新潟キャンプ5日目
担当:大重正人
ここのところまったく雨の心配がなく、夏の日差しがギンギンに照りつけます。紫外線をあびた顔面が赤くなってじりじり痛いです。石崎監督の年中保たれた褐色の肌はますます黒味を帯び、選手たちも厳しいトレーニングでシェイプされて、これぞサッカー選手という精悍な姿になっています。
今日で5日目の十日町。お伝えしてきたように、毎日2部練習のハードメニューをこなしているなか、今日の午前は2グループに分かれての選択制。ひとつは古邊コーチが担当する、4000mほど走って、そのあとはサッカーバレーという軽めのメニュー。
もう一つは、石さん担当の、個人&グループ戦術。1対1、2対2、4対4と正直キツいメニューです。
日頃から「ケガをしないように。無理せずに自分の体調を見極めること」とスタッフが言っており、疲労が蓄積している選手の多くは古邊組へ。そして石さんメニューを自ら選択したのは、若いこの8人でした。
李、村上、大島、大津、酒井、渡部の6選手に、今日から練習参加しているユースの仙石選手と武富選手です。昨夏の和歌山キャンプでは「若手・中堅選手を鍛える」という方針のもと、石崎監督直々の指導を大谷、小林祐、石川、李、菅沼選手らが受け、石崎流ディフェンスの基本、原則を叩き込まれました。
1対1では、まずは間合いを詰めること。相手が後ろ身になれば前を向かせないように激しく当たる。そしてボールとパイロンゴールの間にポジショニングをとる。
2対2になれば、チャレンジ&カバーのコンビネーションを意識しなければいけない。一人がボール保持者に対して思い切りプレスすると、もう一人はマークする攻撃選手を見つつ、味方が抜かれることを想定してカバーにも回る。4対4になっても基本原則は変わりません。
李選手vs仙石選手の激しい1on1!
古邊メニュー組やGK陣が軽めのメニューで引き揚げたあとも激しいトレーニングが続きます。
「下がるな!」「前を向かすな!」「間合いを詰めろ!」監督の甲高い声が響く。
大自然の静かなピッチに、「ハァ、ハァ」と呼吸が乱れた選手たちの荒々しい息遣い。
周りのスタッフが一言も発せないほどの緊張感のなか、厳しく叱られることもありながら、約90分のトレーニング。必ずや彼らの糧となる、見ていてもすがすがしいトレーニングでした。
午後には、今キャンプ初めての紅白戦が行われました。村上選手のサイドチェンジから、永井選手が左サイド深くから折り返し、チュンソン選手が競り合いながらのゴールを決めて天にこぶしを突き上げるファインゴール。また柳澤選手はペナルティエリア外からの無回転シュートを突き刺すなど、それぞれが猛アピール。明日の新潟経営大学戦へ向けての予行練習はなかなかの出来でした。残り2日間、気を緩めることなく、充実したキャンプの締めくくりを迎えられるよう、選手・スタッフ全員で頑張っています!