韓国キャンプ5日目
担当:大重正人
7時キックオフ。日本代表の試合で韓国キャンプも目覚めました。食堂で朝食をとりながら、ギリシャの選手がひとり退場になったときは拍手が起こるなど、選手たちは自分たちの代表選手を応援し、世界最高の大会のサッカーに食い入っていました。結果は惜しくも私たちが望んだ最高の結果ではありませんでした。
監督以下スタッフも席を動かず、試合に集中していました。ワールドカップ関連の番組に多く出演してきた井原コーチ。「ギリシャが一人少なくなって、余計に守備を固めて難しくなりましたね。でも1戦目よりは日本らしい内容で、つなぐサッカーができていました。あとはどうゴール前をこじ開けるのか、細かくつないで崩すのか、最後のように吉田麻也を上げてパワープレーで取る形をとるのか。状況は厳しいけど、コロンビア戦にまだ可能性を残して戦えますから。ドイツ大会の3試合目、ブラジル戦は両方が勝たないといけない状況だったけど、今回コロンビアは勝ち抜けが決まっていて、状況が違うと思うので。何が起こるかわからないし、これまでの4年間の集大成となる試合、最後まで応援したいと思います」と試合を振り返り、そして熱いエールを送りました。第3戦は6月25日(水)、5時キックオフです。
キャンプ5日目。6月12日の始動からオフなく動いてきた選手たち。「疲労も溜まっているだろう」というコーチングスタッフの判断で、急きょフットバレーという軽めのメニューに変更となりました。そんな計らいに、選手たちの心も少しほぐされてようで、笑顔と歓声で思い切りサッカーを楽しんで。
キーパー陣は通常のトレーニングを行いましたが、その後は、アレックスコーチが春のキャンプと同じく、2on2の新しいリラックスゲームをプレゼント。選手たちもちょっと複雑なルールに最初は混乱していたほどで、ちょっと文章で説明するのが難しいところなのですが、、、基本的には
【1】 攻撃側がフリーキックを蹴る。そのまま入れば1点。
【2】 守備側はそのシュートをゴールライン側にアウトさせれば1点。でも1stタッチは手を使えません。
【3】 ペナルティエリア側にボールがこぼれれば、そこから2対2がスタート。
ポイントは【2】のところ。高いボールならバックヘッドでクロスバーの上へクリアするのですが、それをミスして失点というパターンで思わず苦笑い。胸の高さのボールなら胸トラップで浮かせ、それを相棒が空中でキャッチできれば1点というルール。この連携が決まるととても気持ちよさそうです!そして2対2、足元でしっかりつなげる選手ばかりですから、この勝負も面白かったですね。キリが多くのゴールを決めて、スゲ&キリの勝利となりました~
ここまで暑い日が続いてきた昌原ですが、明日からの天気予報は25日までずっと曇り時々雨。気温も22~24度ぐらいと少し下がりそうです。24日にはトレーニングマッチも予定されており、それに合わせてお越しの方もいらっしゃると思いますが、雨具の用意もお忘れなく。それではまた明日~