2008年6月19日

新潟キャンプ最終日

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担当:大重正人

13日からスタートした新潟・十日町キャンプが、本日打ち上げとなりました。阿部嵩選手が足を痛めて帰柏したのが非常に残念ではありましたが、そのほかの選手は全7日間の日程を無事終えることができました。

最終日のトレーニングは、練習試合の合間ということもあって、極限まで追い込むものではありませんでした。パス練習と、四角形のなかの鬼がドリブル突破を阻止するゲームでウォームアップ。制限時間内で最後に鬼となってしまった選手にはバービー10回の罰ゲーム。1回戦の残り5秒のところで攻撃側となった藏川選手がボールをカットされて、バービーに。2回戦、同じタイミングでまたも攻撃の順番がまわってきた藏川選手、今度は永井選手のマークを外し、満面の笑顔で突破するところです。30歳を迎えたというのに、練習中は監督や仲間から「おいおい、クラ??」と突っ込まれることの多い藏川選手。みんなから愛される永遠の若手。

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その後、2チームに分かれての対抗戦。前半は、ピッチのいたるところに作られたパイロンゴールをパスで通して得点を競うコーン通し。後半はハーフコートの12対12で、得点を争いました。赤チームがコーン通しで2連勝し、2-0の状態から12対12がスタート。さらに菅沼選手が左サイドをえぐり、折り返したボールに杉山選手がダイレクトで合わせるなど、さらにリード。

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しかし黄色チームも負けられません。クロスを押し込んだ鈴木選手や、頭脳的な速いリスタートから直接FKを蹴りこんだ永井選手、さらに大津選手がもらったPKをアレックス選手が決めて、4対3の接戦に。しかし最後は赤チームが逃げ切って、黄色チームの罰バービー10本で、すべてのトレーニングが終了しました。

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石崎監督が選手・スタッフを集めて、最後の訓示。「今日までみんなよく頑張ってくれた。でも明日は柏で練習があるし、土曜日にはFC東京との練習試合もある。キャンプが終わったからといって気を緩めないようにしよう」と、やりとげた充実感でほっと安心してしまいそうな選手の心をグッと引き締める言葉。大谷キャプテンもそれに続きます。「レッズ戦でいい試合ができるよう、全員でがんばっていこう!」。緊張感はまったく途切れることなく、次なる戦いへのイメージを保ったまま、一路、午後1時に出発。5時ごろに無事柏へ到着しました。

もちろん、このキャンプはいろいろな方のお力なくしては成り立ちませんでした。厳しいトレーニングが続く中、誰もが「おいしい、おいしい」と連発し、元気のミナモトとなる食事を準備くださいました。ホテルとピッチとの間を毎日何往復も運んでくださいました。日本屈指のピッチはいつも最高のコンディションに保たれ、スタッフの皆様は毎日笑顔で迎えてくださいました。ホテルの皆様、十日町サッカー協会の皆様をはじめ、今キャンプをご支援、ご尽力いただいたすべての皆様に、心より御礼申し上げます。また、遠く柏をはじめ、地元の方がクロアチアピッチに足を運んでくださいまして、まことにありがとうございました。このキャンプの成果を6月28日に再開するリーグ戦でお見せすることが、最大の感謝の印となるはずです。

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そして土曜日には日立台でFC東京とのトレーニングマッチが行われます。11時キックオフで、スタジアム開催予定です。ご案内は、ニュースコーナーでも掲載しておりますので、ご来場をお待ちしています!