2015年3月12日

Jホーム開幕戦

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担当:大重正人

今日は木曜日。明日は金曜日。しかし明日「金曜」が、レイソルのJリーグ日立台オープニングマッチです。先週はアウェイでヴィッセルを退け、今回はわれらが日立台でのベガルタ仙台戦を迎えます。互いに開幕戦を勝利。特に仙台は野沢選手退場のピンチから、10人で2点を奪い、山形に勝利。ウイルソン選手の決定力の高さは健在です。

そして仙台の伝統とも言える堅く献身的なディフェンス陣に、今季から前レイソルの渡部博文選手が加わりました。山形戦の4バックは、鎌田次郎選手、石川直樹選手と、元レイソル選手が3人も並び、神戸戦同様にまたしても互いを知り尽くした難しい戦いになりそうです。またユースから昇格した茂木駿佑選手は、小中とレイソルアカデミーに在籍。大島康樹選手とは同期で、こちらも古巣対決となります。

そんなベガルタに対する、吉田監督のコメントです。
「仙台は本当に手堅く、きちんとしたサッカーをするチームです。それでいて、したたかなので、その相手に対して、僕らが仙台の何かを消そうとしたり、何かをマークし続けようとすると、おそらく本当に堅い試合になると思いますが、基本的に僕らは攻めますし、ちょっと違った仙台戦の様相にはなるのかなと思います。仙台には、ウイルソン、ハモン・ロペス、奧埜、みんなかなりパワーがあります。金園もいますし。そういうところはかなり警戒しなければいけないと思っています」

また、この試合に対してのベガルタが抱いているであろうことについても、監督は思いをめぐらせました。
「昨日が震災から4年ですから、彼らが仙台という場所で暮らして、そこで地域の光であり続ける以上は、そういった大きなモチベーションもきっとあるでしょうし、そこはリスペクトしなければいけないと思います。僕らにとっても戦術云々だけではない、違った意味で激しさ、厳しさが大きなキーワードになると思います」

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続いて大谷選手のコメントです。
「仙台はしっかりみんなが献身的に守れるチームなので、ロースコアのゲームが多いですが、自分達としては、今年はそういう相手をどう崩していくかというところを楽しみにしています。(仙台の最終ラインに)知っている選手もいますが、特徴も分かっているので、試合では堅い彼らを破って、ゴールを奪えればと思っています」

輪湖選手です。
「(仙台は)良い特徴を持った選手が揃っている印象です。柏は去年とやり方が変わってきていると思いますし、(例年と)違った展開になるのではないかと思います」

最後に工藤選手です。
「後ろの選手の特徴も分かっていますし、そういう堅いチームに対して、いつも接戦になるので、そういう相手を崩して、今のチームがここ4試合やって積み上げてきたものを、しっかりと出せるのか楽しみです。また誰とマッチアップするかは非常に楽しみです」

彼らに共通しているのは、これまでの堅く守りあうような展開にはならないのでは、という言葉でした。監督からも「攻める」という言葉がありましたし、今季から取り組んできたサッカーで、堅守ベガルタの最終ラインをどう、こじ開けていくのか。日立台に参戦されるみなさん、テレビで応援される皆さんもどうぞご注目ください。19時キックオフです!

※スカパー!ブースでは、試合当日にJリーグ関連セット新規ご加入の方、先着30名さまに、工藤選手直筆サイン入りの非売品ポスターがプレゼントされます。未加入の方は、ぜひこの機会にどうぞ!!!
http://blog.reysol.co.jp/news/2015/013392.html
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