2008年5月31日

上昇気流

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担当:桜林 舞

今年度のホーム・ナビスコ@柏の葉は3戦とも雨!!!今日は昨日に増して寒く、終日霧雨が降り注いでいました。でも「柏の葉の芝は粘ってボールが転がりにくいから、雨が降った方がいいんじゃよ」と呟いていた石崎監督でした。

今日はなにから日記を書いたらいいのか、迷ってしまいます。

杉山選手、レイソル初スタメン。
山根選手、復帰。
フランサ選手、復帰。

そして、
テキスト速報遅延および不通のお詫び。

一つずつ、いきましょうか。

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杉山浩太選手、レイソル初スタメンです。メンバー表が提出されたとき、記者さんたちも「おっ!」と驚いていました。いつものような飄々とした表情で入場時のピッチに立ちました。ピッチサイドにいる私と目が合うと、気合からか期待からかはたまた緊張からか、微笑で返してくれました。立ちあがり直後放ったファーストシュート。GK正面でしたが、遠めから枠を捉えたコウタくんらしいプレーでした。54分での途中交代でしたが、確実にプレー時間は延びています。この調子で、フル出場できるコンディション調整に期待が高まります。

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そして杉山選手と54分に交代したのは、3月23日にフクアリで行われたナビスコ第2節千葉戦ぶりの公式戦となる山根巌選手。5月17日の鹿島戦からサブに入っていましたが、本日が復帰戦となりました。ルーズボールのこぼれる先々を読むあの嗅覚、セカンドボールを絡みとるあのボール奪取力をなんと表現すればいいのでしょうか。まさに「山根力」としかいいようがありません。前に前にボールを運ぶ様子は、2ヶ月前となんら変わりありません。

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そして、66分に途中出場したのは、我らがキング・フランサ選手。試合前のアップ時に、懐かしのチャント「オーオォ、オーオォ、フランサゴール!」の声が柏の葉にこだましていました。1点ビハインドの状況下、満を持してフランサ選手がピッチに立つと、拮抗していたペースががらりと豹変しました。ボールを預けて、信じて前に出る。レイソルが敵陣ゴール前に襲い掛かります。77分北嶋選手の投入。そして生まれたフランサ選手からのパスを北嶋選手がシュート!相手DFの跳ね返りにアレックス選手の左足がジャストミート!キーパーの手にあたったボールは、ゴールマウス左隅へと突き刺さり、1-1の同点弾となりました。「最後のシュートはついていなかった」と試合後振り返ったフランサ選手。同点でも、「さすがフランサ!」のプレーには、サポーターの皆様から熱烈な拍手とフランサコールが湧き上がりました。

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「(マッチアップする)アイツはきっちり抑えたい」と言っていた蔵川選手。蔵川選手はきっちり抑えてくれたのですが、「PK王子」にはしてやられましたね。「よく知っているだけに、正直やりにくかったですよ。(PKのシーンは)トラップしてターンしようとしたんですけど」とジェフ千葉の谷澤選手の弁。

それでも「前半のロスタイムに1点を入れられて、今までだとそのまま追いつけなかったり追加点を奪われていたところですが、1点返すことができましたし、後半押し込めることができました。勝てなかったのは悔しいですが、チームはいい方向にいっていると思います」と小林祐三選手が述べていたように、選手の表情にそんなに曇りはありませんでした。

そうそう、柏の葉には本日トゥーロンより帰国した李選手の姿もありました。「(U-23との兼ね合いで)李をサブにいれられなかったのは残念です」と石崎監督が述べていたように、李選手がいればまた違った展開になったかも知れません。でもほかのチームも同じ条件下でのカップ戦なのですから、それは理由にはなりません。

「まだ決勝への可能性がある以上、1週間いいトレーニングをして臨みます」と石崎監督。昨年のマリノス戦を3-0で戦ったように、来週の札幌戦も熱く燃えていきましょう!!!

最後に、テキスト速報遅延および不通のお詫びとなります。テレビ中継がないナビスコカップにおいて、PCおよびモバイルレイソルのテキスト速報へのアクセス数が通常のリーグ戦よりも多くなるため、サーバーに付加がかかり、一時、テキスト速報の閲覧が遅延および不通となる現象が生じてしまいました。現在は通常通り閲覧可能となっております。ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

また、明日はサテライトリーグ vs湘南が14時から日立台で行われます。本日とはうってかわってよいお天気のようなので、【6/1】Jサテライトリーグ 湘南ベルマーレ戦のご案内をお読みになって、ぜひ日立台にご来場いただければと思います。