2014年7月29日

正念場の3連戦へ

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担当:河原 正明

 立て続きにやって来る試練。8月2日(土)のフロンターレ戦、6日(水)のスルガ銀行チャンピオンシップ(スルガCS)ラヌス戦、そして9日(土)のマリノス戦。レイソルにとってはリーグ後半戦の緒戦というだけではなく、今季一番の正念場と言える3連戦を迎えます。

 再開後のリーグ戦3試合で得た勝ち点はわずかに1。ネルシーニョ監督も清水戦後の会見で「前半戦で3位から5位以内につけていたかったが、1分け2敗で順位を落としてしまった。やるべきことをしっかりと準備して、また上位に戻ることを目標に据えてやっていきたい」と気丈に話していましたが、痛恨、もしくは予想外であったことは否めないでしょう。
 その中で迎える連戦、いずれもさらに手ごわい強敵ばかりです。今日は一足先に来週のスルガSCの公式会見にネルシーニョ監督と工藤選手が出席しました。

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 会見の壇上には大仁日本サッカー協会会長、岡野スルガ銀行社長も登壇されました。ネルシーニョ監督は「この大会は柏レイソルにとっても、日本サッカー界にとっても非常に重要な大会。南米のチームも日本で優勝することを目標の一つとし、大きな価値を見出している。私たちも自分たちの経験と実力を存分に発揮してこのタイトルを勝ち取りたい」とコメントをしました。
 工藤選手は「素晴らしい大会に出場できることを誇りに思います。レイソルは全員がこの試合にかける意気込みが高い。僕自身は、(2011年のFIFAクラブワールドカップの)サントス戦で何も出来ずに悔しい思いをしたことは忘れていない。南米の実力あるチームと再び対戦するが今度は自分が『できる』ということを見せたいし、ゴールという形でレイソルに勝利をもたらしたい。勝つことに執着したい」。会見には多くの新聞記者、TVカメラが出席していましたが、その前で堂々と結果とゴールに強くこだわりをハッキリと口にしているのは改めて頼もしかったです。

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 会見の後はJFAハウス地下にある『サッカーミュージアム』を訪れて壁面にサインをしました。サッカー選手を始めとする有名人の仲間入り?です。夏休みとあって多くの子供たちが来館していましたが、思わぬゲストにびっくりするもサインや写真を求めていました。レイソルのタオルマフラーに工藤選手のサインをもらったラッキーな子もいましたよ!ミュージアムのどこかにありますので、ぜひ探して見てください。

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 会見の影響で16時30分からに繰り下げた今日の練習。しかし、そこは川崎戦に向けての厳しいトレーニングでした。選手たちがピッチに出てきたのは夕方17時30分。薄暮に向かう中練習を行い、気づくと周りは真っ暗になっていました。
 ホームゲーム2連戦で「勝利」という結果を残す。相手は3位のフロンターレ、その一心でぶつかるには最上のチームだと思います。がむしゃらに、ひたむきに、懸命に。次こそは気持ちが伝わるプレーを見せてくれるはずです。

 最後に明日以降の練習時間が16時30分となりました。お間違えのないように練習見学にお越しください。