グアムキャンプ4日目
担当:大重正人
今日でグアムキャンプは4日目。今日も時折雨が降ってくる時間もありましたが、おおむね好天のなか、順調にメニューを消化しました。昨日は吉田監督を紹介しましたが、監督をサポートする4人のコーチたちもたいへん精力的に動き回っています。その一人、松本拓也GKコーチのトレーニングも、器具を使うなど、いろんなバリエーションで選手たちへの指導が行われていることが確認できます。
ちょっとしたウォームアップにも、足でボールを扱うシーンがあったり、セービングだけでなく、攻撃の起点としても役割を担えるような練習が取り入れられています。この日はヘディングの練習も。DFラインが陣形をコンパクトに保つためラインを高くキープすれば、その分背後のスペースを突かれます。そんな時、キーパーがペナルティエリアを飛び出し、手で扱わなくてもボールを処理しなければなりません。足か頭を使うしかありませんから。ただ、そんな試合中にすぐに起こることを想定した実戦的なトレーニングです。
午後のトレーニングは、また興味深いものでした。7対6のゲーム形式ですが、片方のチームにはなんとゴールが3つもあり、それぞれGKが守っています。攻撃側はどのゴールにシュートしてもいいルール。一転して守備側がボールをキープすれば、両サイドのGKはサイドバックと同じようにボールをつなぐ役目も担います。
現在世界最高のキーパーと呼ばれるノイアー選手(バイエルンミュンヘン、ドイツ代表)はセービングはもちろん、味方DFの背後をカバーするため、ペナルティエリアの外まで躊躇なく飛び出し、プレーエリアの広さや足元の技術などを含めて、高い総合評価を集めています。いまのレイソルではキーパーも攻撃のビルドアップの第一歩となるべく、またキーパーがゲーム練習に入ることも多く、それだけ戦略上、攻守に大きな任務と期待を懸けられていることを感じます。試合の機会には、キーパーの動きやプレーにもご注目いただければと思います。
本日、J1リーグの日程を発表いたしました。
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今季から2ステージ制が復活し、またACL出場組への日程の配慮などで、大変に複雑なマッチメイクになっています。レイソルの試合には、大変多くの注釈がついていて、チームの勝ち上がりによって週末からミッドウィークへの変更が多く増えます。年間シートをご継続、お申込いただいたサポーター方々におかれましては、週末以外の試合も多く、ご不便をおかけする試合も多くあるかもしれませんが、チームがベストコンディションで臨むためにも日程の要望を出し、このようなスケジュールとなりました。チームへのサポートとして、大変申し訳ございませんが、なにとぞご理解をくださいますようお願いいたします。その年間シートの受付が1月24日までとなっています。まだ間に合いますので、試合予定などをお考えの上、お申し込みください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2014/013103.html