山東遠征2日目
担当:大重正人
山東省済南市での2日目が終わりました。午前中のトレーニングはなく、休息に努め、午後からトレーニングをおこないました。場所は対戦相手の山東魯能のクラブハウス。「Jグリーン(堺市のJFAトレーニング施設)みたいですね!」と表現する選手もいましたが、それは広大な立派な施設でした。
グラウンドは6面あるようで、そのひとつはスタンド付きのスタジアム仕様。山東のチームはそこで練習を行っていました。日立台では欠場した、ブラジル代表、ジエゴ・タルデッリ選手の姿もありました。周囲は高速道路などの建設など、開発が続いているようで、大型重機の作業する音がずっと続いていました。
ホテルからはバスで50分ほど。この日4月6日は「清明節」という中国の祝日。街中や文化施設には多くの観光客が訪れ、にぎやかな様子でした。日本に比べると、クラクションの音が大変に鳴ります。最初は少し驚きましたが、車線も多く、自動車の交通量も多いからでしょうか。また帰りは渋滞でさらに時間がかかりました。
今日は10度を下回り、選手たちは手袋が必要なほどの寒さでした。練習は、リカバー組とトレーニング組に分かれ、15時から1時間ほど。その前には吉田監督が選手を集め、マリノス戦についての振り返りがあり、またホテルでの夕食後にはミーティングもおこなわれました。明日は午後からスタジアムでの前日会見とトレーニング。吉田監督や会見出席選手のコメントは、またここでお伝えしたいと思います。