2011年11月30日

経験

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担当:大重正人

まず取材のお話から。Jリーグファンサイト「J'sGOAL」で、10月の月間MIPに選ばれたジョルジ ワグネル選手の受賞インタビューが行われました。10月といえば、アウェイ鹿島戦、ホーム山形戦、アウェイ広島戦と、レイソル史に残るジンクスを連続打破した思い出の1か月。鹿島戦では1人少なくなってからの守備、山形ではやり直しのPKゴール、広島では3ゴールすべてに絡む活躍について、1試合ずつ振り返りました。

そしてサポーターからの質問コーナーでは、「日本に来て気に入っていることは?」。以前、お風呂の椅子にハマッているという爆笑話が飛び出しましたが、この日も日本ならごく当たり前の生活習慣がお気に入りらしく。ラテン系の人なら面倒くさくて敬遠しそうなことを、日々きちんとやっているそうで「まじめかっ!」と突っ込みたくなるような実直さで、その場を爆笑に包みました。「まじめな日本の人の性格が表れた文化だと思う」と、日本人をリスペクトしてくれるジョルジ。カップについている紅白のペナントの歴代受賞者の名前を公文通訳にひとつひとつ確認するところも、ジョルジらしいきめ細かさが出ていました。インタビューは同サイトにて12月中に更新予定です。

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そして午前には、人気サッカー漫画ジャイアントキリングの別冊エクストラのインタビューも。今回のテーマは「育成」。レイソルアカデミーの基盤を作ってきた。吉田強化部長、下平U-18監督、渡辺U-15監督が取材を受けました。吉田部長は「自分の経験がすべて正しいと思ってはいけない」、下平監督は「スカウトのおもしろさを感じていたけど、やっぱり育成がチームの基盤を作ると思う」、渡辺監督は「レイソルのエンブレムを背負っているというところを植え付けたい」と、同じ理念を持ったコーチたちが、それぞれの表現でレイソルアカデミーの真髄を語りました。写真撮影では吉田部長が革靴でのリフティングで「テクニシャンだった(下平監督)」という現役時代さながらの足技を披露!こちらは新年1月23日発売予定です。

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さあトップチームは、実戦形式のトレーニング。1時間強と短めながら集中した練習が行われました。今週も多くのメディア皆さんが取材にお越しです。先週のセレッソ戦で優勝王手の試合を経験したわけですが、週頭から見たことのないメディアの数で、平静を保っているつもりでも、周囲の雰囲気はいつもと明らかに違い、沸き立っていました。試合当日だけでなく、その週の日々すべてがこれまでとは違っていました。選手たちは「優勝を争うというのは、こういうことなんだ」と肌で雰囲気を実感したはずです。

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先週1週間の経験は、今週に間違いなく活かされると思うのです。周りのムードが違っていても、それも受け止めながら自分たちは試合に向けて集中を高めていく。選手たちは徐々にいい準備を整えています。今日も多くのメディアに囲まれた北嶋選手は「赤一色のアウェイになると思うけど、レイソルのサポーターがそれに負けない声援を贈ってくれる」と仲間を信じています。本日、浦和レッズからチケット完売のお知らせがありました。真っ赤の中で、選手とサポーターがどれだけ黄色のエネルギーを発せられるか。本当に楽しみでなりません。明日は非公開、金曜に埼玉へ出発し、土曜の15時34分に運命のキックオフを迎えます。

2011年11月29日

ご協力お願いします

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担当:河原 正明

今週も連日各サッカー専門誌や新聞にレイソル関係の写真がトップを飾っています。昨日の大津選手も含めると・・・昨年の状況と比べると天地の差があると実感します。その分対応も大変なのですが・・・おかげで今日も練習は見はぐってしまいました。
 さて、本日発売の週刊サッカーダイジェスト誌にはレアンドロドミンゲス選手の記事が掲載されています。同誌企画の「Jリーガーが選ぶMVP」に選出されたニーヤンの最新インタビューになります。ニーヤンもクラブへの愛情溢れるコメントも、レイソルサポーターなら必見ですよ!

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 そして、もう皆さんお買い求めになりましたか?今日29日、ネルシーニョ監督の本「ヴィトーリア?すべては勝利のために(田中 直希著)」が一般販売されました。レイソルサポーター必見の一冊、すでに先行販売で手に入れた方も多いかとは思いますが、ぜひ最終戦に向けて一読していただければと思います。読後の感想もお寄せいただければと思います。

 こちらは県内での露出が大きい情報です。昨年に引き続き、千葉県赤十字血液センターさまの『献血推進ポスター』 にレイソル選手を起用いただきました。今年はスタジオ撮影と少しこってみました。酒井、ジュンヤのヤングコンビに、キャプテン・タニの3選手。ユース出身のタニ、酒井に加え、順天堂大卒の順也も千葉県に縁があるので主に県内に掲出されるポスターに登場してもらいました。献血対象となる高校以上の学校や施設に掲出されます。そして「けんけつちゃん!レイソルコラボver.」も登場。Jリーグチームとのコラボ品は貴重です。グッズお目当ての方もそうでない方もぜひ、この冬は献血活動にご協力ください。

 今日から午後3時からの練習となりました。終了時にはあたりは真っ暗。また温度も下がり非常に冷えてきます。明日も大事な最終戦に向け、選手のコンディション第一でファンサービスを行いたいと思います。皆様もご理解とご協力よろしくお願い申し上げます。

2011年11月28日

おかえり!

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担当:大重正人

まずは昨日。今季試合後に、決勝ゴールゲッターに贈られるビッグマッククッションでもおなじみの、Jリーグスポンサー「マクドナルド」による、サポーターWOWパーティーが開催されました。事前応募で当選された10組20名の幸運なサポーターみなさんが、柏の葉キャンパス駅のマクドナルドで待っているところへ現れたのは、水野晃樹選手と田中順也選手でした!

トークショーでは「今季あったWOWな出来事は?」という質問が。田中選手は「8月のフロンターレ戦のあと、クリさんとご飯を食べていたら、携帯が鳴って、小見さんから日本代表入りを知らされたことです」とWOW!とビックリしたエピソードを。そして抽選でのプレゼントでは、商品のマフラーを直接サポーターの方に巻く大サービス!

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また、この日は、レイソルU-10の子供たち12人もご招待。実は、今夏の全日本少年サッカー大会で見事全国制覇を果たしたU-12メンバーが、そのごほうびで参加予定でしたが、試合が組まれたこともあって、4年生の子供たちにWOW!なパーティーが巡ってきたのです。同じテーブルに座った水野選手に、怒涛の質問攻め。セレッソ戦翌日ということもあり何度も「サイドバック、サイドバック」と言われ、「オレはサイドバックじゃないよ?」と苦笑する場面も。短い時間ではありましたが、1年間応援いただいたサポーター皆様に感謝の気持ちを伝えるとともに、楽しいふれあいの時間を過ごさせていただきました。

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そして、今日からトレーニング再開です。午後練習前にはピッチに選手全員が集まり、大きな輪のなかで監督からの言葉がありました。「先週の反省と、今週の試合に向けての話です。セレッソ戦の後半のように球際へのアプローチをしっかりやっていこう!と言われました」と大谷選手をはじめ、チームは最後の大一番にむけて、気持ちを引き締め、心をひとつにします。

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昨日、U-22代表の大一番で勝利をつかんだレイソル戦士も帰ってきました。酒井宏樹選手は「シリアはグループの中で一番強かった。ただ2試合とも自分としては身体が動いていたと思う」と振り返ります。そしてもちろんレイソルへの思いも。「ずっと速報で結果を楽しみにしていました。セレッソ戦はテレビで見てましたし、日立台の人文字も広報日記で見ましたよ。今度はこの目で見たいですね!」と期待の面持ち。

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そして、もう一人。。。

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「いやぁ、やっぱりここはいいクラブっすね?!」。
なら、ずっといれば良かったのに!優勝争いしてるのに!と突っ込んどきました(笑)
すると「こっちも優勝争いしてますからね。この後ドイツに帰ったら、ドルトムントと首位対決なんすよ。試合に出られるように練習からがんばらないと」。ボルシアMGでは、ここまで出場機会こそ少ないものの、五輪代表でのゴールもあってか、試合に出たらやれる!といううずうずした気持ちや自信があるんだと思います。

今日のスポーツ紙では一面を華やかに飾り、これからはドイツでの試合でも日本メディアから注目を集めることでしょう。マルコ・ロイスという、日本でいえば同学年の強力なライバルがいるそうですが、先週の試合で骨折したというニュースも報じられています。エースの穴を埋める活躍を期待し、まずは12月3日のドルトムント戦、注目ですね!そして一歩ずつ監督の信頼を勝ち取って、メンヘングラートバッハのスタジアムを沸かせる日を楽しみにしたいと思います。最後に、今日はひとつメディア対応の仕事を増やしてくれてありがとう。。。笑

2011年11月26日

やってやれ!

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担当:大重正人

ホーム最終戦。朝早くから日立台の周りにレイソルイエローの長い行列ができ、メインからゴール裏、バックスタンドまで一色に埋め尽くされました。キックオフ前、お早目の着席呼びかけにもご協力いただいて、入場前に浮きあがったコレオグラフィー。

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「今年はやっぱりVITORIA!?」と思っていましたが、期待通りに裏切られました。J2からJ1に復帰し、何も失うものなく挑むチャレンジャーのレイソルに最適の言葉ではないでしょうか。すごく好きです。響きます。いつもは酒井選手に贈られる応援歌が、今日はレイソルイレブン全員へのメッセージとなりました。「入場の時に、やってやれ!の文字を見て鳥肌が立った」。工藤選手はその奮い立った気持ちをピッチで存分に発揮し、相手DFの激しいタックルにも一歩も引かない戦う姿勢を見せてくれました。

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先週の清水戦のように、前半は厳しい戦いとなり、しかし身体を張った守備でゴールを許さず、後半に走り勝つサッカーは、今季繰り広げてきた戦いそのものでした。レアンドロ選手のゴールにつながる直前の流れ、田中選手ポスト直撃の逆足シュート、そしてエリア外から水野選手のテクニカルなミドルシュートは、サポーターの大声援と相まって、大きな黄色いうねりとなって、セレッソゴールへ襲い掛かりました。今日も彼らは「強さ」を見せました。

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ホーム最終戦のセレモニーも行われました。
御手洗社長は「ホーム開幕戦の時は、このホーム最終戦をこのような状況で迎えられるとは想像もできませんでした。それもすべて、ネルシーニョ監督のリーダーシップ、選手・スタッフたちの頑張り、そして苦しい時も支えていただいた応援の賜物です」。
ネルシーニョ監督は「選手、スタッフ、チームを代表して皆さんに感謝の言葉を述べたいです。来週の埼玉スタジアムに勝って、ここにタイトルを持ち帰りたい」。
大谷ゲームキャプテンは「ここまで33試合、熱い応援をありがとうございました。今年は何度もこの応援に勝たせてもらいました。残り1試合、スタジアムやテレビの前で一緒に戦ってください!」
そして最後に北嶋チームキャプテンから。「来週は勝って優勝を決めたい。皆さん待っていて下さい!」

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ネルシーニョ監督は、常に勝ち点での目標を掲げてきました。残り2試合で勝ち点4を獲ればタイトルが獲れる。「我々にとっては大きな勝ち点1。埼玉スタジアムで優勝を決める大きな一歩だった」。会見後の言葉にブレはありません。

「引き分けでもいい」と思って臨むか「勝って決める!」と思って埼玉に行くか。より高いモチベーションで挑めるシチュエーションになったとポジティブに思えます。あと1週間、皆さん最高の準備をしましょう!今日一日も応援ありがとうございました!

2011年11月25日

ノープレッシャー

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担当:河原 正明

 風の冷たさと陽射しの暖かさが同居していた今日の日立台。増設工事中のクレーンが高く伸び、その先の空もどこまでも蒼い。選手たちは明日のセレッソ戦に向けて最後の調整を行いました。メニューは今日もフットバレー。「いつもの」やり方で試合に備えます。
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 ただひとつ違うのは、連日お知らせしていますが、取材に訪れる取材陣の数。練習後の大谷選手はあっという間に記者に囲まれてしまいます。
 でも周りの騒ぎは気にもせず、取材に対してクールなタニは「名古屋、ガンバの結果は気にならない。うちは残り2試合勝ち続けていけばいいだけ。相手も連勝するだろう」と淡々と話していました。

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 ネルシーニョ監督も「目の前の試合に集中して欲しい。選手たちはグランパスやガンバの結果に気を取られてはいけない。勝てば埼スタへ優位な状況で乗り込めるということだけ」と指揮官の目線の先にはピンク色だけがあります。
 「プレッシャーはありますか?」との質問には「ノー」と一言。「選手たちは戦う覚悟を決めており、とてもいい表情をしている。我々が勝つ準備はいつでもできている」。プレッシャーはありませんが「我々は責任と大きな期待を背負っている」。今季はサポーターの皆さんの期待に応え続けてくれた指揮官と選手たちです。明日もどうぞチーム力を信じてください。

 その囲み取材の最後に、監督から取材陣に質問が。「みなさん、プレッシャーはありますか?」。逆襲の一言に一同「やられたー!」と笑い声に包まれました。

 さて、明日はスタジアムで様々なグッズが販売されます。まずは年末恒例の「2012カレンダー」が発売されます。また、最終戦限定グッズとして「マグカップ」が登場します。いずれもスタジアムでの販売は、明日1日限りとなりますのでお買い求めお忘れなきように。
 また「タウンワーク×レイソル コラボ第3弾」もスタジアムで配布します。こちらは1,000部限定になります。巻頭対談は増嶋選手と水野選手の85年組が登場!まちで見つけたら要チェックですね。
 そして最後は『日刊スポーツ「柏レイソル特集号」。昨年大好評だった優勝特集号が、J1バージョンで登場。中身もインタビューあり、プレゼントありとさらにパワーアップ!一部200円で販売いたします。ぜひお買い求めください!
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 最後にお知らせです。明日のセレッソ戦で、サポーター有志の皆様のご協力により、選手入場時にコレオグラフィー(人文字)が実施されます。つきましては、バックスタンドでご観戦の皆様へのお早めのご着席とパネル掲出へのご協力を呼び掛けています。
 Jリーグ昇格から17シーズン、一部のサポーターの方にとっては慣れ親しんだ「いつもの場所」で試合が見られるのは明日が最後となります。夕日に映える日立台をその目に焼き付けてください。試合終了後には恒例のホーム最終戦セレモニーも予定しております。最高の応援、最高の思い出を作れるよう、ご協力をお願いいたします。

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2011年11月24日

すべては勝利のために。

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担当:大重正人

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冬の始まりを思わせる冷たく澄んだ空気と真っ青な空。そこに突き出しているクレーンは、日立台の照明灯よりもグッと高く伸びていました。リニューアル工事は順調に進んでいるようです。ホームゲームごとにご来場の方は、みるみる足場が高くなっている工事現場をまのあたりにして、気持ちワクワクしているのではないでしょうか!

今週からアソシエイツ会員、年間シートのご案内送付、そしてホームページでも募集のお知らせをリリースしました。工事が進んでいるようにこれまでのホームとアウェイが入れ替わり、ホーム側の上段部分には座席が設置され、下部には立見席が残ります。また4枚セットチケットは来季は廃止し、また柏熱地帯ではチケット価格の変更があります。その点はなにとぞご容赦いただければと思います。

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継続の皆様にも今週中には届くと思われますが、もし未着の場合はアソシエイツ事務局までお問い合わせください。また新規お申し込みの方は、ファンクラブページをご参照の上、一般会員はインターネットやローソンなど、年間シート会員は記入したpdf書類をFAXまたは郵送でお申し込みください。今年と同様に、来シーズンも熱いサポートをいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

そして、選手のツイッターやネット掲示板などでもご存じの方も多いでしょうが、ネルシーニョ監督の柏レイソルでの戦いを振り返った単行本「ネルシーニョ すべては勝利のために」が今月末に発売されることになりました。著者は、エルゴラッソのレイソル担当:田中直希さんです。最初に企画をいただいてから数か月。よくぞここまでの期間で書き上げていただいたと本当に驚いてしまいます。しかし、何よりもここ2年間、どのメディアの方よりも日立台に通い詰め、ネルシーニョ監督やレイソル選手たちの日々の変化を間近で感じ取ってきた財産があったからこそ、実現した単行本化でしょう。

事前の原稿確認で先に読ませていただいて、試合中のベンチでこんなやりとりがあったのか!?というエピソードがいくつもありました。個人的に深く印象に残ったのは、アウェイの鹿島戦で中島選手がいきなりボランチに起用された成り行き、監督やコーチ、選手とのやりとりとその訳。外からは知りようのない、あの劇勝の裏側が事細かにつづられています。その他全12章からなる190ページほどの一冊に、この柏レイソルに息づいた勝利への信念がこもっています。価格は1400円、どうぞお買い求めいただければと思います。

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すべては勝利のために。
明日一日も勝利のために力を尽くしたいと思います。

2011年11月23日

最後のナイター

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担当:河原 正明


 清水戦から中2日の今日、祝日の日立台は朝から大賑わいでした。明日は非公開練習なので、今日はセレッソ戦に向けたメディア対応デーと決め、朝一番の近藤選手から夜の菅野選手まで取材を詰め込みました。午前11時からはネルシーニョ監督がメディア合同での取材を行いました。来場した人数は40名を超え、改めて週末の試合への注目の高さが伺えました。その後はスタジアム他で5人同時並行の取材を。

 そのセレッソ戦はスカパー!とNHK総合の2局中継です。Jリーグ広報担当と中継の打ち合わせを終え、その後各メディアと取材打ち合わせをすませると4時過ぎ・・・気づくと練習はもう終わっていました・・・。今日は休みとあって大勢の方がご来場されていただきましてありがとうございました!明日は非公開、そして金曜日は試合前最後の公開練習になります。選手の体調を考え、気候や気温によってはファンサービスが短めとなる場合もございますので予めご了承ください。
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 昨日の夜はテレビにかじりついていたレイソルサポーターも多いのではないでしょうか?ロンドン五輪予選、U22日本代表対U22バーレーン代表戦でボルシアMGの大津選手が決勝点となる先制点を奪いました。あのゴールで目が覚めました!また酒井宏樹選手もフル出場と、レイソル絡みの選手が活躍しましたね。これで27日の国立での試合は大津選手にとっては「凱旋試合」。「日本にいる間にレイソルが優勝するといいけど」と言っているようですが、酒井選手ともども、まずはしっかりと3次予選を突破してもらいましょう。
 ちなみに昨日より酒井選手の取材記事がwebサイト「スポーツコミュニケーションズ」  で掲載されておりますのでご一読ください。

 その二人と仲良しなこちらの2人は夕方にスタジアムで行われたJユースカップを観戦。今季日立台で最後のナイトゲームになります。茨田選手は後輩の戦いぶりを見つめていましたが、隣の人物が実はかつてレイソルキラーだったことを知らなかったよう。2005年のJYC決勝トーナメント1回戦で、柏レイソルを打ち破るゴールを挙げたのは当時三菱養和ユースに所属していた順也でした。「キリのね、右上をぶち抜いたよ!」と懐かしそうなジュンヤに「えー?知らなかった!!」と驚くバラ。「(中学時代に全国制覇していた)レイソルに勝ったのが嬉しかったな」と思い出話をひとしきり。
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 そのJユースカップ ジェフ千葉戦、「日立台でやれることは特別だし、相手がジェフ、気合が入らないわけがない(秋野選手)」とお互いの気持ちがぶつかり合った試合は1?1のドローのまま延長戦へ。両チーム決定機を逃し、PK戦へ。そのPK戦も拮抗した展開。結果は5?4と相手の1本の失敗による僅差で勝利しました。「ジェフはプレスも上手く、強かった」と下平監督。「トップがこんなにいい状態なのに、U-18が負けることで日立台をガッカリとした雰囲気にはできなかったよ(苦笑)」と胸を撫で下ろしていました。
 この勝利で27日(日)には愛知県刈谷市 ウェーブスタジアム刈谷で行われる準々決勝に進出することができました。トップチームだけでなく、アカデミーも名古屋行きです。特に3年生にとっては最後の大会となるだけに「頂上まで行ってレイソルの名を全国に知らしめたい(秋野選手)」とトップチーム同様に残り3試合に全てをかけます。U-18にも応援よろしくお願いします!

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2011年11月22日

つけ麺パワーで!

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担当:大重正人

食堂ピアノでの今日の昼食。悲願の優勝へ向けて、大きなサポートがありました。
クラブスポンサーのローソンさんが今日発売した「中華つけ麺」を選手、スタッフのために70食差し入れてくださいました。
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何、何!? と選手たちもその温かなパッケージに食い入ります。
バラ&タイシの若手コンビから...
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34歳の若手まで?
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ドゥー&ナカジもズルズルとおいしそうな音を立て、あっという間にお腹のなかへ。満面の笑顔で撮影に応えてくれました。
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田中順也選手は「この太麺、味付け卵、メンマ、チャーシュー、そしてこの水菜の色合い。完璧にオーガナイズされてますね!炭水化物はエネルギーになるんで、午後の練習もこれで頑張れます!」とネルシーニョ監督から叩き込まれたサッカー用語でつけ麺を絶賛☆ 魚介風味のスープに、秘密のパウダーが調合された魔法のスパイス「十味の調味料」を加わり、より一層濃厚な味わいに。

「らぁめん葉月監修 あつもり中華つけ麺」そのお値段、なんと550円を切って、540円(税込)!本日11月22日から関東甲信越・沖縄地区のローソン店舗で発売中です。ラーメンと言えば日立台そばの珍來さんの太麺も最高で、甲乙つけがたいところですが、どうぞご賞味いただければと思います。ローソン様、今季の温かいスポンサードに加え、おいしいおいしいつけ麺のご提供、誠にありがとうございました!

今日の練習は、清水戦先発メンバーは午後のリカバー、それ以外の選手は午前フィジカル、午後ボールの2部練習でした。午前から「今日って試合前日だった!?」と勘違いしそうになるぐらいのメディアの方でいっぱい。15人ほどの報道陣に囲まれた北嶋選手は「この時期、こんなに多くの記者さんに囲まれるといったら...」と数年前を思い出して苦笑。でも「今年はそうじゃない。いろんなプレッシャーがあるけど、これは幸せなプレッシャー。1試合1試合に全員でぶつかっていきたい」と優勝争いラスト2試合への思いを馳せます。清水戦は惜しくも前半45分で交代。まずはセレッソ戦先発を勝ち取るため、今日はリカバーではなくパスゲームに加わり、激しい競争に汗を流しました。

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そして今夜、もう一つの大きな戦いが。ロンドン五輪予選のバーレーン戦にレイソルから酒井選手、そしてドイツへ旅立った大津祐樹選手が出場します。キックオフは深夜23時半、明日の朝は眠い目をこするレイサポ皆さんの苦悩が想像できます。でも祝日23日の朝はしっかり起床しましょう!!FMラジオ、bayfm(78.0mhz)で「miracle!!?REYSOL OLE! SPECIAL?」が9時から11時53分まで放送されますよ!ゲストDJにはおなじみパッパラー河合さんが登場し、キタジ×クリ×マスの爆笑トークやファイトソング紹介など、3時間もりだくさんの内容です。お聞き逃しのないように?

最後に、26日セレッソ戦で、サポーター有志の皆様のご協力により、選手入場時にコレオグラフィー(人文字)が実施されます。つきましては、バックスタンドでご観戦の皆様へのお早めのご着席とパネル掲出へのご協力を呼び掛けています。改修前、最後の日立台でのゲームとなります。最高の応援、最高の思い出を作れるよう、ご協力をお願いいたします。

2011年11月20日

あと2つ

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担当:大重正人

「勝ちたい!」ではなく
「勝つ、俺達が勝つんだ!」
ネルシーニョ監督が2009年から注ぎ込んできた勝利への意志、気迫、執念を、熱く激しく全身で表現した試合でした。

レイソルの選手がスタジアムに到着したとき、入場を見守っていたところ、すぐあとにエスパルスの選手もやってきました。2年ぶりに会った杉山浩太選手も本当に元気そうな笑顔でした。その先頭、ゴトビ監督が私の肩を軽く叩き、微笑んであいさつをしてくれました。本当にびっくりしました。ネルシーニョ監督もそうですが、監督という人はそういう振舞が自然にできなければ、組織をまとめることはできないのでしょう。ですがそんな笑顔とは裏腹に、戦術家として有名なゴトビ監督はおそらくレイソルの戦術を深く分析し、徹底的にレイソルの長所を消しに来ました。

3トップがサイドに張って、レイソルの両サイドバックは押し込まれます。そして「相手の1ボランチのマークが徹底できなかった」とそのヨンアピン選手や、1列前のユングベリ選手が起点となってチャンスメイク。ネルシーニョ監督は、中央の工藤選手と左のワグネル選手の位置を入れ替え、ワグネル選手がヨンアピン選手をマンツーマンでマークをつけます。そして工藤選手と右のレアンドロ選手が相手サイドバックを抑えに回るなど、最近ではあまり見られなかった守備の修正を強いられるほど。そんな苦しい試合は久しくありませんでした。ボスナー選手のスーパーFKが決まり、より劣勢に追い込まれました。

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そこで手を打ったネルシーニョ監督。「バラはパスや守備での働きを期待した」と茨田選手を入れ、そして「競り合って、そこから長い距離を走って、レアンドロやジョルジのマークをはがしてくれた」と大谷選手が絶賛した澤選手の2人が流れを変えます。そして生まれた工藤選手、レアンドロ選手のヘディングは華麗というよりも、泥臭く押しこんだ執念の逆転ゴール。ベンチ入りの選手も思わずピッチへ飛び出してしまったほどの、気持ちの乗ったゴールでした。

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そんな戦いを遠く中東から応援していた選手もいます。五輪予選に参加している酒井選手が試合直後に仲間に祝福メールを送って来たそうです。
工藤選手には「ナイスゴール!」
そして増嶋選手には「ナイス、ナイスナイス!」
これにはマスも「何か上から目線じゃない(笑)?ドゥーさんが言うならわかるけど」(火曜発売のサッカーマガジンの対談をご参照ください)

これで2位の名古屋とは勝ち点3差、3位のガンバとは勝ち点4差。次節、レイソルが勝ち、、名古屋が引き分け以下など、3チームの結果次第では優勝というところまで歩みを進めました。試合後の監督会見で当然その質問がありました。「我々は自分たちのおかれている状況を十分に理解し、このリーグ戦を戦ってきた。今アドバンテージがあることも自覚しているし、その重要さもわかっている。ただグランパスやガンバが勝っても負けても、結果には影響しない。やるべきことやれば、我々はタイトルに近づける。1試合1試合に勝つことだ」。ネルシーニョ監督は報道陣の方をじっと見つめながら、ゆっくりと落ち着けるように答えていたのがとても印象的でした。

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そして今日のアウスタには、選手たちを信じ、諦めず戦ってくれた2000人近いレイソルサポーターがそばにいました。
残り2試合。ひとつひとつに全身全霊を傾け、11月26日の日立台で最高の戦いを見せましょう。応援ありがとうございました!

2011年11月19日

ラスト3

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担当:河原 正明

 いよいよ明日に迫ったJ1リーグ第32節 清水エスパルス戦。トップチームは静岡市内で調整を行いました。土・日開催の今節、優勝を争うライバルチームたちは14時からのゲーム。結果はアルビレックス新潟×ガンバ大阪戦が2?2のドロー、横浜F・マリノス×名古屋グランパス戦は1?2で名古屋が勝利しました。これで勝ち点で名古屋が並び、レイソルは2位、勝ち点差1でガンバ大阪の順位となります。
 
 相手の結果を知ってから戦うことは有利か?不利か? 昨日はそんな問いがメディアからありましたが、ネルシーニョ監督は「全ては我々の結果次第。相手の結果いかんによってはアドバンテージが開くか、そのままか、というだけ。心理的な影響はない」との一言でした。今のチーム状態についても「一年で終わることなく、継続して成長している段階。来年も継続して勝つチーム作りを目指している」と話すように、残り3節でもチーム力をさらに上げることだけにどん欲な姿勢がハッキリと言葉に表れていました。

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 ちなみに、FIFAの公式サイトのFCWCの大会ページ に監督の言葉を引用したレイソルの記事が掲載されています。 "KASHIWA"の文字が世界の人に見てもらえることはクラブにとっても大きな励みになります。

 明日の試合は厳しくなることが予想されます。水野選手は「清水は3月の開幕戦の時とは違う。新外国人選手(リュングベリ、ヨンアピン)には気をつけないと」警戒が必要なことを訴えます。「でも謙虚さと、モチベーションの高さが俺たちのモットー。そういうサッカーで明日も戦うだけ」故郷・清水での活躍を心に期す晃樹だけでなく、全員サッカーで難敵に挑みます。

 天気も急速に回復に向かう予報で、予想最高気温が25℃!寒暖の差が大きく体には厳しいですが、明日清水までお越しいただけるサポーターの皆様もくれぐれも道中と体調管理にお気をつけください。なお、チケットはビジター側・ホーム側も完売です。レイソルサポーターの黄色い壁の前で躍動する選手たちにご声援をお願いします!

2011年11月18日

バラ、ハタチの入籍!

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担当:大重正人

今日の昼下がり、サポーター皆さんがビックリするビッグニュース、そしてホッコリするような微笑ましいお知らせを発表しました。茨田陽生選手、入籍です!数日前に伝え聞いたときは、皆さんと同じく衝撃的に驚いてしまいましたが、若いとはいえ、もう二十歳で十分な成人。選手としても今季リーグ戦31試合中、24試合に出場する主力に成長しています。

「なんで11月18日なの?」と聞いてみました。「今日は奥さんの誕生日なんです!今日になった瞬間に市役所に行って手続きしました。遠征もあるなかで、一緒に届けを出すことができて本当によかったです?」と満面の笑みでした。「順番が違うだろう?」という某選手のツイッターにあるように、ちょっと肩身の狭い諸先輩もいるようですが(笑)、チームメイトから温かい祝福を受けていました。

北嶋選手からのメッセージです。「本当に若い結婚だね?でもその結婚は絶対にいいこと。奥さんの言う通りにしていれば、絶対に家庭はうまくいくから(笑)。間違いなくもっといいプレーができるようになると思うよ。家庭持ち同士、いっしょにガンバロウ!」。バラは「これから生きていくなかで、もう一人じゃない。プレーはもちろん、普段の行動から責任感を強く持って、しっかりしていかないと!という気持ちです。奥さんのためにも、自分のためにも、この結婚が自分たちの力になるように頑張っていきたいです」と決意表明。まだまだ若い2人ですが、お互いを支え合って、素敵な家庭を作っていって下さい?本当におめでとう、バラ!!

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チームはアウェイ広島戦と同じく、試合2日前の現地入りで万全を期しています。今日はセットプレーなど通常通りの流れでトレーニング。多くの報道陣に囲まれながらネルシーニョ監督は「先制して勝ったゲームもあれば、逆転したゲームもある。戦い方も大事だが、一番は自分たちのスタンダードを出すこと。集中を切らすことなく全員で戦うこと。だからこそ、我々はいまこの位置にいられる」と天皇杯同様一戦必勝を期し、清水へと出発しました。

その天皇杯、4回戦の名古屋グランパス戦は、12月17日(土)13時キックオフで瑞穂陸競でのアウェイゲームとなりました。またレイソルかグランパスがリーグ優勝し、クラブワールドカップに出場した場合は、12月21日(水)19時キックオフに変更となります。そのまま勝ち進めば、準々決勝は12月24日13時から瑞穂で、準決勝は29日15時から国立で。そしてファイナルはもちろん元日決戦、国立14時キックオフです。チケットは、ローチケほか各種プレイガイドで11月26日午前10時から発売となりますので、遠いアウェイ戦が続きますが、どうぞご参戦くださいますようお願いいたします!
http://www.jfa.or.jp/match/topics/2011/139.html

準々決勝以降は、出場全88チームのエンブレムが入った「天皇杯オリジナル手ぬぐい」が来場者サービスなどにプレゼントされるそうです?
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2011年11月17日

日曜は清水戦

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担当:大重正人

昨日は、今季最多の6ゴール!どんな大会でも目の前の試合に全力を注ぎ、貪欲に勝利をめざして戦う、そんなネルシーニョイズムが結果に表れた試合になりました。寒空のなか、応援にかけつけていただいたサポーター皆様も十分に満足いただけたことでしょう。その口火を切ったジョルジ ワグネル選手が、今日33歳の誕生日を迎えました。惜しくも1日違いでバースデーゴールはなりませんでしたが、今日はその勝利とチームからのケーキでお祝いです。

黄金の左足だけではなく、ヘディングや右足でもゴールを決め、本当にチームに欠かせない選手になってくれました。報道陣から優勝へのプレッシャーに対する質問が多いですが、ブラジルで何度も優勝を勝ち取ってきた彼以上の経験者はいないでしょう。残り3試合、ますます活躍を期待したいと思います!

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日曜日のエスパルス戦に向けて、NHK-BS中継の吉松アナウンサーや、スカパーのレポーター小野響子さんら、今日もたくさんの報道皆様が取材にお越しくださいました。エスパルスOBの北嶋選手や兵働選手も話の輪に囲まれました。兵働選手は、元レイソルの杉山浩太選手と連絡をとったそうで「昨日、天皇杯でゴール決めてたね!ごっつぁんだったけど(笑)。でもそこにいるってことが大事だからね。」

また北嶋選手は「リスペクトするすばらしいチーム。ただ優勝を目指す中で、恩返しとかじゃなくて、自分のプレーを精一杯見せて、清水に対する思いを見せたい」と語りました。オレンジに染まるゴール裏、独特のサンバのリズム、富士山が見えるアシンメントリーのバックスタンド、そして日本屈指の美しいピッチ。我らが日立台の雰囲気も負けていないと胸を張っていますが、日本平も本当にすばらしいスタジアムです。清水の広報さんから連絡をいただいて、アウェイスタンドのチケットは完売したとのことです。オレンジに負けない1500名以上のイエローウォールで、日曜日も変わらぬ応援をお願いいたします!

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2011年11月16日

ベスト16へ

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担当:河原 正明

 寒さを忘れさせる快勝でした。第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦、ヴァンフォーレ甲府戦は6?1のスコアで勝利、次のラウンドに進みました。
 
 序盤から「ホーム」のレイソルが甲府DFを相手陣地に釘付けにします。口火を切ったのはジョルジ。酒井からレアンドロ、工藤と繋がったボールを右足でシュート!これが決まり幸先の良いスタートを切ります。しかし、直後にクリアしたボールを蹴り返され同点に追いつかれます。ハーフタイムに「ここから良く修正した」と指揮官も話していましたが、追いつかれても慌てることなく、まずはしっかりと守って、ボールをつなぎ自分たちのリズムを取り戻します。再び相手を押し込めてから工藤、キタジと続けざまにゴールが決まります。工藤へのキタジのアシストも、キタジへのレアンドロのアシストも見ごたえあるものでした。これで3?1とリードし、今日のハイライトを迎えます。
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 前半37分、ついにその時が訪れました。橋本和選手のプロ初ゴールです!思い返せば昨年J2第2節栃木戦での惜しいシュートから始まり、今年もアウェイ鹿島戦に先日の新潟戦のループシュートなど、見ているサポーターのみなさんも「もう少しなのに!」とじれていたことでしょう。と、同時に「もうすぐ決めるだろう」という予感も高まっていたと思います。そんな皆さんの気持ちが暖かい拍手となってスタジアムを包んだ瞬間は、なんともいえない幸福感に溢れていました。次はリーグ戦でも見せて欲しいものです。おめでとうワタル!
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 ハーフタイム、ネルシーニョ監督はFW二人を同時に交代します。「お前らエネルギー満タンだろ?最初からいくぞ!」と指揮官に激を飛ばされて出てきたのは林・田中のセット。その言葉通りにゴールに飢えた両FWは、執拗なまでにゴールを狙いボールを追いかけます。後半早々の順也のシュート、これは「絶対に獲る!」という決意表明の一発でした。続くダイレクトボレーもコースがわずかにずれましたが、「練習試合でも良い感覚で打てていた」そのままにジョルジのナイスパスから訪れた3度目のチャンスはキッチリとブチ込みました!
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 その後も前線の4人で相手DFを翻弄するかのパス交換で、相手の懐で嫌なプレーをし続けます。80分、レアンドロからの丁寧なパスを左足一閃で6ゴール目。これで勝負あり。残念ながら林選手にゴールは生まれませんでしたが、試合後に相手の監督が「4人のストライカーの動きが良かった」とコメントするほど4選手の動きは相手を上回っていました。
 
 その理由を大谷キャプテンは「うちは全員が試合に出たくてウズウズしている」と話し、増嶋選手も「代わりに出場する選手がウズウズしているから、伸び伸びプレーすればすごく力を出せる」とコメント。「ウズウズ」していたのはFW二人に水野選手も同じ。「代わって出場する選手を周りの選手で助け合っている。これがすごく大事です」と誰もがチームの総合力での勝利を口にしていました。
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 これで3季ぶりにベスト16に進出、次の相手は名古屋グランパスです。会場は未定ですが、正式決定を持ってアナウンスしますので、お待ちください。
 今日も寒い中ご声援ありがとうございました。なお、日付変わって17日(木)21時からNHK?BSで天皇杯ダイジェストが放映されます。ゴールシーンをもう一度ご覧ください。では。

2011年11月15日

復活!

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担当:河原 正明

 レイソルの応援番組、といえばチバテレビの「RisingREYSOL」とJ-com東関東局の「レイソルタイム」というのは皆さんよくご存知だと思います。実はもう一つ、長くサポーターの皆さんに愛されていたラジオ番組がありました。なんと、その番組が11月23日(祝・水)に2年8ヶ月ぶりに1日だけ復活することになりました!題してbay-FM「miracle!?レイソルオーレ スペシャル!」。しかも、なんと午前9時からの3時間スペシャルです!!
 2009年3月の放送終了後、初となる今回の番組復活は、多くのサポーターの皆様の『声』がbay-FMさんに届いたおかげです。局側と打ち合わせして決定した番組コンセプトは「レイソルは千葉で頑張っています!」。初心者でもわかるレイソルガイドから今年のレイソルを熱く語るゲストトークなど多彩な内容に。そしてチームからは千葉県出身の3選手がスペシャルトークに参加することになりました。

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 「千葉出身」と言えばやっぱり欠かせないのは習志野市出身の北嶋選手。それに毒舌トークでおなじみの松戸市出身の栗澤選手。そして、キタジの後輩でもある千葉市出身、増嶋選手。この3人のうち2人が同時に登場という取材は過去にはありましたが、3人揃ってというのは初めて。出演依頼をしたときに「??市船2人の中に習志野じゃぁ話はできないよ!!(キタジ)」と冗談を言われ、ホントにどうなるんだろう?という一抹の不安もありましたが、そこはメディア慣れしている3選手だけあって本番はバッチリ!フリはキタジ、ボケはマスでクリが突っ込みとちゃんと役割分担が出来ていました。
 実は良くbay-FMを聞いているというマスはマニアックなネタも披露。これにはスタッフの方も感謝しきりでした。あっという間に終わった収録に「時間が足りないよ!次は2時間生出演だね」と栗澤選手。いやいや、あなたの生出演はキケン過ぎます・・・。
 また千葉県出身選手によるジングルも収録。CM前などで流れますのでどの選手が登場するかはオンエアをお楽しみに!今回は特別番組ですが、レギュラー枠が復活するかは皆さんの反応次第かも???まずは11月23日(祝・水)9:00?11:53にオンエアのベイFM「レイソルオーレ スペシャル!」をお楽しみにお聞きください!

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 また練習後にはクラブスポンサーの高島屋柏店さんから特大のフラッグが村田善郎店長より大谷選手に手渡されました。フラッグにはビッシリとファン・サポーターの皆さんからの応援メッセージが!皆さんの願いが込められた贈り物はしっかりとクラブハウス玄関に飾らせていただきました。高島屋さま、そしてメッセージをお書きいただいた皆様、ありがとうございました。

 トップチームのフィールドプレイヤーは、明日の甲府戦を控えてサッカーバレーで軽めの調整をしました。「軽くなかった」のは相馬選手。懸命にボールを追いかけた先にはドリンク用のクーラーボックスが・・・!ガシャン!!という音と共に大転倒、見事な三点倒立に。これには選手たちも大爆笑、ちなみにタイシは先週も同じようなことをやっていたような記憶が・・・さすが「ファンゴ(某ゲームに登場するイノシシのキャラクター)」、猪突猛進なのは良いですがケガには気をつけてください(笑)。

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 リラックスした雰囲気で練習は終わりましたが、指揮官はメディア対応ではいつも通りを強調していました。「準備期間が10日あったが、いつものトレーニングを継続できた。日々真剣にトレーニングに取り組み、こちらの要求に選手たちも答えてくれた。勝つことを忘れないこと、トレーニングの先にある目的を忘れずに、最善の準備ができた」。またこの期間に休養が必要な選手も休ませられたのは好影響だと話していました。
 明日の相手はヴァンフォーレ甲府、今季3度目の対決となります。過去2回の対戦と違うのは監督が交代したこと、相手のエース、日本代表FWのハーフナー・マイク選手が不在であることです。しかし、これについても「甲府は中2日でリーグ戦があるので、どのようなメンバーかはメンバー表を見るまで判らないが、我々はしっかりと準備ができた。監督が代わっても大きく戦い方は変らないだろう。天皇杯はリーグ戦と大会方式が違う(トーナメント)ので立ち上がりから失敗が許されない。90分間で決着するために最初から全力で臨む」とリーグ戦と変わりなく日立台での1戦に向かいます。
 久々のナイトゲーム、しかも晩秋の試合です。気温はグッと冷え込みますので、皆様も暖かい格好でスタジアムにお越しいただきますようお願い申し上げます。なお、明日の試合はTV中継はございません(NHK-BSでのダイジェスト番組のみ)。チケットには余裕がございますので、ぜひスタジアムで応援願います!

2011年11月14日

GOING!

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担当:大重正人

2週続けて試合のない、ちょっとさみしい週末が終わり、さあ今日から優勝をめざして戦う最後の3週間が始まりました。まずは16日水曜日の天皇杯ヴァンフォーレ戦、20日日曜日にはエスパルス戦と、今週は2試合を控えています。昨日は1日のオフでリラックスし、今日はミーティングから戦術練習、そして延長戦のPK戦まで想定してのトレーニングでした。

甲府とは今季リーグ戦では2戦2勝、目下得点王のハーフナー選手が代表戦で欠場ではありますが、パウリーニョ選手、片桐選手、柏選手、ダヴィ選手など個々の能力の高いアタッカーが揃っています。リーグ戦の優勝争いの前に、まずは眼前の天皇杯に全力蹴球。一戦一戦に全力を注いで、勝利だけを目指して戦います。

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練習後、今日も取材が行われました。日本テレビ、週末深夜のスポーツニュース「GOING」のインタビューに、田中、工藤、酒井の若手3選手が登場しました。優勝争いのリーグ戦、チームを引っ張る北嶋選手についてなど、インタビューというよりは3人が座談をするようなリラックスした雰囲気です。クドーが先陣を切り、ジュンヤが説明し、サカイはニコニコ。「お前、さっきからうなずいてるばっかりじゃねーか!」と今日も2人にいじられっぱなしのサカイ笑

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3人の今季のベストシーンを編集いただいて、そのビデオを見ながらお互いにプレーを分析!
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フリップトークもありました。お題に頭をひねるジュンヤ。その美しい字をうらやみ、自分のフリップを心配している両脇2人。
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そして日本テレビ系で放送されるクラブワールドカップの話題も。今季のJリーグチャンピオンには、12月に日本で開催される大舞台への出場権が与えられます。「今までテレビで見てるだけでしたよ」という3人。「すごく楽しみです!CWCに出ている自分を想像している」という北嶋選手、「まずは目の前の試合。いまはJリーグチャンピオンが目標です。クラブワールドカップはそのあとから出てくるチャンス」というジョルジ選手。個々いろんな位置づけ、モチベーションを持っていますが、まずは一歩一歩目前の試合に臨む3人の今後のリーグ戦への決意、そしてCWCへの夢も語られました。放送は近日の予定です。正式に決まり次第、また改めてお知らせいたします。

今週の練習スケジュールも決まりました。清水戦に向けて、広島戦同様に万全の態勢で臨めるように前々泊となりました。日立台での練習が少なくなってしまいましたが、どうぞご了承ください。

2011年11月12日

満を持して

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担当:河原 正明

 昨日の雨から一転、暖かな空気が戻ってきました。トップチームはスタジアムで練習を行いました。いつもの週末ですとJリーグ戦があるのですが、今週は国際試合週ということでJ1はお休み、しかし取材ラッシュは続きます。今日も新聞やTVメディア各局が取材に訪れていました。

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 今日の取材は晴天で暖かだったおかげでスタジアムで行うことができました。2局同時でなおかつ複数を行き来する選手もいるとコンパクトにすることが効率アップ!なのです(もちろん広報スタッフにとってもですが)。

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 一方「レジェンド枠」での取材はご存知井原ヘッドコーチ。今日は来週15日に行われるW杯予選・日本代表vs北朝鮮代表戦に向けてのコメント取りです。実は井原コーチは数少ないアウェイで行われた北朝鮮戦でプレーした経験を持っています。「当時の会場と今回の会場は違うからな?」とはいうものの記者さんが持参した古いサッカー雑誌を見ながら記憶の糸をたどっていました。こちらは明日夜の「やべっちFC」でOAです。

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 練習後には近藤選手と増嶋選手が、週刊サッカーマガジンさんの対談取材を受けました。「こんなにあるの?」と両選手が見入ったのは今季のマガジンさんでのレイソル選手のインタビュー記事。ジョルジに始まり、順也にレアンドロ、酒井にバラ、クリ&タニ、そして監督・・・本当に数多く取り上げていただきました。そして満を持してDFコンビが登場です。取材冒頭に記者さんから意外な事実を告げられました。それは近藤選手がマガジンさんのインタビュー取材を受けるのは初めてというもの。でも本人は「そうなの?」と一向に意に介していませんでした。一方、「どうしてもDFの選手の取材が遅くなってしまう・・・」と記者さんが話すと「気づくのが遅すぎですよ!もう残り3試合ですよ!!」と鋭い突っ込みを入れるマス。
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 この二人がCBでコンビを組み始めて数ヶ月が経ちますが、試合でのコンビネーションについても「たくさん声をかけ合っている。自分もマスが後ろでカバーしてくれると前で思い切ったプレーができる(ドゥ)」「ドゥさんのスピードにヘディングの強さはすごい。新潟戦は相手FW を完璧に抑えた。相手も意地になってドゥさんのところに行ってましたしね(マス)」と信頼も厚いようです。互いに認め合っていましたが、実はクールな一面をもつドゥと本当は熱血漢なマスのコンビもなかなか味があります。トークも弾みあっという間の1時間でした。

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 最後にスタジアム内で写真撮影を。二人とも納得のカットが撮れたようです。このインタビューは22日(火)発売号で掲載予定です。お忘れなくお買い求めください!
 さて、トップチームは明日はオフ、また14日(月)の練習は一般・取材陣とも非公開練習となりますのでご注意ください。広報日記もお休みします!では

2011年11月11日

サッカーの日

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担当:大重正人

今日は(20)11年11月11日と「イチ並び」の日でした。松原U-12監督のアカデミーブログにもありましたが、いろんな記念日として認知されているのですね。と思って、ちょうど1年前の広報日記にそんなことを書いたなぁ?と思って読み返してみたら、ちゃんとそのネタを書いていましたね。そう、何を隠そう「サッカーの日!」ですから。ちょうどJ2復帰を決め、喜びに沸いたFC岐阜戦の直後でした。あれからもう1年が経ち、それよりもさらに大きな大きな挑戦に臨んでいることは、本当に幸せなことです?

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日立台はこの秋一番の寒さ。朝から冷たい雨が降りしきり、ヨネックスのダウンコートが欠かせない一日でした。選手たちのほとんどが手袋を着けて寒さをしのいでいましたが、と6対6のトレーニングは激しいぶつかりあい。湯気が立ちそうなぐらいの熱気。試合はまだ5日後ですが、いつ公式戦があってもいいような準備ができています。ハイボールに飛び込んだ酒井選手、187cmのGK稲田選手が手を伸ばした競り合いにも負けません。

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雨もあって、今日は短めのトレーニングでした。今日はかわいらしい中学生の記者さんが取材に来てくれました。予定変更があって、長い時間お待たせしてしまい、お腹もすいてしまったでしょうが、元気にシジマールコーチにインタビューしてくれました。

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地域タウン紙「朝日れすか」に職業体験に来ていた、柏市立豊四季中学校の川村さんと河原さんです。それぞれ駅伝やバスケットボールとスポーツに一生懸命取り組んでいる2人。河原さんのお母様がレイソルを熱く応援いただいているそうで、4月30日に行われた田中&大津選手トークショーにも一緒に行ったそうです。待ち時間にたまたまそばを通りがかった田中選手を見て、目を輝かせている様子はやっぱり女の子らしくて微笑ましいですね?

2人で5つずつ考えてきた質問をシジマールに聞きます。なぜGKコーチになったのか、どうして日本に来たの?柏の好きなところは?シジもやさしく丁寧に伝えます。
「やりがいを感じるのは、やっぱりキーパーが無失点で勝てた時。厳しい練習を乗り越え、試合を終えて満足そうな表情や自信を高めた姿を見ていると、こっちも嬉しくなるよ」。3人のキーパーに寄せる期待の大きさを「今の自分の夢」として語りました。最後はシジの大きな両手に覆われるようにして記念撮影!シジの声で緊張がほぐれた2人も笑顔のナイスショットでした?

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前回は木村エキップが同じく中学生記者さんにインタビューを受けた模様がこちらです。近々新聞折り込みや下記サイトでも彼女たちの記事が載りますので、ぜひご覧いただければと思います。川村さん、河原さん。今日は寒い中、どうもありがとうございました!
http://www.resuka.co.jp/reysol/index.html

2011年11月10日

「助っ人」

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担当:河原 正明

 現在、Jリーグでは数多くのブラジル人選手がプレーをしています。今日も「カレッカやエジウソンがいたクラブですね」と海外メディアの方から質問がありましたが、レイソルもブラジル人とは非常に縁が深いクラブの一つだと思います。
 今年、チームに新たに合流したブラジル人は2名。ジョルジ ワグネル選手とピメンテウ フィジコです。なかでもジョルジ ワグネル選手の終盤に来ての活躍は目ざましいものがあります。本日、Jリーグ公式サイト「J'sGOAL」のファンの皆さんの投票による" 10月の月間MIP"  に選出されました。そのことを本人に話すと「アリガトウ!トロフィーが楽しみだよ」と嬉しそうな笑顔を見せてくれました。実は秋口になってからの活躍には予感めいたものがありました。9月のある日、「10月と11月になると気温はどうなる?」とジョルジ。「10月の昼は20度超えるけど、11月は昼が暖かくても20度を切るよ」「そうか・・・涼しくなるんだな」。
 実際に涼しくなった10月は山形戦の決勝PKに、広島戦での3ゴールに絡む大活躍に、先週日立台で見せた「右足」のパスに「ヘディングシュート」は皆さんの記憶にも新しいところでしょう。そして大活躍とともに注目度も急上昇中、取材の依頼も急増しています。

 今日も日刊スポーツさんの号外『柏レイソル特集号』紙のインタビューを受けたジョルジ。取材をされた記者さんの共通の感想は「すごく紳士的で丁寧な応対」というもの。一つの質問に対して、意図を理解して2にも3にも大きくなって答えが返ってくるので、記者さんとしてはありがたいのだと思います。
 
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 またファン・サポーターへの感謝を絶やさないジョルジ。今日もメッセージをスケッチブックに手書きをするという依頼に、一度書き終わった後『もう1枚紙を使いたい、大きい字で清書する』と言って、丁寧に書き直していました。「下書きをするなんて、なんて几帳面なんだ!」と取材スタッフ一同驚きましたが、心を込めて書き直す姿に彼の真心が垣間見えたエピソードでした。

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 ピッチでの撮影もわざわざスパイクに履き替え、カメラマンさんの度々の要望にも笑顔ですべて応えていました。カメラマンさんが木村通訳と旧知の仲だったということもあり、コミュニケーションもスムーズ。最後にはジョルジ本人も気に入る写真が撮れ、ブラジルの自宅にも飾りたい!というほど納得の一枚になりました。

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 「サンパウロの7番」「フェイラ・デ・サンターナのベッカム」・・・ブラジルでの異名がいくつも一緒について日本に来ましたが、レイソルサポーターの皆さんはいまどのように彼を称するのでしょうか?私はシンプルですが真の「助っ人」だと思います。チームだけでなく我々広報も本当に助けられます。私の拙い英語でのコミュニケーションも嫌な顔一つせずにしてくれます。もちろんプレーは皆さんご承知の通り。黄金の左足から放たれた開幕戦の鮮やかなフリーキックに、アウェイ新潟戦のアクロバティックなシュート。レアンドロとジョルジの中盤に煮え湯を飲まされたチームは今季いくつあったことでしょうか。残り3試合もジョルジの左足から目が離せません。
 今年、監督やコーチングスタッフをはじめとする「真のプロフェッショナル」と仕事ができるのもあと一ヶ月弱。もちろん天皇杯もありますが、この時間を大切にしてサポーターの皆さんと共有できれば思います。

2011年11月 9日

サカイ

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担当:大重正人

試合時や広報業務をずっとお手伝いをいただいている麗澤大学のインターン生のみなさん。今日は朝から1名、午後にはもう1名加わり、日立台を動き回って仕事に加わっていただきました。そのひとり、酒井さんが広報日記を書いてくれましたので、まずこちらから!


担当:酒井
皆さんこんにちは!本日の広報日記はインターンシップ生の酒井が担当させていただきます。昨日立冬を迎え、朝晩はすっかり冬を感じさせる冷え込みです。今朝、柏駅から日立台まで、レイソルロードを歩いてまいりましたが、駅前を歩く方々の姿もすっかり冬支度。シーズンも終盤であることを沸々と感じました。

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本日は午前中にスタジアム練習が行われました。スタンドにも多くの各種メディア、またファンの皆様の姿が。メインスタンドから練習風景を撮影していたのですが、曇り空から差し込む日差しが強いなと感じました。選手も少し眩しさを感じたのではないでしょうか。

ちょうど五輪代表のメンバー発表日ということで、酒井選手にカメラのピントを合わせ、姿を追っていました。しかし、シャッターを切るたびに、酒井選手の姿が画面から消えてしまう・・・という大苦戦。どうやら私には酒井選手のスピードが速すぎるようです。技術不足を露呈してしまいましたが、右サイドを颯爽と駆け上がるシーンが今日もたくさん見られました。

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酒井選手の右サイドでの攻防は、我らが柏レイソルの、そして日本の大きな武器なのです。すでに発表をご覧になった方も多いと思いますが、本日午後の発表で、順当な選出となりました!酒井選手のコメントはホームページにてご覧いただけます。酒井選手はリーグ戦の2試合が欠場となりますが、多くの選手が「誰が出ても変わらないのがレイソルの強さ」と語るように、変わらぬ強さを、選手たちは見せてくれることと思います。タイトルという大きな挑戦に向かうレイソルの選手たちに、日の丸を背負う酒井選手に、大きな声援をお願いいたします!

練習終了後、2件の取材に立ち合わせていただきました。はじめに、レアンドロ選手の海外メディアによるインタビューです。来日してから2シーズン目のレアンドロ選手、「レイソルのフロントがとても真摯に対応してくれ、的確な提示をしてくれた。」と日本行きを決めた経緯から、自らのサッカー人生のゴールまで、20分程度のインタビューとなりました。

続いて、お昼を挟んで、橋本選手の取材です。こちらはJ:COMレイソルタイムのインタビューでした。非常にテンポのよい、笑いに溢れた対話となりました。「優勝したら、普通のニュースでも取り上げられるから、地元のみんなに頑張ってるでーって届けたい」と橋本選手。インタビューの終盤には好きな女性のタイプまで語ってくれました。結婚願望が強いようです!笑 ぜひ、オンエアーをお楽しみに!

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以上、本日の広報日記とさせていただきます。残り少ないシーズンですが、麗澤大学インターンシップ生一同、より一層業務に尽力させていただきます。ホームゲーム日、通常練習日あわせて、日立台でお会いできるのを楽しみにしています!


「ぜひ広報日記を書かせて下さい!」という酒井さんの熱意がこもった、完璧なリポートでした!酒井さんが酒井選手の記事を書くというのも不思議な縁ですね(笑)。正直、もう十二分過ぎる内容で、今日はこの辺で。。。と締めたいくらいですが、「大重は何も仕事してないぞ!」とチーム内外からお叱りを受けそうなので、五輪代表の件で少し補足を。

午後2時の発表時、酒井選手は所用で柏市役所へ。手続きが終わり次第、クラブハウスに戻って、お待ちいただいていた記者さんからの質問を受けました。まず第一声は「大津くんが入ったみたいですね!」と笑顔がこぼれます。同じチームメイトの比嘉選手(流通経済大)が電話をくれたそうです。レイソルからドイツへ渡った大津祐樹選手も久々の代表入りを果たしました。

「大津くんとは連絡をとってますよ!スカイプで話したり、音声メールを送ってきたり。向こうではヒマみたいですね(笑)」。記者さんから大津選手が代表では右サイドで起用されることが多いと質問を受けると「レイソルでは逆サイドでしたから、なかなか絡めませんでしたけど、もし一緒のサイドで出られたら、ずっと同じチームでやってきたし、大丈夫だと思います!会えるのが楽しみですね」と、成田空港まで大きなスーツケースと一緒に見送りに行った夏の日以来の再会を心待ちにしていました。

これで11月20日のエスパ戦、26日のセレッソ戦は欠場することになるのはすこし残念ではありますが、優勝争いの激戦のさなか、22日のバーレーン戦、27日のシリア戦と、Wレイソル戦士の競演という楽しみが増えました。11月ラストの4連戦、本当に目が離せない試合になりました。レイソルと、酒井選手&大津選手への御声援をどうぞよろしくお願いいたします。

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2011年11月 8日

ご支援の輪

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担当:河原 正明

 ようやく11月らしい気候となった今日は立冬。季節は確実に冬に向かっています。今年のJリーグも残るところあと1ヶ月を切りました。一方、元日恒例の天皇杯決勝戦を目指した戦いもスタートしており、来週の水曜日夜にはここ日立柏サッカー場が会場で第3回戦・ヴァンフォーレ甲府戦が開催されます。トップチームも今週から天皇杯用のボールを使っての練習となり、リーグ戦から頭を切り替えてトレーニングに励みます。

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 今日は柏市立旭小学校6年生5名が職場体験でスタジアムを訪れていました。新潟戦・JYC大宮ユース戦と続いた試合で傷んだスタジアム芝のお手入れをしてもらいました。その前に練習見学も。日立台には試合観戦に訪れたことはある児童もいて「スピードがすごいな、と思うのはジョルジ・ワグネル選手です」とは田中直樹くん。一方の山口圭修くんは「レアンドロがカッコイイです。やっぱり『ここぞ!』って時に決めてくれるから」。二人ともすぐ目の前で行われている5vs5の練習での両ブラジル人選手の動きを目を輝かせながら食い入るように見つめていました。

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 もちろん「本業」もしっかりと。管理者の方に指導を受けながら芝に目土を埋めてくれました。作業しながらも想像が膨らむのでしょう、「ここで走りたい!」と声が聞こえます。引率の先生も「子どもたちも憧れのピッチに興奮していますよ」とうれしそう。先生自ら作業のお手伝いもしていただきました。旭小のみなさん、これからもレイソルを応援してくださいね!

 さて、「応援」といえば、昨日柏市内で市内経済団体の代表者の方々が発起人となり「日立台グラウンドに入場ゲートを建設する柏市民の会」を結成されました。すでに報道などでご覧になられた方も多いかとは思いますが、これは当サッカー場に新たに新設されるスタジアム北側のホーム側スタンド前に常設のゲートを市民の皆さんのお力で造り、設置するというものです。今月中旬から法人は一口数万円、個人は同五千円程度で寄付を募り、計八百万円を集めるべく活動を開始されます。

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 もちろん、柏市だけでなく、ホームタウンエリアの各市にも今季はさらなるご理解と力強いご支援をいただいております。今年のイヤーブックに全市市長のメッセージをいただく際も快諾いただき、また先日の新潟戦では初の「野田ホームタウンデー」も開催。野田市の担当の方も「(ハーフタイムに演舞した)野田一中の生徒だけでなく、ご来場者が喜んでくれ笑顔で帰って行った」とお話いただきました。少しずつですがレイソルを取り巻く温かいご支援の輪が強固なものになってきていると感じます。これからもこの地域の方だけでなく、レイソルに関わる全ての方に「ありがとうございます」という気持ちでクラブは活動していきたいと改めて思います。
 だいぶ話がそれましたが、上記の寄付にご興味のある方はぜひ下記までお問い合わせください。
 柏商工会議所 tel:04(7162)3325 まで

最後にメディア情報です。スポーツライター二宮清純氏編集のWEBサイト「スポーツコミュニケーションズ」のコーナー 「星に願いを」 http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=3973 に酒井宏樹選手の記事が本日から掲載されています。ぜひご一読ください。
また、10日(木)発売のサッカー専門誌「サッカー批評」には田中順也選手のインタビュー記事が掲載されます。こちらもぜひチェックしてください。

2011年11月 7日

再スタート

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担当:大重正人

5、6日と2連休。この間、チームにはおめでたい出来事があり、今日の昼食時にピアノでお祝いがありました。まず5日に、木村エキップメントの初めてのお子さんが誕生しました。予定日はもう少しあとで、ちょうど優勝争いが佳境になるところでした。キムちゃんがいないと、日々の練習もアウェイ遠征もままなりません。だからこそ、このオフ日に生まれてくるなんて、気遣いのできるお父さんそっくりの「できた子」ですね?。「0」のろうそくがかわいく立ったシュークリームでお祝いを受けました。

そして6日は大谷秀和選手の誕生日でした。今年で27歳、先月誕生日を迎えた近藤選手は28歳となり、U-18から昇格した高校生が、もうこんな大人になってしまったことを驚かれているかもしれませんね。今日もケーキでお祝い、こんな場を盛り上げるのは、あの選手しかいません。高らかに「ハッピバースデー?♪」と歌いながらケーキを運び入れてきます。そして、我先にシュークリームを手にしたタニの相棒がなぜか記念撮影にフレームイン。試合中もセカンドボールやピンチなど「ここだ!」というところにすっと顔を出す察知能力を、今日はピアノでしっかり発揮です(笑)

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そんな栗澤選手が、エルゴラッソの表紙を飾りました。このところ続けて、駅やコンビニ売店の新聞売り場が、日立台やレイソル選手の写真で、黄色に光り輝いていて、本当に嬉しくなってしまいます。今日発売号では、先日お伝えした優勝争い3強のキーマンインタビューが載っています。リーグ展望と3選手のインタビュー、読み応え十分です!

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その一節に「ウチの練習はどこよりもキツイんじゃないかな」と苦笑する場面があります。「週明けに厳しいフィジカルがあるのはわかっている。だからみんなきちんとオフでも調整してくる」。もちろん今日も午前はフィジカル練習。次の試合は来週16日の天皇杯と間隔が開きますから、天皇杯+リーグ戦3試合で走り勝つための力を蓄える絶好の時。それゆえに「キツかったっす」と苦しそうに顔をゆがめながらも、声を出し合い励まし合いながら、雰囲気良く、いい練習ができているように見えました。

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今週は木曜日が2部練習、その日以外も土曜日までしっかりトレーニングです。非公開練習はありませんので、どうぞ日立台にお越しいただけばと思います。ひとつ、11月に入り気温も下がってまいりました。改めましてファンサービス時には選手の体調管理・維持のため、長い時間のお引き留めはご遠慮くださいますよう、お願い申し上げます。

2011年11月 4日

練習試合 対大宮戦

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担当:河原 正明

 今日、トップチームは大宮アルディージャとの練習試合を行いました。先月のリーグ戦以来の顔合わせです。昨日の新潟戦出場メンバーはリカバートレーニングとなり、サブ組中心のメンバーでした。

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 立ち上がりから攻めに出たのはレイソル、14分には田中選手がぺナルティエリア外で左足を一振りするとボールはGKの手を掠めゴールに突き刺さります。「試合前からアウトサイドにかけたら良いコースにいっていたので、いい感じで試合に入れた」昨日のゴールに続き2戦連発でアピールです。
 さらには、28分には林選手が追加点を上げます。右サイド奥深くまで抉った藏川選手が折り返したパスに併せてゴールイン。これで、試合も落ち着いてコントロールできる・・・というのが今季のレイソルサッカーです。しかし、残念ながら今日は違いました。36分に藤本選手にFKを直接沈められると、41分にはサイドを上がってきた村上選手のスーパーミドルを決められてしまい同点でハーフタイムを迎えます。
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 ネルシーニョ監督からは厳しい口調で指示が授けられます。「チームとしての約束事ができていなかった。その点を指摘された(栗澤選手)」。しかし、気を入れ替えて臨んだ後半も相手の攻撃に押される場面が続きました。73分に追加点を許すと、続けざまに2失点を奪われ悔しい逆転負けを喫しました。
 「もったいない試合(田中選手)」「やりたいことができなかった(栗澤選手)」とどの選手も試合後の表情は固いものに。監督が日頃から口にする「勝利の文化」を体現できなかった悔しさを乗り越えるのは自分たち自身です。

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 メディア情報です。WEBサイト「サカイク」の酒井宏樹選手の記事です。本日から掲載されています。?『試合に出られなくても腐らないことが大事』http://www.sakaiku.jp/column/interview/2011/001193.html
?『試合に出る選手は、出られない選手の思いや責任も背負っている』http://www.sakaiku.jp/column/interview/2011/001198.html 
の2本です。ぜひご一読ください。

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 その酒井選手が取材中にそっとカメラの背後に忍び寄る影・・・マスとタニが笑わせようと仕掛けます。こらえ切れず酒井もとうとう笑ってしまい「この取材あれでよかったんですかね?」というもののOKテイクとなりました。6日(日)の「やべっちFC」をチェックしてみてください!
 トップチームは明日・明後日と連休になります。残り3試合のリーグ戦、その前週には天皇杯と連戦が続きます。この休みでリフレッシュをして月曜日に戻ってきます。広報日記もお休みします!では。

2011年11月 3日

守備から

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担当:大重正人

「キックオフ前のコートチェンジで、大宮戦のいやなイメージが思い出されました」。試合後に橋本選手が口にした言葉、記者席で私もまったく同じことを思ってしまいました。それでも、キックオフからの流れで、レアンドロ選手と酒井選手がワンツーで果敢にしかけてCKのチャンスをつかみとります。その時のスタンドの盛り上がりが本当にすごかった。入場時にサポーター有志皆さんによるフラッグ応援で、いつも以上に熱が高まっていたせいか、「ゴールゴール!」の声援が、そんな悪い予感を微塵もないほど忘れさせてくれました。ここ最近で一番の試合の入り方だったのではないでしょうか。数々のジンクス、鬼門を打ち破ってきた底力を選手たちが今日も見せてくれました。

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いい守備からいい攻撃が生まれる。レイソル選手たちから常に聞かれる言葉です。「僕か工藤が慶行さんにマークに付いて、気持ちよくプレーさせないように心がけた」と北嶋選手と工藤選手が献身的なディフェンスで攻撃の起点から自由を奪います。そして相手のフィード攻撃にも、DFが懸命に競り合って、ボランチが身体を張ってセカンドボールを拾う。そこからレアンドロ&ジョルジのブラジルコンビが攻撃のスイッチを入れる。そんな守備から攻撃への流れを作り出し、前半に2点を先行する優位な試合運びができました。

先制のPKゴールが決まった瞬間。喜びの輪が解けると、選手たちはベンチの方へ駆け出しました。何事かと思いきや、6人の選手がゆりかごダンス。すると公文通訳が照れくさそうに歩みだして、深いお辞儀で応えました。一昨日生まれたという公文家の次女誕生をみんなでお祝いしたのです。しかしそのゴールを決めたレアンドロ選手が驚きの発言。「ゆりかごダンスは、得点するまで知らなかったけど、PKが決まった後にキタジに言われて、『あ、エイジの子どもが生まれたんだな』とわかりました(笑)」。その脇で、記者さんに言葉を伝えているのは公文通訳本人。自分で訳しながら照れる公文通訳と笑顔がこぼれる記者さんの輪。ニ―ヤンの天然とエイジーニョの絡み。ほほえましい一幕でした。

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今日で4試合連続先発となった増嶋選手。今日の出場で、J1通算150試合出場を達成しました。センターバックでボールを跳ね返し続けると、途中から右サイドバックへ。相手はガンガン1対1をしかけてきましたが、フェイントにもぐっと足腰を入れて踏ん張り、最後は力強いブロック!「センターでやりたい気持ちはあるけど、監督が使ってくれるポジションで求められる役割を果たしたい。今日は150試合目。区切りの試合で勝てたことはうれしいです!次は『300』めざして頑張ります!」。サポーターの方から頂いた花束をかかえて、まだまだ上を見続けているマス、今日は150試合出場おめでとう!

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今日の勝利で、ACL出場圏内のリーグ戦3位以内が確定しました。「クラブとしての目標に到達することができた」とネルシーニョ監督が会見で話しました。しかし、あくまで来年の話です。報道陣から選手たちにも同様の質問があっても、一様に残り3試合に勝つことしか頭にありません。ガンバもグランパスも強さを見せています。上回るためには1試合1試合をこれまで通り戦って、勝ち点を積み重ねていくこと。ブレることなく、選手・サポーターが同じ志を持って戦い抜きましょう。今日も心強い後押し、本当にありがとうございました。

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2011年11月 2日

応える使命

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担当:河原 正明

 明日は久々のJリーグ、そして久々のホームゲームです。相手はアルビレックス新潟、現在、レイソルと同じく3連勝中とチーム状態は上向きです。前節、広島戦から10日のインターバルとなりました。この間にチームはゆるくなってはいないか?というメディアの問いに監督は「目標から眼をそらさないように、また次の対戦相手を意識し、試合に向けて集中力を保つことを念頭にトレーニングをしてきた」と即答します。「目標を忘れてしまう瞬間がないよう、毎日の練習で真剣さと質を落とさないことを選手に言い聞かせ続けた。『我々の次の相手は新潟だ』と」この10日間もトップチームは変わらぬスケジュールでした。
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 また、大谷選手も指揮官と同じく「いつも通りに競争をしてきた。何も変らないです。残り4試合、優勝争いをしている中で、誰もが試合に出たいという気持ちが強い。だから間が開いてもダレることはない。今週もそうだし、今年一年間ずっとそうだった」と日常であることを強調します。最後に「みんな早く試合をやりたい」と今の選手の気持ちを代表して話してくれました。
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(この写真は水野選手撮影です)
 
 明日の試合は、クラブ初となる「野田ホームタウンデー」です。ハーフタイムには野田市立第一中学校吹奏楽部によるマーチング演奏も行われます。以前にTV番組で同部の演奏を見たことがありますが、中学生とは思えぬ演奏の正確さと迫力に驚いた覚えがあります。その実力は折り紙付、フレッシュな演奏をぜひお楽しみください。

 そして、Jリーグ特命PR部女子マネージャー足立 梨花さんが昨年のJ2第36節横浜FC戦以来久々に日立台に来場します!試合前12:30頃?13:00頃まで場内(ホーム側エリア)でおこなわれる『イベントレポーターを探せ!?合言葉はtrick or treat?』に参加します。

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 また、先日取材を行った「サッカーai 12月号」をスタジアム売店で限定数で販売いたします。キリはMDP"vitoria"の「お絵かき日立台」でもおなじみのハタメグミさんの表紙イラストでどの選手が誰と並んでいて、何を手にしているかを細かくチェック!「バラは○○で、俺はトラメガかー!」というもののお気に召していたようです。ちなみに担当さん曰く「ハタさんが原稿を上げるスピードは凄かった」そうです(笑)。
 練習前のクラブハウスではみんなで回し読み&ツッコミを。ちなみにこの時に突っ込まれていたのは増嶋選手のデビュー当時の写真でした(笑)。皆様もぜひ明日スタジアムでご購入してください。
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 さあ、いよいよリーグ戦のホームゲームも残り2試合となりました。明日の試合もおかげさまでソールドアウト、満員のお客様の前で試合が出来ることは選手はもちろん、我々クラブスタッフにとってもこの上ない喜びです。早く試合が見たい!という「サポーターの期待に応えたい(大谷選手)」気持ちは、クラブの誰もが思い願うものです。
 ホームでありながらリーグ戦での新潟との相性の悪さを指摘されますが(唯一勝ったのは99年ナビスコカップ1回戦。新潟は当時J2)、今季はそんなジンクスめいたものに何度も打ち勝ってきました。自ら作った壁を乗り超えるのは我々自身ですし、期待に応える使命があります。明日もスタンドから、そしてTVの前で応援よろしくお願いします!

2011年11月 1日

レイソルの顔

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担当:大重正人

11月が始まりました。昇格、降格、優勝。。。悲劇もハッピーエンドも、心を揺さぶるドラマが起こる晩秋です。2011年シーズンは、11年ぶりにJ1のタイトルを懸けて闘う1か月となりました。それはもう幸せであり喜びであり、これ以上ないことです。そんなポジションにいることは間違いありませんが、まだ何かを成し遂げたわけではありません。クラブの組織、団結、力が問われる、本当の勝負の時を迎えています。

広報としては、うれしいことに取材の依頼をいただいています。テレビ、雑誌、新聞、WEBなどなど、さまざまなメディアの方に注目されていることをひしひしと感じます。今日は、おなじみ「エルゴラッソ」田中記者によるインタビューでした。J1の優勝を争う3クラブを来週号でとりあげるそうで、柏、ガンバ、名古屋の各担当記者さんが「これだ!」という主力選手に直撃。その田中記者が選んだレイソルのキーマンはこの人でした!

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栗澤僚一選手です!ここまでチーム最多のリーグ戦29試合に先発出場。出場時間は近藤選手の2430分に続く、2番目の2,381分をマークしています。代表選手やキャプテンなど総括インタビューには欠かせない人材もいるなか、「やっぱり、ここはクリさんです!」とご指名をいただきました。「ネルシーニョ監督が来てから、この3年間があったからこそ、今のスタイルが確立された」というレイソルのスタイル、今季の大きなカギとなったゲーム、「どれも難しい相手ばかりです」という残りの対戦チームについて。

そしてボランチコンビを組むことが多い、大谷選手について。タニが試合に出ていない時、実はクリだけが気付いていた意外な事実が。いつもコンビを組んでいる相棒だからこそ、気づくこともあったようです。「やっぱりタニの存在は大きいよ!」。また「そういうやり方もあるのか!」と29歳のベテランに大きな影響を与えた監督の金言など、濃密な話がいっぱいのインタビューでした。来週発売予定だそうなので、決定次第お知らせします。

さあ3日後に迫った新潟戦。このところ日立台のホームエリアは常にびっしり満員で、これ以上ない後押しの雰囲気を作っていただいています。そして今回、さらにそのムードを盛り上げようとサポーター有志の皆さんが、特別の応援を企画提案されています。

それは「フラッグ」を使った応援。選手入場時、またゴール直後に、黄色いフラッグを振って応援しようというものです。新潟戦ご観戦予定で、もし自宅にレイソルフラッグがあるという方、大きなLサイズフラッグ(フラッグ部分:1,015mm×1,575mm、ポールの長さが1,500mm以下)でも、M、Sサイズでも構いません。最近、バックスタンドでもフラッグを振って応援いただいている様子をお見かけしますが、次の木曜日は、より多くのフラッグで選手たちを応援して下さい!

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最後にお知らせです。まず、明日2日発売の「サッカーai」にて、レイソル特集が組まれています。北嶋&増嶋の市船対談、大谷&茨田のU-18出身ボランチ対談、酒井選手インタビュー、チームメイトの証言を集めた田中選手の横顔など、ファン必見の内容です。そして3日には、少年サッカー保護者向けサイト「サカイク」に酒井選手のインタビューが掲載予定です。http://sakaiku.jp/

そして「TOWN WORK」のレイソル特集第2弾が昨日から柏・松戸市内などで無料配布されています。今回はサカイ&バラの対談です。3日の新潟戦スタジアムでも1000部限定ですが配布予定ですので、どうぞお受け取りください!

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