2007年7月31日

成功率87.8%

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:桜林 舞

比較的涼しい日が続いていますね。オフ明けの今日は2部練習。フィジカルの午前練習とボールゲームの午後練習でした。その間には先日の順天堂大学練習試合と前半戦のオプタデータを振り返るチームミーティングが行われました。「いいところは続けて、改善すべき点は改善しよう」と石崎監督。

オプタデータってご存知ですか? Optaとは、「プレイヤー・パフォーマンス分析データ」のこと。サッカーの試合中のボールタッチを詳細に数値化したもので、<Jリーグ公認スタッツ>J-STATS Opta(ジェイスタッツ オプタ)として、2001年Jリーグリーグ戦から本格稼働したもの、だそうです。意外に早い段階から導入されたものなのですね。レイソルのマッチデープログラムにも一部を掲載していますが、ボール支配率はどれくらいだったか、どの選手からどの選手にパスが何本通ったか、どのエリアでボールを奪う率が高かったかなど、いろんな角度からのもっと細かいデータがあります。その中で、前半の18節まで、クロスの数がJ1の18チーム中18位だったのが柏レイソル、というデータがずばりと数値で示されます。一方、タックルとインターセプトの成功率は87.8%。ほぼ90%近い成功率で、18チーム中1位でした!石崎レイソルのサッカーは、プレッシングサッカー。ボールを奪ってなんぼのサッカーですから、数値からもきっちりプレスがかかっていることが分かります。「昨年度と比較しても決定率が高く、90分という時系列でみても平均85%以上は成功している。ゲーム全体のバラツキもほとんどなく安定しているとてもいい状態だと思います。後期もこの調子で行きましょう!」と平川テクニカルスタッフ。

午後練習は田村コーチのもとではシュート練習。「ジャンボ、体を残さない、残さない!体ごとゴールに飛び込め?!」とヘディングはもちろん右足でも豪快なシュートを狙う大久保選手に田村コーチの的確な声がかけられます。石崎監督のもとでは6対6。「ヤナギ、サッカーは局面、局面で変わっていくものだ。1つの考え方に固執したらダメだ!考えていた手がダメなら別のコースを探せ!!」と成長著しい柳澤選手にも石崎監督の檄が飛びます。

そして、全員参加のシュートゲームでフィニッシュ。全選手が一列になって、ゴールを決めた人が順番に抜けていき、最後に残った選手が全員分のジュースをおごる、という恒例のゲームです。最後は北嶋選手vs岡山選手。先行した北嶋選手、おしくもシュートをはずしてしまい、岡山選手のシュートを待つ間もなく「(ジュースをおごる本数は)何本?」と叫んでいました。「今回は、気持ちで負けていました。復帰戦ならずでした。。。」と自動販売機の前で無念の表情。「ひさしぶりに負けたよー!」と溢れる汗を拭きながら、引き上げてくる選手一人一人に「なに飲む?」と声をかける北嶋選手。全員分のジュースを買う姿は、負けたことよりもシュートゲームにひさしぶりに参加した楽しさの方が勝っているように見えました。

明日は、9時半からの午前練習のみとなります。明日は今日より暑く、太陽が照りつけそうです。日立台にこられる方は、日よけ対策をお忘れなきようお越しいただければと思います。