2006年2月11日

更新日:2/11 0:47

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本日の担当:種蔵里美

名古屋グランパスエイトを相手に2?1。バスで往復4時間の道のりを無事に制覇し、勝利して戻ってきました。
指宿のグランドには柏からいらして下さったサポーターの方や黄色いタオルマフラーを巻いた方も。非常に嬉しかったです。
相手チームにユース選手がいようとも、若手選手中心であろうとも、主力がいなくとも、勝つのはやっぱりいいことです。
練習のなかの小さなゲームでも罰ゲームがあり、勝つことにこだわる石崎監督のもとでは尚更のことそう思います。
よく「やろうとしていることの方向性を間違えないようにしたい」と選手にも報道陣にも語っている石崎監督。今日までのチームを見て「順調に来ているよ」と言っていました。
明日はリーグ戦チケットの後援会先行発売日。タフでエネルギッシュな新生レイソルが日立台で公式にお披露目されるのは3月4日(土)の開幕戦から。J1復帰に向けて、一緒に歩み始める道のりが、いよいよスタートです。お互いに、準備は万端でいきましょう。

前後半ともに4?4?2のスタイルで戦った今日のレイソル。メンバーを絞ってきましたが、いろんなポジションで選手を試している、まだ見極めの段階です。たとえばディエゴ選手は前半45分を北嶋選手とのツートップ、後半を左ハーフ、ボランチでプレーしました。センターバックやボランチ、サイドバックにしてもいろんな選手、組み合わせを試しています。今日は足に痛みが出て大事をとった大谷選手や鈴木将太選手、別メニュー調整から戻ってきつつあるフランサ、リカルジーニョ、落合の各選手たちなどもいます。キャンプ中の残りの2試合でさらなる見極めが続きそうです。

今日の名古屋戦。レイソルがやりたかったことは、守備の意識はそのままに、ビルドアップの部分でボールを持ったときにどうするか、リズムが悪いときにどうするか、を改善することでした。昨日一日しかトレーニングをしていませんが、FWにくさびを入れての展開、サイドに起点を置いての展開を意識して臨みました。またこれだけ各試合で選手が入れ替わっているなか、どれだけコミュニケーションを密にして戦えるかということもテーマでした。
1得点目は前半44分、中盤でボールを持ったディエゴ選手が左サイドを力強いドリブルで突破し、ゴールライン付近からゴール前で待っていた北嶋選手にパス、北嶋選手のシュートがGKに当たるも跳ね返ったボールに粘り強く対応して決まったもの。この前にも25分、左サイドバックの小林祐三選手からパスを受けた平山選手がクロスを上げ、北嶋選手がヘディングシュートを打つなど、いい展開もありました。
ハーフタイム。石崎監督が「悪くないけれど、サイドでもっと起点を作ろう。もっと早くボールを回そう」と指示を飛ばしました。後半10分、右サイドから展開されて1?1としますが、後半35分、ノリノリの岡山選手がCKをヘディングで決めて2?1としました。
いまは、「失敗してもいいから、プレスに行くことやボールを持ってからの展開で積極的にやってみろ」と監督は選手たちに説いています。そのなかで出た課題を練習のなかでどんどん修正していけばいいということです。あさってからのタクティクス練習で再びその修正が図れていくと思います。

さて名古屋といえば、移籍した玉田選手に会うのを今日は多くの選手たちが楽しみにしていました。出場がなかったため試合後なかなかタイミングが合わなかったのですが、バスの出発前に無事に再会。短い時間のなかで、それぞれ再会を楽しんでいました。