レイソル暦「春分の日」
担当:桜林 舞
ACLがらみの3試合(鹿島、G大阪、浦和)以外のリーグ戦第26節が行われた本日、柏レイソルは第26節のG大阪を10月1日(水)に行うため、日立台で2部練習に勤しみました。
午前中は古邊・松原フィジコが中心となって、スピード、パワー系のトレーニング。
午後は、ビデオミーティングに始まり、シャトルランやリレー形式のトレーニングが行われました。
前節・鹿島戦で2試合の出場停止となったCB古賀選手は赤色のビブスをつけての練習です。
守備はもちろん、攻撃面も含め、さまざまな組み合わせでの試みがなされていました。
台風の影響で時雨続きの週末でしたが、今日は絶好の行楽日和。
天気予報の通り、強めの日差しが降り注ぎましたが、空気は澄んで、心地の良い初秋です。
午前中の練習から、多くのサポーターの方が練習見学にこられ、午後もお子様を連れたご家族の姿や学生の方の姿も見受けられました。現在、野球場の練習グラウンドが芝生のメンテナンスを行っていることもあり、今週金曜日まではスタジアムで練習が行われる予定です。
鹿島戦を振り返るビデオミーティングが長引いたこともあり、午後練習が終わった17:30過ぎには、先日まで煌々と照りつけていた太陽も、大型ビジョンの裏から西日を差していました。「秋の日はつるべ落とし」と昔の人はいったそうですが、本当にその通り、気が付けばフラッシュなしではまともに選手たちの写真を撮れないほどです。
今日は、秋分の日です。
春分と同様、昼夜の長さがほぼ等しくなる日。
夏の陽気が去って秋を感じる季節です。
でも、太陽王・レイソルにとっては、今日は秋分の日ではありません。
今日はレイソル暦で「春分の日」。
これから太陽はぐんぐん登っていく、登っていかなければいけない季節です。
実際の季節はこれから秋が深まり、日照時間が短くなります。
けれども、涼しくなる分、運動量豊富なレイソルにとっては動きやすくなる時期ともいえます。
暑さ厳しい夏の疲れもあるでしょう。
7ヶ月目に入った2008シーズンの体の痛みもあるでしょう。
また、シーズン終盤に、累積警告の影響もあるでしょう。
でも若手がぐんぐんと伸びてきて、力をつけていく様子は、春の大地に新緑の萌芽を見るようです。
ケガをした選手に代わって、出場機会を掴んだ選手が奮闘する様子は、3年目の石崎レイソルという太い根っこから養分を吸収し、スタッフやサポーターが支える丈夫な幹に、深緑の木の葉が生い茂るようです。
鹿島戦で見せた4-4-2の布陣で、新しいレイソルの季節を作り上げていきましょう。
本日の他試合の結果は、関係なく。
リーグ戦は残り9試合。
今日は、レイソル暦「春分の日」。
レイソルらしい、レイソルのプレーを、ホーム・国立で輝かせましょう。
痛いくらいの日差しを浴びに、国立に足をお運びください。
最後に、4日後に迫った川崎戦マッチデープログラム、「サポーターズボイス」を募集します。タイトルを変えずに、ハンドルネームもお忘れなく。太陽の季節を共に盛り立ててください!!!