房総二人旅
担当:河原 正明
昨日の話ですが、井原コーチとちょっとした二人旅をしてきました。といっても千葉県内なのですが。昨晩、千葉市で行われた 社団法人 千葉青年会議所(千葉JC)主催の4月第一例会にパネリストとして出演することになり、同行してきました。
テーマは「「組織とリーダーが変われば地域も変わる!」。パネルディスカッション形式で「リーダー論」について答弁・意見交換を行いましたが、ゲストパネリストは錚々たる顔ぶれでした。壇上には左から木之本興三氏、永井良和氏、そして井原コーチが並びます。
なぜジェフ千葉のホームタウンの千葉市に行って講演するのか?といいますと、三人いずれも千葉県に「縁」があるからです。
木之本氏は千葉市出身。古河電工(現:ジェフ千葉)で選手引退後は当時のJSLの役員を務め、在任中プロ化を目指して、Jリーグ創設に奔走されました。Jリーグの専務理事や日本サッカー協会常務理事、そして2002FIFA日本選手団団長などを務め、現在はフクアリの名誉会長を務められてもいます。
永井氏は、ご存知、永井俊太選手のお父様です。浦和南高校から古河電工で活躍し、その後ジェフ市原(当時)の初代監督や新潟、横浜FCなどの監督を務められました。現在は千葉市内でアブレイズ千葉SCのスクールマスターとして、将来のJリーグ入りを目指し奮闘中です。
そして井原コーチは、今年から柏レイソルのヘッドコーチとなり、千葉県内のサッカー界で活躍する三人という「縁」ができた、というわけなのです。もっとも井原コーチ自身からも冒頭「柏から来たので少し複雑な気持ちですが」と笑いを取っていましたが。
内容も前半から面白い話が連発で、後半につれどんどん時間が押してしまうほど盛り上がりが。全容は明かせませんが、井原コーチも現役時代から現在まで自身が関わった多くの監督の下での経験談や、日本代表のキャプテンを務めていた時のエピソードなどを交えながら自身のリーダー像やキャプテン感を披露しました。
1997年、ワールドカップ最終予選。成績不振で、加茂監督が解任、代わり岡田監督が就任した時に引き続きキャプテンを任じられた時にこう言われたそうです。「俺の声が届かないところは、全部井原、お前に任せたから」。最終予選の最中での監督交代というシビアな状況で、強烈なプレッシャーを感じつつも、その一言にそれ以上の「信頼」を得たと感じたそうです。
「現在は、ヘッドコーチとして監督の考えるサッカーを考え、自身も、チームもやらなければいけないことを毎日現場で吸収している段階。監督になった際には「情熱」が一番大事。どれだけ情熱をもってできるかを、今は勉強していきたい」と自身の将来像、リーダー像も話してくれました。来場者とほぼ同世代ということもあり、聴衆の興味や関心が一番高かったように感じました。
千葉JCの関係者の皆様、大変お世話になりました。
実は私、現在社団法人 柏青年会議所(柏JC)の会員でもあります。レイソルと柏JCの長くて深イイ話も、またの機会にしたいと思います。
昨日は永井良和氏の誕生日でした。講演後に携帯電話をみて「おっ、あいつ忘れていなかったよ」と俊太選手からのお祝いメールを見たときの、とても嬉しそうな笑顔が印象的でした。
その永井選手もミニゲームで今日は汗を流していました。チームは試合前日のため、ミニゲームなど短めの練習を行いました。
さて明日からボランティアスタッフの帽子のデザインが変わります。全面に大々的に「VOLUNTEER(ボランティア)」と刺繍を入れてみました。今まで以上にボランティアスタッフと判りやすいデザインとなりますので、よろしくお見知りおきを。
モデルは宇佐見ボランティア部会長です。急なお願いにもかかわらずこの笑顔!
レイソルの公式戦ホームゲームでは、リーグ戦、カップ戦を問わず、またサテライトJリーグや天皇杯、はたまたJユースまで、本当にボランティアスタッフの方々にはお世話になっております。明日もよろしくお願いします。
さあ、いよいよ明日は名古屋戦。スタジアムではさまざまなイベントが実施あります。天気も回復しそうですので、ぜひ多くの皆様にスタジアムにご来場願います。(名古屋戦のイベント・チケット情報はこちら)
のどから手が出るほど欲しい今季リーグ戦初勝利。それには、レイソルサポーターの皆さんの声援が必要です。ぜひスタジアムでこの男のように、手に大きな勝利を掴みましょう!
宮本主務、ボール捜索ご苦労さまでした。(画像大きすぎた・・・)