2014年11月30日

U-18プレミアEAST優勝!

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担当:大重正人

昨日のエスパルス戦は、試合内容もさることながら、いきなり太陽の光が差し込んだり、白い靄がピッチを覆ったり、そしてサポーター皆さんによる応援、そして柏熱地帯のマスゲーム。ネルシーニョ監督にとっての日立台ラストマッチは、本当に感動的で、印象深い、レイソルの歴史に残り一日になりました。

そんな日立台のスタジアムや、トップチームをめざしてきたU-18チームの選手。彼らにとっても、アカデミーの選手としてスタジアムで戦うラストマッチが行われました。U-18プレミアリーグ。残り2試合で首位に立っているレイソル、2位の清水ユースに勝ち点6差をつけて迎えた今日の試合。引き分け以上で自力優勝が決められる、そして憧れのスタジアムでそれを決められるチャンスを自分たちの長年の努力でつかみとりました。

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「ボールを大事にして、相手に脅威を与えながら、主導権を握るサッカー」。今日もレイソルU-18らしいサッカーが展開されました。しかし相手の青森山田高も負けられない一戦。プレミア残留のために、1点でも多く勝ち点を持ち帰ろうという闘志、戦術で拮抗したゲームが続きました。特にレイソルは「サイドで数的有利や2対2の状況を作って崩していく(下平監督)」スタイルのなか、サイドバックも敵陣まで攻め込みますが、相手のサイドハーフは自陣深くまで戻ってマークを離しません。6バックのような形にも見えました。

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「自分たちが前がかりになり、相手のディフェンスが揃ってしまっていた。自分たちはパスをつなぎ、ボールを大事にする。ただそこでスペースがどこにあるか理解するというところが今日は少し足らなかった。引いた相手をわざと前に出させたり、そういう駆け引きも必要だった」。勝ちたいという気持ちが少し強すぎたのか、引いた相手を崩しきれないままタイムアップ。実は、試合前に行われた2位清水ユース×市立船橋戦で、清水が0-3と敗れ「決まってほしくなかったという気持ちもありました。勝たなければという緊張感のなかで試合をしたかったね」と優勝決定直後の、むずかしい試合でもありました。

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今日は引き分けに終わりましたが、プレミア昇格即優勝という結果が色あせることはまったくありません。中山雄太キャプテンは「自分たちの目標だった大会で優勝できて、嬉しいです」と晴れやかな表情でした。しかしすぐに「でもチャンピオンシップ優勝が目標ですから」ときっぱり。会津雄生選手も「目標は日本一です!」と満足よりも、次なる大舞台へ気持ちは向かっています。

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西日本リーグの「WEST」では、ヴィッセル、ガンバ、セレッソ、グランパスの4チームが優勝の可能性を残す大激戦。どの相手が来ても、チャンピオンシップにふさわしい強敵が進出してきます。12月14日(日)、トップチームが2011年にJ1優勝を果たした、埼玉スタジアムがファイナルの舞台。13時キックオフです。すでにチケットが発売されていますので、悲願のビッグタイトル獲得へ、埼スタへぜひお集まりください。
http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18/2014/championship/ticket.html

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トップチームは、12月6日の新潟戦でのリーグ4位=ACL出場の可能性を死守する戦いが続きます。今日は軽めのトレーニング、多くのサポーター皆様がファンサービスやふれあいを求めてお越しくださいました。新潟戦翌日12月7日がチームの最終活動日の予定ですが、大変に多くの方が来場された場合、非常に心苦しいのですがファンサービスのご対応ができない可能性もございます。日々皆様、当然お忙しいことと思いますが、もしできましたら、平日のトレーニング日にお越しいただけますと比較的ゆったりと写真撮影などできますので、ご検討くださいますようお願い申し上げます。

2014年11月29日

アレグリア

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担当:河原 正明

 10勝5分1敗。これは柏レイソルの2014シーズン第32節までのリーグ戦ホームゲームの戦績でした。そして今日の清水戦、新たに勝ち星を一つ追加して11勝5分1敗。ホームゲーム15試合連続無敗のクラブ記録を更新して日立台での公式戦は終了しました。

 試合開始3時間前ごろから降り出した雨でしたが、キックオフ直前に止み、試合が始まると"太陽王"にふさわしく陽も差して来ました!モヤっとした天気を吹き飛ばすかのように、前半からゴールラッシュで残留争いに後のない清水エスパルスを迎え撃ちます。

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 10分、栗澤選手がドリブルで中央から左に向かって持ち上がり相手DFを引き付けると、右サイドの裏のスペースに走っていた太田選手にスルーパス。ダイレクトでクロスを送ると揺さぶった守備陣の隙間からフリーで走りこんだレアンドロ選手が難なくネットに沈めます。

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 その後少し停滞する時間があったものの、38分にまたしても右サイドからゴールが生まれます。1点目と同じように相手の裏を駆け上がったキムチャンス選手が渾身のクロスボールをあげます。レアンドロ選手のヘディングシュートは弾かれるものの、詰めていたドゥドゥ選手がごっつあんゴール!2点をリードし、後半へ。
 後半は左サイドから攻め入り、3点目。橋本選手から太田選手へ、ヒールで落とすとレアンドロ選手がラストパス。これをドゥドゥ選手が「トラップしてから落ち着いてGKの動きを見て決めるだけでした」というコンビネーションで試合を決定付けました。
 前線に長身の選手を揃えて反撃に出る清水に一矢を受けますが、そのままタイムアップ。ネルシーニョ監督のホームラストゲームを2000年以来の6連勝、白星で終えました。

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 霧が立ち込める幻想的な雰囲気の中始まった最終戦セレモニー。チームを代表して大谷キャプテンが「今年一年間日立台でリーグ戦は1敗だったのはサポーターの皆さんの後押しの結です。タイトルを取れなかった悔しさはありますが、最後の新潟戦も応援してください!」と挨拶。順位は変わらず5位ですが逆転で4位へ、そしてアジアへの扉に手をかけに進みます。

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 そしてネルシーニョ監督の番。贈るビデオ、歴代のタイトルをモチーフにした『御礼』コレオグラフ。「この5年半、柏レイソルとそれ以上荷サポーターの皆さんが勝者になったと思います」。何よりも勝者であり続けることを強く望んだ指揮官の口から出たのは、支えていただいたサポーターへの暖かい労いの言葉でした。

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 「柏レイソルはこれからも勝者であり続けなくてはいけない。だから選手を支え続けてください」ラストメッセージに万雷の拍手とネルシーニョコールでお見送りをしていただきました。

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 ホーム最終戦、これまでも多くの勝利を共にして、掴んだタイトル。数々の思い出がよみがえります。でも監督は感傷的になることはきっとリーグ最終節新潟戦が終わるまでないだろうと思っていました。でも、日立台に別れを告げながら歩いていた監督の目は確かに潤んでいました。
 「アレグリア」。日本語で喜びを意味します。会見で話したポルトガル語がハッキリと耳に残っています。「最後のセレモニーは本当に感動しました。長くプロの世界にいますけど今日は特別でした」と述べました。
 ここ柏で喜びを得てきたこと。そして「まだ最後の新潟戦に勝って柏でのキャリアを『成功で終える』こと」その目はもう次に向かっていました。
 ホームで最高の雰囲気を作っていただきましたサポーターの皆さま、ありがとうございました。あと1試合、可能性を残して新潟に向かえます。

 さて、今日は長らくクラブをご支援いただいていますユニフォームスポンサー"アフラックデー"でした。恒例のダックも今回はクリスマスバージョン。来場者プレゼントも大盛況でした。また来年もよろしくお願いいたします!

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 そして明日も喜びの時が訪れるかもしれません。柏レイソルU-18が出場している高円宮杯プレミアリーグ。ホーム最終戦 青森山田高戦が14時から日立台で開催されます。引き分け以上で、昇格即EASTブロックの優勝となります。
 入場は無料となっています。メインスタンドを開放しますので、ぜひご声援ください!

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2014年11月28日

日立台最終戦

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担当:大重正人

もう11月も、あと3日だけになってしまいました。そしてリーグ戦も残り2試合。明日はホーム日立台での今季ラストマッチです。「ホーム強し」「難航不落の日立台」。そんな言葉で表現いただいたホームでの強さは、今年本当に際立っていました。ここまでリーグ戦は16試合で10勝5分1敗、勝ち点35を挙げています。34点の浦和、32点のG大阪、31点の川崎と並み居る強敵を上回る、リーグ1位の数字です。当然、ここに「3」を追加しなければいけません。

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そして明日はネルシーニョ監督にとって、日立台での最後の試合です。今週はマッチデープログラムとファンクラブ会報誌の取材でも、この5年間を振り返りました。ホーム最終戦ということもあり、普段より多いメディアの方に囲まれました。「ACLに再び出るためには、自分たちは勝つしかない。それを全員が強く思い、勝つんだという覚悟ができている。これが私のレイソルでの最後の任務だと思っています」。そして日立台やサポーターについての質問が向けられると「5年間、目標を達成し続けることができて幸せな気持ちです。これまで支えてくれた皆さんの前で、明日感謝の気持ちを伝えられることを嬉しく思っています。日立台は私の家。この5年間の思い出が、ここに全部詰まっています」。

選手たちもいろんな思いを持っているでしょう。誰よりも勝ちたい監督と選手たちの集まり。それが、ネルシーニョ監督が5年間で築き上げてきたチームです。「明日もこの日立台で、自分や選手みんなができることを90分やり続ける。そして勝って、監督が笑顔でスタジアムを一周して、サポーターに送ってもらうのが理想です」。桐畑選手をはじめ、チーム全員がこのホーム最終戦の重みを感じて、明日を戦います。試合後のセレモニー、またサポーター有志皆さんのご協力によるマスゲーム(柏熱地帯)にもぜひご協力をお願いします。

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明日はいろいろなイベントがあります。まずは「アフラックデー」。「アフラック特設ブースで配布されるチラシでサイン入りグッズが当たる抽選会や、先着3000名にはこの日だけの『アフラック×柏レイソル限定コラボグッズ』もプレゼントされます。

「柏ホームタウンデー」。JAちば東葛様による柏産「朝採り小かぶと野菜の詰め合わせ」を抽選で200名様にプレゼント、クリアファイルの配布、また秋山浩保市長も駆けつけてくださいます。場内グッズ売店3か所では「20%オフセール」もあります(一部商品除く)。場内飲食店舗では最終戦特別メニューを数多くご準備いただいています。メインスタンド売店では、11月2日徳島戦にご来場いただいた俳優の大杉漣さんがトーク番組で紹介された「チーズホットドッグ」の100食特別販売もあります。各種イベントについてはこちらのページにまとめておりますので、どうぞご覧ください。
/ticket/next/#1129

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明日のチケットは大変申し訳ございませんが完売で、当日券販売もございません。明日の天気はすこし不安定で、待機列にお並びいただいている時間帯は風雨がありそうです。風邪などひかれないようどうぞお気をつけください。ただ試合開始に合わせて雨がやむ予報です。われら太陽王の力を、明日の日立台で思う存分発揮しましょう。応援よろしくお願いします!

2014年11月27日

覇気あふるる

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担当:河原 正明

 今日の日立台は、冷たい雨の降り続いた昨日とは変わって穏やかな冬晴れとなりました。昨晩はスタッフもクラブ事務所で天皇杯準決勝をTV観戦。土曜日の対戦相手である清水×G大阪戦、そして山形×千葉戦。結果はご存知の通り、G大阪と元レイソル・石崎監督が率いる山形が決勝進出しました。
 ガンバには明神選手、山形には監督以外にも清水選手に小林亮選手、林選手に比嘉選手とかつて柏レイソルでプレーした選手が在籍しています。石崎監督にとっては前回決勝に進出した2009年元日と同じ相手。「イシさんに今度こそ」と願うサポーターもいれば「ガンバが勝てばJリーグ4位までACL出場の可能性が広がるかも・・・」と悩ましいかもしれませんですね。

 でも、その権利を得るには残り2試合で勝ち点を積み上げなければいけません。土曜日に対戦する清水は昨日の天皇杯でリーグ戦に出場した選手の大半を温存していました。今年7月アウェイでの対戦は0-3で完敗。激しい守備に手を焼き、ボールを奪われてから失点を繰り返す。シュートもわずか3本と相手の狙い通りにやられた試合のひとつでした。

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 しかし、その試合後のロッカールーム。選手たちに監督から「下を向くな。試合で戦っていないものは一人もいなかった。この状況を変えられるのは自分たちしかいない!」熱い檄が飛びました。次の川崎戦、ホームで熱いサポートを受けて勝利。8月のリーグ戦無敗とチームがググッと上昇していったのは偶然ではないと思います。
 そこから現在の順位まで上昇したのは監督以下スタッフ、そして選手たちと支えるサポーターがいたからなのは間違いありません。

 中でもレアンドロ選手は、夏場以降トップフォームを戻しています。リーグ戦、カップ戦での得点もさることながら最前線でどんなに厳しいマークを受けても『チームのために』と献身的にプレーし続けてくれています。実は10月のJリーグ月間MVPに惜しくも次点で選出ならず、なのでしたが、選定されてもおかしくなかったのにという思いは、レイソルサポーターの皆さんならお判りでしょう。
 ネルシーニョ監督は前線の3選手の組合せを何通りも試みて勝ち星を上げてきましたが、1トップの多くはレアンドロ選手が努めています。大事なところでポイントに結びつく得点を奪うことができる。工藤選手もそうですし、太田選手やドゥドゥ選手もその能力を発揮してくれています。そういう環境で強敵に打ち勝つ、連勝をし続けている現在のチームの雰囲気は2011年終盤に似ていると感じます。そして 「同じ相手に2度。しかもホームで負けるわけにはいかない」と何人もの選手が話していました。明確な目標に向けて、チーム一丸となる戦いにすべく。残り2試合もご注目ください。

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2014年11月26日

常盤松中学校へ

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担当:大重正人

昨日から今日までずっと冷たい雨が降り続いています。トレーニングもキリカエのパスゲームなど1時間ほどと短め、ドゥドゥは「サムイネ」、エドゥアルドは「メチャ、サムイネ」と報道陣を和ませます。ずぶ濡れになった選手たちが凍えながらクラブハウスへ戻っていきました。10度前後の大変な天候の中、サポーターの方々もいつも通りお越しくださいました。そのお目当てのひとりは、この選手でした。

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輪湖直樹選手。今日11月26日で25歳に、レイソルのトップチーム加入後初めての誕生日を迎えました。「今年レイソルに来れたけど、もっと試合に絡みたかったし、もっとやれたと感じています。25歳は違う一年にしたいし、しっかりアピールして日立台のピッチにもたくさん立ちたいです」と抱負を述べました。今日は誰かとご飯食べに行ったりするの?と聞かれると「昼はマスくんと。夜はクドーとバラに誘われてますけど。でも後輩の2人はお祝いとか絶対考えてないと思いますよ(苦笑)」。でも、今頃、小学生時代からの仲間と楽しい時間を過ごせていますように~おめでとう、ワコ!!

午後からは、事前告知なしでサプライズの学校訪問がありました。今年8月2日の川崎戦、流山ホームタウンデー。吹奏楽部のなめらかな演奏でハーフタイムを盛り上げてくださった常盤松中学校へお邪魔しました。今回訪問したのは3人です。選手だけじゃありません。

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まずは流山市出身の大谷秀和選手。今回の訪問に尽力いただいた宮本教頭先生は、2007年に大谷選手を母校の西初石中学校にお招きいただいた経緯があります。そして酒井直樹U-15監督は、常盤松中の卒業生です。3人で卒業アルバムを見て、当時からのプリンスぶりを確認したそうですよ。そして平川雅之テクニカルスタッフ(試合分析担当)にとっては、宮本先生が流山東部中時代の恩師。そういった深い縁もあっての今日の訪問となりました。

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3人とも、レイソルアカデミーで選手として活躍しました。選手、アカデミーコーチ、そして分析担当と、それぞれ違う立場ではあります。今のキャリアに至るまでの経緯を生徒皆さんの前でお話ししました。アカデミーで育った選手たちが年齢を重ね、今でもこうして同じクラブの中で、レイソルを強くするという目標に向かって、共に働けていることはすばらしいことです。サプライズということで生徒さんも驚かれたと思いますが、たいへん喜んでいただけたでしょう。

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サッカー部の選手からは「今度の清水戦でゴールを決めたら、、、、」というお願いがありましたよ。まずはキャプテンとしてチームの勝利、その勝利にタニがゴールで貢献できたら最高ですね~最後には、応援団の皆さんから力強いエールもいただきました。常盤松中のみなさん、これからも大谷選手とレイソルへの応援をよろしくお願いします。今日はありがとうございました!

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最後に2015シーズンのファンクラブ「アソシエイツ」の入会募集をスタートしました。本年会員の皆様には昨日より郵送にてご案内をお送りしております。年間シートをお申し込みの方への特典、今年は「バッグインバッグ」です。大きさは30cm×20cmほどの大きさ「ipad」ほどの大きさです。ペンや手帳など細々とした小物も入るポケットなど、8か所に仕切られた仕様になっています。今日、ファンクラブ会報誌のインタビューに応えたクドーにモデルになってもらいました。

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下記のご案内をご確認のうえ、継続、新規ともご入会をどうぞよろしくお願いいたします。
/fan/supporters/

2014年11月25日

土日は日立台へ!

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担当:河原 正明

まず始めに、土曜日のホーム最終戦 清水エスパルス戦のチケットは完売いたしました。多くのサポーターの皆様、ご購入ありがとうございました!
なお、「予約キャンセル」分がある場合、ローソンチケットで再販売いたします。ただし、その販売時刻はご案内できませんのでご了承ください。

トップチームはオフ明けのトレーニングを行いました。ホーム最終戦に向けて、そして6連勝、ACL出場権へ。たとえ冷たい雨が降ろうと、選手たちのモチベーションが下がるわけがありません。指揮官は「いつも通り」を常に強調していますが、平常心で試合への準備を続けます。

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韓国代表としてヨルダン、イランでの親善試合に出場していたキムチャンス選手も完全合流。先週木曜日の深夜に帰国しましたが、テヘラン→ドバイ→ソウル→東京と24時間以上の長距離移動。去年のACLアルシャバブ戦以上にハードな旅程、お疲れさまでした。

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さて、先週の土曜日に日立台では大事な試合がありました。柏レイソルU-18が出場している高円宮杯U-18プレミアリーグ。東地区(EAST)首位のレイソルは市立船橋高を迎えてました。結果は3-1の快勝。これで2試合を残して2位清水ユースとは勝ち点差6。11/30(日)の青森山田高戦に引き分け以上で初優勝が決まります。
「ホームで決めたい」とは下平U-18監督。トップチームもそうですが、巡り合わせもあるので必ずホームゲームが決定戦になるわけではありません。次節、ホーム最終戦(14:00キックオフ)はスタジアム開催となります。トップチームの試合翌日ですが、ぜひ多くのサポーターの方に応援いただければと思います!

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2014年11月23日

絶体絶命から

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担当:大重正人

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秋の行楽シーズンまっただ中。今日は3連休の中日、いかがお過ごしでしょうか。昨日のすばらしい勝利で、晴れやかな休日をみんな迎えられましたね。気が付けば、日立台の木々たちも赤や黄色に色づいて、美しい紅葉が広がっています。昨日のNACK5スタジアムも、オレンジとイエロー、両チームカラーの鮮やかなコントラストが広がるすばらしい雰囲気でした。

今日のトレーニング。出場時間が長かった選手はリカバー、それ以外の選手たちはGKを加えて5対5が激しく行われました。ピッチの脇ではGK桐畑選手が、アレックスGKコーチと身振り手振りでやりとり。さきほどのプレーについてどうすべきだったか、一つ一つ確認している様子でした。先日のサッカーダイジェストのインタビューにもありましたが、コーチの助言を守り、新しいプレースタイルを身に付けて、今の活躍があります。

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昨日大宮戦の前半38分。「水を撒いて、滑りやすかったね」(布部コーチ)という状況で、大谷キャプテンがビルドアップで足をとられる絶体絶命のピンチがありました。スタンドから見ていて、失点を覚悟するしかありませんでした。それでも桐畑選手の対応で相手はシュートを選択せず、結果的に絶体絶命のピンチを免れました。「カルリーニョスがそのまま打ってくるかと思ったんですが、フリーの家長選手にパスして。(家長選手は)シュートを打ってもキーパーに当たると思ったのかもしれないですね」。

スカパー!オンデマンドを見返せば、たしかに大宮は3人が中央に飛び込み、DFは中谷選手ひとり。パスが通れば、ほぼ間違いなく失点していたでしょう。ただ2対4の窮地で「前に出る」というキリの勇気あるプレーがきっかけとなり、失点しなかったことも事実です。ビデオで見れば、ものすごいスピードで間合いを詰めていきました。大谷選手が転倒するというアクシデントの直後、動揺があってもおかしくない切迫した状況で、家長選手の表情や様子も感じ取っていたそうです。ただ、もしかしたら違う対応の仕方があったかもしれないですし、このプレーについても後でいろいろ話し合いがあったでしょう。こうした実戦でしか味わえない一つ一つのプレーがキリの糧になっていきます。

Jリーグは残り2試合。ネルシーニョ監督とのトレーニングは、両手で数えられるぐらいしかありません。でも感慨に浸る暇はありません。今はみな「勝利」「ACL」という目の前の目標だけに集中し、突き進んでいきます。

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2014年11月22日

5連勝で5位に!

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担当:河原 正明

気迫満ちる一戦でした。
NACK5スタジアムでの大宮戦、粘る相手を振り切って2-1の勝利!
アウェイで3試合連続の勝利を挙げこれで5連勝。順位も一つ上がって5位となりました。

シーズン終盤に来ての3週間の中断期間。「本当は連勝中だったので試合を続けたかった」(ドゥドゥ選手)というのも本音でしょう。しかし、「この3週間で選手は体を休めることもできたし、改めて目標はACL出場権を取ることだと選手たちに言い続けて良い準備が出来た」(ネルシーニョ監督)と挑んだ一戦になりました。

試合の立ち上がりから随所で選手同士のぶつかりあいがありました。J1残留のために必死で戦う相手、中でもズラタンとムルジャ選手の強力な2トップには守備陣も相当の覚悟をもって臨んでいました。
「シン(中谷選手)には『俺たちが前から当たるので後ろをカバーしてくれ』と言っていました」と鈴木選手。3バックの真ん中、大役をルーキーが努めるのは長いレイソルの歴史を振り返ってもなかなかありません。それでも大物外国籍選手に恐れることなく挑んでいきましたし、渡部選手、鈴木選手の両CBもそれぞれの力を発揮して3人で2トップに仕事をさせませんでした。

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そんな守備陣に対して、攻撃陣は得点で回答をします。まずは太田選手。橋本選手のスルーパスにうまく動き出して反応、「ドリブルしようと思ったら少しボールがずれたので、アウト(サイド)のシュートにした」とテクニックと判断に相手GKの対応が遅れてゴールイン!アウェイで貴重な先制点となります。これで太田選手は2シーズン連続で終盤の固め撃ち。残り2試合も持っている証明をして欲しいですね!

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前半終了間際の45分に1点を返されますが、ハーフタイムを挟んで後半4分、再びレイソルサポーターが歓喜に沸きます。レアンドロ選手のシュート気味のパスに走りこんだのはドゥドゥ選手。「必ずレアンドロからボールが来ると信じていたよ」。まるで前節・徳島戦のゴールの再現のように、スライディングで競り勝ってお見事なゴールでした!

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ブラジリアンコンビが、相手の出鼻をくじくと、攻めるしかない相手をいなすかのようにようやくゲームをコントロールし始めます。後半開始から交代出場した栗澤選手は、うまく時間とスペースを使って相手にとってイヤなプレーでチームをハンドリング。「ボランチ」の語源のような捌きに試合後のネルシーニョ監督も「クリが的確に仕事をしてくれた。リズムを作ってくれたし、カウンター攻撃の起点にもなった」と手放しで称えていました。
その他途中出場となった工藤選手もバー直撃の惜しいシュートもありました。藤田選手も相手のゲームメイカー家長選手へハードマークで自由を奪うミッションを遂行、先発出場選手だけでなくベンチメンバー含めた全員で戦い勝利を掴みました。

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2011シーズン終盤以来の5連勝で、今シーズン6位以上が確定。そして依然2位入賞までの可能性を残しています。次はホーム最終戦、相手に関係なく自らの目標へ進むだけです。
清水戦のチケット柏熱地帯のみ、残りわずかとなっています。お早めにお買い求めください。
今日も多くの来場ありがとうございました。来週もご声援よろしくお願いいたします!

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2014年11月21日

待望の再戦

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担当:大重正人

11月2日以来、20日ぶりに明日試合を迎えます。NACK5スタジアムのチケットは完売となり、オレンジとイエローの鮮やかなコントラストと、ともに負けられないサポーターの熱気で、すばらしい雰囲気となること間違いなしです。この対戦、アウェイチームが勝つことが多いのですが、NACK5スタジアムでは、2008年村上祐介選手衝撃のデビュー戦ハットトリック以来、リーグ戦6試合+ナビスコ1試合で、4勝3分と7試合負けがありません。2009年にはJ2降格で涙に暮れた場所でもありますが、日立台にも似たゴール裏スタンドの形状は、レイソルの選手たちにとってサポーターの後押しを間近に感じられる相性のよいスタジアムです。

明日は、こんな初対戦が実現するかもしれません。アルディージャの泉澤仁選手は、レイソルU-15に在籍した時代がありました。1991年生まれの泉澤選手。となると、レイソルに同い年の選手がいます!

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茨田陽生選手と中学時代はチームメイトでした。写真は中学1年生のとき、中央12番が泉澤選手、その上の34番がバラですね!ユース時代は柏と新潟で別々のクラブとなりましたので、23歳となって成長した姿をピッチでぶつけ合うのは感慨深いものがあるでしょう。泉澤選手のレイソル戦への思いがブロゴラに載っていますのでこちらもどうぞ。
http://blogola.jp/p/48342

繰り返しになりますが、明日日立台でもビッグマッチがあります。U-18プレミアリーグEASTも、J1同様残り3試合。現在の順位を整理します。

【1】 レイソルU-18 勝ち点32
【2】 清水ユース 勝ち点26
【3】 鹿島ユース 勝ち点24 

明日土曜日、レイソルは16時からホーム日立台で市立船橋高校戦「千葉ダービー」です。2位のエスパルスは、14時から三菱養和ユースとの対戦。ですので、エスパルスの結果次第では、レイソルが勝てば優勝決定の可能性があります。とはいえ、エスパルスも市立船橋高も言わずと知れた高校年代日本屈指の強豪チームですから、まずはレイソルが地に足を着けて、普段通りのプレー、戦いをして、結果を残すこと。NACK5に行きたかったけどチケットが、、、、という方がいらっしゃいましたら、ぜひ日立台人工芝で、このプレミアリーグでしか実現しない日本高校年代トップレベルの対戦をぜひ応援ください!
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/013092.html

U-18は16時キックオフ、トップは17時キックオフ。携帯が手放せない一日になりそうですね。兄弟同日勝利、叶いますように!

2014年11月20日

道程

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担当:河原 正明

 残り3試合。今日、トップチームは日立台での非公開練習で大宮戦に備えました。
 そしてエドゥアルド選手がブラジルU-21代表から戻ってきて合流しました。

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 今月14日から中国・武漢で行われていたトーナメント大会、エドゥアルド選手は3試合のうち韓国戦の1試合に出場。その試合は3-0で勝利。オーストラリアに2-2、中国には2-1で勝利したチームの優勝に貢献しました。「優勝メダルはもらえなかったけど初の代表でのタイトルは嬉しいね!」と笑顔に。将来のフル代表入りに向けて結果を持って帰ってきました。

 上の写真でコンビを組んでトレーニングをしている増嶋選手は、今日の午後に学校訪問で柏市立柏第五小学校を木村選手と共に訪問しました。ちなみに柏五小はジェフ千葉に期限付き移籍中の山中亮輔選手の母校です。増嶋選手は意外にも初の参加。木村選手は昨年に続いて2度目のチャレンジです。
 今回は5,6年生合同での開催。約300人の児童を前に、それぞれが小学生に向けてメッセージを読み上げます。
 増嶋選手は自らが歩んできた道程を話しました。市立船橋高校時代の活躍からJリーグ入り、と華々しい経歴に目が行きがちですが高校時代以前の話はあまり知らない方が多いと思います。サッカー大好き少年時代の大きな挫折、そして"イチフナ"入学の際にも試練が。「実は・・・サッカー推薦に落ちて、一般受験をしたんです」。家庭教師と必死に勉強をして一般枠で受験、そして合格。そこから100人以上いる部員の中での競争に。鍛えられたと同時に、一度の失敗でもあきらめずに再度兆戦して勝ち取ってきた自らの経験を伝えていました。
 
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 その後はゲームでコミュニケーション。木村選手は児童代表とリフティング合戦。増嶋選手は少し趣を変えて得意技の披露を。増嶋選手といえば攻撃での強烈なヘディングも持ち味ですが、強肩から放たれるロングスローも必殺技のひとつ。体育館を広く使ってのスローに館内の児童からは「オオッ!」っとどよめきが起きました。

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 クラス対抗のゲームには選手も参加。一緒に作戦会議をしたりとコミュニケーションを図っていました。楽しい時間はあっという間。最後は全クラスごとに記念撮影を行い、今回の学校訪問は終了となりました。

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 最後にメディア情報です。毎月第4日曜日に放送していますチバテレビの応援番組「ライジングレイソル」は23日(日)放送となります。今回は輪湖選手のインタビュー他が放送予定となっていますのでお楽しみに!

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 土曜日の大宮戦のビジター側含めチケットは昨日で完売となっています(当日券も販売なし)。残念ながら土曜日にNACK5スタジアムに参戦できない方はぜひスカパー!とスカパー!オンデマンドでご観戦、応援ください!
 また、ホーム最終戦 清水戦も自由席以外が売り切れとなっています。こちらも売り切れ必須ですのでお早めにお買い求めください!
 http://blog.reysol.co.jp/news/2014/013096.html

2014年11月19日

手賀西小へ

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担当:大重正人

昨日「レイソルしま専科」で、藤田選手&中谷選手が柏市立手賀西小学校を訪問しました。2009年に比嘉選手&工藤選手が、手賀東小との合同訪問に伺って以来。4年生23人、5年生16人、6年生21人と一クラスずつと小さな学校ですが、学年が上がってもクラスメイトは基本変わりませんので、みんな本当に仲良くアットホームな雰囲気で迎え入れてくださいました。

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実は、マサト、シンともに「初しま専科」。この日のためにサッカー人生を振り返って、苦心して原稿を書きあげてきました。シンは「自分を信じること」の大切さを伝えます。小学生時代のセレクション、「周りは誰も受かると思ってなかったみたいですが、僕だけは絶対に合格すると信じていました」。しかしチームメイトの上手さに驚き、小6時には同級生23人中18人が全少メンバーが入れるところ、シンはメンバーから漏れた5人のうちの一人でした。「その夜は本当に一晩中泣き続けました」。そんなレイソルでのキャリアのスタートから、その悔しさを努力へのパワーに変え、同世代でたった一人の代表としてトップチームに昇格し、ルーキーイヤーに2試合出場を果たすまでに成長しました。

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マサトのテーマは「努力」「家族の支え」。「毎晩、近くのグラウンドへ行って30分走りこんでいた。ある日、台風が来て、今日はさすがに休めるかと思ったのに、母親は『ほら、車に乗って!』って苦笑」。中学時には日本一まであと一歩届かず3位に。今度こそ日本一になる!と大分から長崎に越境して、国見高校へ。「休みもないし、外出もできないし、だから洋服もいらない。携帯も禁止」。さらに「恋愛も禁止だよ、どこかで聞いたことあるでしょ?」って子供たちに問いかけると「AKBだ!!」と即答。そんなご時世なんですね笑。

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お母さんや先生との数々のエピソードを冗談めかして言っていましたが、逆に身近な子供たちにそこまで厳しく接することができるんだろうか、と驚くような逸話ばかりでした。ご両親からの叱咤と激励、そして深い愛情が、日本一になるんだというマサトの強靭な意志を生み出し、高校時代の日本一、そしてナビスコカップ決勝戦のあのアシストへと繋がったのでしょう。

「緊張して、早口になっちゃいました」というシン。「子供たちの人数もちょうど良くて、すごくやりやすかった。一生懸命にうなずいてくれる先生にも助けられました」というマサト。「手つなぎだるまさんが転んだ」では、手をつなぎたい子供たちからひっぱりだこになる大人気ぶり。楽しい思い出を作って、手賀西小をあとにしました。

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週末、土曜日には大宮アルディージャ戦です。チケットはホーム、アウェイともにほぼ完売。超満員のサッカー専用スタジアムは最高の雰囲気になることでしょう。敵地NACK5へ参戦される方は、下記の観戦ルールをぜひご一読の上、優勝決定なるかという埼スタにも負けない、プレーでもマナーでも最高の試合を作り上げましょう!
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/013094.html

2014年11月18日

風物詩

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担当:河原 正明

 冷たい風に迷わずベンチコートを着て練習場に出向く季節になりました。世界各国のリーグ戦の中断も今日明日で終わり。週末からまた試合が行われます。レイソルは大宮アルディージャとのアウェイゲームが控えています。
 この約3週間も「いい雰囲気で練習が出来ています」と橋本選手。その理由は「もちろん4連勝中というのは大きいです。(のべ4日の)オフもありしっかりリフレッシュも出来ました。みんな顔が明るいです」。
 残り3試合、「ラストのストレートを全力で駆け抜けるだけですよ」と競馬にたとえていましたが(?)、選手からは寒さの中でも『早く試合がしたい』という熱があふれていました。

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 その橋本選手の母校・青森山田高が、先日行われた高校サッカー選手権青森県大会で優勝、全国大会のキップを手にしました。母校の応援に行きますか?とたずねると、「実は今年柏レイソルU-18がプレミアリーグに上がったので、流計大柏高校戦と2回柏に来るんですよ」。そうでした。
 現在もサッカー部を率いる黒田監督とは連絡を取り合っているそうで、30日(日)のプレミアリーグ第17節での対戦が楽しみだそうです。「柏レイソルU-18はボクらでも手強い時がある。選手権の前にレイソルと戦うのはいい経験になると思いますよ。全国大会は山田らしいサッカーで挑んで欲しい」。これは先輩としても30日も応援しないわけにはいかないですね!

 またもう一人母校のサッカー部が出場を決めた選手も。鈴木選手も星稜高校(石川県)が全国行きを決めています。「オフの予定はわからないけど、今年は応援に行こうと思います」。新聞では日本代表の豊田陽平、本田圭佑選手の母校として記事になっていましたが「偉大な先輩(豊田陽平、本田圭佑)が2人いるので、僕はカゲで支えていきます(笑)」。
 昨年大会、決勝はまさかの逆転負け。「準優勝チームのプレッシャーの中で戦うけど、それは将来自分の糧になる。自分も高校時代を思い出して、いい刺激をもらえる。活躍を期待しています!」と後輩にエールを送っていました。

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 千葉県代表は流通経済大柏高。大谷選手はサッカー部出身ではありませんが、卒業生。喜びのツイートをアップしていました。レイソルでは過去に在籍した阿部嵩さん(元・金沢)、深津選手(現・町田)、そして週末に対戦する大宮の長谷川悠選手がサッカー部出身ですね。

 冬の風物詩といえば、全国高校サッカー大会ですが、レイソルU-18も新たな風物詩となるであろう「高円宮杯 U-18プレミアリーグ チャンピオンシップ」出場に向けて全18節のリーグ戦を戦っています。高校サッカー選手権予選とJユースカップの影響で中断していたプレミアEASTも今週末から再開。22日(土)には第16節、市立船橋高校を人工芝グラウンドに迎えてのホームゲームが行われます(16時キックオフ)。
 "イチフナ"は日曜日の県大会決勝では惜しくも敗れましたが、実力十分のチームです。トップチームと試合日程が重なるのが悩ましいですが、今節で優勝が決まる可能性もあります。ぜひ、アカデミーの試合にもご注目ください。

 そのレイソルU-18がスカパー!で放送の「Jリーグマッチデーハイライト」の取材を受けました。22日(土)20:00に初回放送です。番組内の「Jユースラボ」コーナーにて紹介されます。こちらもぜひチェックしてください!
http://soccer.skyperfectv.co.jp/program/148823

2014年11月17日

走る

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担当:大重正人

2週間ぶりの「マッチウィーク」。2012年、13年との試合に次ぐ試合を戦ってきたレイソルにとって、大きな中断期間を除いて、2週間も試合がないのは本当に久しぶりに感じます。水曜、木曜、金曜と徐々に試合に向けて気持ちが高まっていく週末がないことが少し寂しくもありました。それでも栗澤選手は「勝って3週間過ごすのと、負けて過ごすのは気持ちの面で大きな違いですからね。ACLへの3位以内も見えていますし、モチベーション高くやれていますよ」。今週は待ちに待って、リーグ戦が再開します。

週明けの月曜日、今週もボールを使わないフィジカル練習ですが、クリの言葉通り、やる気と活気に満ちた選手たちの表情が印象的でした。3人でのダッシュの一コマ。人数の都合で最終組は「フタリ!」とピメンテウコーチの声がかかります。しかし走りたくて仕方がないのか、ドゥドゥ選手が前の組で走ってしまい、最後はワタルが一人ぼっちに。

「オレ、一人やんか!」「ゴメンゴメン笑」。おそらくそんな掛け合いに、ネルシーニョ監督や井原コーチもおもわず頬が緩みます。

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たった3人の競争でも1番になりたくて躍起になる選手たち。ピメンテウコーチの合図の前に、思わずフライングで飛び出してしまったクドー。周りから囃し立てられ、自然と笑いが起こります。

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キツイ練習をどうやって、雰囲気良く、明るく元気に、そして一生懸命に、一本一本を効果あるものに高めていくか。それが今のレイソルは自然とできている気がします。火曜、水曜は通常練習、そして木曜日が非公開練習になりました。そして土曜からの3試合。ラスト3戦にネルシーニョレイソルのすべてを。

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2014年11月14日

秋深まり

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担当:大重正人

今日から朝晩の冷え込みが厳しくなるという予報通りの寒さで、コートやフードで防寒されるサポーターの方が多くみられました。リカバー組とトレーニング組に分かれての練習。昨日は練習試合だっただけに、短めのトレーニングかと思っていましたが、5対5から、クロスからのシュート&クリア練習と、土日の連休を前にしっかりと身体を動かしました。

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左からナベ、マス、シンと並ぶDFのクリア練習。ラインを整え、クロスに合わせて、一気にスピードを上げてブロックする様子です。実戦と変わらない迫力と集中を持っての球際へのアタックでした。

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日中は、空が真っ青に晴れ渡り、すばらしい天気でした。そんななか、ボールを並べ、赤い帽子をかぶって、なにやら相談する選手たちの姿が。。。勘のいい方は、これから何が行われたかおわかりでしょう~近日、続報があると思いますので、またお知らせいたします!

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先週に続いて、土曜日曜はチームがオフとなっています。選手たちも家族や友人、知人とリラックスした時間を過ごし、英気を養います。週明けは月曜からのトレーニングです。スケジュールをお知らせいたしましたが、非公開練習はまだ未定となっております。週明けとなってしまい大変申し訳ございませんが、決まり次第すみやかにお知らせいたします。

2014年11月13日

ノーリミット

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担当:河原 正明

 週末に公式戦のない木曜日、普段なら紅白戦などが行われますが、今日は急遽U-18との練習試合が行われました。結果はレアンドロ選手、工藤選手が得点を挙げて2-0でトップチームの勝利でした。

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 練習試合後、颯爽とスーツに着替えたのは菅野 孝憲選手。先月福島県相馬市の小学校で行った「夢先生」に続き、柏市立柏第三中学校を訪問、全校生徒の前で講演を行いました。
 普段の「レイソルしま専科」では講演後に生徒たちとボールを使って触れ合うのでトレーニングウェア着用となりますが、今日は全校生徒の前での講演とあってタイドアップして臨みました。

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 小さいときから日々に自らに厳しく課してきたことが積み重なって今の自分がある。「限界を作らない、今日出来ることは今日やる」それを実践し続けて成長してきましたが、その道中には紆余曲折があったことを自らの体験に照らし合わせて語りました。中学生に語りかける顔こそピッチでの険しい表情とは別ものでしたが、全力で挑む姿勢は試合と変わらずです。

 最後に2008年にレイソルの一員となり、主力となった2009年にJ2へ降格。そこから1年でJ1復帰、そしてJ1制覇、自身の大きな夢であった世界と戦うまでの軌跡を映像とともに紹介しました。
 実は今日の練習試合の後にも、U-18イレブンの前で話す菅野選手の姿がありました。最後尾からコーチングをし続けていましたが、彼らに対してある思いを話してくれたそうです。その話の内容を書くことは差し控えますが、あるアカデミー選手は「菅野さんの話がすごく胸に響きました」と勇気付けられたそう。
 きっと柏三中の生徒にも思いは伝わったことでしょう。それが証拠に講演が終わると大きな拍手と3度の「スゲノコール」が起きました。本人も晴れやかないい表情をしていますね!

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 最後に相馬市での先生ぶりをYouTube公式チャンネルでご紹介しています。どんな先生ぶりだったのか、併せてご覧ください。
 http://www.youtube.com/watch?v=RNfYSB_ZMdk

2014年11月12日

俺のこだわり

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担当:大重正人

昨日のお話から。桐畑選手が「サッカーダイジェスト」の取材を受けました。インタビュー連載「Respect my soul~俺のこだわり~」、レイソルからは春に高山薫選手が登場した企画です。

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もちろんメインは、プレイヤーとしての話です。「ここ8試合出場が続いていますが?」「チームも登り調子ですね」。インタビューの入りとしてはごく自然な質問に対し、26歳の中堅となり、落ち着いてしっかりとしたコメントを残していたのですが、どこか堅い様子。きちんとしたこと言わなきゃという思いが強すぎたのか「オレ、なんか今日、全然おもしろいこと言えてないっすよ~」。いや、笑わせるところじゃないですからね笑。

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徐々にエンジンがかかってきたのか、「さっきの質問、範囲広すぎですよ~。ゴールマウスで言ったら、隅っこギリギリ。止め切れないです」と記者さんとカメラマンさんの笑いを誘います。南選手ら憧れの先輩たちに少しでも近づきたいと必死だった若手時代。2011年の初出場からケガに苦しんだ日々。アレックスコーチの指導をなかなか体現できないなか、その教えを徐々に自分のものにして、不意にやってきたチャンス、そして今の出場があります。背番号1、愛する柏と日立台のサポーター。そしてオフザピッチのこだわり。ファッションのくだりでは、先日引退を表明した懐かしいレイソルの先輩の名前も出てきました。

「今日、オレ何言ってるかわからないです。これで原稿になりますかね?」と珍しく心配していたキリ。いいコメントもいっぱいいっぱいありました、そこはしっかりまとめてくださると思いますよ。さっそく来週火曜日の発売です、どうぞサッカーダイジェストをお楽しみに~

今日は午後から市内への学校訪問がありました。ところは柏市立富勢小学校へ、6年生4クラス、120名ほどの児童みなさんが迎えてくださいました。今日の「先生」は、栗澤選手と高山選手の2人、今年2度目の登壇でした。前回は思ったほどの成果が出せなかったと聞きましたが、今日は2回目でしっかり取り返せたでしょうか。

クラスごとに分かれてのゲーム。勝手に名づけるとすれば「手つなぎだるまさんが転んだ」。福島訪問で楽しんだレクリエーション、いまやここでも鉄板になりました。鬼の人がボールを投げ上げたり、地面に落としたり、手を離れている間は前に進めます。でも前へ急ぎ過ぎて隣の人から手を放してしまったらイチからやり直しです。

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このゲームのいいところは、サッカーができなくても楽しめること、5人でも30人でも同時に参加できるところ、手をつなぐところ、全員で協力するところ、達成感を分かち合えるところ。。。写真をみれば一目で選手や子供たちの輪と笑顔が自然と伝わってきますよね。楽しかった今日のことを思い出にして、これからの学校生活を実りあるものにして、そしてクリやカオル、レイソルのことをいっぱい応援してくださいね!「この星に生まれて」の大合唱、楽しい時間をありがとうございました!

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2014年11月11日

育む力

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担当:河原 正明

高山選手が練習後に専修大学の会報誌「育友」の取材を受けました。この冊子は学生の父母(保護者)の会の会報誌。今回、実社会で活躍する卒業生を訪問・紹介する企画で取り上げられることになりました。

取材リクエストがあった時に思ったのは「なぜ高山選手なのか?」でした。レイソルには同じ専修大学卒業の先輩、渡部選手もいます。
「実は」とタネ明かしをしてくれたのは編集記者のTさん。
「彼が大学4年時にサッカー部を取材しているのですが、その時一番ハキハキと対応してくれたのが高山選手でした。卒業後プロ選手になってからも注目していて、いつかはと思っていました」と満を持しての指名でした。
取材前の挨拶の際にTさんがその話をすると、「その取材は良く覚えていますよ!」と本人も懐かしさで表情が和らぎ、リラックスした雰囲気で取材がスタートしました。

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川崎フロンターレU-18でトップチームに上がれず、「大きな挫折」を経て進んだ専修大学。そこで待っていたのはサッカー漬けの日々。Jクラブのユース時代と違って1年生から4年生まで部員も多い環境に戸惑いも。そして毎朝5時に起きて、7時から練習。「眠いカラダをランニングで起こすのが辛かった(苦笑)」。
ただ、他県から入学して寮や一人暮らしをする仲間と違っていたのは自宅から大学まで通っていたこと。「どんなに朝が早くても毎日母親が朝ごはんを作ってくれました。いつも食卓にズラリとおかずが並んでいて。それはありがたかったですね」。
学生時代はあまり食に関して注意をしていなかったそうで「おなかいっぱいになればと思っていたので、カップめんを食べていたこともあります。プロ選手になった今では考えられないですけど」。当時は無意識でも、親の支えをありがたく感じるエピソードを披露していました。

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今年レイソルに移籍。「レイソルに来て新しい経験をたくさんしました。特にJ1で勝ちきる強さを知ることができました」と話しますが、自身の活躍がいくつもの勝利に、そして初のタイトルのスルガ銀行チャンピオンシップ獲得につながりました。
今季も残り3試合になりました。「ベンチ外の時もありますし、競争は厳しいです。その中でしっかりと試合に出場して、そして来年にACLに出られるように頑張りたい」と話す言葉にはグッと力が込められていました。22日にはNACK5スタジアムのサイドラインを全力で駆け上がる高山選手を見られることでしょう!

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2014年11月10日

出直し

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担当:大重正人

ナビスコカップ決勝が行われた先週末。華々しく、そして優勝を争う最高の舞台。そこに立てない悔しさを味わうしかありませんでした。またもう一度Jリーグの中心でスポットライトの当たる場所へ帰らないといけません。そのために、いまはACL圏内の3位を目指す戦いへ、トレーニングが今週も始まりました。ウェイトトレーニングとダッシュなどの走り込みで身体を鍛えぬきました。

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少しだけメニューを短く終えた選手が2人いました。木村裕選手と大島康樹選手です。木村選手は8日土曜日に、J-22選抜としてJ3リーグに出場。首位のツエーゲン金沢を相手に先発フル出場しました。後半28分からはU-18の同期で水戸に進んだ白井永地選手との同時出場も叶いました。ただ結果は0-3の完敗。「個人的にはフル出場は1年半ぶりぐらいだったので、試合に出られる楽しさはありました。相手のパワープレーを徹底していて、またディフェンダーの当たりは本当に激しかったです」と腫れ上がった身体に肉弾戦の跡が痛々しく残っていました。でも、そういう相手を上回り、ゴールを決めなければならないのがFWの大変な仕事でもあります。

大島選手は、U-18チームでJユースカップに出場。2回戦でヴィッセル神戸U-18と対戦しましたが、こちらも2-4と完敗し、このタイトルへの道は絶たれました。「中3の時にヴィッセルと戦ったときは、まだいなかった選手」(大島選手)という相手のエースFW米澤選手が4ゴール。大阪のクラブチームから、神戸U-18へ加入。去年のプレミアWESTの得点王でもあります。

その米澤選手に立ち上がりに先制されると、さらに失点。後半立ち上がりに大島選手が反撃の1点を返すも、さらに米澤選手が2ゴールと、関西屈指のドリブラーを止めることができませんでした。「相手全体がうまく、一度ボールを失うと、なかなか戻ってこなかった。自分たちがボールを握ることも大事だけど、ゴール前まで行ったときは、しっかりシュートまで行かないといけなかった」。公式記録によれば、米澤選手ひとりでなんと9本のシュート。近年のレイソルU-18の試合ではほとんど記憶にないほどの、被シュート数でした。

「これで、クラブユース、Jユースと自分たちは結果を残せなかった。だからこそ、あと一つ最後のプレミアだけは、とみんな思っています。まずプレミアリーグの残り3試合でチャンピオンシップ進出を決めたい。でも、もし進出できても、今のままじゃチャンピオンシップでは勝つのは難しい。自分たちはここから変わらないといけない」。ボールを奪い取る力、チャンスを決めきる力。チーム力、個の力。彼らに残された時間は長くありませんが、若いからこそ劇的に力が伸びることもあります。最長の選手で言えば9年間、レイソルで過ごし、培ってきた力の集大成をプレミアで今一度発揮してほしいと願っています。

2014年11月 7日

厳しく、優しく

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担当:大重正人

チームは公式戦5連勝中、昨日は大谷選手30歳のバースデーをお祝いするなど、チームは非常にいい雰囲気で毎日を消化しています。ただトレーニングの厳しさ、緊張感は、22日の大宮戦まで間隔が空いていても、まったく変わることはありません。ネルシーニョ監督は目を光らせています。クロスからのシュート練習、監督の求めるクロスが入らなかったとき。プレーを止め、非常に大きな声とアクションで強く要求しました。

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この後姿だけでも、その強度が伝わると思います。フリーキック用の壁人形をサイドバックの前に立たせるのは本当に珍しいこと。決して手や気を抜いているわけではないでしょうが、何か感じるものがあったのかもしれません。この日々のトレーニングの積み重ねがなければ、勝利は遠くに行ってしまいます。監督がレイソルで指揮を執るのは残り3試合ですが、勝利への執念、熱意は衰えるどころか、ますます炎を燃やしています。ACL出場という目標を見失ってはいけません。

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今週は3日間のみのトレーニングで、土日は連休ということもあってか、選手たちの多くは全体練習が終わった後も、長くトレーニングハウスで身体を動かしていました。そんな渡部選手と待っていたのは、柏市立豊四季中学校の生徒さん2人。試合当日の号外でもおなじみの「朝日スポーツキッズ」を製作している朝日れすかさんへの職業体験。一日記者としてナベへのインタビューでした。「DFをやっていて嬉しいこと、辛いこと」「選手として日々注意していること」などサッカーの話題から、「オフの日は何をしていますか」「マイブームは」といったプライベートまで。緊張気味だった2人をほぐすように、やさしく丁寧に、笑顔で答えるナベ。

「豊四季のほうまで、試合の応援の声が聞こえてくるんですよ!」と生徒さん。日立台のスタジアムから柏市豊四季エリアまでは2~3kmはあります。まだ試合を見に来たことはないんです、ということでしたが、スタジアムの熱はそうやってホームタウンの皆さんにも伝わっていることを教えてくださいました。今日をきっかけにして、ナベやレイソルのことが少しでも好きになって、応援するきっかけになったら本当に嬉しいことですね。今日は強い風の中、ご取材いただいてありがとうございました。

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トップチーム練習の脇では、めずらしく朝からU-18チームもトレーニングしていました。明日、Jユースカップの2回戦、ヴィッセル神戸戦をアウェイで戦います。こうしてトップチームとアカデミーチームが同じグラウンド、隣で練習できる日立台の環境は、本当に胸を晴れるところです。プレミアリーグと合わせ、残るタイトルのチャンスは2つ。明日対戦するヴィッセルは予選リーグ全体1位の成績、プレミアリーグウェストでも、ガンバに次ぐ2位につける日本屈指の強豪です。プレミアイースト1位のレイソルと戦うには、少し舞台が早く惜しい気もしますが、タイトルのためにはいつか倒さなければいけない相手です。14時キックオフ、今年の集大成をこの大一番で期待したいです。ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

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2014年11月 6日

12年

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担当:河原 正明

 トップチームは今週と来週は、2週連続で試合がありません。それでもここ日立台では変わらずサッカーがあり続けています。
 トップチームの練習を見学に変わらず多くの方が訪れています。今日は荷物の多い方が目に付きましたが、その理由のひとつは今日が大谷選手へのバースデーだからでしょうか。

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 練習後にピッチでお祝いをしようと、大谷選手がランニングをし始めたタイミングでケーキをスタンバイ。談笑するブラジル人トリオの後ろ、走る選手の死角にナイスセッティング!

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 そしてバースデーソングを歌い盛り上げるのは後輩の務め。ここまでは良かったのですが、木村選手がローソクに火をつけようとした際に、なんとまさかのネタバレ!焦る木村選手の「タニくんもう一周走ってきてください!」という懇願は受け入れられず、セレモニーへと流れ込みました。

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 通常ならここで集合写真を、という流れなのですが、なぜかいきなり水をかけられたのは太田選手。そしてケーキをもってにっこり笑顔。愛される先輩に後輩たちが体を張ってお祝いをしていました!

 プロ12年目、今日で30歳ですがルーキーイヤーから見ていると、ピッチ内外での振る舞いや思考は当時から成熟していただけに、ここ数年で年齢に相応しくなったなぁと思います。

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(2003年のちばぎんカップ。プロ初の試合で先発出場しました)

 レイソルでは2008年からキャプテンを7年間務めています。もちろんレイソルでは最長です。当時は23歳、同い年の杉山選手が清水エスパルスから移籍してきた時「こんなに若くてキャプテンをするの?」と驚いていました(その杉山選手も今や清水のキャプテンですが)。ユースから生え抜きでキャプテンマークを巻いているのはレイソルユースの大先輩、明神選手(ガンバ大阪)の系譜です。
 「去年はクリ(栗澤選手)に譲ったので、今年は自分がカップを掲げたい」。ナビスコカップ準決勝戦前から言い続けていたました。本当は決勝戦2日前の移動と取材でお祝いどころじゃない状況になりたかったのですが、それだけが残念ですね。
 
水を浴びたあと、着替えて多くのファンの方からいただいたプレゼントは両手いっぱいでした!おめでとう、そしてこれからも末永くレイソルでプレーし続けてください!

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※公式Facebookに動画をアップしています!

2014年11月 5日

悔しさを力に

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担当:大重正人

11月に入り、東葛エリアの朝の最低気温は10度近くまで下がるようになりました。今週はナビスコファイナルウィークです。去年から大会フォーマットが代わり、前々日に出発し、前日公式練習、前日会見&前夜祭、そして決勝戦とACLのような形になりました。慌ただしさと緊張感に満ちた1週間はもう1年前のこと。準決勝まで勝ち進み、第2戦では決勝が手に届くところまで盛り返しただけに、Jリーグの中心にいられなかった寂しさや思いが募ります。

ただ、その悔しさを、選手たちはプラスに、モチベーションに変えて、リーグ戦で4連勝と勝ち進んでいます。この中断期間がちょっと恨めしいほどですが、それでも離脱している選手が増えつつありましたから、いいブレイクになるのではないでしょうか。今日のフィールド陣はボールをまったく使わず、室内ウェイトからピッチでのフィジカル強化。2日間のオフ明けでもあり「めっちゃキツイです」と高山選手は苦笑。それでも彼の快足はチーム内でも際立っていました。それに負けじと、誰も気を抜かず、膝に手を置いて息絶え絶えになるまでの走り込みでした。

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今日は日本代表の発表がありました。レイソルでいま最も代表に近いのは、鈴木大輔選手でしょうが、彼の名前もリストにはありませんでした。「出場停止もあって、なかなかアピールできませんでしたから」。練習後、発表前でしたが、報道陣に囲まれてそう答えたダイスケ。「今はすべてが足りません」と自分と周囲の現状をぐっと受け入れ、まずはレイソルでのトレーニングに集中です。

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「自分にとってはここ1か月ぐらい試合がない期間になるので、シーズンここまでの目に見えない疲れもあるだろうし、まずはリセットして、ここからもう一度フィジカルコンディションを上げていくところです」。欠場した2試合では、後輩の中谷選手の活躍もありました。また気持ちを新たに、日々の競争に挑んでいきます。

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練習後、ドゥドゥ選手には、試合後の三小通りで配られる朝日スポーツキッズの号外がプレゼントされ、たいへん嬉しそうにしていました。今日は寒い一日でしたが、サポーター皆さんとの温かいふれあいがあって、選手たちの疲れも癒されたことでしょう。その応援と期待に少しでも応えられるように。今日から11月22日の大宮戦に向けて、リスタートが切られました。

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2014年11月 2日

ホームで4連勝!

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担当:河原 正明

 久しぶりに雨を心配しなくても良いホームゲーム。リーグ戦3連勝で迎えた第31節 徳島ヴォルティス戦はスコアこそ2-0でしたが完勝と言っても良い勝利でした。

 今日のスタメンをご覧になって驚いた方も多いのではないでしょうか。今季全ての公式戦に先発出場し続けてきた工藤選手に代わって、太田選手が初先発。ネルシーニョ監督は「テツローの起用はチーム力を上げるため」と試合後に話していましたが、その期待に応えます。 開始45秒、相手のクリアミスを拾って駆け上がってセンターリングを上げて好機を演出。序盤から太田選手がチャンスメイカーになります。10分には大谷選手のスルーパスに反応して惜しいシュートを放つなど、山形時代にルーキーイヤーから4年間指導を受けた恩師・小林監督の前で躍動します。

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 立ち上がりからホームで攻勢を強めますが、先制は17分。太田選手が前線にボールを送ると、レアンドロ選手と橋本選手とのワンツーパスで抜け出した橋本選手がグラウンダーのクロス。これにドゥドゥ選手が飛び込んで嬉しい日立台初ゴールをゲットします!

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 これで勢いに乗ったレイソルが猛攻を仕掛けます。レアンドロ選手、増嶋選手が連続でヘディングシュートでゴールに迫ります。
しかし先制後、「少しミスが続いて相手に勢いを与えてしまった」(ネルシーニョ監督)時間帯もありましたが、前半終了前の41分、相手のパスをカットした橋本選手がそのまま持ち上がると、レアンドロ選手へスルーパス!直前のチャンスはクロスバーに嫌われましたが、今度は相手DFの裏を取ってGKと1vs1を冷静に決めて追加点を奪って折り返します。

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 試合を通じて17本のシュートを放ったレイソル。後半は太田、レアンドロ、工藤選手がこれでもかとシュートを浴びせますが無得点。しかし、守備陣は90分間奮闘しました。センターバックは増嶋選手が秋野、中谷選手の1・2年目コンビを従えて3バックを形成します。
 プロ2戦目の中谷選手はU-19日本代表鈴木監督の「御前試合」でファイターらしいプレーを披露。かつてガンバ大阪で活躍したFWアドリアーノ選手を相手に一歩も引きません。ハーフタイムに「シンノスケのように引かずに闘うぞ!」と監督が褒めていましたが、ガンバ戦はフロックではないと証明する戦いぶりでチームを日立台2戦連続完封に導きました。

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 ようやく遅まきながら今季初のリーグ戦4連勝。勝ち点を51に伸ばしました。上位陣も鹿島、鳥栖が勝利したので順位こそ6位から変動はありませんでしたが3位鹿島との勝ち点差は3のまま。「(3位以内で)ACLに望みをつなぐ勝ち点3」(ネルシーニョ監督)となりました。

 これでひとまずリーグ戦は3週間のお休みとなります。トップチームは公式戦がありませんが、アカデミーはU-18が明日Jユースカップ 決勝トーナメント1回戦 愛知FC(JCY地域代表)戦が長居で行われます。2位グループのうち上位5番目で滑り込んだ決勝トーナメント、「プレミアカップとの2冠目指し、つながった命を大事に生かしていく」(下平U-18監督)とまずは1回戦に全力注ぎます。
 明日、明後日とトップチームはオフ、広報日記もお休みとさせていただきます!今日もご声援ありがとうございました。残るホームゲームはあと1戦のみですが、今季残り3試合もどうぞご声援ください!

2014年11月 1日

日曜は徳島戦

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担当:大重正人

今日から11月に入りました。朝晩は冷え込む日が増えて、体調など崩されていないでしょうか。今日は朝からしとしと雨が落ちていたため、ミニゲームではなく、サッカーバレーでの最終調整でした。ここにきての3連勝、苦戦していたアウェイでも連勝し、自然とムードは高まります。そして今回はホーム日立台の心強い後押しがあります。

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「アウェイの徳島ではワタルのゴールが決まるまで、本当に厳しかった」と桐畑選手。ヴォルティスはアドリアーノ、エステバン、村松と実績ある選手を補強し、システムも3バックに変更。3月や6月で対戦したチームとは様変わりし、5バックになって固める守備。鋭いカウンター、最前線の高崎選手は非常に高く強い選手です。

レイソルは、ベガルタ戦での警告で、渡部選手と鈴木選手が無念の出場停止。前節先発の3バックのうち、2枚が欠ける緊急事態です。ここで期待が高まるのは、やはり増嶋選手です。「代わりの選手がやりやすいように、常に声をかけていきたい。要求はシンプルにして、それぞれの良さを引き出せたらと思います」。その頼もしいリーダーシップで無失点と勝利をめざします。

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今日はあいにくの天気でしたが、その分、明日はきもちよい好天の日曜日を迎えられそうです。天候の心配もあってか、AL席こそ前売完売していますが、そのほかのお席はまだ余裕があります。日曜の午後、月曜も祝日でお休みですので、お時間の心配もいつもより少ないかと思います。お誘いあわせの上、ぜひ日立台へ応援にお越しいただければと思います。
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