2008年8月13日

千葉ダービーへ

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担当:大重正人

今日のトレーニングは、ジェフ戦に向けてのミーティングでスタートです。そう、千葉とイエローの覇権を争うダービーマッチ!ホーム日立台で絶対に負けられません。2試合連続ゴールと好調を誇る巻選手のヘディング、新外国人ミシェウ選手は落ち着いたボール捌きで攻撃を操り、おなじみ谷澤選手もキレのよいドリブルは健在でした。監督が代わり、間違いなく強く生まれ変わった相手です。

石崎監督の語気も自然と強まります。「今まで厳しい練習をやってきたからこそ、今の結果がある。暑くて苦しいけれど、これを乗り越えてがんばっていこう。」グっと手綱を引き締め、選手やスタッフにも、改めて厳しい戦いに立ち向かっていく厳しさ、緊張感が伝わったはずです。思えば、5月3日フクアリでの千葉ダービー。川崎、清水に連敗し、本当に本当に苦しい状況下。ジェフ戦も何度も何度も決定機を作られながら、全員で1点を守りきり、そこから上向きの風に乗っていきました。後半戦に入って、3試合で未勝利。千葉ダービーは、やはり節目の大切なゲームとなりそうです。

今日は紅白戦2本のトレーニング。もっとも見ごたえがあったのは、大津選手と近藤選手の1対1でした。どちらもがキープできないところ、大津選手が当たり負けせず、そしてスピードで抜き去りゴールへ向かいます。しかし、近藤選手は当然黙っていません。一瞬で追いつくと、強烈すぎるショルダーチャージ!50mぐらい離れているのに「ミシッ」と骨の音が聞こえてきそうな激しい当たりでボールを奪取。近藤選手の意地と気迫がヒシヒシ伝わってきたシーンでした。

世の中は北京オリンピック一色です。李忠成選手が人生を懸けて挑んだ五輪は、残念ながら終わってしまいました。残念でなりません。青いユニフォームで懸命に走り回る背番号17を、もっと長い時間見たかった。そんな思いは皆さんも同じことでしょう。ここまで本当にオフもなく、駆け抜けてきた1年半。今はゆっくり休んでください。と言いたいところですが、代表チームは明日帰国します。チームへも早い段階で合流することとなるでしょう。今度はレイソルの黄色いユニフォームで、そして日立台の光り輝く星となるように…。とにかく、お疲れ様でした。無事に帰ってきてくれることを、皆で温かく待ちましょう!