4年ぶりの
担当:大重正人
今日は4年ぶりの「2月29日」、オリンピック開催年のうるう日でした。そんな珍しい一日に、珍しい白雪が降り積もってしまいました。ゼロックススーパーカップを控え、トレーニングの準備をしていたチームに思わぬアクシデントでしたが、そこは監督やスタッフが機転を利かせます。
同じ敷地内、体育館の半面をお借りしてのトレーニング。バスケットボールチーム、日立サンロッカーズの練習コートにマーカーをおいて、いつものどおりキリカエのパスゲームが行われました。狭い室内コート、ランニングシューズと勝手は違いましたが、レアンドロ選手の足技はまさに神業。北嶋選手も思わず「ニーヤン、やべぇよ」とうなるほど、ワンタッチパスやフリックなど、狭い局面から仲間へワンダフルなパスを連発。サッカーがうまい人はどこでプレーしてもうまい。おそらくフットサルをやってもMVPになれるのでは?と思うほどのプレーぶりでした。
1時間ほどのトレーニングを終え、ギャラリーへ上がってきた選手たち。
「俺達のスタンダードですから」と工藤選手。グアムから変わらない日課の練習後ランニング、体育館でもきっちりやり抜きます。そこへ加わった近藤選手は「ここを毎日使ってたから懐かしいよ」とユース時代に通い続けた居場所を見やります。渡部選手は雪国山形の出身です。「やっぱり冬は体育館の練習が多かったですよ。外でやるときは、まず雪踏み。みんなで並んで、足で雪を踏み固めていくんです。1時間半ぐらい頑張って、やっとペナルティエリアぐらい(苦笑)。」と北国ならではの苦労話を聞かせてくれました。
そして北嶋選手は、練習後に取材を受けます。京成電鉄の沿線情報誌「京成らいん」のインタビューです。習志野市出身のキタジ、八千代台駅から市立船橋高校へ通った日々。「いかに身体を休めるか、友達と2人でめっちゃ研究しましたよ」。過酷な練習を終えたあと、それでも「津田沼に行って皆で遊んでました。疲れてるのに高校生だからかな、行けちゃうんですよね?」と青春時代の思い出に笑顔がこぼれます。「京成らいん」は3月下旬発行予定で、京成線の各駅で無料配布されますので、お近くの方はどうぞお手元に。
またキタジは、2日のJリーグキックオフカンファレンスに、ディフェンディングチャンピオンの主将として臨みます。開幕戦相手のマリノスからは、あの中村俊輔選手が出演。高校時代、市船と桐光に分かれて冬の選手権を彩ったWスターの2ショットが実現します。ニコニコ動画でも生放送されますのでどうぞお楽しみに。
さらにピアノの取材ルームには、聞き覚えのある元気ハツラツの声が外まで響いていました。酒井選手がフジテレビ「めざましテレビ」の取材、インタビュアーはあの松木安太郎さんでした!プレー映像を見ながら、松木さんにお褒めの言葉をいただいたサカイはすごく嬉しそうな表情に。「いやあ、僕も同じポジションだったからね。右サイドのプレーヤーはいい男ばかりだよ(笑)」と松木さんの自画自賛トークに笑顔があふれっぱなしの時間でした。もちろん、ロンドン五輪出場を懸けた大一番、バーレーン戦へ向けた真剣モードの決意も。その試合が行われる3月14日前後に放送される予定です。朝一番、松木さんとサカイの笑顔に元気をもらって、職場へ学校へ繰り出しましょう!