J1の壁
担当:河原 正明
昨日の大勝に酔いしれることができたのは、つかの間。選手たちは今日も練習と試合を行いました。
午前11時、やや暑い中でのゲーム。相手はJ1大宮アルディージャ。我々が目指すステージで戦っているチーム。鈴木新監督自らが陣頭指揮を執ります。
昨日の試合のことなど、全く関係のない話。今日は今日で、当たり前ですがそれぞれの戦いがあります。立ち上がりからレイソルは押し込まれます。一瞬のスキも見逃さない狡猾さを備えた選手も多く、わずかなコンビネーションのほころびを突かれ、早々にPKを献上。これを決められてしまいます。レイソルもFW北嶋選手に菅沼選手、昨日嬉しいJ初出場・初ゴールをあげた武富選手を中心に挑みますが、DFラインを攻め落とすことができません。何度かトライした形が実ったのは45分、アルセウ選手のパスを受けた菅沼選手が「ヤバイでしょ(下平U-18監督)」という強烈なミドルを突き刺し同点に。昨日が25歳の誕生日でしたがメンバー入り出来なかった悔しさを晴らす一撃でした。
後半も双方とも譲らず。レイソルもCKのチャンスに仙石選手から林選手に。ニアで頭でそらすも惜しくも決まらず。途中交代の林選手はその後もシュートを撃ち続け復調ぶりをアピールしていました。しかし、大宮のDFも堅く、逆にカウンターからレイソル守備陣の裏を突く動きでピンチを作られます。そしてこのまま終了と思われたロスタイム、治療のため1人少なかったレイソル、一時的に10人での戦いの中、相手の猛攻を受けてしまいます。GK桐畑選手が2度ビッグセーブを見せるも、最後はPA内で相手FWを倒し、審判のジャッジは痛恨のPK。これを決められ残念ながら1?2で惜敗となりました。
やはり、J1チームの壁は高く、厚い。認めたくなくても、選手には悔しい負けだったと思います。それでも、あそこに戻るために。今日はいいレッスンをつけてもらったと思います。
さて、昨日試合に出場した選手たちは10時からリカバートレーニングを。嬉しい初ゴールをあげた茨田選手も笑顔でランニングを。友達とかの反応はどうだったと訊ねると「お祝いメールが少し来ました」そうです。そんな話をしているとU-18時代のコーチでもあるチェ・ファン通訳から「試合途中で足が攣っているような選手は甘やかしちゃダメですよ」と厳しいお言葉が。これには茨田選手も神妙な顔付きでした。
「昨日は試合後にモバイルレイソルを見て驚いたよ。『バラが2点取っているって!』去年まで一緒にやっていた選手が活躍したことにみんな興奮していたよ」とは下平U-18監督。1試合で5点がU-18出身選手の得点。U-18だけでなく、下のカテゴリーのレイソルっ子たちにも大いに刺激になった試合だったようです。「将来はね、ピッチ上の3分の1くらいはU-18上がりになるといいよね」練習試合を見守る下平監督の目も嬉しそうでした。
さて、明日はチームはオフになります。土曜日には敵地・富山でのリーグ戦。W杯中断期間まであと4試合。記録は関係なく、自分たちのプレーをし続けるだけ。ネルシーニョ監督も「長いシーズン何があるか判らない。これからもピッチの中で全力で戦っていく。チームとして仲間意識、ハードワークを見せ、プレーの質を含めてJ1へ戻るべきチームだと証明すること」と油断は微塵もありません。いい準備をして次の試合に臨みましょう。
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