「兆し」
担当:桜林 舞
まず最初に、本日の試合会場におきまして、スタジアム内で両チームのサポーター同士が接触する事態がありました。ご来場の多くの皆様に不快な思いや不安、そしてご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。今後このような事態が起こらないように再発防止に努めたいと思います。なお、今後の対応についてはJリーグとも協議し、今後弊クラブ公式サイトなどでご報告させていただきたいと思います。
試合に関しては、サポーターの皆様の熱い思いに応えられなかったことを、心から苦しく、残念に思います。
ロスタイム直前の後半44分。
同点となる1点を返されて、
悔しくないレイソル関係者がいるでしょうか。
台風の影響で、昨日の時点では中止や延期の可能性もあった鹿島戦。
一夜明けて、状況は一変。
パッパラー河合さんの「逆」雨乞い儀式が効果でしょうか。
ひさびさにみる青空です。
太陽王レイソルのホームゲームに相応しい、快晴。
降り注ぐ太陽が、目にまぶしく、痛いくらいでした。
お膳立ては揃い、鹿島を破ってホームで勝点3を目指しました。
今節出場停止の大谷選手に代わり、
キャプテンマークを巻いたのは菅野選手。
立ち上がりが良くない最近の試合を払拭する、
良い立ち上がりで、ペースを掴んだレイソル。
山根選手とボランチを組んだ栗澤選手から、
フランサ選手に丁寧なパスが通ると、
3人の相手DFに囲まれながらも、
ポポ選手に絶妙なラストパス。
レイソル5試合ぶりとなる先制弾。
歓喜のバック宙で、緑のピッチに舞うポポ選手の姿が見えました。
1点リードで折り返した後半。
鹿島の猛攻を凌ぎ、杉山選手、菅沼選手と投入されたラスト15分。
後半43分、古賀選手が2枚目のイエローカードで退場に。
古賀選手は第27節川崎戦と、第26節G大阪戦の2試合が出場停止です。
後半44分、マルキーニョス選手に決められてしまったPK弾。
試合はそのまま1?1のドロー。
負けなかった。
でも、勝てなかった。
勝ちたかった。
勝点3が欲しかった。
引き分けでも、悔しすぎるホームでの勝点1です。
でも、「兆し」はあった。
フランサ選手とポポ選手の2トップ。
山根選手と栗澤選手のダブルボランチ。
今季初の布陣、4?4?2。
「練習で見えてきた新しい攻撃のパターンを、もっと改善していく必要がある」と指揮官。
1週間後にはホーム・川崎戦「HITACHI DAY」。
今年も抽選会や人文字を行います。
早めにご来場いただき、選手に力を与えてください!
「兆し」を次こそは、勝点3に変えましょう!