2012年9月15日

6試合ぶりのリーグ戦勝利

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担当:河原 正明

 ようやくの勝利でした。J1リーグ第25節 コンサドーレ札幌戦は3?1、久々のリーグ戦での勝利、日立台に凱歌が轟きました。

 相手ベンチには懐かしい顔。石崎監督に古邊フィジコがいましたが戦いの前にノスタルジーに浸ることはなく。石崎監督が退任されてから4シーズン目、指導を受けた選手も桐畑、近藤、大谷、澤、菅野、栗澤の6選手だけになりました。
 その当時からキャプテンを務めた大谷選手が「良い時間で取れた(ネルシーニョ監督)」チームに落ち着きと勢いをもたらした先制ゴールを挙げました!J2時代の2010年11月の岐阜戦以来、J1では2009年11月の清水戦以来となります。栗澤選手からワグネル選手、そしてアシストは工藤選手とつながれたラストパスは、本人も話したように「決めるだけ」でしたが、ゴール後にみんなが弾けるような笑顔で祝福に集まっていたのがキャプテンへの信頼の厚さを示していると思います。
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 試合後には久々にお立ち台に立ちました。「去年も点を取っていないから2年分(笑)」の笑顔でしたが「個人の得点よりもチームが勝ったことが嬉しい」と7試合ぶりの勝利をサポーターに届ける重責を果たした安堵感でいっぱいのようでした。
 でも「2点目が決まっていればなー!」。後半24分に放ったポスト直撃弾はカーン!と乾いた音を残すも決まらず。「蹴った瞬間に時が止まった。あっちの方がカッコ良いゴールだったのに」と本音もチラリ。それでも「残り10試合全て勝つ、そのリスタートを日立台で切れて良かった。残りもチームのために力を捧げます!」とスタンドのサポーターに誓ってくれました。

 今日の試合で目立っていたのは両サイドバックでしょう。橋本選手は前半39分の工藤選手の得点のアシストに加え、1vs1でどんどんと勝負を仕掛けて優位に立つと後半もあと一歩というクロスを連発して、スタンドを沸かせました。
 そして反対側では久々の先発出場を果たした藤田選手が右サイドで躍動しました。「たぶんレイソルの中で一番札幌と対戦していると思うので特徴も判るし、自信はある」と試合前に話していましたが、今日は相手のフォーメーションもレイソルにとってはハマり、レアンドロ選手とのコンビで何度も相手守備陣を崩し、前線に顔を出してクロス上げる度に歓声とちょっとした嘆声がスタジアムを包みました。「自分が高い位置をとれたので、どんどんしかけた。後半は相手が3バックになって1枚はがせばフリーになれたので、あれぐらいのクロスを入れるのは当然」と涼しい顔。
 本人は「アシストを残せなかったのは残念」とのことでしたが、「走ってナンボ」と90分間止まらぬ上下動はまさにニックネームの「ダイナモ」そのもの、十分に力をサポーターに知らしめたのではないでしょうか。「これがスタートライン」と言葉は謙虚ながらも影のヒーローでした!
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 さて、今日は「しろいホームタウンデー」。毎年好評の梨の試食には待ちかねたサポーターが列を作って新鮮でみずみずしい白井市産のなしをほおばっていました!クラブにもたくさんいただき、明日からピアノで選手たちにも振舞われます。いつもおいしい梨をありがとうございます!そしてなし坊と妹のかおりちゃんも今年も大活躍でしたねー。また来年も来てください!!
 またもう一つのイベント「コイノミカシワ」もレイソルと初コラボ。いわゆる「街コン」です。今日は約140名が来場、サッカー観戦を楽しみました。皆さん素敵な恋が見つかるといいですね?。
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 明日はトップチームも午前中のトレーニングとなります。なお、先発組を中心とあいたリカバリートレーニングメンバーはファンサービスを行いませんので予めご了承願います。
今日も暑い中ご声援ありがとうございました。引き続き応援よろしくお願いします。