2010年1月26日

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担当:大重正人

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「リンタロオォォォ!!!!」
ネルシーニョ監督もそう呼ぶんだなぁと思った今日のトレーニング。今日は身が引き締まるような寒さ、さらに強い風が吹いて、なかなか思い通りにボールが飛ばないコンディションでした。本当に寒かった……。両サイドからのクロスボールに、センターから2?3人が飛び込む見慣れたシュート練習。動き方やタイミングが良くなかったのか、ネルシーニョ監督が赤鬼のように大きな声をかけていたのは、エフライン リンタロウ選手。期待の表れなのかな?と思うほど強い口調での指導でした。慣れない場所でのトレーニングに戸惑っていたのかもしれませんが、それでも得意の左足で決める弾丸シュートは迫力満点!

金曜日には、2010年の初戦!国士舘大学とのトレーニングマッチが行われますから、先週はフィジカル中心でしたが、ボールを使ったトレーニングもこのように増えてきました。試合に出場する選手は未定ですが、やっぱり間近でプレーを見たことの少ない林選手やリンタロウ選手あたりには、どんなプレーを見せてくれるだろうかと本当にワクワクします?

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午後からは、Jリーグからレフェリーの方にお越しいただいての、ルール講習会に全選手が臨みました。昨季のプレーをビデオで振り返りながら、古賀選手がセットプレーのチャンスに倒されるシーン、パク選手がひじ打ちされるシーンなど、ファウルにならなかったプレーもなったプレーも交えて、説明がありました。またオフサイドのルールは本当に複雑で、熱狂を呼ぶゴールチャンスを増やすため、ディフェンダーにとっては不利なルールに変わっています。

選手の立場、レフェリーの立場、それぞれあるなか、お互いを守るためのルールなのに、それが逆に傷つけるようなルールになっては、応援しているサポーターの皆さんにとっても興味や興奮を削がれてしまいます。一番の被害者は、お金を払って見に来ているサポーターの皆さんです。ひとつのプレーや判定で、その試合が台無しになるようなことはあってはならない。だからこそ、このような機会は本当に貴重です。選手の競技規則遵守と、レフェリーの審判技術向上を高めて、共通理解を深めていく。クリーンでストレスのない試合をつくっていかなければいけません。

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最後に、この年末年始、全国大会で上位を争ったユースチームの活躍が目立ちました。彼らの大きな戦いが、また始まります。「プリンスリーグ」という試合を聞いたことがあるでしょうか。地域ごとにJクラブのユースと、高校サッカーの強豪校が一緒になって争うリーグ戦。特に関東は、高校生年代の日本最高レベルのリーグと言えるでしょう。

レイソルU-18はこのリーグに近年参加できていません。トップチームで2年目を迎える昇格組6人が揃ったレイソルU-18最強世代でも、千葉県大会で敗退の憂き目に遭っている、いわば鬼門です。まずは2部リーグ入りをめざす千葉県トーナメント。1月31日10時から日立台の人工芝グラウンドで習志野高校との初戦に勝てば、幕張総合×船橋北の勝者と秋津で代表決定戦。そして2月14日10時半から鹿島ハイツスポーツプラザで、ヴァンフォーレ甲府ユースとプリンス2部参入を争います。

ひとつお願いがございます。一般用の駐車場はございませんので、くれぐれも公共交通機関をご利用のうえ、ご来場下さい。下平新監督の初陣、レイソルU-18悲願のプリンス参入をめざす若者の戦いにどうぞご声援下さい!

http://www.chiba-fa.gr.jp/07category2/prince-kanto2bu.html
http://www.princeleague-kanto.com/news.html#091128_2

それから、モバイルレイソルにて選手プロフィールを、ホームページに先んじて公開いたしました。背番号が変わった菅野選手、大津選手、田中選手などの新しいユニフォーム写真も公開しております。今年は真顔パターンと笑顔パターンと2種類撮影しました(中には笑顔が弾き切れていない選手もいますが…)。両方の待ち受け写真、さらにホームページ版はまた後日に更新してまいります!