2010年11月 1日

加油!年軽人

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担当:河原 正明

 今日は練習試合 栃木SC戦が行われました。結果は1?4で敗戦。昨日の水戸戦とは真逆のスコアとなってしまいました。
 先制点を挙げた田中選手は「自分は得点できたが、チームを勝利に導けなかった。(4失点は)自分だけでなく、チーム全体が少しずつ守備をおろそかにしていたと思う。(グラウンドコンディションも悪く)パスミスも多かった。まだまだレギュラー陣との差を感じますし、練習試合などの実戦で突き詰めていかないといけない」と大勝の翌日の大敗に強い危機感を示しました。
 今日もマスコミ各社からの取材や、昇格に関する問い合わせが広報宛には多くあります。しかし、「まだ決まっていない」と選手たちは口を揃えて話すように、マジック1。次の試合だけに集中して戦わないといけないと、今日の試合で改めて気が引き締まりました。
 
 さて、試合結果は残念でしたが、試合後にはこんな場面も。栃木SCの落合選手が、蔵川選手や北嶋選手、さらには試合を観ていた根引U?18コーチや永井スタッフら元チームメイトらに「なんだか腕に巻いていたけど何あれ??」とこの試合で主将を務めたことをいじられながら(?)歓迎を受けていました。「こういう雰囲気がいいですよ、レイソルは」と笑顔のオチ。後で写真は送るよ!

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 一方、試合開始と同時に、取材部屋では初顔合わせによる取材が行われました。先週から取材が始まっています「週刊サッカーマガジン」の特集『思いっきりレイソル』。大谷選手と茨田選手という、レイソルユースの系譜を継ぐ二人の初対談は、攻守に分かれて質問対決というものでした。緊張している茨田選手を、余裕の大谷選手が終始リードしていましたが、この2試合ボランチでコンビを組んでいるだけにトークも、お互いがフォローしたり攻めに回ったりと試合さながらの連携を見せてくれました。それぞれの「出会い」から「初出場」そしてレイソルユースの話...初めて聞くエピソードも盛りだくさんです。来週火曜日発売ですのでお楽しみに!
 ちなみに、茨田選手の単独インタビューが、5日・金曜日発売のエル・ゴラッソ紙に掲載予定です。「ロンドン五輪世代インタビュー」レイソルの第一号です。こちらもチェックしてください!

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 さて、「ロンドン五輪世代」といえば、工藤選手が明日よりU?21日本代表に合流のためチームを離れます。アジア競技大会に向けての合宿前日ですが、今日も練習試合に出場。残念ながらゴールという結果は出ませんでしたが、キレのある動きで何度も危険地帯に顔を出すいやらしいプレーを見せていました。
 短い国内合宿を経て、5日には中国・広州に向かいます。ユース時代にスペイン遠征などの経験はありますが、代表としてこれだけ「長い遠征は初めて」。「いろいろピッチ内外で騒がしいですが、サッカー選手として日の丸を付けて戦えるのは光栄です。プレッシャーに勝って、結果を残したい。結果が全て。アジアでNo.1ということを示さないといけない。自分はFWなので、1試合1得点以上を狙っていきたいし、その自信はある」と変わらず強気な面も見せた工藤選手。
 しかし、レイソルの話になると「正直、(昇格の場面に立ち会えないのは)心残りはあります。(今季10得点で)自分が勝利に貢献できたかな、と思う部分もあるので」とやはり未練もあるようです。
 それでも練習後にはネルシーニョ監督から「お前は必ずできる男だから、自分を信じること!」と送り出された工藤選手。「みんなには岐阜戦で勝って昇格を決めてもらわないと。自分は次の日が大会初戦の中国戦なので、すっきり気持ち良く戦いたいんです!」と後は仲間に託して、国を代表して自分の仕事に向かいます。アジア競技大会のサッカー競技は、リーグ戦初戦が8日(月)の中国戦。その後決勝トーナメントに進出をすると、最大で決勝戦の26日(金)までの長丁場となります。皆さんも工藤選手はじめとするU?21日本代表を応援ください。
明日はチームはオフ、広報日記もお休みします。では。

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