4連勝ならず
担当:大重正人
ここ3試合、1-0という僅少差の接戦をものにして3連勝。しかしこの日は「3連勝してきたチームとしては呆気なさすぎる負け方だった。なんとか4つ目をモノにして、中断に良い形で入ろうと言っていた自分たちにとっては呆気なさすぎる(大谷選手)」と、立て続けに失点し、終わってみれば0-3の完敗。湘南ベルマーレの勢いを止めることができませんでした。
吉田監督の会見談話です。
「湘南はエネルギッシュで、アグレッシブでたくさん警戒しなければならないところがあるチーム。我々もそれなりの準備、気概と気合を持って入ったが、特に前半、我々の持ち味でなければならないテクニック、相手陣内に入ってからの時間の使い方、ボールの付け方、ボールを足に付けるところで、慌てた時間、ミスが散見された。そこで相手にペースを握られた中で、警戒していたクロスボール、カウンターからのクロスから失点した。すごく警戒していたところで、相手が狙いとしていた形で得点されるという、ダメージの大きい失点をしてしまった」
クロスボールで先制され、鈴木選手からGK桐畑選手へのバックパスが弾み、手で処理できなかったボールがゴールへ。そしてCKから3失点目。ここ数試合のディフェンスの粘りを見てきただけに、どうしてしまったんだろうと首を捻るようなシーンが続きました。「選手誰かのミスというのは責められるべきものではないし、ただただ前半の時間の過ごし方が悔やまれますし、我々はまだまだできないんだということを思い知らされた試合だった。0-3という結果その通りの試合だった」
日本代表の東アジア選手権のため、これでJ1リーグは8月12日まで中断期間に入ります。連勝のままショートブレイクに入れればベストでしたが、ひとまず最初の5試合で勝ち点9を挙げ、順位を上げることもできました。中断明けは、Jリーグ、ACL、ナビスコカップと3大タイトルを争う厳しい連戦となります。明日からの3連休でまずはしっかり休養し、そして心技体を整えるトレーニングに挑みます。また今日初先発だった今井智基選手、また初出場を果たしたエデルソン選手のフィットを進められる大切な期間にもなります。まずは8月12日、ネルシーニョ監督をホーム日立台に迎える初めての試合、ヴィッセル神戸戦です。
※最後に本日の試合のメールマガジンで誤記が続きましたことを深くお詫びいたします。