2007年10月19日

「アイシテル、レイソル」

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:桜林 舞

久しぶりです。
なにが?って。

練習の立会いも、
取材の立会いも、
練習見学に来られたサポーターの皆さんと顔を合わせるのも。

昨日まで広報研修会で缶詰だったので、
日立台に朝からいるのは2日ぶり。
なんだか、朝から、とても新鮮でした。

午前中からフロントオフィスには「ボンッ。ボンッ」と花火のような音がこだましていました。
朝っぱらから花火が打ちあがっているはずもなく、ひょいとスタジアムを垣間見ると、GK練習が行われていました。ロビンソンコーチが蹴ったボールをGKがキャッチ。「ジュウニバーン」とロビンソンコーチが日本語でいうと「12」の数字が貼られた人型やミニゴールにスローイングやキックで命中させるというもの。先日から取り入れられた新メニューです。

標的に当たってガッツポーズの水谷選手。
標的にわずかばかり逸れて悔しそうな桐畑選手。

「ジュウゴバーン」
『ボーン(ボールが飛ぶ音)』
「ジュウサンバーン」
『ボーン』
「キュウバーン」
『ボーン』
と数字が読み上げられるのとボールが弾かれる音を祝詞のように聞きながら、
「あー、今日も平和だなぁ、日立台」
と思ってしまったわけです。


そして、恒例ミニゲームが行われているグラウンドへ急ぐと、
まさにゲームは白熱中。

まず思ったのは、「ん、なんか人数多くない?」。
といっても全34人の選手の人数が増えるはずはなく。。。
U-22の李選手と小林祐選手もカタールから15時間の大移動を終えて合流。
負傷者リストに名前を連ねていた、あの選手やこの選手も合流。
うれしいことですね。


そして思ったのは、「レイソルってこんなに元気だったかしら?」。
ワイワイ、キャーキャーとえらい賑わい!
すっごい声が出ていて、木の葉舞い散る秋の日立台に響きまくりでした。

本日のミニゲーム、紅組のブルーノ選手が中盤で前線で大活躍!
2得点を決めて、紅組を勝利へ導きました!!!
「今日のMVPはブルーノだな」と声が選手たちの間であがる中、
「アイシテル、ブルーノ!」と叫んでいた佐藤選手。

【ブルーノ&ユッキー】
071019.jpg


黄組が一列に並び、レディーゴー!
フィニッシュラインでストップ。
タムさんの判定は「ヤザワ?」。
「なんで?」と崩れ落ちる谷澤選手に、
「あぶね?」と心底嬉しそうな古賀選手。
ヤザワールド全快のなごみ系一発芸はフォトギャラで。

「ここまできたら相手が誰でも関係ないから」
と応える石崎監督の囲みの取材に立会いながら、
「研修お疲れ様でした?」なんて、
サポーターの方に声をかけられながら
やっぱりしみじみと思ってしまいました。

「あー、今日も平和だなぁ、レイソル」。

昨日までの広報研修会で、
他クラブの広報さんと延々尽きぬ広報談義。
「これってどうなの?」
「それが知りたいわけよ!」
「あー、やっぱ一緒だね。」
「そういう方法もありなのね!」

正解は一つではない。
というより正解があるかどうかも分からないけど、
よりよいクラブ広報のあり方を、
あーでもない、こーでもないと議論し続ける
それぞれの根底にあるのは
それぞれの「クラブ愛」。

J31クラブの全広報さんとお話できたわけではないないですけど、
Jリーグを構成する他の広報さんの話を聞いて、
「負けてらんないな」と。
というか「負けないぞ」というか。

と、同時に、この素晴らしい仲間たちと、
張り合いつつ、協力して、Jリーグを盛り立てていけたらいいなと。


んで、久しぶりの日立台。
今日はいつも以上に感じてしまったわけです。
「好きだなぁ、レイソル」。

。。。
改めて言葉にすると、こっ恥ずかしいんですけど。
しみじみと。
そんな感じで。


大分の広報さんに
「悪いけど、勝点3いただきますからね」
と声をかけましたらば、
「いやいや、今回はあげられませんから?」
と言われました。

「クラブ愛」も負けませんが、
「リーグ戦」も負けませんよ!

「可能性がある以上は本気でTOP3を狙っていく」と石さんも言っています。

熊本の地にて、勝点3を手にしに参りませう。
明日は19:30キックオフ@KKウィングです!