グアムキャンプ6日目
担当:大重正人
グアムでの6日目。昨日は20分×3本とハードな紅白戦がおこなわれたこともあり、今日は多少ボリュームを落としたトレーニングに調整されました。とはいえ午前中、多くの選手が早めに終える中、中盤の選手たちを中心に吉田監督の指導が続きました。その分、午後の時間は短くなりましたが、狩野選手は午後にも、FW陣のシュート練習にも最後まで参加。それでも疲れた様子よりも「いま、それだけサッカーがやれていることが大きいですね」と前向きさや充実感が表情に表れていました。
午後は、松原コーチによるフィジカルを中心としたトレーニングがメイン。開始前には選手たちを集め、このメニューはこういう目的をもってやる、という説明が長く伝えられました。なぜこの練習をするのか、理解して臨むことでトレーニングへの集中や意識も高まります。強弱をつけながら、ダッシュやターン、そしてシュートまで。シンプルに走るだけでなく、ボールを使うメニューが取り混ぜられています。
キャンプと言えば「走り込み」というイメージをお持ちかもしれませんが、栗澤選手に聞くと「普段のトレーニングやプレー中でもダッシュする場面が多かったり、そういったところでも、自然と鍛えられる要素が含まれてるんだと思います」。こうして、キャンプのメニューが日々消化されています。
6日間のキャンプを見て、いろんな発見など自分なりに感じたことをお伝えしています。ただ昨日の日記で、アカデミーでやってきたサッカーを、今度はトップチームの選手たちがやっているように見えます、というくだりに対して、「そこはちょっと違うんだよね」と吉田監督から話がありました。「サッカーは変わっていくものだし、トップのこのメンバーならもっと違うことやいいことができる」。新しいレイソルのサッカーを正しく伝えることが広報として何よりも大事な仕事です。しっかり反省し、いろんな言葉に耳を傾け、気を引き締めて、また明日からのトレーニングを見守っていきたいと思います。
本日、スタートミーティング第一部の議事録をアップいたしました。公開までお時間がかかり、ご参加が叶わずアップを待たれていた方々には特にお詫びを申し上げます。監督やダイレクターの選定について、チーム強化の方針、また限られた時間のなかでしたがご来場いただいた方からのご質問への回答などを掲載させていただきました。本文中にあるようにサポーター皆様に対しまして行き届かないところもありご迷惑ご心配をかけておりますが、貴重なご意見をもとに、クラブ運営に活かしていければと思います。議事録の内容につきましては下記よりご確認ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2015/013277.html
明日は午前練習を終え、午後には帰国の途に就きます。月曜日には鹿児島県指宿市へ移動し、第二次キャンプに臨みます。