残り4戦
担当:桜林 舞
3連勝は、残念ながら、なりませんでした。
「自分達のミスから失点するということをなくさないと勝てない」と大谷選手。
「前半の初めのように、高い位置で奪えないと、マリノスのようなチームからは点は奪えない」と小林選手。
相手が、というよりも、自身を責めるような口調で、選手たちは試合後のコメントを搾り出してくれました。
「大宮、札幌と連勝したが、マリノスに勝ってこそ、より上位を目指すことができる」と石崎監督以下チームは試合前から警戒心を強めて臨んだマリノス戦。特に「狩野は変幻自在。きちんと押さえる必要がある」とデンジャラスプレーヤーであることに細心の注意を払っていましたが、結果的には、その狩野選手に2得点を奪われ、1-3。ホーム日立台で悔しい黒星です。
前半終了間際の39分に、ゴール前の競り合いから決められてしまった先制点。「前半を0-0で折り返していれば、失点しなければ」と何人かの選手が口にした言葉です。
前半20分ほどまで、レイソルらしいサッカーが繰り広げられていたものの、その後、ハーフタイムコメントでもあるように球際の弱さが目立ち始めました。
レイソルでの初ゴールを決めた、栗澤選手。2点ビハインドからの1得点。「さあ、あと1点だ!」と選手たち、サポーターたちに希望の灯を燈してくれました。しかし、「1点とったことはよかったが、その後加点するチャンスを活かせなかったのは残念だった。あと1点奪って追いつきたかったが、相手の方が追加点を取りにいく気持ちが強かった」。敗戦での初ゴールに曇った表情が晴れることはありませんでした。しかし、「動き回ってチャンスを作って、もっとダイナミックなサッカーをしていきたい」と今後の試合への気持ちを新たにしていました。
リーグ戦は、残り4戦。
「終盤の闘い方が、熱くなるね」と竹本GM。
11月2日(日)の天皇杯vsザスパ草津戦をはさんで、次節のリーグ戦は11月8日(土)vs名古屋戦、再びホーム日立台です。2週間、いい準備をして臨みましょう!
最後に、試合運営方法の変更を受けて行われた初めての試合でしたが、大きな混乱もなく、無事試合を開催することができました。ご不便をお掛けしている面もあると思われますが、皆様のご協力に心からお礼申し上げます。今季の残り2試合のホームゲームも、同様の方法で運営される予定です。併せてご協力いただけますようお願い申し上げます。