2016年1月25日

指宿キャンプ3日目

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

今日はまず、指宿キャンプの恒例となっている、地元鹿児島の皆様による「キャンプ激励式」が開かれました。まず、昨年のホーム浦和戦にもお越しいただいた「いぶすき菜の花レディ」、今回は米倉瑞希さんよりメンデス監督へ花束が贈られました。

160125_lady.jpg

そして豊留悦男市長よりメンデス監督以下、選手スタッフに激励の言葉をいただきました。「幸せを運ぶ黄色が指宿市のカラーで、まったく柏レイソルと一緒です。新しいメンデス監督を迎え、きっと今年はこの雪のように、白星が続くことを期待しております。みなさんの指宿でのキャンプを心から歓迎し、今年一年の活躍をお祈りしております」。

160125_ibu2.jpg

今年のこちらの激励品をいただきました。
指宿市様 フルーツ
鹿児島県様 かごしま黒豚、カンパチ、かごしま茶
JAいぶすき様 ソラマメ、実エンドウ
山川水産加工業協同組合様 SUBスープ
かつお節ラーメン実行委員会様 勝武士ラーメン

160125_ibu.jpg

これに対しチームを代表し、栗澤選手があいさつしました。「今年もたくさんの頂き物をありがとうございました。しっかり栄養を取って、今シーズンいい結果が残せるように、この指宿のグラウンドでしっかりトレーニングしていきます。本日はありがとうございました」

160125_snow.jpg

昨日お伝えしたとおり、九州地方は大変な降雪となり、トレーニングは室内へと変更されました。しかしこの貴重なキャンプの時間をなんとかピッチで練習ができるよう、早朝からいわさきホテルのグリーンキーパーの方、そしてレイソルのスタッフが総出で雪かきをおこないました。最初はウォームアップができるぐらいの4分の1ぐらいだけ芝生が見える状態でしたが、懸命の作業でピッチの半面でサッカーができる状態に。選手たちがフォーメーションなどの練習をしている脇で、さらに作業が進み、午前の練習が終わるころには全面グリーンの芝が顔を出す状態に。練習後にはサブグラウンドの雪かきにメンデス監督も加わりました。半日がかりの大雪かき、作業員の皆様のお力で無事にトレーニングを行うことができました。本当にありがとうございました。

160125_mendes.jpg

そのおかげで、午後にはみっちりと紅白戦が行われました。45分×2本、通常の試合と同じ条件でした。途中交代する選手もいましたが、多くの選手が90分フルタイムでプレー。2部練習が続く中、いきなりのフルコートの実戦でどんな動きを見せてくれるのか。選手たちは高いモチベーションをもち、ボールをしっかりつなぐところ、一気にゴールへ飛び込んでいく速攻、守備時のアタックなど、メンデス監督のスタイルがピッチで表われ、スピード感やダイナミックさが感じられる、選手たちの奮闘ぶりでした。ゴールは3つ、エデルソン、茨田、大谷の3選手でした。

160125_ede.jpg

試合後、輪湖選手に話を聞きました。いきなりの90分出場でしたが「昨日は雪でサッカーができなかったので、やっぱり早くサッカーがやりたかったですし、やっぱり選手としてゲームをやるというのがその醍醐味だと思うので、90分はやっぱりキツかったですが、久しぶりの試合でしたし、楽しかったです。

今日は新しい選手たちも試合をするのが初めてでしたし、ひとりひとりの特徴を把握できる最初の機会でした。あとメンデス監督の戦術を理解するには、まず試合をするのが一番わかりやすいですし、まだチグハグなところはありますが、試合をやっていく中でみんな臨機応変に対応できたんじゃないかなと思います。プレッシャーの部分、攻撃へのアグレッシブさが求められているし、皆がそこに慣れていくことが大事だと思います。あしたはすごい筋肉痛だと思いますけど(笑)、ちばぎんカップまでたくさん時間があるわけじゃないですし、いい90分になったんじゃないかと思います」

160125_wako.jpg

そして最後に、今日もスタッフの誕生日。松本拓也GKコーチが36歳になりました。食事会場から監督が「明日の練習について話がある」と外へ連れ出し、その間にケーキをセットし、選手たちもスタンバイ。食事会場の照明を落とし、スポットライトが当たるところへ呼び込んで、みんなでお祝いしました!今日も監督のサプライズ、大成功でした。松本コーチ、誕生日おめでとう!!!

160125_takuya.jpg