫌な顔ひとつもせず選手を取りまとめる選手会長という重責を3年もの長きにわたり担ってくれました。人望厚いムラならではの人柄で、いくつもの事業でサポーターとのクラブとの橋渡し役を買ってくれました。新潟で心機一転、男・村上の捲土重来を期待しています。今日の勝利はムラへの送別の1勝となりました。いままでありがとう!そして頑張れムラ!!

2011年7月12日

勝負の"ワンモアチャンス"

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担当:大重正人

昨日の夜、NHKで放送された「アスリートの魂」。ご覧いただけましたでしょうか?非常に濃密な30分間。CMもありませんから、本当に中身の詰まった作品になっていましたね。レイソルサポーターみなさんのブログやツイッターなど、非常に多くの反響があったようです。安選手のツイッターでは「『アスリートの魂』、キタジの魂を感じた。」。田中選手のツイッターには「キタジさんの背中でどれだけチームが引っ張られるか。キタジさんの言葉でどれだけ選手が救われるか。僕は今とてつもなく良いチームにいます!!!」など、チームメイトたちの心にも深く大きく響いたドキュメントでした。

そんななか、エスパ時代からの同僚・兵働選手。「あっ!キタジさんの番組、今日だ!って思い出して、テレビをつけたんです。ボブから出てきて、後姿で歩いていったら、、、、終わっちゃいました...」と笑うに笑えない、泣くに泣けない状況。。。そんな兵働選手、そしてどうしても見逃してしまったサポーターの皆さんに朗報です。明日13日、広島戦のあとの深夜24時45分から再放送があります!九州・沖縄地方の方は17日(日)の深夜同時刻に教育テレビでも放送されます。勝負の「ワンモアチャンス」ですよ!!

キタジの激走から生まれたベガルタ戦の劇勝。その余韻もさめやらぬうちに、もう明日、サンフレッチェとのホームゲームが行われます。李忠成選手と初めての対戦、選手たちもサポーターたちも力のこもる一戦になるでしょう!6月の連戦では疲労回復に努める中間でしたが、今日は非公開練習で戦術トレーニングを行いました。「ここまでシーズンの45%が終わって首位にいる。ここからは上位の6から7チームぐらいで上位を争うことになる。このグループの中で生き残るためには、大きなプレッシャーに打ち勝たないといけない。これからもおごることなく、今までやってきたことを続けていく」。ネルシーニョ監督と選手たちは、まずこのサンフレッチェ戦に全力を注ぎ、勝ち点3を狙って戦います。

話は変わりまして、アカデミー各カテゴリーのコーチ有志が、さる月曜日に富士山登山に挑戦したそうです。下平U-18監督の発案によって、5人のコーチが参加。日曜日の試合を終えて、そのまま静岡に向かい、深夜に5合目からスタート。美しい朝日を浴びながら7時間ほどかけて無事に頂上まで辿り着きました。「去年も上りたいと思っていたけど、タイミングが合わなくて。でもU-15も全国出場を決めて、じゃあみんなで行こうよ!と。各カテゴリーから集まって、必勝祈願登山だね」と、下平監督は昨日疲れも見せず、その目的を教えてくれました。

U-18とU-15はクラブユース選手権に、U-12は全日本少年サッカー大会に出場を決めました。トップチームに負けじと激戦を戦いぬいているアカデミーの各チームの「全国大会壮行会」を、明日のキックオフ前、17時50分ごろからスタジアムで開催します。U-18秋野選手が場内へあいさつし、すべての選手がピッチを一周してごあいさつします。スタジアムへ間に合う方は、ぜひ大きな声援をお送りください!

2011年7月11日

キタジの魂

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担当:大重正人

あまりに劇的だった、先週末のベガルタ戦。熱く燃え盛った勝利の余韻をのこしたまま、水曜のサンフレッチェ戦に挑みたいところです。今日は、ベガルタ戦先発選手は午後のリカバーのみ、それ以外の選手は、午前がフィジカル、午後は4対4と2グループに分かれてトレーニングとなりました。午前のフィジカルは、猛暑の中、今日もダッシュを繰り返す厳しいメニュー。しかし全員が身体をいじめぬきます。ベガルタ戦で後半に勢いをつけてくれた水野選手も必死の形相で走り抜きました。

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ベガルタ戦、澤選手の決勝ゴールまでの道筋は、北嶋選手のあきらめないスプリントランがあったからこそ生まれました。「先週のシャトルランがんばったからだよね!」。思えば、先週のトレーニング。「もう動けない...」とクラブハウスの前で大の字になるほどの練習をこなした成果でしょう。「奪ったあともゴール前まで行って、相手DFの注意を少しでも引き付けられた。でも決めてくれた澤あってのことです」。

今夜、22時55分から、NHK「アスリートの魂」で、その北嶋選手のドキュメントがついに放送されます。そのオファーを受けたときは、北嶋選手がゴールを重ねたときでした。「北嶋選手とはいえ、今後試合に出られないこともあるかもしれません。それでもよろしいですか」と確認をしたところ、「それでも大丈夫です!」。この1か月の戦いをすべて収めるときっぱりとお答えいただきました。

撮影が始まった6月。マリノス戦でゴールを挙げ、快調なスタートでしたが、チームの大敗もあり、連戦のさなかで2試合出場なしということもありました。甲府、大阪と遠くアウェイにも駆けつけていただき、「今日キタジは先発ですか?」と期待をこめられた試合前のごあいさつには、少し心が痛みました。でもチームのためになろうとベンチで声をはりあげる姿も、キタジのレイソルでの戦いにおける同じ一日です。「出られない時でも、仲間を盛り上げることは意識しなくてもできる。そこは自信を持っています」と胸を張るキタジの姿を見ていただけたと思います。

仙台戦前のトレーニング。主力組に入る姿を見てディレクターの方とお話ししました。一度メンバーから外れながら、また先発のチャンスをつかもうとしている姿に「この1カ月だけでも、彼の人生のようですね」と多くの山を乗り越えてきた道のりを重ね合わせていました。そして仙台戦での勝利を引き寄せた、90分を越えてからの激走。取材クルーの皆さんの熱意とキタジの激闘が結び付いて完成した30分間のドキュメント。今から放送が楽しみでなりません。改めまして、、、今夜22時55分から、NHK総合で放送されます。

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最後に明日のトレーニングも非公開となりますので、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

2011年7月10日

さわ

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担当:大重正人

予想はしていましたが、やはりベガルタの守備は堅く、カウンターは鋭かった。そして6月5日の試合とまったく同じように、後半アディショナルタイムまで0-0という拮抗した時間が続きました。「今日はカウンターの質は相手のほうが上だった」と大谷選手の言葉通りだったと思います。さらにボールを奪っても、なかなかキープできず相手に奪われてしまうことが繰り返され、メンタル的にも相当厳しかったことでしょう。

ハーフタイム。ネルシーニョ監督も「今日勝つのは、試合の流れを読める選手、我慢強い奴だ。忍耐だ」と選手たちに説きました。そのとおり、レイソルの選手たちは最後まで耐え抜きました。試合後、みんなの口から「0-5」という前節の結果が繰り返されました。並々ならぬ気迫でベガルタのスピーディーで多彩な攻撃に立ち向かい、最後の最後のチャンス。右サイドから水野選手が運んで、酒井選手へ。その外をオーバーラップした栗澤選手の献身的なフリーランで、酒井選手がゴール前をみすえる間合いが作られました。

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「決めてくれる人がいてこそのアシストですから」とサカイは笑顔で感謝を述べます。待ち構えていたのは、澤昌克選手でした。「相手選手も自分をしっかりマークしていたんですが、足が滑ったのか、気が付いたらチャンスでした」。「ゴールを決めたら、ベンチへ走ろうと決めていました。とにかくチームみんなの顔が浮かんで、試合に出たくてもなかなか出られない仲間がいて、友がいますから」。誰よりもピッチを駆け回り、球際で身体を張る。仲間のために尽くせる澤選手だからこそ、そんな言葉が自然と出てくるのでしょう。でも「これでサカイの株がまた上がったよ。明日の見出しも『酒井、ナイスクロス』だね」とユーモアも忘れていませんでした?

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「今日、コパアメリカを見ていて、ペルーが勝ったんですよね。昔の友達が頑張っている姿を見ていて、すごく励まされました」。ペルーで道を切り開いた縁、今日は彼が活躍すべくして活躍した試合でしたね。去年生まれた愛息・勇志くんのために、指しゃぶりのパフォーマンスも決まっていました!

そして満員の日立台、レッツゴーカシワの歌声と手拍子が、柏の街にも響き渡ったのではと思うほど、最高のスタジアムの雰囲気でした。さあ次は早くも水曜日、サンフレッチェ戦です。この雰囲気のまま、また共に闘いましょう!熱い夏、燃え盛った一日、本当に応援ありがとうございました。

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2011年7月 8日

再戦

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担当:河原 正明

 明日、1ヶ月ぶりに日立台でベガルタ仙台との一戦が行われます。前回対戦の悔しい敗け以降、チームはリーグ戦で勝ちを積み上げ、同時に交互に敗戦も喫しています。
「前回の(仙台との)対戦のことより、前節の負けを引きずらない方が大事。連敗しないようにしないといけない(田中選手)」と、どの選手も「連敗しないこと」を口にします。
しかし、今日の練習も試合前日だからといって決してガチガチではなく、適度にリラックスして、いかに良い状態で試合に臨めるかということに集中していました。

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 練習を終えてクラブハウスに引き上げる選手たちも良い表情を浮かべていました。

 大勢の報道陣を前に「ここからの4試合、特に最初の3試合が上位対決となるので非常に大事だ」とネルシーニョ監督。もちろん直接対決を制することは、上位争いを後半戦も続けていく上では非常に大事なことです。レイソルは攻撃の中心であるレアンドロ選手を欠きますが「様々な選手を先発や途中出場で起用してきた。選手の特性は判っている。レアンドロがいないからといって特別なことは何もしていない。今週の練習で手ごたえは掴んでいる」と自信をうかがわせます。
 
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 明日は非常に注目が高い試合となります。メディアだけでなく、両チームのサポーターも気合充分、チケットは早くに売り切れとなりました。開幕以来のチケット完売の試合で「注目されることは、今後の自分たちのためにもいいことです。でも、何よりもホームで同じ相手に連敗することはファンのためにもあってはならない」とは大谷選手。「今月の仙台との2試合のリーグ戦は勝ち点6の重みがある。しっかりと自分たちも上位チームに勝つ力を身に付けたいし、非常に重要な一戦です」ゲームキャプテンの決意を信じて、明日もご声援よろしくお願いいたします。

 追記:昨日、田中順也選手がサッカーダイジェスト誌の取材を受けました。その模様をインターン生がレポートしていますので、最後にお読みください!

7月7日広報日記 担当:酒井

 ひさしぶりに広報日記を書かせていただきます、麗澤大学インターンシップ生の酒井です。本日の午後は田中順也選手の取材に立ち合わせていただきました。代表入りも噂されている田中選手の頭の中、皆さんもきっと気になっていますよね。30分強のインタビューに同席させていただいて感じたことを私なりに伝えられたらな、と思います。あわせて取材風景を撮影させてもらったので、写真も一緒にご覧ください。
まず、日差しが眩しい練習場での撮影から!芝生に座って、インタビューを受ける田中選手の表情がとても自然で、柔らかい笑顔が印象的でした。ここでの話題は主に今シーズンの目標についてでした。「守備を立て直すこと、ゴールも取りたいがまずはチーム。」一言一言はっきりと話すその雰囲気が、まさに田中選手の好調を象徴しているようで、自信の表れなのかなと感じました。

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 クラブハウスに戻ってからの話題は、好調の要因について。現時点で8得点をあげている田中選手ですが、本人の口からは「守備、守備」と、守備に関する話題が多くあがっていました。「点は意識するし、一試合一点取れるFWになりたいが、それは+αで評価されたいのは運動量。」と話し、前線からのプレスが自分の持ち味であるとキッパリ。昨シーズンの経験から得たもの、オフに成功した減量、好調のターニングポイント、監督との信頼関係など、話題は深い部分へ。
視野に入ってきた代表入りについては、「もちろん意識している。プレッシャーに耐えられるかな、なんて考えたりもします。チャンスを無駄にしない心の準備をしたい。」と恐る恐る、でもやっぱり一言一言噛み締めるような返答が田中選手らしいと感じました。
ここから先は、紙面に載ってからのお楽しみということで、来週発売になる週刊サッカーダイジェストに掲載される予定ですので、是非ご覧ください。田中選手の笑顔が紙面を飾るのが、待ち遠しいですね。私も今からどんな記事になるのかとても楽しみです。
今週末から続く連戦、日立台でのゴールに多いに期待して、今日の広報日記はこの辺で。
長くなりましたが、読んでいただいてありがとうございました!
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2011年7月 7日

仙台からのお客様

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担当:大重正人

今日は7月7日、七夕の日です。今日の関東地方は、あいにくの曇り空。週末のベガルタ戦、そのチーム名の由来にもなっているアルタイル(彦星)とベガ(織姫)の光輝く出会いは残念ながら柏からは見れなさそうですね。。。日本一有名な仙台の七夕まつりは1か月あとの8月7日ですが、7月9日のベガルタ戦では七夕にちなんだイベントを開催します。フードコートでは「彦星☆織姫出会い丼」という特別メニューも登場しますよ?

その試合、体育館側イベントエリアにて、ベガルタ仙台さんによる『ベガルタ仙台 復興・観光PRブース』が設けられることになりました。「PR活動支援金募金」では、500円以上募金いただいた方に復興支援ステッカーまたは復興支援缶バッジをプレゼントされます(なくなり次第配布終了)。配布される「ベガルタ仙台 観光・観戦ガイド」「宮城県内観光ガイド」をいただいて、7月末のユアスタ2連戦にぜひ参戦されてはいかがでしょうか!

そして、7月31日のJ1リーグ第19節の、ユアスタアクセスツアーの募集もスタートしました。朝10時に出発して、試合観戦。帰柏は翌朝月曜の4時30分とハードな弾丸ツアーですが、朝からの仕事にも間に合わせることもできます。先着45名の限定ですので、お早めにお申し込みください。

話は戻りますが土曜のベガルタ戦では、有名なマスコットの「ベガっ太さん」も日立台に来て、パンフ配布や写真撮影、選手入場エスコートなど、試合をおおいに盛り上げてくれます。ベガっ太さんといえば、スカパーの中継レポーターの女性を容赦なくイジっているのを見たことがあります(笑)。相当にやんちゃでユーモアあふれるキャラのようですが。。。対するレイくん、王子らしい振る舞いでいかに対応するかも注目でしょう!? スタジアムで、そしてテレビのなかでのやりとりもどうぞお楽しみに!

2011年7月 6日

エネルギー注入

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担当:河原 正明

 連日の暑さの中、仙台戦に向けてチームのトレーニングも佳境を迎えています。北嶋選手も「自分たちがもっている力でゴールを取ること。チームに、スタジアムにエネルギーを注入したい」と話していましたが、どの選手たちも、同じ相手にホームで連敗は出来ないと気合充分。そうした想いがハードな練習の中にも充実感をもたらしています。
 ようやく全体練習に合流したパク選手。実戦復帰まではどれくらい?と聞かれると「あと2ヶ月かな?」とジョークが飛び出すほど。順調に復帰への道を進んでいます。チームは明日は非公開での練習を行い、仙台戦への準備の総仕上げとなります。

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キリ「日韓イケメン代表の競演ですよ!」パク「(代表は)1998年から2005年までだけどね(笑)」

 さて、メディア関連のお知らせです。酒井選手は、週刊サッカーマガジン誌の取材を受けました。明日にはロンドン五輪の最終予選の組合せも決まります。当然今はメンバー入りしていなくても、最終予選、本選とU22世代の選手にはチャンスはまだまだあります。祐樹に工藤、バラにヤマ・・・レイソルには一度以上世代別代表になっている選手たちも多く在籍しています。「予選に向けてもまずはリーグで結果を出したい」ヤングレイソルはこれからも奮闘してくれるでしょう!

 また、仙台戦前日の金曜日夜には、フジTV系列でオンエアの「すぽると」で田中選手のインタビューが放映されます。レイソルサポならばぜひチェックしてみてください!
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 最後にお知らせです。8月6日(土)対横浜F・マリノス戦は「ローソンエキサイトマッチ」です。当日イベントのローソンPontaカード ポイント特典キャンペーンの『ハタメグミさんデザイン オリジナルエコバック』プレゼントは好評により定員に達しました。本日より受付を終了しています。なお、タオルマフラーはまだ残っていますので、お早めに引換券と交換してください!

2011年7月 5日

いい守備から

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担当:大重正人

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今日も夏らしい猛暑だった日立台。しかし4時開始の練習の熱がピークに達した5時過ぎから、きれいな青空と燃えさかる太陽を覆い隠すような黒雲が。すごく遠くで「ゴロゴロ」とひびき、ピカッと雷光が起こったと思ったら、練習終了と同時に大きな雨粒が落ちてきました。すると田中選手やシジマールコーチが、練習の疲れも忘れ、駐車場へ慌てて戻ってくるではありませんか。何、何??と見ていると、どうやら車中の暑さを逃がすために、少しだけ窓を開けていたようで、シジマールは何とかぎりぎり愛車をナイスセーブ!でした。

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今日はゲーム形式のトレーニング。今節はエースのレアンドロ選手が出場停止です。その代役を誰が務めるのか。ネルシーニョ監督が選手たちのプレーに目を光らせる中、メンバーを入れ替えながら、いろんな選手がここがチャンスとばかりにボールを奪い合います。大谷選手もその一人です。ゲームキャプテンといえど、ここ2試合リザーブにとどまり、スタメン奪取を懸けて戦っています。

「この前は2-0からの1点がすごく重かった。でも皆が最後まであきらめず戦っていた。あの1試合で今まで積み上げてきたものがすべて失われるわけじゃないし、仙台戦も自信を持って、これまでやってきたことを見せたい」。さらに言葉を続けます。「6月の試合は、お互いに調子がいい中、ナビスコということもあって、けん制し合っているような感じだった。アウェイゴールも絡んでいたし。でもリーグ戦になったら、もっとスピーディーな展開になると思う。まずは守備から。いい守備からいい攻撃が生まれる。同じ相手に2度負けるわけにはいかないし、日立台で連敗しているので、今度こそ勝ち点3を取りたい」とチーム、そして一選手としても捲土重来を期しています。

その仙台戦ですが、チケットはすべて完売となりました。0-5と大敗した後にもかかわらず、上位同士の対決、そしてナビスコの雪辱を!というサポーター皆様の期待の表れだと思います。本当にありがとうございます。続く水曜日も強敵のサンフレッチェ戦、こちらのチケットはまだ残数がありますので、平日夜ですがガンバ戦のように満員のスタジアムで迎え撃ちましょう!

2011年7月 4日

挙兵せよ

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担当:河原 正明

 7月に入ったばかりですが、先月末から暑い日が続きますね。「本当は梅雨明けしているかもしれないですね」そんなヨンハ選手の冗談におもわず、そうそうと答えたくなるほど。
 土曜日のアウェイ・セレッソ大阪戦を戦ったトップチームは、今日から日立台で今季3度目の連戦に備えてのトレーニングを行いました。C大阪戦サブ組らは、午前・午後の2部練習。午前はフィジカル中心のメニューで連戦を乗り切る体力を培います。午後はボールを使ったメニューでさらに自らを追い込みます。

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 C大阪戦のスタメン組は夕方からのトレーニングのみでしたが、リカバリーと体幹トレーニング、さらには交代浴で疲れた体をリフレッシュさせることに専念していました。次はホームでの仙台戦。同じ相手に連敗はしない、と雪辱を誓う選手たち。ここ数試合は総力を尽くして闘うゲームが続いています。次の試合も誰が出場するのかわかりません。正しい競争でまずは己に勝つこと。そして金曜日まで集中してトレーニングに臨み、土曜日の出陣を待ちます。

 さて、メディア関連のお知らせです。今日の練習後に酒井選手がJ?com東関東局の応援番組「レイソルタイム」の取材を受けました。U22代表から帰還後は一躍メディアの注目する選手と」なりましたが、チームメイトから見た酒井選手評は昔も今も変わらず?愛情あふれるコメントに笑顔で応える酒井選手なのでした。番組は今月16日からの7月後半号でオンエア予定です。
 ちなみに酒井選手は、明日火曜日に発売の週刊サッカーダイジェスト誌にも登場。クウエート戦・甲府戦との連戦直後に収録したいインタビュー記事です。こちらもお見逃し無く!

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 また、今晩深夜1時25分からTBS系列でオンエアの「スーパーサッカー」はレイソルの3選手、北嶋選手、ジョルジ選手に田中選手のインタビューが放映されます。こちらは多くの方が視聴可能だと思いますので、ぜひチェックしてみてください!
  増嶋 竜也選手がスパイクの提供を契約しているアディダスさんの公式サイトでは、増嶋選手のインタビュー動画が配信中です。「夢見る子供たちへ」マスが自身の幼少期を振り返りながらメッセージを送っています。ファンの方はぜひチェックしてみてください。
 最後に、当初明日発売のサッカーマガジン誌に掲載予定でした田中順也選手のインタビュー記事は次週発売号に掲載延期になりました。今後の情報は公式サイト・モバイルレイソルをご確認ください。

2011年7月 2日

セレッソ大阪戦

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担当:河原 正明

5ー0。今季最多失点での敗戦。セレッソ大阪との一戦は、厳しい結果となりました。

「恥ずかしい試合をしてしまった。悔しいです」。90分間前線でゴールを狙い続けた工藤選手は、唇を噛みしめます。「ハーフタイムに、みんなで声を掛けあって、もう一度やろうと士気が高まったから、早く1点取り返したかった」。控え選手も全員集まったロッカールームで「全員が全力を出し尽くすぞ!」ネルシーニョ監督の指示に呼応する全選手たち。キタジが、タニが、キリが「まだ勝負は終わってないぞ!ここからだぞ!」と仲間に声を掛けて、願いを託しました。

しかし、チャンスを作るもあと一歩も二歩もゴールが遠かった。数的不利な状況が長く、守備陣も身体を張って守り続けるも、1点返すまで持ちこたえられませんでした。

今日はそれでもチームの一体感は崩れることはありませんでした、ということだけしかお伝えできません。それくらい相手に完ぺきなゲームをやられました。

最後まで声をあげて、選手たちを後押ししてくれたサポーターの皆さんに報いることはできませんでした。次はホームに戻って仙台戦です。ここまで何度も訪れた困難を、このチームは乗り越えてきました。前を向き、切り替えて闘うチームを信じて、次戦も応援よろしくお願いします。

2011年7月 1日

願い事

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担当:大重正人

まず昨日の話に戻りますが、TBS「スーパーサッカー」の取材がありました。今季上半期のサッカー界を振り返る特集の中で、レイソルの活躍をとりあげていただくことになりました。印象的なゴールを決めた北嶋、ジョルジ、田中の3選手がそれぞれ印象的な「あのゴール」について、興奮を思い出しながら改めて振り返りました。放送は来週月曜日深夜25時25分からとなります!

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さあ今日から7月がスタートです。7月最初のホームゲームは、9日のベガルタ仙台戦。今日残席情報をお知らせしましたが、すでに残るチケットはSS席のみ。上位対決、そして6月5日ナビスコカップの雪辱を!というサポーター皆様の期待が早くも高まっているようで、クラブとしてはたいへんありがたいことです。そしてスタジアムイベントでは、対戦相手が七夕で有名な仙台ということもあって『七夕飾りを飾って監督・選手の直筆短冊プレゼント!』を実施します。

練習後に、選手みんなに願い事を書いてもらいました。すらっと書けてしまう選手、田中&水野選手の達筆。そして中島&山崎選手はなかなか言葉が思いつかなくて悪戦苦闘。嫌いな給食が食べられなくて家に帰れない子供のようでした(笑)。ちなみに増嶋選手は「日立台で○○○○!」と黄色い短冊に願いを込めました。試合当日のイベント広場で掲載&プレゼントしますので、それぞれの願い事をお楽しみに?

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この7月は「HOT6」と銘打たれたリーグ戦6連戦+ナビスコカップと7試合を戦う、6月以上の厳しい日程となります。囲み取材を受けたネルシーニョ監督は「今年のリーグ戦を占う上で、一番重要なシリーズと考えています。上位チームとの対戦、ベガルタとは3試合も戦いますし、サンフレッチェ、フロンターレ、アントラーズ。連戦はマイナスではなく、いいリズムでテンポよく試合がこなせるメリットがある。この強いチームを相手にして良い結果を残したい」と抱負を語りました。

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明日のセレッソ戦。本当ならば、3月12日に行われる予定でした。3月11日に襲った未曾有の震災により、約4ヶ月後にようやくセレッソ戦を迎えることになりました。被災地からの報道では、まだまだ震災の爪痕が色濃く残っていますが、そのなかでも手を取り合って復興をめざし、日々を生き抜いている人たちの姿が映し出されています。選手たちはそうした方々に向けても、どんな試合でも最後まで立ち上がり、あきらめない姿勢をピッチで示さなければいけません。そしてプレーできる責任と喜びを感じ、周りでサポートする私たちもサッカーがそばにある日常の幸せを改めて噛みしめなければいけません。「みんなが幸せになりますように」。兵働選手の願いが叶うよう、明日の試合がすばらしいものになるよう、全力で戦いましょう!!

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