2015年4月24日

明日は鳥栖戦とU-18プレミア!

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担当:大重正人

ACLではグループ首位突破を果たすなど、無敗で安定した成績を残してきたレイソル。しかしリーグ戦は2勝1分3敗と負け越し、順位は12位。Jリーグのライバルたちは、レイソルのサッカーを研究、分析し、ピッチの選手たちはそのチーム戦術を忠実にやり遂げるというところが、ACLとJリーグの違いなのかもしれません。ただレイソルはこの6試合中、4試合で先制し、先制された2試合もいったん同点に追いつく場面もありました。際どいギリギリの勝負、いかに90分間で勝ち点3をきっちり掴めるか。今季初の中2日のゲームでもあります。ここから続くゴールウィークの連戦を前に、成長と進化が問われます。

吉田監督の試合前日コメントです。まず全北戦を振り返って、「選手たちは特に前半の戦いで自信や手応えを深めたと話していましたが」という質問に対して、
「選手が何を言ったか分からないですが、選手が言った通りだと思います。選手が感じているものが正しいと思います。半信半疑だったところ、俺たちはやれているんだけど点を取られたりとか、やれているんだけど最後に行けなかったとか、やれているんだけどどこかで失っちゃったとか、ここが足りなかったとか。ちょっとした半信半疑だったところが、全北相手にもやれた。描いていたことがそのままピッチに落ちてきたような、そんなことが選手にとって大きなきっかけ、自信になると思います。

見ての通り、全北はすごく強いチームですから。アジアでなかなかあのレベルはないんじゃないかというチーム。そことやれて、しかも前に対戦した時に、きっとここをこうすればやれるんじゃないって選手が分かったんですよね、試合をやった後に。その最中は分からなかったんですけど、実はここをやればやれたんじゃないということを、 2回目の対戦で修正したことはすごく良かったというか、僕も頼もしいと思いました」

そして迎える鳥栖戦。中2日のゲームは、今季初めてとなります。
「選手の表情を見ても疲れは感じてないですね。でも肉体が疲れているのは事実だと思いますし、中 2日と3 日は劇的に違う。 中3日の試合はたくさんやって、 そのサイクルはみんな持っているが、中 2日は初めて。これは良い挑戦というか、詰まった日程にも戦っていかなくてはいけないことは全員が分かっているので、そこのメンタル的なところをコントロールしなくてもいいのは、とても良いことだと思います。

ACLが終わって2 日目ですが、これまではリカバーをしていた日です。そこに戦術のトレーニングを入れなければいけないですし、試合前の準備、ちょっと上げたい日に試合をするわけですから、どうしても(試合の)入りというのが難しくなるのは事実だと思います。ただ、そういうのを知っておくのが大事だと思います。入りが鈍くなるのは、体の生理現象なので仕方ないんですけど、そこを起こさなければいけない。でも、それを知っておけば起こしやすくなる。なんで重いんだろう、重くて当たり前なのに、それをシャキっと行くには知っておくことが大事ですし、シャキっといくと思います」

そして全北戦から鳥栖戦へ。「スタイルが近い相手との連戦では?」という質問に対して
「順番としては悪くないというか。ただ鳥栖の方が細かいというか、小さな動作というか、日本のチームらしいところを持っているので、そこは一概に比べられないです。彼らはターゲットを持っていますし、全体的なレベルも高いですし、走るし、そこを僕らは想定しないといけない。全北戦と同じように入ればいいだろうとは、誰も思っていないと思いますけど、かなり力のあるチームであることは間違いないと思います」

また明日は、鳥栖戦と同時刻の15時から、日立台のスタジアムで、U-18チームの「ホームゲーム」があります。高円宮杯プレミアリーグの第3戦、青森山田高校戦です。ここまで2試合を終え、2連勝で首位を争う相手に対し、レイソルは2引き分けで10チーム中7位です。今季日立台での初戦でホームの利と声援を受けて、なんとか上位を破りたい一戦です。14時開場で、メインスタンドを開放します。入場無料ですので、鳥栖まではちょっと都合が合われなかった方も、ぜひ日立台で高校生たちへのご声援をよろしくお願いします!
http://blog.reysol.co.jp/news/2015/013506.html