2012年6月29日

旅立ちの前に

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担当:大重正人

今日の大阪地方も、梅雨の合間のさわやかな快晴!気温がぐんぐん上がり、30度を超える陽気。ここちよい風が吹くなか、選手たちはリラックスゲームなどでガンバ戦へ向けて最終調整を終えました。レアンドロ、ジョルジ、ジュンヤ。このトライアングルが絶好調で、一方的な展開になりながらも、対する青チームも後半は巻き返します。そんななか、攻守に駆け回ったのが酒井宏樹選手。明日6月30日がレイソルでの移籍前最後のプレー、すなわち今日が仲間との最後のトレーニングになりました。

ユース時代を思い出すかのように左サイドバックでプレー。こういう日では、最後に点を獲りたいとか、獲らせようとか、そういう雰囲気になりそうなものですが、まったくいつもと変わらない控えめさ。「酒井蹴れよ!!」というFKのチャンスも、結局味方がキックしてゴールならず、地面にはいつくばるように悔しがったり、うまくいかないプレーには頭をかいたり、もちろん普段通りの笑顔も。みんながいつものような自然体でした。

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万博でのガンバ戦と言えば、2010年の天皇杯を思い出します。J2でベンチ入りし、デビューを果たした酒井選手。天皇杯3回戦のヴィッセル戦は初めてのJ1チームとの対戦、近藤選手が退場したあとにセンターバックでプレー。続く4回戦、ついにJ1勢相手に右サイドバックとして先発した初めての試合でした。ですが北嶋選手や大谷選手が「サカイがやべぇぞ。11人じゃなくて10人でやってるみたいだった」と心配し、のちに笑い話にするほど。今では見たこともないような信じられないトラップミスなど、緊張感がありありの前半でした。

しかし「緊張もありましたけど、あのときはウチの中盤が中央に寄ったボックス型だったんで」とサカイ。サイドで相手の2枚をひとりで対応する難しい状況で苦戦したことをしっかり状況を覚えていました。茨田選手のスーパーゴールで先制し、最高の試合展開でしたが、残り10分で追いつかれ、延長では3失点。J2にいながら、J1勢とも互角に戦えるという手応えをつかみはしたものの、ガンバに決定的な差を見せつけられたのも事実でした。

去年も2戦2敗。ガンバはここまで順位こそ上がってはいませんが、近戦の復調、そしてその地力は選手たちが身にしみて感じているでしょう。でもJ1優勝を果たし、相手をリスペクトしながらも、絶対に勝つんだという自信を持って戦えるはずです。酒井選手にとっても、あの21か月前の万博から、ここまで成長してきたという姿を見せるには絶好の機会です。

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なんていう美談にしたかったのですが、サカイ自身は「そういうのは(過去を振り返ったり、感傷的になるのは)あまり好きじゃないんで...。いつも通りプレーして、とにかく勝ちたいです」。こちらが苦笑するしかないほどの自然体。酒井選手もチームも、ラストだからとか、ガンバ戦だから、と変に気負わず、目の前のこの試合に勝つために、全力を注ぎます。明日の夜7時、しっかりと見守りたいと思います。レイソルの勝利を信じて、ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

2012年6月28日

100

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担当:大重正人

息がつまりそうだった国立の熱戦から一夜明け、選手たちはそのまま空路大阪へ向かいました。土曜日にはガンバ大阪とのリーグ戦がもう控えています。勝利の余韻もそこそこに、移動距離や時間を極力短くして、選手たちの回復やコンデイションキープにチームを挙げて務めます。FC東京戦先発選手の屋外トレーニングはなく、入浴などでリフレッシュ。リザーブメンバー+GK菅野選手は、2時間近く、パスゲームや3対3、そしてシュート練習。強い風をものともせず、みっちり汗を流しました。

今日も100%のトレーニングをおこなった菅野選手。スポーツ報知の報道にもありましたが、昨日の完封勝利で、Jリーグ通算100試合完封という大きな記録を達成しました。J2で67試合、J1で33試合。過去に6人しかクリアしていない偉業でもあります。おそらくネルシーニョ監督の100勝達成も同紙からの報道がスタートだったと思いますが、こういったデータを見つけだしているのは、以前レイソル担当の記者だった方です。当時からいろんなデータをもとに記事を作っていただきましたが、本当に感心するばかり。広報としての未熟さを反省すると共に、「自分でも知らなかった(菅野選手)」と本人も驚きの発見でした。今は社内勤務をされているスポーツ報知の恩田さん、いつもありがとうございます。

数字と言えば、7月21日のスペシャルマッチ出場選手投票の締め切りが、明日29日の14時までに迫っています。昨日、第2回中間結果発表がありました。レイソルでランクインしている選手は下記の通りです。
GK菅野選手 7位
DF酒井選手 2位、増嶋選手 18位、近藤選手 19位
MFレアンドロ選手 8位
FW田中選手 10位
それぞれ数万という票を集めているのですから、それだけでもすごいことですが、ここで一つでも上の順位になれれば、選手たちの励みにもなります。サポーター皆様の清き一票をどうぞよろしくおねがいいたします。

最後に、チケット販売のご案内を順次サイトにてアップいたします。8月11日のFC東京戦、8月25日のジュビロ磐田戦。そしてナビスコカップのガンバ大阪戦、8月8日の第2戦の販売です。またナビスコは年間シートをお持ちの方を対象に、同じ席種(指定席の方は同じ座席番号)+特別価格での販売をおこないます。これからますます暑くなる夏ですが、この日立台で太陽のように思い切り燃えましょう!多くのご来場を心よりお待ちしております。

2012年6月28日

結束

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担当:大重正人

鹿島戦と同じような、90分間を通してアグレッシブで息の抜けない試合でした。シュート数はF東が8本、レイソルが7本、とにかく中盤の奪い合い、攻守の切り替えの早さ、そして鋭いカウンター。非常にスピーディーでスキの少ない激戦。そんななか、1-0というギリギリの状況で「よくみんなで耐えられた。これで鹿島戦の引き分けがいきてくる」と大谷選手も評する、大きな勝利をつかみとりました。

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今日のヒーローは、もちろん増嶋選手です。セットプレー、近藤選手のシュートのこぼれを、ゴール上に力強く蹴りこみました!「古巣のFC東京との対戦は毎回特別な思いがあります。何度も対戦してきたけど初めてのゴールで、しかも国立で決められて、感慨深いものがあります。また去年と同じような感覚で試合ができるようになった。上位を狙える位置だし、一戦一戦大事に戦っていきたいです」。ゴールはもちろんですが、本職の守備でもFC東京の猛攻に対して身体を張り続け、最後まで集中を切らさず、大きな1点を守り抜きました。

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そしてネルシーニョ監督も、大きな記録を達成しました。J1通算100勝のメモリアルとなりました。そして外国人監督として、オフト監督と並ぶ最多勝タイとなりました。試合前日の囲みで記録リーチを聞かされて初耳だったようで「試合に向けて、もう一つモチベーションができたね」と報道陣を和ませましたが「それよりも、この試合は上位との差を詰められる、とても大きな意味を持つ試合だ」と険しい表情に戻りました。パーフェクトな試合ではなかったかもしれませんが、チーム全体で勝つというミッションを達成した記念の試合となりました。

これで順位は7位にあがりました。「でも、まだやっとスタートラインに立てた感じですね」という近藤選手の言葉どおり。首位仙台までは勝ち点7差、そして同じ勝ち点24でチームが並び、まさに大混戦です。ここからもう一つ上のグループ、常に首位の背中を見ながら戦うところまでは、もうワンステップアップが必要です。夏場を制するものがシーズンを制す。暑い暑い日本の夏、戦いの正念場へ立ち向かっていきます。明日から一足早く、関西に入り、強敵ガンバ戦へ向けてまたリスタートです。

今日は平日の夜、そして都内国立でのゲームにもかかわらず、心強い応援をいただいてありがとうございました。これからも選手たちへのサポートをどうぞよろしくお願いいたします。

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2012年6月26日

A day on the green

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担当:河原 正明

早いもので明日の夜はまた試合です。ACL出場のため延期になっていたJリーグ第9節 FC東京戦が国立競技場で行われます。トップチームは午前中にトレーニングを行い、午後には前泊のため都内に移動しました。今夜から7月1日まで5泊6日の遠征です。

 今日は天気にも恵まれ多くのサポーターの方が練習見学に訪れました。多くのお目当ては日立台で最後の練習をする酒井選手でした。試合前日は恒例のミニゲーム。しかしどの選手にも酒井選手のラストトレーニングなどという感傷的なことはなく、あくまでも大事なゲームの前日。燦燦と輝く太陽の元、芝生の上でプレーするのが心底楽しそうでした。

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鹿島戦ではCBでコンビを組んだドゥとハンジンの二人がしのぎを削ります
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レアンドロの強烈なシュートをイナがライン上でクリア!納得がいかないニーヤンは「イナ!手もボールもハイッテイタロ?」と詰め寄るも
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「いやいやニーヤン、ボールは入ってへんよ!」

 と、チームは明るい雰囲気ですが、ここからの3戦相手はいずれもACL出場チーム。昨季のJ2リーグをダントツで突破してきたFC東京、土曜日には昨年のリーグ戦上位チームのガンバ大阪とアウェイで連戦、そして来週末には名古屋と再び国立競技場で対決と日立台を離れての試合が続きます。
 ネルシーニョ監督もこの未消化分の1試合について「勝てば順位を上げられる。とても大きな意味を持つ試合」だと話すように上位との差を詰める最大のチャンスです。
 3月のゼロックス・スーパーカップ以来の対戦となりますが、その後お互いに21試合の公式戦を戦い、チームの完成度は当時とは比較にならないものと思われます。特に攻守にスピードのある展開が持ち味のFC東京、得意のカウンター攻撃には十分注意しないといけません。一方、レイソルも守備の要、増嶋選手が出場停止明けとなります。古巣相手に燃えるクリ、マスにも注目ください。チケットは販売中ですので、ぜひ明日の夜はコクリツへ。ご声援よろしくお願いいたします!

2012年6月25日

兄弟対決

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担当:大重正人

今日は、午後からトップチームとU-18チームによるトレーニングマッチが組まれました。以前から対戦を熱望していた下平U-18監督。試合のたびに雨が降ることが多く、試合が流れることが多かったのですが、トップチームは公式戦以外の試合機会が少なかったこともあってか、ちょうどスケジュールが合った今日月曜日に30分ハーフで行われました。

下平監督の熱意が選手たちも十分に伝わっていたのでしょう。「自分の力とチームの力をアピールしたい」と非常に高いモチベーションで挑んだU-18チームが、序盤から快進撃。伊藤選手、川島選手、中川選手と3連続ゴールで、前半を3-0で折り返します。守ってはGK中村航輔選手の堂々としたセービングがすばらしかった。上のカテゴリーでも十分やれるのではと思えるほどの落ち着き、時には顔面でシュートブロックするなど勇気あふれるプレーも光りました。

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そして4-1-4-1システムのアンカーボランチでプレーした秋野央樹選手、後方から常に攻撃と起点となり、左右に散らしながら縦にくさびを入れて攻撃へのスイッチング。また守備に回ってもピッチの中央で常に気を配り、まさに司令塔という言葉がふさわしいプレーぶりでした。この2選手は、今日発表されたU-19日本代表にも続けて選出され、AFC U-22選手権予選にも出場します。レイソル、そして日本サッカー界からも期待を集める彗星です!

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対するトップチーム。同じくU-19代表に選ばれた山中選手がハーフウェイあたりからドリブルで次々と守備陣をかわして決めたゴール、終了間際にクロスを押し込んだ林選手のゴールがありましたが、結果は2-3。試合後の選手たちは一様に険しく、ふがいない試合をしてしまったという思いがにじみ出ていました。ただ、ここで何かを言う必要もないと思います。その原因は選手自身が重々わかっているだろうし、現場の中でしっかり解決されるはずです。

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明後日水曜日は、もうFC東京戦です。未消化だった試合を勝つか負けるかでは、順位に大きく響きます。監督は常に首位に近い上位グループで戦うことを目標にしていただけに、大きな意味を持つ強敵との試合です。いま一度気を引き締めて、まずは明日という日を無駄にしないようにしなければいけません。酒井選手にとっては、日立台最後のトレーニングになります。最後のふれあいを心待ちにされている方もたくさんいらっしゃると思いますが、試合前日でもありますし、状況によっては内容変更や時間短縮をお願いすることもあるかもしれません。なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

2012年6月24日

続々と全国へ!

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担当:河原 正明

 まずはアカデミー情報から。本日13時から白井市陸上競技場で行われました第36回 全日本少年サッカー大会 千葉県大会で、柏レイソルU12がJSC CHIBAを4-1で下し、見事2年連続の全国大会出場を決定しました!
 実は昨年の全国大会で優勝したことで、今年は千葉県代表が2チームに。そのため、決勝戦に先立ち11時から行われた準決勝・対ヴィヴァイオ船橋戦に2-0で勝利したことで全国大会のキップをすでに手にしていました。それでも優勝して全国大会に進むのとそうでないのでは気分は全く違います。先輩たちに続けとばかりに奮闘し、栄冠を勝ち取ったU12選手たちを祝福するとともに、8月の全国大会でも好成績をあげることを期待します!

 そして兄貴分のU18も先週『第36回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 関東大会』でグループ2以内を確保、全国大会出場を決めており、昨日・今日と栃木県那須で行われた「5?8位順位決定戦」に出場。昨日は鹿島U18,そして今日は横川武蔵野FCに連勝し、5位で全国に進むことになりました。

 残るはU15です。昨日から始まったU15のクラブユース関東予選の初戦 対BANFF横浜戦は7-0の快勝でスタートしました。昨年も3カテゴリー全てで夏の全国大会出場を果たしましたが、これから7月中旬にかけて熱い戦いが続きます。3回戦までは柏の葉競技場で行われますのでお時間のある方はぜひ応援よろしくお願いします!

  さて、トップチームは昨日の鹿島戦スタメン組はリカバリートレーニングを、その他の選手は通常通りの練習を行いました。昨日J1リーグ戦に初先発で初出場を果たしたクォンハンジン選手。試合後に「試合前にドキドキしていたけど、サポーターのみんなが名前を呼んでくれて、その声が力になりました!」とサポーターの皆さんにお礼を述べていたのが印象的でした。デビュー戦から一夜明けた今朝「ゆうべは眠れた?」と聞くと「疲れていたので、とても良く眠れました(笑)」。中には試合後はなかなか興奮して寝付けない選手もいるのですが、なかなか大物ぶりのようです。試合後には韓国のご両親にも電話をしたそうで「とてもよろこんでいましたよ」と嬉しそうに話してくれました。

 昨年8月に来日して約1年、異国の地でようやくプロの水に慣れてきて、実質プロ2年目でリーグデビュー戦を果たした、と考えれば昨日のプレーは上出来の内容だったのではないでしょうか?対人の強さにスピード、そして度胸と彼らしさを発揮していたと思います。どうぞこれからもハンジン選手に注目ください。

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 今週は水曜、土曜とアウェイでの連戦となります。ここからの3試合はいずれもACL出場チーム。上位進出には直接対決で星を落とすわけにはいかない相手です。
 今日も多くのサポーターの方が練習見学に訪れていただきありがとうございました。一方、選手のコンディション調整のためファンサービスを一部縮小させていただきました。何卒ご理解ください。なお、明日月曜日は施設休館日のため練習見学はできませんのでご注意ください。

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2012年6月24日

ビッグゲーム

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担当:大重正人

「非常に興奮するビッグゲームになったと思います」
ネルシーニョ監督が記者会見でまず発した言葉です。まさにその通りの試合になったと思います。ボールを持って攻め込む側は常にスピーディーで相手に危険を与え、対して守備に回る側も常に攻撃に移る時のことを考えて準備している。常に刀を抜きつ抜かれつしているような、一時も気の抜けない90分でした。そして、双方のサポーターがひとつひとつのプレー、局面でのぶつかりあいに熱く反応し、すばらしく高揚したスタジアムの戦いが繰り広げられました。本当に御声援ありがとうございました。

こんなビッグゲームに抜擢されたのが、クォンハンジン選手でした。先週の大宮戦で今季初のベンチ入りを果たし、そして増嶋選手と橋本選手の欠場により回ってきたチャンスをつかみました。キックオフ直後は緊張が少し見られましたが、徐々に試合に慣れると、大きな身長や長い脚、そして高さやスピードをいかしたディフェンスで、デビュー戦とは思えないプレーを見せました。

「非常に多くのレイソルサポーターの前でプレーできたことが、とても嬉しかった。でも失点の場面は、防げるシーンだったので反省しています」と、いつもと変わらぬ真面目で謙虚なコメントで振り返りました。酒井選手の移籍が決まった今、DF陣にとってはより競争が激化していくことでしょう。主力選手は安穏としていられないし、追いかける選手にはチャンスがそこにあります。この夏、チーム全体のレベルがまたアップしていくはずです。

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その酒井選手にとって、ドイツ移籍前、日立台のラストマッチになりました。その姿を一目見ようと、本当に多くのサポーター皆様が駆けつけてくださいました。今日発売した「やってやれTシャツ」は開場から長蛇の列ができ、ほどなくして完売に。お買い求め、誠にありがとうございました。

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「最後だということは意識してしまいますけど、でも平常心でプレーしたい」。1点を追う展開、ホームの大声援に後押しされて、果敢に敵陣へ攻め込む姿。今日は中へ切れ込んで左足でシュートを放つ積極さも見せて、昨シーズンには見られなかったプレーがありました。前がかりになる背後をアントラーズに狙われるなか、懸命に自陣へ戻って、身を投げ出してカウンターを止めようとするディフェンスからはいつも以上のがむしゃらさがありました。「バラが必死に戻ってかき出してくれなかったら、0-2になって終わっていた」と、劇的な同点ゴールで薄れそうだった後輩のビッグプレーを思いやる優しさも変わりません。そんな彼の成長を毎試合見られる楽しみがなくなってしまうのは、本当にさみしいことです。でも、まだあと2試合ありますから。しっかりと目に焼き付けたいと思います。

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最後にイベントのお知らせです。明日日曜日の午後1時45分から2時30分ごろまで、川浪、茨田、山中の3選手が、柏駅東口での『かしわの農産物販売促進キャンペーン』に参加いたします。柏市の農家や農業関係者による放射線量の軽減に向けた取り組みを告知するチラシ配布をおこないます。会場では農産物の試食や柏の食材グルメ販売の販売などもおこなわれますので、駅近くにお越しの方は、ぜひご参加いただければと思います。

2012年6月22日

やるっきゃない!

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担当:河原 正明

 梅雨の合間の皐月晴れ。昨日は夏至、今日も明日の試合時間と同じ18時30分でも外はまだまだ明るかったです。そんな中、トップチームは鹿島戦にむけて恒例のミニゲームで最後の調整を行いました。

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 リラックスした中でも激しくぶつかりボールを奪い合う。思い切り良い藤田選手のスライディングシュートなど両チームに多くのゴールが生まれました。

 レイソルにとって難敵・アントラーズを日立台で打ち破ることがどれだけ難しいことか。昨年10月、工藤選手が「歴史を変える」との宣言通りに敵地でゴールを奪い、カシマスタジアム初勝利を挙げてから9ヶ月。次なるミッションは1996年10月以来となる日立柏サッカー場での勝利です。確かに過去の対戦成績では大きく負け越していますが、ネルシーニョ監督の就任後の対戦成績は無敗です。サポーターの皆さんも、監督が常日頃から口にしている『勝利のメンタリティ』、『勝利の哲学』を思い返してください。決して奢ることはなく、相手をリスペクトし、しかしおびえる必要は無く、堂々と戦うことが今のレイソルには出来るはずです。チームを信じ、今こそvitoria!です。
 4年ぶりの日立台開催となるカードですが、チケットは完売となっています。残念ながら購入できなかった方はスカパー!でご観戦ください。

 明日はスタジアムでのイベントも盛りだくさん。クラブスポンサーOrder suits SADA 「オーダースーツ受注会」では明日の試合でのレイソルのゴール数と同じ数のオーダースーツが当たるプレゼントもあります!ちなみに明日のレイソル1得点目はホーム通算400点目(J1のみ)となります。

 そしてスタジアム売店では"やってやれTシャツ "も販売。酒井選手の背番号にちなみ限定400枚での販売となります!いよいよ酒井選手の日立台ラストマッチとなりますが「いつも通りにプレーして、連勝を延ばしてひとつでも順位を上げたいだけです」と気負いはなさそうです。どうぞサカイに熱い声援をお願いします!

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 さて、最後になりますが、明日の試合ではホームチーム応援イベント「日立台をレイソルイエローで埋め尽くそう」 を実施します。レイソル応援席のメインスタンド、バックスタンドではレプリカやTシャツなどを着用を呼びかけています。手軽に黄色くなれるイエロービブスもサポーター有志による先着3000名に配布します。また、同じくサポーター有志により限定数ですが応援フラッグの貸出も行われます。さらには応援歌(チャント)の「歌詞カード」も配布いたします。
 17時45分すぎの選手ウォーミングアップの時間から盛り上げていただき、満員のスタジアムで黄色一色のスタンドで相手にプレッシャーをかけ続けていただきたいと思います!明日も力強い応援をどうぞよろしくお願いいたします。

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2012年6月21日

黄色くなって

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担当:大重正人

今日は非公開練習での紅白戦。いよいよ強敵鹿島アントラーズとの対戦へ向けて、緊張感が高まっています。去年、国立のホームゲームではレアンドロ選手の1アシスト1ゴールで勝利。アウェイでは優勝争いのプレッシャーを力に変え、工藤選手の「僕が歴史を変える」ゴールから、試合の半分以上を10人で守り抜く1-0の勝利。急造CBコンビとは思えないヨンハ&マスの堅い結束と身体を張ったシュートブロック、レイソルの歴史に残る感動的な試合を演じました。

さあ今度は、この日立台で!酒井選手にとって、移籍前最後の日立台でのプレー。チケットもおかげさまで完売!本当に舞台は整いました。その雰囲気をさらに盛り上げるべく、「日立台をレイソルイエローで埋め尽くそう」という応援イベントを実施します。レプリカやTシャツなどを着用いただいたり、またイエロービブスも先着3000名に配布します。とにかくホームエリアを黄色一色でスタンドを埋め尽くして、強敵を迎え撃ちましょう。ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

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先日も少しお伝えした、ファンクラブ会報誌「日立台通信」の取材風景。今週は福井諒司選手が「私の履歴書」のインタビューを受けました。兵庫の実家から送ってもらった少年時代の写真を見ながら、彼のサッカールーツを振り返りました。中学、高校、大学とカテゴリーが変わることにチームを移るなど、いろんな苦労のあった成長期。それでも自分の力を信じ、そして思い切った行動で名門・福岡大学への道を切り開きました。

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そして、こちらはクラブ創立20周年企画、OB選手が心に残るベストゲームを語ります。今回は下平U-18監督です。テーブルにおいてある、レフティモンスター小倉選手が表紙を飾ったサッカーマガジン。実はベストゲームに挙げた15年前以上の試合がレポートされている現物。シモさんが自ら持参してくれた、いわば「宝物」ですね?。

その試合、サッカーマガジンの採点は、なんと「8点」。同僚のアカデミーコーチから冷やかされていましたが、それぐらいスーパーな試合だったということでしょう!「自分にとっても思い出深い試合だけど、今もレイソルにいるみんなが活躍した試合なんだよね」と、サポーターの皆さんにも当時のイメージがふくらみそうな試合をチョイスしてくれました。みなさんもどの試合なのか想像して、発行を楽しみにお待ちいただければと思います。

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その下平監督の発案により、今度の鹿島戦のスタジアムビジョンで、アカデミーのインフォメーションコーナーを始めることになりました。「サポーターの皆さんに、もっと選手たちのことを知ってもらって、応援してもらいたいからね」。選手ひとりをピックアップし、試合映像を前嶋コーチが自ら編集し、選手からのメッセージも収録。そして週末の各カテゴリーの試合予定などをお知らせしていきます。コーチや選手たちによる映像撮影や編集ですので、プロ仕様ではないかもしれませんが、愛情のこもった手作りのVTRです!選手ウォームアップが始まる前、少し早い時間になると思いますが、スタジアムにお越しの方はぜひご覧いただければと思います。

2012年6月20日

柏発ロンドン経由ドイツ行きへ

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担当:河原 正明

 今日の午後、酒井宏樹選手のドイツ・ブンデスリーガ(1部)所属のハノーバー96への移籍会見を行いました。スタジアムの記者会見場には多くの取材陣が来場、テレビカメラもご覧の通り。改めて酒井選手への注目度の高さがうかがわれました。登場した酒井選手も若干緊張の面持ちでした。

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 「移籍を快く許可をして話を進めてくれたチーム、監督、代理人、相談に乗ってくれた選手、そういう人たちのおかげでこの移籍が成立したと思っているので感謝しています。これから自分ができることは新しいチームで活躍して、レイソルから旅立っていった選手として活躍することが恩返しだと思っているので、より一層活躍して良い選手になっていきたい」と感謝の気持ちが、いかにも酒井選手らしい第一声でした。
 同席した小見ダイレクターからも「世界の目に止まってオファーが来たことを喜ばないといけないと思っています。きちんとした移籍金で、きちんとした移籍ができるという意味では、うちに12歳からいた酒井にとっても、レイソルにとっても非常に意義のあることだと思っています」とあったように、紛れもなくレイソルで育って、トップチームでプレーして昨年はJ1で優勝し、FCWCに出場。またロンドン五輪日本代表としても活躍し、さらにオファー後には日本代表まで一気に上り詰めていきました。

 そんな誰もが夢見る「サクセスストーリー」を地でいく酒井選手ですが「ハノーバーで実際にプレーをしてみないと練習も、チームメイトとのプレーもわからないので、今は自分がどれくらいできるかは答えられない」と慎重な一面も。しかし一方では、「ビッグクラブと対戦したいですね。その場にいることを想像するだけで楽しい。ロッベンやリベリ(ともにバイエルン・ミュンヘン)といったアタッカーに対し、自分がどれだけできるか挑戦したい。まずは抜かれて、それから対応していきたいです(笑)」との答えに取材陣がどっと沸く場面も。

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 取材の最後には「本当に柏出身なので、ゆくゆくは帰ってきたいというか、拾っていただきたいと思います(笑)」と柏愛をアピール、約20分の会見でしたが、しっかりと自分の思いを語ってくれました。
今夜のスポーツニュースや週末のサッカー番組でも会見の模様がオンエアされる予定ですのでお見逃し無く!


 さて、トップチームは次節・鹿島戦にむけてのトレーニングを行いました。今日から夏場は基本的に午後からの練習となります。台風一過、暑さの戻ったピッチで選手たちが汗を流していました。一部トレーニングにはレイソルU18からも3選手が参加。見守る下平U18監督も「大丈夫かな?」と心配そう。しかし、トップチームの中でも動じずに堂々とプレー、得点を奪うなどアピールが出来た選手もいました。
 酒井選手もこうした環境でプレーして道を拓いて行きました。それを間近で見て感じられることは後輩たちにも大きな励みになるはずです。日立台でプロとしてその背中を見せられる時間も残りわずかですが、しっかりと後輩たちにプレーと生き様を見せ付けて欲しいものです。

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2012年6月19日

タイトルへ

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担当:大重正人

まずは月曜日のお話から。ナビスコカップの抽選会に田中順也選手が参加してきました。放送権を持っているフジテレビに決勝トーナメント進出チームから5選手が集まり、準々決勝の組み合わせ抽選に臨みました。「緊張感がありましたね。手にすごく汗をかきました(笑)。1番か5番が良いって聞いてたんですけど」という田中選手が引き当てたのは、見事に「5番」!準々決勝、準決勝ともに、第1戦がアウェイ、第2戦がホームという順番で戦えます。先にアウェイで戦うかホームで戦うか、一概に有利不利は言い切れないかもしれませんが、初戦の結果を見て、2戦目にホームで戦えるのはやはり有利ではないでしょうか。

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対戦相手はガンバ大阪です。「ガンバには昨年勝てていないのでその借りも返したいですし、今年のリーグ戦では調子が出ていませんけど、質の高いプレーをしてくると思う。気を引き締めてしっかりと勝ちたいです。昨年のナビスコは1回戦で負けてしまったんですけど、今年は優勝できるチャンスがあるので、このタイトルをどうしても取りたいです。一つ一つ勝って、タイトルを柏にもたらしたい」と意気込んでいます。準々決勝の第1戦は、7月25日(水)にアウェイ、第2戦は8月8日(水)にホームで戦います。

さあオフ明けの初日。土曜から鹿島、続く水曜はFC東京、さらに土曜がガンバ。連戦を走りぬくフィジカル強化に挑みました。室内トレのあとはグラウンドへ。いつもは「4ステーション」と言われる、4種類のトレーニングを行いますが、今日はなんと「7ステーション」。ピメンテウコーチがこまかく強度や負荷を調整しているはずですが、ジャンプやダッシュ、ターンを何度も繰り返す7種目は見ているだけでも厳しそう。さらに梅雨でムワっとする高温多湿のなか、大宮戦先発組を中心に7種目×2周、それ以外の選手はなんと3週!汗だくになりながら、やり抜いた選手たちに、コーチからは自然と拍手が起こるほどのがんばりを見せました!

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今日6月19日、稲田康志選手が27歳の誕生日を迎えました。後輩GKの川浪選手が午後練習を終えたイナをお待ちかね。4月のゴローの誕生日はイナの歌でお祝いされましたから、そのお返しですね☆「ハッピーバースデー、トゥーユー♪」と渡部選手や水野選手からも盛大な祝福を受けました。「とにかく良い1年にしたいですね。試合にも出たい。勝ちたい。そして優勝したい!」。2010年のシーズン途中、「移籍の話があってからすぐに決断しました。遠征に帯同して、その帰りに熊本に帰って引っ越ししましたから」。そんな予期せぬスタートから2年、いまやレイソルに欠かせない選手になってくれました。桐畑選手と三浦選手が離脱している今、ますますその存在が頼りです。これからも自分のため、家族のため、レイソルのため、必ず力になってくれることでしょう。おめでとう、イナ!!

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「タイフウネ、アブナイネ」。帰途に着くジョルジも心配するような台風が接近しています。皆様もどうぞお気をつけください。

2012年6月17日

アジアの熱視線

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担当:河原 正明

 昨日の熱戦から一夜明けた今朝の日立台。監督交代初戦の大宮相手難しい試合、決してスコアほどの開きがある試合内容ではありませんでした。しかし、一番大事な勝ち点3を取るというミッションを果たした重責からほんの一時解放されたわずかな安堵感に包まれていました。
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 実は今日の夕方に日立台ではレイソルアカデミーにとって大事な一戦が行われました。U18のクラブユース選手権関東予選の最終戦、東京Vユースとの一戦です。さすがに相手は高円宮プレミアEASTの首位チーム、簡単には主導権を奪えません。結果は残念ながら前半0?2、後半は1?1で1?3での敗戦となりました。しかしながら他チームの成績により7月から始まる全国大会進出の2位以内を確保、本大会への進出を決めました。

 そしてその前には海外からのお客様が。Jリーグの招きでベトナムからベトナムリーグの関係者による視察が日立台で行われました。約5日の滞在期間に関東圏中心に視察をするスケジュール。レイソルは昨日のトップチーム大宮vs柏戦に引き続きアカデミーを視察したいとU15の柏vs川崎戦を視察しました。
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 男女問わずベトナムのサッカー熱は高まる一方のようです。レイソルだけでなく日本のクラブチームのユースプログラムに大変興味を持って入るようです。やはりなかでも酒井選手の話題が。「昨日の試合を観て、また4番の選手=酒井宏樹選手に興味を持っているが、彼がドイツに行くと聞き驚いている。彼が移籍することでクラブにはいくらお金が入ってくるの?」「1試合勝つとボーナスはいくら?我々ベトナムでは負けると罰金だよ(笑)」などなど彼の地との比較だけでなくくユースを含めた日本モデルのサッカーへの興味・関心が非常に高かったです。試合後には酒井直樹U15監督に直撃取材。酒井監督も毎週どんな練習を行っているのか?、などなどの質問攻めにあっていました。

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 今年、Jリーグでのアジアマーケット拡大策として、タイやマレーシア、ベトナムなどでJリーグのTV放送が開始されます。また、クラブとしてスポンサードしている「Save the Childern Japan」の活動にはベトナムでの活動が含まれています。かつて日本でも先人たちが同じように積極的な姿勢で先進のサッカーを取り入れることに取り組まれてきたのだろうことは想像に難くありませんが、今回来場されたことをきっかけにこれからも両国ならびに両クラブでの交流が出来ればと思います。

 さて。明日はレイソルが久々に進出するJリーグヤマザキナビスコカップベスト8の組み合せ抽選会が都内で行われます。まだ2チームが進出していませんが、すでに進出を決めた仙台・鹿島からも抽選会に東京します。レイソルからも選手が参加します。明日深夜のフジテレビ系列「すぽると」で結果発表を行います。ベスト4をかけた戦いの相手はTVでご確認ください。
 明日はトップチームはお休みします。広報日記も火曜日に。では。

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2012年6月17日

再開初戦突破

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担当:大重正人

警戒していたカルリーニョス選手の独走を許してしまい、圧倒的に優勢だった立ち上がりから一転して追う展開を強いられました。それでも今日の前半のレイソルの勢いは攻守ともにおとろえるところか増すばかり。「後ろから来たボールをダイレクトでああいう形で決めたのは、人生で初めてだよ」とレアンドロも納得のスーパーゴール。後ろからのフィードをダイレクトで狙ったループシュート、GKの上を越え、左ポストの内側に当たってネットに収まりました。思えば去年のシュートも左ポストからリフレクションでした。「去年も今年もすばらしいゴールを決められた」と笑顔がこぼれます。

さらに「シュートを狙いました」という酒井選手の積極的なキックから生まれた、ジョルジの美しい右足ゴール。CKのこぼれ球を豪快にぶちこんだ田中選手の左足(試合後にシュートコースを変えた工藤選手のゴールに変更されました)。そして何よりもチームを助けた、後半開始早々の工藤選手のトラップからの流れるようなゴール。前線の選手たちが決定機をしっかりとものにしました。

もちろん最初の失点や、後半はペースダウンしてしまったことを、選手たちは口々に反省していました。それでもシュートの嵐に対して、身を投げ打ってブロックした守備陣の粘りと集中力、押し込まれているという難しい時間に投入された藤田選手、那須選手の仕事ぶりも勝利への大きな貢献でした。

これでリーグ戦は4連勝。レアンドロは「自分のゴールよりも、チームが去年のレイソルらしさを取り戻してきたことが大きいよ」と振り返りました。13試合で6勝2分5敗、勝ち点20となり、順位は10位まで上がりました。でもここからです。今まで失った勝ち点を取り戻していかないといけません。ここから鹿島、FC東京、ガンバと手ごわい相手との3連戦が続きます。上よりもまず一歩、目の前の試合に集中して、戦っていきましょう。

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今日は途中交代のサインから一転して、フル出場した酒井選手。試合残りわずか、2点リードという状況ながら、ものすごいスプリントダッシュを見せた姿には胸を打たれました。チームが4連休だったときも日本代表に参加し、戦い続けてきましたから、今回すこし休息が与えられることになりました。次の練習参加は火曜日の午後練習からとなります。残り僅かの日立台での練習を楽しみにされている方も多いと思いますが、残り3試合に万全の態勢で臨めるようにご理解をどうぞよろしくお願いいたします。

2012年6月15日

今日は何の日?

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担当:河原 正明

※更新作業ミスでアップが遅れましたことお詫び申し上げます


 トップチームは明日のJ1リーグ再開初戦の大宮アルディージャ戦を前に、いつも通りにリラックスゲームでカラダを動かしました。

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ナカジはすっかりいじられキャラ確立です
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攻めも守りも関西の人たちです

 今日6月15日は「千葉県民の日」。ピッチ外はいつもと様相が違いました。朝から大勢の見学者、小学生と保護者の組み合わせが一番多かったですが、油断を・・・していました(苦笑)慌てて増設したファンサービスゾーンも過去最長?を記録しました。

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 そして多くのファンの方が待っていたのはやはり酒井選手。レイソルのユニフォームや日本代表のユニフォームにサイン色紙を手にした子どもたちを相手に約1時間かけてファンサービスに対応していました。さすがに少し疲れた表情で取材エリアに現れましたが「レイソルでプレーできるのが残り少ないが、1試合1試合に集中して勝利に貢献したい」と力強く答えてくれました。

 練習後にネルシーニョ監督がACL蔚山戦後初となる囲み取材を受けました。「(2週間のリーグ戦中断期間に)キャンプ形式のトレーニングを行った。最初の1週間は体力の回復などフィジカル系のメニューだったが、幸いにも雨が少なく計画していた全てのメニューを行うことができた。今週は戦術の確認を中心に、ゲームを意識したトレーニングを行った。今月はあと4試合。勝ち点を積み上げ、順位を上げることを目標にしている。選手たちは勝たないといけない責任を背負っていることを十分に意識している」と明日の試合で勝ち点3を取るための最善の準備をしてきたと訴えます。
 しかし、やはり監督が交代したチームの初戦の相手は戦いにくいもの。指揮官も「十分に警戒して試合に入らないといけない。試合中に相手に新しくプラスされた力を感じる場面もあるだろうが、後手を踏まないようにしたい」と注意を促します。
 昨シーズンの対戦成績は1勝1敗のイーブン。ともに敵地で勝利を挙げています。再開初戦、しかも雨予報というシチュエーションは昨年と同じです。が、統計学が当てはまらないのもサッカーの魅力、おもしろさです。敵地とはいえ大宮までは柏から東武野田線で1本と交通の便も良好です。ぜひ、現地でサポートしていただければと思います。

 さて、今日は晴れて良かったーとつくづく思うのにはもう一つ理由があります。トップチームが練習する横では「2012柏レイソルシニアスクール」が開催されていたからです。柏市と共同で昨年も実施したシニアスクールが大変好評で、今年も行うことになりました。柏市在住の65歳以上の男女のみが対象なのですが、今回も15名の方が参加されました。

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 ボールを使った運動や、ストレッチ運動、サッカー講習会(ルール・用語説明など)や食事(お弁当ですが、本日トップ選手が食べたものと同じメニュー!)をしながらの懇親会も。レイソルのユニフォームやTシャツ、帽子などを身に付けてご参加いただいた方も。皆さん大変お元気で、何よりもイキイキと楽しそうだったのが印象的でした。

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 今年はまだ2回、7月6日(金)、7月20日(金)の各日10:30?13:00で実施します。第2回の申込締切は6月30日(土)、第3回申込締切は6月30日(土)必着となります。興味を持たれたれた方はぜひご参加ください。詳しくは公式サイトをご確認ください。

2012年6月14日

ダブルパス

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担当:大重正人

梅雨の合間、貴重な太陽の恵みを受けた一日でした。午前中はちょっと涼しめで、選手たちには一番よいコンディションでした。大宮戦に向けた紅白戦、セットプレーの確認など、念入りな最終調整をおこないました。オーストラリアから帰ってきた酒井選手も元気に参加!そのほかのメンバーは、ナビスコカップを戦っていない分、実戦から離れてはいますが、その分トレーニングを積んでこれました。練習こそ力に。これがレイソルのスタンダードです。

今週から、ファンクラブ・アソシエイツ会報誌、日立台通信の取材がスタートしました。まず一発目は、選手対談の「ダブルパス」です。これまでいろんなつながり、組みあわせを広報で考えて、マッチングしてきましたが、今回はこのコンビ!!

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安英学選手と稲田康志選手です。背番号が16、17とならぶ二人はロッカーでも隣同士。「ヨンハさんとはいろんな話をしますよ?!」というイナの言葉を思い出し、今回の対談を企画しました。まず2人の共通点は、優しきパパであること。ブログなどでも時折登場するプライベートでは、まさに家族にこれ以上ない愛情を注ぐ良きパパぶりが見られます。やはりサッカー選手に?という質問には、「イナの子供はボールを蹴る力が凄いんですよ」とヨンハも舌を巻くほどの素質を見せているそうですよ!

そんなパパトークから、サッカーの話へ。なかなか出場の機会がないなかでも、2人の練習に取り組む姿勢、高い意識はまったく変わることはありませんでした。午前練習を終えて、食堂ピアノにやってくる時間は、2人ともいつも終わりごろ。全体練習が終わった後でも、黙々とトレーニングを重ねています。そんな2人だからこそ、巡ってきたチャンスをつかみ、そして試合で結果を残せる。レイソルにとってがけっぷちだったホームのACLブリーラム戦、チームを救う見事な守備で完封しました。「今日の練習終わりに2人で話したんですけど」と、サッカーを人生になぞらえた言葉は、まさに名言と言える印象的なフレーズでした。

来週以降も、OB選手による「マイベストゲーム」、少年時代を振り返る「私の履歴書」、そしてチームの今を選手1人が語る「Mr.REY」と取材が続きます。会報誌の発送は、後半戦の日程発表にあわせるため、すこし前号より間隔があきますが、お手元に届くのを楽しみにお待ちください!

最後に、ニュースや、この広報日記をはじめとするレイソル公式ブログをご覧の方はすでにお気づきでしょうが、画面上の方に、いろんなアイコンボタンが付いています。これはソーシャルメディアサービスとの連携ができるものです。フェイスブックの「いいね!」だったり、ツイッターのボタンだったり、皆様それぞれ参加・登録されているメディアにレイソルの情報を拡散できるものです。家族や友達、知人などにぜひレイソルの情報を広めて、少しでも興味を持ってもらえたり、サポーターになってもらうきっかけとなれば幸いです。どうぞご協力ください?

2012年6月13日

柏発ドイツ行き part2

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担当:河原 正明

 本日、酒井宏樹選手のドイツ・ブンデスリーガ ハノーバー96への移籍が、クラブ間で合意となったことを発表しました。酒井選手は日本代表として昨晩オーストラリアで行われたワールドカップ最終予選・オーストラリア戦に後半出場し、アウェイでの勝ち点1奪取に貢献しました。代表メンバーは試合後すぐに移動し、午前中に空路で日本へ。酒井選手も昼過ぎにクラブハウスに戻りましたが、迎えにいったスタッフによると「さすがに少し疲れていた」ようで今日は休養日となりました。

 高校3年生の2008年にトップチームに登録、2009年にはブラジル留学を経て、2010年にJリーグ初出場。そして昨年4月のJリーグ再開後に右サイドバックのポジションを奪取、レギュラーに定着すると同時に攻撃の武器であるクロスで一気に注目を高めてU22五輪代表に召集。そして12月にはJリーグ優勝、さらにはクラブワールドカップに出場。今年に入ると日本代表にも召集され、先月には代表初キャップ、そして海外移籍・・・とこの1年で貴重なバックアッパーからチームを代表する選手の一人へと大躍進を遂げたのは皆さんもご存知のところです。
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 メディアの注目が増えるにつれ、取材の数も急上昇。お断りせざるを得ない取材も数多く、という状況でした。それでも酒井選手本人は決して奢ることなく、真摯にサッカーに取り組んでいます。だからこそ人をひきつけ続けるのだと思います。

 彼の、そして我々の身近には柏発→海外行きの先駆者の二人がいます。ドイツ・ボルシアMGの大津祐樹選手とスペイン・セビージャAの指宿洋史選手、共にU23日本代表候補選手です。
 指宿選手とはレイソルU15、U18と6年間良きチームメイトでした。U18時代、高円宮杯の対流通経済大柏高校戦。今にしてみれば「超高校級」の体格に優る二人が左右の両ウイングで相手をガンガンなぎ倒して行った試合は忘れられません。今季スペインリーグ(セグンダB)で20得点と大きな結果を残している同期の活躍に刺激を受けない訳はないでしょう。
 またプロになってからは1歳年上、でも実際には誕生日が3週間違いの大津選手とは公私ともに大の仲良しでした。昨年7月に大津選手がドイツに移籍した際も酒井選手が成田空港まで自ら送り届けたほど。公式サイトでもお知らせしましたが、7月7日(土)国立競技場で行われる名古屋グランパス戦でサポーターの皆さんに挨拶をする予定です。大津選手と同じく国立でお別れというのもらしい偶然ですね。

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 しかし、まだセンチメンタルな気分には早いです。トップチームは今日もゲーム形式でトレーニングを行いました。土曜日には大宮アルディージャとの大事なリーグ再開初戦が待っています。相手も監督が交代した初戦、先月の新潟戦でもそうでしたが、ことさら高いモチベーションを持ってくる相手に苦戦を強いられたのは皆さんの脳裏にも鮮明なことでしょう。さらにアウェイ・NACK5での戦いづらさは言うに及ばずです。明日には酒井選手も合流予定です。まずは大宮戦に向けてしっかりと集中を高めていきます。なお、明日は非公開練習となります。練習見学はできませんのでご了承ください。

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 最後に6月23日(土)の鹿島戦(18:30 柏)のチケットは完売となりました。追加の販売はございません。ご購入ありがとうございました。

2012年6月12日

大舞台へ

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担当:大重正人

昨日Jリーグからリリースされましたが、7月21日に「Jリーグスペシャルマッチ」が開催されることになりました。これは昨年からJリーグと各クラブが「チカラをひとつに。TEAM AS ONE」というスローガンを掲げて活動してきた東日本大震災復興支援を目的としたもので、決して忘れることのできない出来事から、サッカーを通して被災地の皆様に少しでも勇気と前へ進んでいく力をお届けしたいという気持ちを表現するドリームマッチです。

舞台はカシマサッカースタジアム。対戦するのは、鹿島と仙台、東北出身選手、海外選抜選手による「Jリーグ TEAM AS ONE」と、J1クラブ16チームを中心とした「Jリーグ選抜」です。出場選手は、昨日からスタートしたサポーター投票で選ばれた11人を各チームに振り分け、残りの選手は投票結果を参考にして選考委員会による推薦で選ばれます。

インターネットの投票サイトはこちらです。
http://blog.reysol.co.jp/news/2012/013788.html
DF部門で、やってやれ酒井選手が堂々の2位につけて、その全国的な人気に少々びっくりするやら嬉しいやら。(しかし五輪出場選手は試合には出場できません。。。)。このJリーグ選抜を率いるのは、昨年J1を制覇した我がレイソルのネルシーニョ監督、そしてコーチングスタッフもチームレイソルが務めます。昨年J1優勝クラブから、もっともっと選手を大舞台に送り込めるよう、レイソル戦士たちにどしどしご投票をお願いいたします。

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チケットは16日から先行販売、23日から一般販売スタートです!詳細はJリーグサイトよりご確認ください。
http://www.j-league.or.jp/release/000/00004518.html

今日は、増嶋選手、田中選手(レポートはモバイルレイソルで)が取材を受けました。そして近藤選手も。おなじみのサッカー漫画、ジャイアントキリングの別冊インタビュームック「エクストラ」のインタビューです。来月20日ごろの発売、世間はロンドン五輪一色になっているころ、しかしテーマは「五輪は通過点」。五輪代表に選ばれ、試合に出場できたなら、それはサッカー選手にとってこれ以上ない名誉な経験です。

しかし戦うフィールドは、そこだけじゃないし、また五輪をゴールと考える人は多くないでしょう。五輪代表に選ばれることはすべてではない。それぞれが自分で道を切り開いて、より大きく成長している選手はたくさんいる。そんな選手たちにスポットを当てたいという熱意を持ってご取材くださいました。ライターの原田大輔さん、フォトグラファーの佐野美樹さん、本当にありがとうございました。

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近藤選手がめざしたのは2004年のアテネ五輪。最初はメンバー外でしたが、日本選手のケガや出場停止などでチャンスが巡り、予選に出場することもできました。それでもライバルは、闘莉王、阿部、茂庭、那須といった、現在でも活躍を続ける日本屈指のDFばかり。かたやレイソルでは3年目でレギュラーをつかみかけていた。華々しい代表と、地に足をつけて戦えるレイソル。その狭間で葛藤していた近藤選手、そして強い信念も。そんな若かりし時代を振り返りました。そして同じような境遇の同年代選手とのインタビューを合わせて構成されるそうです。来月の発売をお楽しみに。

最後にスタジアムの水はけ良化工事が、雨などの影響ですこし延びています。あと数日になると思いますが、練習見学の際はこれまでどおり迂回くださいますよう、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

2012年6月11日

日立台キャンプ最終日

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担当:河原 正明

 先週のオフ明けの5日からスタートした日立台ミニキャンプは今日で終了となりました。最終日は午後のみのトレーニング。このキャンプではこれから続く夏場を乗り切るための体力づくりを行っていました。キャンプと同時にワールドカップ最終予選と欧州選手権・EURO2012が始まっていますが、いくらサッカー大好きな選手たちでも欧州選手権は日本時間で深夜の試合となるため「(好カードでも)全部観るのはムリです。さすがに起きていられないです(山中選手)」という選手も。まぁコンディションを考えれば致し方ないですね。
 ハードなトレーニングが続いたキャンプですが、今日はボールを使わずにフィールド陣はフィジカルトレーニングで締めくくりとなりました。

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 室内トレーニングを含めておおよそ90分間、みっちりとカラダを苛め抜いた選手たち。屋外での練習時間の半分以上を費やしたサーキット系のメニューでは、苦しいところを乗り越えてその先にある勝利を掴むためにと、グループごとにお互いに声を掛け合い、盛り立て合ういつもの光景がピッチでは見られました。

 そして練習後に全員が揃ってピアノで夕食を食べて、7日間のキャンプは打ち上げとなりました。オフは無しで明日から通常通りの練習となります。「勝つために必要なトレーニング。一昨年、昨年とこうした練習の積み重ねが残してきたものを信じている」このキャンプを大谷選手が総括してくれました。「再開後のJリーグ戦で良い結果を残して一段一段と上に向かって上っていくことだけを考えている(大谷選手)」とすでに選手の気持ちの中では週末の大宮戦に集中しています。
 そのアウェイ大宮戦『野田線ダービー』ですが、まだチケットも購入可能です。「ワールドカップ予選やEUROよりもやっぱりレイソルの試合が観たい!」という方はぜひ週末にNACK5スタジアムにお越しください!

2012年6月10日

日曜日

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担当:大重正人

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今日はまるで夏のような、気持のよい日曜日でした。今日の日立台グラウンドは、本当に大賑わい。野球場では文字通りの野球大会、そして人工芝では全日本少年サッカー大会、千葉県大会準々決勝で多くのみなさんがお越し下さいました。全少ではレイソルU-12が中志津SC ブラックに4-1で快勝し。柏レイソルアライアンスアカデミーTOR'82は惜しくも1-6で敗戦でした。次なる舞台は、6月24日に白井市陸上競技場で準決勝と決勝が行われます。昨年はレイソルU-12が全国優勝したため、今年の千葉県代表枠が1つ増えます。準決勝に勝てば、全国2連覇への挑戦権を獲得です。

トップチームは、今日は紅白戦。大宮戦に向けて、より緊張感を高く保っての「真剣勝負」です。来週は古巣との対戦になる安英学選手は「いい選手がそろっているし、順位以上の力を持っているチームだと思います。去年はホームでやられたし、監督が代わったばかりで、ポジション争いでアピールしようという強い気持ちを持っているはずです。自分たちはそれ以上で臨まないと」と口調や表情はいつものヨンハらしく温厚でしたが、危機感と厳しさを忘れていません。

ファンサービスエリアがあふれるほどのお客様にお越しいただきましたが、スタジアム工事のため、練習場まで大きく迂回するルートでご不便をおかけしております。皆様にご協力をいただきましてありがとうございました。来週途中までは工事が続きそうですので、いましばらくのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

そして午後からは、澤選手と増嶋選手とともに、柏住宅展示場へ。幸せそうなご家族が集まるなか、盛大な拍手でお迎えいただきました。用意された100枚のサイン会整理券はすべてなくなり、過去最大クラスのお客様でいっぱいでした。トークショーではおなじみ桑原学アナウンサーの司会でACLについてのお話。サワは「広州は、サポーターが訓練されているんじゃないかっていうぐらいの応援がすごかった。クラブを上げて自分たちを倒そうとしているようでしたね。だから皆さんも、、、」とサポーター皆様に応援のお願い☆

またマスは「一番厳しいグループに入ったと言われましたが、ここを突破できたことは大きな自信になりました。ブリーラムの独特な応援は、柏サポーターも乗っていたと聞きましたよ」。また酒井選手とご飯を食べに行った時のやりとりでは、この日一番の笑いを呼んで、観衆を大いに楽しませました!さらにサイン会、じゃんけんプレゼント大会でも、サービス精神旺盛な2人の活躍で、短い時間でしたが楽しいふれあいの時間になったでしょうか。日曜日の午後、貴重なお休みの時間にわざわざお越しいただきまして、本当にありがとうございました!

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2012年6月 9日

サッカー一杯の週末

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担当:大重正人

雨がしとしと降ってきた土曜の午前。関東地方も11時に梅雨入りしたと発表がありました。ちょっと空も心も軽やかに晴れない季節になってしまいましたね。。。お昼過ぎからナビスコカップが始まりましたが、残念ながら雨に見舞われています。梅雨に入っても、試合の日だけは太陽王の力で持ちこたえてほしいところですが、雨が降ったとしても現在実施している水はけ良化工事の成果が発揮できるとよいのですが?

日立台キャンプ5日目。ちょうど来週土曜日はリーグ再開、トレーニングも徐々に実戦形式のものが増えて、試合に臨んでいくリズムや感覚を取り戻していく過程です。ハーフコートでの10対10では、レアンドロ選手を中心に狭いエリアを崩していくパスワークに、サポーターからも声があがるほどのキレと鮮やかさがありました。昨年と同じく、中断明け初戦がアウェイの大宮戦というのも何かの縁かもしれません。監督が代わった大宮は、際立った個性のある選手たちときれいなパスワークを持った強敵です。去年も非常に苦しみながらの辛勝でしたが、何とか乗り越えて、リーグ戦浮上のきっかけにしなければいけません。

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リーグ戦はお休みですが、ヨーロッパではユーロ2012が開幕。南米の2強がいないだけで、ワールドカップと同じかそれ以上のハイレベルマッチです。海外サッカー通の林選手にとっては、毎日が楽しくてたまらない日々でしょう?。そしてアジアではワールドカップ予選、日本がホームで2連勝して最高のスタートを切りました。酒井選手もオマーン戦で出場し、12日の天王山オーストラリア戦へ向けて、まだまだ見逃せません。

そんなワールドカップ関連で、日曜日にコーチングスタッフのテレビ出演があります。まずネルシーニョ監督が、今日やべっちFCの取材を受けました。昨日のヨルダン戦についての採点、マンオブザマッチ、感想などをフリップに書き留めて、コメントしました。昨日ハットトリックの本田選手は名古屋時代の教え子、懐かしいエピソードもこぼれました。テレビ朝日で日曜深夜の23時45分、1時間SPです。

さらに続く24時45分、同じくテレビ朝日「GET SPORTS」に井原コーチが登場するワールドカップ討論会が放送されます。来る12日に対戦するオーストラリアはグループ内最強のライバル、日本代表はいかにしてこの強豪と戦うのか。ラモス瑠偉さん、秋田豊さんらと討論!もしかしたら酒井選手についてのコメントもあるでしょうか!? さらにTBSでは24時20分からユーロ屈指の好カード、スペインvsイタリアもあります。もうどうすればいいんでしょう(苦笑)。テレビ、ビデオを駆使して、存分に欲張りましょう!!

明日は午前9時からトレーニング。そして午後1時30分から、クラブスポンサー「柏住宅展示場」にて澤選手&増嶋選手トークショーを開催します。当日11時30分からサイン会整理券を先着100名様に配布いたしますので、ぜひ足をお運びください!
http://blog.reysol.co.jp/news/2012/013770.html

2012年6月 8日

スゴ技職人

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担当:河原 正明

 日立台キャンプも4日目。ようやく折り返しに近づいています。午前中は300m走×10本。朝から気温がグングンとあがり真夏日となった今日には少しキツいメニューでした。

 午前練習が終わる前、レイソルのユニフォームを着たフリーキック練習器が登場。いずれの背中にもNo.10がマーキングされています。時々使う手ですが、練習上がりの選手に確実にサインをもらうのには非常に有効なのです。
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そのユニフォームへ一番にサイン入れに来たのはもちろんレアンドロ選手本人。ご本人様が書き終わるのを待って続いて他の選手も登場。「サインがレアンドロより大きいし、ど真ん中すぎでしょ(笑)」といじられていたのは栗澤選手。「そう?」とクールに通り過ぎていたのがおかしかったです。
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 そんなニーヤンですが、午後の練習でもキレキレでした。レイソルでは定番メニューの狭いコートでの5vs5のキリカエのトレーニング。ミニゲーム形式では一瞬一瞬で敵・味方の状況が変わります。その中でもトラップで浮かせたボールからボレーシュートを放つ一連の流れはそこだけ時が止まったようでした。瞬時の判断を迷わずに行えること。改めて「サッカー知能指数」が高い選手だと感心させられました。練習で出来るから本番の試合でも見せることができる妙技です。明日、明後日と練習見学が可能ですので、ぜひ彼のスゴ技にご注目を!

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 さて、今夜はいよいよ2014ブラジルW杯最終予選・ヨルダン戦です。レイソルサポーターとしては前節・オマーン戦に続き、酒井選手の出番があるかに注目でしょう。もちろんまずは日本代表の勝利を願って、これからTVの前で正座して待ちたいと思います!

2012年6月 7日

菅野孝憲

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担当:大重正人

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ここ数日、朝から子供達の快活な声に元気をもらっています。今日の午前は高田小学校の児童さんたちが、日立台グラウンドを見学に来てくれました。スタジアムの芝の気持ちよさにダイコーフンのようすで、男の子も女の子からも元気な歓声が起こります。写真にはでんぐりがえりする男の子も映っていますね笑

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そんな歓声が、ちょうど練習場に向かう選手たちにも届いたようで、水野選手や井原コーチが「どうしたの?どうしたの?」という感じで思わずひきつけられていました。水野選手は先日も小学生たちを前に、ボールを高く蹴り上げるパフォーマンスを披露。サービス精神満点、さすがパパのコウキに大きな歓声が上がっていました。

おとといの日記で告知しました、本日「NUMBER」が発売に。レイソルサポーターのみなさんなら、もうすでに菅野選手ノンフィクションは読まれていますよね!? その扉写真、ちょっとした異変にお気づきでしょうか。

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カメラマンさんの計らいもあって少し陰影がついていますが、菅野選手の左目、実は青くうっ血して、腫れています。瞼には赤いキズも。撮影した4月24日の3日前。ヴィッセル戦でのピンチで果敢に競り合ったときに顔面を強打したものです。ユニフォームを着て、セットを組んでの撮影。せっかくの機会なのに、、、と私は残念に思いながら「ちょっと角度変えてみる?」と声をかけたところ、「いや、このままで大丈夫です」とキッパリ。

菅野選手は、GKとして必要なものは?という質問に、いろんな大事な要素のひとつとして「勇気」を挙げることがあります。モバイルレイソルのon the wayの取材の時、ボールが怖くないのか?という質問に「ボールが当たっても、死ぬことはまずないですから」と言い放った言葉は本当に衝撃的でした。だからこそ、敵の突進に対して、ただボールだけを奪いに、あそこまで飛びこめる。この傷は、まさに「菅野孝憲」を表したものです。言葉と写真。彼が全身で自分を表現したノンフィクション、ぜひご一読下さい!

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2012年6月 6日

日立台キャンプ2日目!

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担当:河原 正明

 昨日から始まった日立台キャンプも2日目。昨日は体力測定だったので今日からいよいよボールを使った本格的なトレーニングになります。それぞれが充実したオフを過ごしてきたようで、体力以上に気力が漲っているのがハタから見ていても伝わってきます。
リーグ戦に向けていいキリカエができているようです。何よりもケガ人が長期離脱中の
桐畑選手以外にいないことも明るい雰囲気の一因ではないでしょうか。

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 そして、U-19日本代表の南アフリカ遠征・SAFAケープタウンU20国際トーナメントから山中選手が帰ってきました。後輩であるU-18所属のMF秋野・中村両選手とともにレイソルを代表しての遠征でしたが「いやー遠かったです!」日本から20時間以上の移動時間は、18歳の若者とはいえさすがにキツかったようです。ACLでタイまで7時間の移動がありましたが、比べて3倍近い所要時間をかけての移動。現地について少し体調を崩したそうですが、気候も秋冬と環境面でもハードだったようです。
 日本代表は予選グループは突破したものの、準決勝でアルゼンチン代表に0-1で惜敗。そして3位決定戦は地元・南アフリカと1-1のドローでもつれ込んだPK戦。6-7と接戦の末に敗れて、4位という結果でした。山中選手もフル出場、PK戦も7人目のキッカーとなるも「キッチリ決めてきました!」しかし、惜しくも勝利とはなりませんでした。

 残念ながらオフはありませんでしたが、貴重な世界での経験を積んできた山中選手。リーグ戦にそして11月のには本番となるAFCU-19選手権が待ち構えています。チームでしっかりと心技体を磨き、次の世界での舞台にいかして欲しいものです!

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 トップチームは明日も日立台でのキャンプトレーニングを行います。なお、スタジアム工事に伴い一部通路の通行を規制しています。迂回へのご協力、ならびにファンサービスゾーンの一時的変更にご理解を申し上げます。

2012年6月 5日

日立台キャンプ初日

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担当:大重正人

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4日間のオフ、選手やスタッフは家族や友人など大切な人と思い思いの時間を過ごし、心身ともにリフレッシュして、この日立台に帰ってきました。ACLでの悔しい敗戦を忘れることなく、そしてACL再挑戦のため、まずはJ1リーグで上位進出をめざす戦いがリスタートします。今日は筋力、持久力の測定+走り込み。1000mを6本走り込み、オフ明けの選手たちにとっては「キツイ」と表情をゆがめる初日でした。今週は水曜と金曜が2部練習、そしてピアノの食事は選手・スタッフが揃って摂るという、恒例の「日立台キャンプ」です。

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ここに不在の選手が2人います。U-19日本代表の山中亮輔選手は、U-18の後輩、GK中村選手とMF秋野選手とともに南アフリカに遠征。ケープタウンU-20トーナメントで見事グループリーグを突破し、惜しくも3位決定戦で敗れたものの見事4位に。ブラジル、アルゼンチンやアフリカの強豪とすばらしい戦い、経験を得て日本に帰ってきます。

そして彼らの先発、酒井宏樹選手は日本代表に参加中です。3日のオマーン戦、背番号21の後姿を確認したレイソルサポーターみなさん、本当に興奮されたことでしょう。思い切りよい攻撃参加、重戦車ドリブルからの高速クロス。記者さんによれば「いいクロスは1本しかなかった」と本人は悔やんでいたそうですが、十分に存在感を出していましたよね。ザッケローニ監督の期待の大きさは、最初の交代カードとして起用されたことでも十分に伝わってきます。日本最高峰のサイドバックが競争相手ですが、今はまちがいなくレギュラー奪取へのチャンス。8日のヨルダン戦、12日のアウェイ豪州戦、貪欲にチャレンジしてほしいですね!

その酒井選手の取材記事が、明日発売されます。小中の少年向けのサッカー専門誌「ジュニアサッカーを応援しよう」です。本人のインタビューをもとに、小学校時代はキャリアをスタートさせた柏マイティーの倉持代表、中学校時代はレイソルサッカーを叩き込んだ吉田達磨・現強化部長の話を加えた、日本代表サイドバック酒井宏樹の原点を振り返るよう内容です。ぜひご一読下さい。

そしてもう1本。スポーツ専門誌「NUMBER」、今週木曜発売号に、菅野選手の「ナンバーノンフィクション」が掲載されます。限られたアスリートだけしか取り上げられない、すばらしい企画から白羽の矢が立ちました。予定ではもう少し早い発売でしたが、他の記事の都合によりページが減ってしまうことから、しっかり6ページが確保できる今号まで待たれることになりました。菅野選手への取材はもちろん、これまでスゲが大きな影響を受けてきた方々への綿密な周辺取材をもとに構成されています。こちらもどうぞお楽しみに。

最後に、現在スタジアムの水はけ良化工事を実施していますが、明日からの工事エリア拡大に伴い、練習見学にお越しの方は、バックスタンド下が通行できなくなります。大変ご足労となりますが、野球場の南側を迂回いただくようお願い申し上げます。くわしくはニュースページよりご覧ください。

2012年6月 3日

6月5日の練習について

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 6月5日(火)の練習は、測定をおこないます。つきましては、9:00、10:00、14:00、15:00、いずれかの時間帯に分かれて参加いたします。時間帯によっては不在の選手もおりますので、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。