2009年4月11日

さあ!ここから

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担当:大重正人

「完敗です」
今日の高橋監督の第一声に尽きます。サンフレッチェのパスワーク、攻撃力のすごさはわかっていたにもかかわらず、止められなかった。しかも、失点のタイミングも出鼻をくじかれるところ。「さあ、ここから!」と意気込んだ後半開始早々、北嶋選手のゴールで「さあ!ここから」という勢いにのりたかったところで3失点目。そういう意味でも、完敗という言葉が出てきたのでしょう。

前半から押し込まれ「攻撃の形を作れなかった」という大津選手。しかし後半は、どんどんしかけ、左サイドから3人をぶち抜いたドリブルは鳥肌ものでした高橋監督は「あいつはどんなことに物怖じしない」とその性格を評しましたが、レイソルに今もっとも必要なことかもしれません。

李選手や菅野選手から「相手をリスペクトし過ぎている」という意味の言葉も聞かれました。ビビらず、立ち向かうチャレンジャースピリット。高橋監督は去年からのベースに上積みしたいと抱負を述べていますが、この挑戦者精神こそ、レイソルの最も大切にしなければならない部分で、ベースとするものなのかもしれません。

菅野選手は「これで4分1敗ですか。この結果から課題が出ることはいいこと。ここで皆がどう捉えるか。自分たちが強くなるためには、これを重く受け止めないといけない。これで自信を失う必要はないし、自分たちが挑戦者なんだという気持ちをひとりひとりが持って、練習や試合で表現しかないといけない」。揺るがない信念がありました。その口調は力強く、その眼はしっかり前を見据えていました。

ここまで5試合。勝利はありませんが、今の自分たちができること、自分たちに足りないこと。それは監督をはじめ選手たち誰もが分かっているはず。ここで得た経験を自分の糧として、より磨いていくこと。より高みをめざして新しいサッカーにチャレンジしているのですから、そんなに早く結果が出るはずもありません。サッカーがそんなに簡単なスポーツでないことは、よくお分かりだと思います。「さあ、ここから」。