2010年1月31日

今日からグアムです

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担当:河原 正明


朝7時、もうすぐ2月とは思えない暖かい朝にチームはクラブハウスを出発しました。今日から14日間のグアムキャンプのスタートです。
Jリーグ新人研修を受講する新人5選手(田中、渡部、川浪、茨田、リンタロウ)を除く選手が夕方にはグアム入りをしました。

空港に着くと飛行機から荷卸しを。新人選手が全員いないので2年目の選手たちを中心にトラックへ荷積み作業をすることになりました。
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私、実はグアムは初めて訪れるのですが、他のミクロネシア系と同じく亜熱帯ならではの暑さと湿気に出迎えられました。今回もレオパレスリゾート様にお邪魔させていただきます。キャンプ地にも拘らず、外からはポリネシアンダンスショーの歓声が聞こえて、気を抜くとリゾート気分に流されそうな不思議な空間です。

昨年は夜間練習があったのですが、今年は夕食までは自由時間。とは言っても殆どの選手が体を動かしにきていました。そうそう、やっぱりシジマールGKコーチ率いるGK陣だけは集合がかかって全員で簡単なトレーニングを行っていました。

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「夕方はね、涼しくていいんですよ。でも明日からはね・・・キツイよね」とは古賀選手。今のグアムの平均気温は約28℃。10日前から来ているコンサドーレ札幌の広報スタッフの方の顔はもう真っ黒になっていました。明日からの練習は暑さとの戦いでもあります。ここでの積み重ねが一年間の土台となるといっても過言ではありません。ネルシーニョ監督がチームをどのように鍛え上げるのか、間近で見届けたいと思います。

さて、ここで「これを見るのが楽しみ」という方も多いそうですので、恒例の今年の部屋割り表を。

渡部、茨田
菅沼、武富
菅野、栗澤
澤、仙石
小林、林
パク、橋本
近藤、工藤
北嶋、大津
古賀、山崎
大谷、比嘉
桐畑、吉原
村上、酒井
フランサ、リンタロウ
アルセウ、レアンドロ
田中、川浪
藏川

どうでしょうか?ちなみに昨年と同じ組合せは全くなく、宮本主務が頭をひねって作った割り当てです。
今年の一人部屋枠は日本人最年長のあの選手です。個人的にはレイソルU-18出身の先輩・後輩コンビの部屋が3部屋あり、そこでどのような話があるのか・・・楽しみでもあります。

その柏レイソルU-18ですが、プリンスリーグ千葉県代表決定トーナメントは、柏レイソルU-18が習志野高校を3-0で下し、2/6に行われる代表決定戦に進出しましたね。グアム出発前の数日間、トップチームの練習にU-18から山中、熊谷選手らが参加していましたが、工藤選手は「お前らが歴史を作れ!」と激励していたのが印象的でした。次の試合も勝利して、入れ替え戦まで這い上がれることをグアムの地でも祈っています。

明日からは本格的なトレーニングがスタートです。レポートをお楽しみに!!

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2010年1月30日

胎動

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担当:河原 正明

 「ここ(日立台)での2週間、とても順調にいいトレーニングができた」ネルシーニョ監督は満足げな表情で穏やかに記者団に向けて話しました。
15日に始動したスケジュールも今日で一段落。その区切りとして練習試合が組まれました。相手は大学生ですが、出場する選手はそれぞれ思いを抱いて試合に臨んでいました。

 古賀選手は、昨年10月のサテライトJリーグ、対大宮戦以来約4ヶ月ぶりの実戦に。「(35分x2本なので)体力的には苦ではなかった。ブランクがあるので今日はいろんな感覚、頭と身体の反応を確かめながらプレーしました。グアムでの練習とゲームで高めていければ」と満足はしていませんがケガなく次のステップに進めることにホッとしているようでした。
 藏川選手も右サイドバックでフル出場。後半25分、機を見て右サイドを駆け上がると鋭いクロスを一閃!工藤選手の得点をアシストし、攻守に存在感を見せ付けました。
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 両ベテランの今季に懸ける思いが若手に伝わったのか、この日は昨季加入の選手が活躍を見せました。
 2得点の武富選手。1点目は田中選手のシュートのこぼれ球を角度のないところから冷静に決め、後半立ち上がりにも、相手中央をFWとのコンビで崩し2点目をゲット。「3点目も取れたんですけど・・・」とループシュートで狙ったゴールが不発に終わったことを悔しがっていました。
 
 工藤選手もしっかりと得点を挙げました。上述の藏川選手のクロスに身体を投げ出して頭でゴール!「(クリーンヒットではないので)ボールに触ったけどモヤモヤしています。グアムではスッキリと点を決めたい」と口も軽やかでした。それでも「今は時間が短い中で結果を出すことでしか評価されないので。スタメンでないのは悔しい。その気持ちを忘れずにグアムでもしっかりと結果を残したい」と強気で前向きな姿勢を見せてくれました。
 この二人だけでなく、仙石選手も何度もゴール前に顔を出していました。1点目は武富選手のシュートも素晴らしかったのですが、すぐ側にはボランチの位置から上がった仙石選手がいました。
全員に共通しているのが「ゴールにこだわる」こと。武富選手はこう話します。「ブラジル留学から帰ってきて、一番必要と感じたのは『ゴールへの執着心』。やっぱりゴールを決めないとダメなんです。今年はゴールにこだわりたい」。その言葉通り1点目のシーンでもパスではなく、シュートを打ったと。一方の仙石選手も「パスをくれれば決めたのに」と渇望している気持ちを吐露する。

 「去年とは違う」。そう確信します。そうでないと生き残れないと。新加入の林選手や田中選手もゴール近くで起点となり得点機を演出したり、何度もチャンスを作り、自らもシュートを放っていました。エフライン リンタロウ選手も惜しいシーンもありましたが、しっかりとアピールをしている。どの選手も結果への欲求が高いのです。
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 監督は今日の試合を「キツイ練習を2週間やってきた最後での試合にしては、悪くない」と評価は留めました。しかし前述のように「全員揃っていい形、いい流れでキャンプに入れることが嬉しい。このキャンプで基礎練習やコンディションを上げるのはもちろんだが、実戦を通じて自分たちのサッカーを磨いていく。目指すは開幕戦だ」と監督自身もここまでは充実した15日だったようです。
 グアムキャンプは多くの練習試合が予定されています。どの選手、ポジションでも確約された椅子はありません。激しく鎬を削ることになります。さらにそこに、「若手からの突き上げ」があればさらにチーム全体の層が厚くなる。長丁場を戦うためには全員力が必要になります。このグアムキャンプ、特に今日試合に出場した若手選手は、いいイメージと自信をもって臨めるのではないでしょうか。非常に楽しみな14日間になりそうです。

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 気付くと日付が変わりました。先ほど怒涛のようにデイリーレイソルの更新をしましたが、この時期は広報だけでなく全部署が年間で一番忙しい時期。ついつい後回しにしてきたことが多すぎて、いつも深夜に作業するハメに。その結果、「河原さん、荷物できましたか?」練習試合中、宮本主務がいぶかしげに訊ねてくる。しまった、明後日からグアムに出発するのに準備が何もできていない・・・一度自宅に帰り、ようやく21時30分過ぎにクラブハウスに私物の入ったバッグを届けました。申し訳ないです。

 その時間まだクラブハウスでは木村・假谷両エキップほかスタッフが大量の荷物と格闘を。假谷エキップは全てのボールの空気抜き作業を。GK,フィールド用全て合わせると50個近くあるボール全ての空気圧を下げる大変な作業です。「大変っすけど、グアムについてボールがパンクして使えないのはありえないんで」淡々とこなしていますが、抜きすぎずに(一度に空気を入れる個数が多いと、エアコンプレッサーがオーバーヒートする!)ほど良くが職人の腕の見せ所です。
玄関に山積みとなった荷物も明日にはトラックに載せられ、一足先に成田で選手を待ち構えます。

 さて、今年のグアムキャンプは私、河原が帯同します。ここ数年では最長となる14日間の海外キャンプ。個人的には2週間連続で広報日記を書く事がかなりプレッシャーですが(苦笑)「選手と会えなくて寂しい」という方にも満足できるようリポートしてきます。明日、チームはオフとなります。広報日記もお休みします。では明後日から2週間、よろしくお付き合いください。


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PS.寒い中、多くのお客様にお越しいただきましてありがとうございました!

2010年1月28日

試合前日

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担当:大重正人

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「バラァァァダッ!!!!!」
今日もネルシーニョ監督の激しい口調がピッチに響き渡ります。明日の国士舘大学とのトレーニングマッチに向けて、今日は紅白戦が行われました。明日って開幕戦?って勘違いするほど、監督の指導は厳しく、選手たちの緊張感と集中力はいやがうえにも高まります。セットプレーの練習もありました。シーズン中は非公開が多いため、なかなか写真を撮ることも控えていましたが、今日はその模様も。

185cmを超える選手が本当に増えました。見上げるような高さでポジション取り。まずは紅白戦の競り合いが激しくなるでしょうし、今年は攻守にわたって間違いなくセットプレーのレベルがあがるはずです。そのなかには古賀選手の姿も。足首の痛みが和らぐまで時間がかかってしまいましたが、新しいシーズンのスタートを無事切れました。明日の試合も出場の予定です!

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林選手も同じく試合組に。「ここ何日かでだいぶチームメイトの特徴もつかんできたし、逆に僕の特徴もわかってもらえてきたと思います。パスをもらってゴールするためにも、これからも要求していきたいと思います。もちろんゴールでアピールしたいけど、やっぱりグアムが本当の勝負だと思うんで、そこにつなげていきたいです」。言葉には焦りとか気負いとかまったく感じられず、ちょっと拍子抜けしてしまうほど。でも爽やかなキャラクターがそう思わせるだけで、実は秘めたるハートの強さをもっているはず。徐々に本領を見せてくれるでしょう!!

明日の試合メンバーは若手を中心とした構成です。13時キックオフに合わせて、午前練習には参加しません。残りのメンバーは9時、14時の2部練習となっております。すべての選手に会いたい!という方は、午後にお越しいただくのをお勧めします。試合は練習グラウンドで実施いたします。

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先日、U-18プリンスリーグのお話をしました。レイソルアカデミーの悲願に向けて、調整が進んでいます。その壁をわずかのところで破れなかった先輩に話を聞いてみました。工藤選手です。「自分たちの代は、ジェフにPKで負けてしまいました。先に先制されて、自分がとったPKを自分で決めて追いついたんですけど…。プリンスに参加するというのは、すごく高いレベルでたくさん試合経験を積めるし、普通の練習試合をするのとは全然違います。そういう大きな大会に出たかったです。」今日のトップのトレーニングには、熊谷、山中、ウ・サンホと3人のU-18選手が参加していました。彼らが中心となり戦う一戦は日曜日の10時キックオフです。

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その工藤選手がボソリ。「広報日記が……なんというか……おもしろくないというか……オチがないです!」う?ん、痛いとこを突かれてしまいました(汗)。今日はこれがオチということで。。。

2010年1月27日

柏市長、日立台へ

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担当:石本瑞奈

昨日の寒さに比べ、お昼時には暖かいかなと思っていたのですが、夕方には風が吹いてきて、やはり冬だなあと思う一日でした。

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今日は午前中に秋山浩保柏市長がレイソルを激励に訪れました。市長がグラウンドに足を運んでくださるのは初めてのことです。なんと実家が日立台の近くにあり、試合の時の大声援が聞こえていたそうです。
「柏の名が全国に知られたのもレイソルのおかげです。ぜひ一年でJ1に復帰することを期待しています」。とおっしゃられたあと、なんと「ゴール裏で応援します」という言葉も飛び出しました。

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レイソルからはチームを代表して北嶋選手が挨拶。「市民の皆さんの期待に応えられるように頑張ります」と力強く話しました。最後は全員で記念撮影をパチリ。日頃支えてくれる地域の皆さんのためにも・・・という思いを新たにしたのではないでしょうか。

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午後は今年初めて広めのグラウンドでゲーム形式の練習が行われました。グラウンドの大きさはペナルティエリアの中にゴールポストがある、といったくらいでしょうか。通称「ペナペナ」と呼ばれる、あの広さです。
今日の練習は敵陣では2タッチ以内、自陣では3タッチ以内で回す、サイドラインを割ったらゴールキック、などのルールがあり、広さもフルコートではありませんでしたが、選手は「ピッチが広いな」と感じたようです。

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今年のチーム始動のあと、ネルシーニョ監督が、「日本の寒さを踏まえ、ケガをしないように、いきなり広いスペースでは練習せず、時期を見ながら広くしていく」と言っていましたが、ようやくその時期がきたようです。

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昨年、ケガでずっとプレーできなかったアルセウ選手も元気に参加。ボールに触るのが嬉しくてしょうがないといった感じで、ウォーミングアップから明るい声が響き、練習の合間にも大谷選手とボールに戯れていました。「足は問題ありません。楽しい仲間と一緒にトレーニングすると、フィジカルももっと上がってくると思います」と練習後の表情も明るかったです。

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そしてレイソルに入って初めてGKを務めた吉原選手は「これからみんなの特徴をどんどん掴んでいって、それぞれの選手の性格やスタイルを見極めて、自分のコーチングに活かしたいです」と意欲を見せていました。

吉原選手に限らず、前からいるメンバー、新メンバーを問わず「いい競争をして、試合に出たい」という意欲を見せたゲームになりました。もちろん、まだ制限つきのゲームですし、今年のメンバーでは初めて行われたので、連携を含め、まだまだこれからです。
ただ、「ネルシーニョ監督は、練習でも練習試合でも、いいプレーをみせたらベテラン、若手に関係なく使ってくれる」と皆が口にします。誰にでもチャンスはある。ただ、そこでいいプレーを見せないことには選ばれない。そういった意味で、この時期にしては気迫のこもった激しいプレーもみられた練習だったと思います。

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練習後、大谷選手も言っていました。「ポジション争いをやることで、チームとしても個人としても伸びていけると思っています。競争大歓迎です」。

気がつけばグアムキャンプまであと5日。このまま誰もケガなく、グアムでは精一杯競って、チームとして成長して帰ってきて欲しいです。

2010年1月26日

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担当:大重正人

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「リンタロオォォォ!!!!」
ネルシーニョ監督もそう呼ぶんだなぁと思った今日のトレーニング。今日は身が引き締まるような寒さ、さらに強い風が吹いて、なかなか思い通りにボールが飛ばないコンディションでした。本当に寒かった……。両サイドからのクロスボールに、センターから2?3人が飛び込む見慣れたシュート練習。動き方やタイミングが良くなかったのか、ネルシーニョ監督が赤鬼のように大きな声をかけていたのは、エフライン リンタロウ選手。期待の表れなのかな?と思うほど強い口調での指導でした。慣れない場所でのトレーニングに戸惑っていたのかもしれませんが、それでも得意の左足で決める弾丸シュートは迫力満点!

金曜日には、2010年の初戦!国士舘大学とのトレーニングマッチが行われますから、先週はフィジカル中心でしたが、ボールを使ったトレーニングもこのように増えてきました。試合に出場する選手は未定ですが、やっぱり間近でプレーを見たことの少ない林選手やリンタロウ選手あたりには、どんなプレーを見せてくれるだろうかと本当にワクワクします?

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午後からは、Jリーグからレフェリーの方にお越しいただいての、ルール講習会に全選手が臨みました。昨季のプレーをビデオで振り返りながら、古賀選手がセットプレーのチャンスに倒されるシーン、パク選手がひじ打ちされるシーンなど、ファウルにならなかったプレーもなったプレーも交えて、説明がありました。またオフサイドのルールは本当に複雑で、熱狂を呼ぶゴールチャンスを増やすため、ディフェンダーにとっては不利なルールに変わっています。

選手の立場、レフェリーの立場、それぞれあるなか、お互いを守るためのルールなのに、それが逆に傷つけるようなルールになっては、応援しているサポーターの皆さんにとっても興味や興奮を削がれてしまいます。一番の被害者は、お金を払って見に来ているサポーターの皆さんです。ひとつのプレーや判定で、その試合が台無しになるようなことはあってはならない。だからこそ、このような機会は本当に貴重です。選手の競技規則遵守と、レフェリーの審判技術向上を高めて、共通理解を深めていく。クリーンでストレスのない試合をつくっていかなければいけません。

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最後に、この年末年始、全国大会で上位を争ったユースチームの活躍が目立ちました。彼らの大きな戦いが、また始まります。「プリンスリーグ」という試合を聞いたことがあるでしょうか。地域ごとにJクラブのユースと、高校サッカーの強豪校が一緒になって争うリーグ戦。特に関東は、高校生年代の日本最高レベルのリーグと言えるでしょう。

レイソルU-18はこのリーグに近年参加できていません。トップチームで2年目を迎える昇格組6人が揃ったレイソルU-18最強世代でも、千葉県大会で敗退の憂き目に遭っている、いわば鬼門です。まずは2部リーグ入りをめざす千葉県トーナメント。1月31日10時から日立台の人工芝グラウンドで習志野高校との初戦に勝てば、幕張総合×船橋北の勝者と秋津で代表決定戦。そして2月14日10時半から鹿島ハイツスポーツプラザで、ヴァンフォーレ甲府ユースとプリンス2部参入を争います。

ひとつお願いがございます。一般用の駐車場はございませんので、くれぐれも公共交通機関をご利用のうえ、ご来場下さい。下平新監督の初陣、レイソルU-18悲願のプリンス参入をめざす若者の戦いにどうぞご声援下さい!

http://www.chiba-fa.gr.jp/07category2/prince-kanto2bu.html
http://www.princeleague-kanto.com/news.html#091128_2

それから、モバイルレイソルにて選手プロフィールを、ホームページに先んじて公開いたしました。背番号が変わった菅野選手、大津選手、田中選手などの新しいユニフォーム写真も公開しております。今年は真顔パターンと笑顔パターンと2種類撮影しました(中には笑顔が弾き切れていない選手もいますが…)。両方の待ち受け写真、さらにホームページ版はまた後日に更新してまいります!

2010年1月25日

オフ明け

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担当:河原 正明

休館日の月曜、ひっそりとしたスタジアムでトップチームのトレーニングが行われました。昨日はオフということもあり、思い思いの休日を過ごした選手たちが、再び日立台に集まりました。

ホッとして過ごした、というのは土曜日に行われた新体制発表会に参加した選手たち。当日は舞台袖にて選手のアテンドを担当していましたが、一番最初に登壇したのは布部コーチ。待ち時間に「イスに座りますか?」と進めても「イヤ、いいです」。やや緊張気味?と思いきや「やっぱり、出るときにコケた方がいいんですかね?」と、関西ノリを見せるも、さすがにそこまでの勇気はなかったようでした。出番を終え控室に戻ると安堵の表情に。しかし、熱いコメントで皆さんのハートをガッチリ掴みましたね。

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エフライン リンタロウ選手も、緊張した一人。「始まる前に木村通訳と舞台裏で『ドキドキするね』と話していたけれど、いざ舞台に上がると満員のお客さんにビックリしてしまい、よけい緊張しました」と話すところはいかにも18歳の青年。

みなさんの注目のひとつは、彼がどれくらい日本語が話せるのか?ではなかったでしょうか?
ポルトガル語の方がスムーズなのですが「何日も前から何を言うか考えていて、結局自分が話せる日本語で話そうと決めました」。もちろん全てではなかったのですが、丁寧に日本語で答える姿に好感度も上昇。「今だけじゃなくて、これからもサポーターの皆さんに応援してもらえる選手になりたい」純な言葉に応援する方も増えそうな予感がします。

ピッチにはみなさんが今季復活を期待する古賀選手の姿が。開幕に向けて調整のペースが上がってきています。ボールを蹴るトレーニングにも参加、ハードな練習に「いや?、サッカーってこんなにキツかったっけ」と苦笑いしながらもボールを蹴れる充実感に満ちているようです。
明日も10:00より日立台でトレーニングです。
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さて、たくさんの皆様にご来場いただきました新体制発表会&サポーターズカンファレンス。寒い中本当にありがとうございました。議事録は近日中にアップいたします。もうしばらくお待ち下さい。
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2010年1月23日

船出

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担当:大重正人

今日は、2010年最初の大きなクラブ行事、新体制発表会&サポーターズカンファレンスを開催いたしました。1500人を超えるサポーターのみなさま、寒い中にもかかわらず、足をお運びいただいて、本当にありがとうございました。

今日の発表会に参加したのは、アルセウ、レアンドロ、吉原慎也、林陵平、田中順也、茨田陽生、川浪吾郎、エフライン リンタロウ、の8選手。
控室では緊張気味のルーキーズが多い中、話の中心にいたムードメーカーは、なんとアルセウ選手でした。「ナンサイ?」とみんなの年齢を聞いてまわり、アルセウは?と逆に聞かれると「ニジュウニ!」と日本語で返事。「25でしょ!」と田中選手が突っ込むも、「顔はニジュウニ」と言って、かわいらしい顔で周りをなごませていました。

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残念ながらこの場に来られなかった渡部博文選手。あいにくのインフルエンザで欠席でしたが、そのかわりメッセージをご紹介しました。
「専修大学から来ました渡部博文です。今日は、皆さんの前で挨拶できず、とても残念です。レイソルには2年前から強化指定選手としてお世話になっており、強い縁を感じています。
今年はJ1昇格のために自分の持っている全ての力、チームに貢献したいと思います。その為にもチーム、サポーターの皆さん一丸となって戦っていきましょう。一年間応援よろしくお願いします!」

まずは、ネルシーニョ監督から、今年のスローガンの発表です。

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Vitoria。英語でいえばVictory。ポルトガル語で「勝利」という意味です。監督がこの言葉に込めた思いを語ります。「すごくシンプルな言葉だけど、これを手にすることは簡単ではない。まずみんながそれを自覚しなければいけないのです。そして『勝つこと』に慣れて、勝利とともに生きていこうという気持ちで決めました」。ここで監督が粋だったのは、「ここにいる皆さんで『Vitoria』と声に出していってみましょう」と呼びかけたこと。司会の岡田亜紀さんの音頭で「ヴィトーリアッ!!」と2回。場内をたったひとつのアクションで、ググッとまとめあげました。やはり百戦錬磨のネルシーニョ、闘いの厳しさを訴えつつ、「チームとサポーターが一致団結して闘えば、必ず成功できる」という暗示をかけられましたね!!

続いて選手たちが壇上へ。8人もいれば、個性もバラバラで言葉の節々にいろんな性格が見えてきます。吉原選手は落ち着き払ったさすがの経験者、さわやかナイスガイの林選手、意外と緊張していた田中選手に、「歴代の選手は気にしないで、20番を自分の番号にしたい」とおとなしげながらすばらしい抱負で沸かせた茨田選手。

他の選手のコメントにうまくかぶせて笑いを起こした川浪選手、「今年はレイソルでたくさん試合に出る夢を見た」とまじめな一面ものぞかせたアルセウ選手、それよりももっと実直そうなレアンドロ選手、慣れない日本語で必死に言葉を紡ごうとしたリンタロウ選手。レイソルのためにチームに残ってくれた昨年からの仲間を合わせた31人が、輝ける未来を信じていま新しいスタートラインに立っています。

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第2部のサポーターズカンファレンスには、マッチデープログラムなどに執筆いただいているフリーライターの鈴木潤さん、そしてチバテレビでの試合実況やDVDナレーションなどでご活躍中の桑原学さんが加わってのディスカッション。
・J2降格に至った2009年の反省
・移籍選手の経緯
・J1復帰へ向けたチーム作り
・スタジアムのホームビジターの分離
・ホームタウンとの関わり
などが主な議題となり、意見交換を行いました。最後にはサポーターの方から直接ご質問をいただき、その場でお答えさせていただきました。議事録については、来週早々にホームページとモバイルで掲載する予定ですので、いましばらくお待ちください。

最後に、本日ご来場いただいた皆様に選手一覧表を配布致しました。そのなかで選手のポジションについて訂正がございます。FW澤、MF大津、FW田中、FW工藤、MF山崎でポジション登録する予定となっております。この場を借りましてお詫び申し上げます。

2010年1月22日

寒さが戻ったなかで

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担当:石本瑞奈

つい昨日までは、冬とは思えない暖かい日々でしたが、今朝、グラウンドへ向かおうとして事務所を出たら、冷たい風が吹いていました。これが普通だと思うのですが、ここ数日の暖かさに慣れた身としては、ちょっと辛かったです。

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練習は午前練習一本。今日は今週すでに2度やっている、1000mを6本走る長距離走のトレーニングをしていました。3回目の今日は、フィールドプレーヤーだけが走りました。
チーム始動後に乳酸値測定などを見て、選手の数値に合わせた組み分けを行い、それぞれの選手に合ったメニューで長距離を走ります。一定のペースを保って走るトレーニングなので、自分のペースで上げたり下げたりすることはできません。選手にもよるのでしょうけれど、自分のペースで走れないというのは、けっこう疲れるものらしく、苦しいトレーニングではあるようです。
北嶋選手のいるグループは、北嶋選手を中心にみんなで励ましあって走っていました。6本目を走る時など、「みんな、頑張ろう!やるぞ!」という掛け声が。終わった後は「みんなありがとう!」苦しい練習を力を合わせて乗り切る雰囲気が伝わってきました。

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ゴールキーパーは別メニューでシジマールコーチのおなじみ特訓風景。キックを受けるだけではなく、バーを立ててゴムを結び、ジャンプしてからキャッチするなど、いろいろなバリエーションでトレーニングしています。「もしかしたらフィールドプレーヤーと一緒に走るメニューの方が楽だったかも」というくらい、厳しいようですが、4人とも集中して黙々とトレーニングしていました。最後尾を守る重責を担うポジションだけに、日々厳しい研鑽は続きます。

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練習後、今日は村上選手が記者の取材を受けていました。「今年は、今までよりもっとチャレンジして、自信をつけたい。自分の長所を生かして、欠点に関しては修正できるようにしていきたい」と意気込みを語りました。今年を「飛躍の年」と位置づけている村上選手。もちろん、J1昇格が第一の目標ですが、個人でもさらなるレベルアップを目指しています。

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去年、ケガで苦しむことが多かった澤選手は、「今年はケガなく試合に出たいので、今はそのための体作りをしています」と、コンディション作りに余念がありません。昨季の終盤、献身的な動きでチームに貢献した澤選手。今年はベストの体調を保ってチームに貢献したいと話していました。

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午後からは、桐畑選手がイヤーブックの取材で、クラブスポンサーのサッカーショップKAMO柏店を訪れました。サッカーが大好きな河辺店長にいろいろお話を聞いています。最近、トークで独自の才能を発揮している桐畑選手ならではの取材になりました。ご協力いただいたショップの皆さま、ありがとうございました。

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そして、今日はもうひとつ、アカデミーコーチ4名が学校訪問「レイソルしま専科」で酒井根東小学校を訪れました。3時間目に1?3年生、4時間目に4?6年生を対象にし「サッカーと触れよう」をテーマに授業を行いました。低学年では主にボールを使った遊びを紹介し、体を動かす楽しさや仲間と協同する大切さを伝えます。
昨日の天気とうって変わり強風で砂ぼこりが舞う中、増本コーチは女子を担当、一方男子池田コーチが担当。いつもの先生と違う人が教えるので、どの子達も真剣に話を聞いています。
池田コーチはこう話します。「メニューは「ボールを手で運ぶリレー」や「2人で手をつなぎ、手を離さず3個のボールをドリブルすること」など一見簡単そうに見えるものです。でも、実は「速さを競う」のではなく「同じチームの友達を応援できたか」「ペアを組んだ仲間と助け合えたか」技術の向上ではなく考える力の向上ににポイントを置いています」。

殆どのメニューが学年を混ぜて行い、高学年の子が低学年の子に声をかけサポートしながら、ゲームが進んでいき、学年を超え自然と「和」ができていきます。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、小学1年生の女の子は「もっとやりたかった?」と残念そうに話してくれましたが、レイソルではこのような活動を通じて、1人でも多くサッカーの楽しさや素晴らしさを感じてもらえたらと願っています。また同時に訪問した学校など「レイソルにかかわる仲間づくり」を目的にこれからも活動していきます。

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2010年1月21日

年に一度の

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担当:河原 正明

朝7時過ぎに起床、すぐに窓の外を見やる。曇り空の下、雨が降った跡が路上に確認できた。気温も・・・生暖かい・・・思わずニヤリとしてしまう。

通常の感覚であれば「変」なのでしょうが、年に一度のこの日は特別。今日は全体集合写真の撮影日なのです。飯村カメラマンも8時30分には到着するや否や「今日は撮影には最高ですよ!」と一言。実は、あまりに好天だと朝の時間の撮影は逆光となってしまうのです。お互いにホッとしたのもつかの間、すぐに広報スタッフ総出でイスを並べてカメラテストと撮影準備にかかります。

撮影予定時間の9時30分には、選手、スタッフが集合。今年は一人も欠けることなく、全員揃って撮影することができました。今回の選手の配置は「選手のキャリアや年齢など熟考を重ねました」大重広報の自信作。出来上がりは今季の公式写真として様々な雑誌などで皆さんお目にすることでしょう。

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その後選手はトレーニングへ。フィジカルトレーニング中心のメニューをこなしていました。その頃我々は、午後の個人写真撮影の準備に。今日は併せてイヤーブック用の撮影やポスター撮影などもまとめて一気に撮影の強行スケジュールなのです。


顔写真撮影も順調に進み、後半にはポスター用の写真撮影を。すでに近藤選手のブログでネタバレしていますので(ドゥ早すぎだよ!)今年はDF陣、中でも屈強なCB4人を起用したものになる予定です。その模様を見ていたファン通訳が「完全封鎖、2010だよね」と話すように、10年前を知っている人には懐かしい洪明甫、薩川 了洋、渡辺 毅の3人のディフェンダーを起用した「あの頃」のポスターを彷彿させますね。
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今回の撮影前にモデルになって欲しいとパク選手に話したところ二つ返事で「OK!」。「ま、俺は韓国ではいつもモデルだったからね。レイソルは(俺を起用するのが)遅いんだよ?(笑)」と上機嫌!
当然撮影でもノリノリ、自分の携帯電話を2つ取り出して写真撮影してもらい、小林選手も近藤選手も携帯でパチリと。おかげでファン通訳は3機で交互に撮影するハメに。それでも4選手には気持ち良く撮影に協力していただきました。このポスターや広告素材は、今シーズン様々なクラブ広報で露出する予定ですのでお楽しみに。

さて、今日新たな選手加入のお知らせをいたしました。エフライン リンタロウ選手、18歳の将来性豊かなストライカーです。すでに昨季より練習にも参加経験があり、今季はチーム始動と同時に練習に参加していました。高校入学時に家族とともにブラジルから日本に渡り、岐阜県にある安達学園中京高校に入学。サッカー部では高校生の地域対抗戦の東海選抜や、JFA選抜のトレーニングキャンプに参加など注目を集めていた選手です。持ち味は、シュート力に加え、クリスチャーノ・ロナウドのような、左足でのソフトなボールコントロールです。
祖父と祖母が日本人の日系三世で、日本での生活は5年目となり「日本語はだいたいOK」とのこと。明後日の新体制発表会でお披露目となりますので、皆さん第一声にもご注目を!

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2010年1月20日

土台作り

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担当:石本瑞奈

昨日から、晴天に加えて日中は暖かく、練習するにも見学するにも過ごしやすい日になっています。今日はグラウンドコートを途中で脱いでしまうくらい、暖かかったです。ただ、こんな日も明日くらいまでだそうで、その後はまた寒くなるとの予報でした。

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今日は二部練習の日で、午前は朝9時から1000mを6本、ひたすら走るだけのトレーニングでした。撮った写真を何枚か見てみると、みんな結構苦しそうな表情をしているなか(6000m走るわけですから当たり前なんですけど)、山崎選手の涼しげな顔が印象的でした。本人に聞いてみたところ、「そんなことありません。きつかったですよ。でも、苦しい時になんとかリラックスしようとして、こういう顔になったんだと思います」とのこと。苦しい中でも走り続けるために、自分なりの方法を考えていたのでした。

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午後はボールを使ったトレーニングが行われました。ゴールに見立てたコーンを使って、そこにワンタッチでボールを入れて、味方が受けられればゴールとみなす練習でした。
少ない人数で、狭いスペースなので、動き出しやサポートなどいろいろ考えなければボールは回せません。体だけではなく、頭もかなり使う練習です。2つに分かれたグループを、一方は井原ヘッドコーチが、もう一方は布部コーチが見て、全体をネルシーニョ監督が見守っていました。

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練習後、選手たちに話を聞いてみました。新加入の林選手は、「楽しかったですけれど、同時に頭も使いました。ただ、これまではポゼッションの練習がけっこう多かったので、メニューは違いましたけど、ついていけないということはありません」と、頼もしい言葉がでました。

工藤選手も、「自分は頭を使うことを無理に意識するというよりは、考えながら体が自然に動いてくれました。攻守の切り替えも含め、やっていて楽しくて、充実した練習になりました」と、こちらも頼もしい発言が。選手たちにとって、充実した練習になったようです。

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今年からレイソルのコーチに就任した布部コーチにも話を聞きました。
「チームの雰囲気が良くて、選手のまとまりがいいというのがここに来ての第一印象です。チーム始動の日の挨拶でお話しましたが、『選手がレベルアップできるように、全力を尽くして毎日取り組んでいきます』という思いでやっています。選手たちが気持ちよく、質の高い練習ができるように心がけています。」
この言葉通り、元気な声で選手たちにアドバイスを送っていました。

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練習の終わりに記者の取材を受けていた栗澤選手は、午前のトレーニングメニューである1000m×6について聞かれていました。「確かに走るのはきついけど、自分はこの時期にしっかりと土台を作っておきたい」と走りこみの大切さを話していました。
途中、W杯の中断があるとはいえ、一年間を通してサッカー選手には「走る」ということがついて回ります。ギリギリの争いになった時、ボールを奪うための、または失わないための最後の一歩を、相手ではなくレイソルの選手が踏み出せるように、この時期は体を作っていきます。

今はまだ、できるトレーニングが限られています。スタッフは選手たちのコンディションを確認しながら、ケガのないようにメニューを組んでいます。その中で、日々充実した練習ができている、そんな雰囲気があります。このままキャンプが終わってシーズンに入る時に、誰もケガ人がいなくて、監督がメンバー決定に頭を悩ませる、そんなシーンを想像しながら、それが現実になるように祈っています。

今日はアデバヨ選手の東京ヴェルディへのレンタル移籍のお知らせを出しました。去年の今頃は、当然のことながらまったく日本語が話せなくて、選手やスタッフとは英語でコミュニケーションを取っていました。でも街でバッタリ会うとニッコリ笑って挨拶してくれたアデバヨ選手でした。シーズンも深まる頃にはかなり日本語が上達して、選手にはしきりに日本語で話しかけていました。「ナンデモチャレンジネ!」と言いながら、クールダウンの時に山崎選手にしきりに話しかけていたのを覚えています。まだ19歳。母国とは何もかも違うだろう日本でこれからも頑張るアデバヨ選手。いつか公式戦に出場する日を楽しみにしています。

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2010年1月19日

来ました!

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担当:大重正人

昨日、今日と1月にしては暖かいお昼でした。選手たちは少し身体を動かすと汗が出てくるような日光を浴びながら、午前中のトレーニングに臨みました。今日は、二手にわかれ、先日の筋力測定が未消化だった若手グループは室内スタートからランニングへ、すでに終了した主力選手12人はボールを使いながらの4対2など。猛然とボールを追いかけるフランサ選手の気迫がすごく、大谷選手はビックリしながらも笑顔で称えていました。

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復帰したばかりの古賀選手は、古邊フィジコのマンツーマンでサーキットメニュー。「もう、キツイよ?」とばかりに絞られていましたが、これでみるみるコンディションは上がっていくでしょう。もう一回り絞れたらベスト!という感じのアルセウ選手もメニューを徐々にこなしています。そして、今日は、レイソルサポーター皆さんが一心に期待を寄せる新外国人選手が日立台に!

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レアンドロ・ドミンゲス選手です。昨日来日したばかりですが、今日の午前からさっそくトレーニング。時差ぼけや疲れもあるでしょうし、ランニングを中心にした軽いメニューでした。短い時間でしたが話も聞けました。

「レイソルには、ブラジルでも有名なネルシーニョ監督、フランサがいて、アルセウのことも知っていました。それがレイソルでプレーするモチベーションにもなりました。自分の持ち味は、前線への絡んでいくプレー、ゴールに向かって勝負するプレーを見てほしいです。」見た目は細く引き締まってスピードがありそう。正式なお披露目は、土曜日の新体制発表会になります。

また同日に行われるサポーターズカンファレンスへの質問・疑問を募集いたしました。数十通におよぶメールをいただきまして、誠にありがとうございました。サポーターの皆様がレイソルに向けて抱くわからない部分や疑問などを少しでも明らかにし、J1復帰を懸けて戦う一体感を共有できるような場にしなければ!という思いです。23日土曜日の午後6時45分スタート(開場は同15分)、寒い夜ではありますが、どうぞ柏市民文化会館へお集まりください!

最後に、今シーズンの開幕カードが発表されました!
3月7日(日)、我らがホーム日立台に大分トリニータを迎えてのオープニングマッチです。
第2節は14日(日)アウェイでの栃木SC戦です。
両試合のキックオフ時間、また3節以降の日程は2月3日に発表予定ですので、お楽しみに?

2010年1月18日

始動4日目

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担当:河原 正明

朝9時。凛とした空気の中、選手たちがピッチで集まります。今日は施設休館日ということもあり、見学される方も、取材陣もいない静かな練習開始でした。
午前練習は6000m走のフィジカルトレ。昨年はグアムキャンプで第一回目を行ったのですが、今年はまだまだ寒い日立台でスタートを。事前に計測した走力で5グループに分かれ、それぞれ設定された時間で1000mずつ走っていきます。
 
 今回のトップグループは菅沼選手と田中選手に林選手の新加入組。走力に自信のある3選手、伴走する古邊フィジコも「ミノル早いよー」と言うようにやや飛ばし気味でも、余裕で走りきりました。
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 中でも林選手は持久力には自信があるそう。「昔から得意だった?」と訊ねると「いや、(明治)大学で鍛えられました!」と、意外にも走力の源は大学時代に生まれたものだそうです。
一昨日ふと手にした87回天皇杯の大会パンフレット、そこには明大・林、順天堂・村上&田中選手の顔が。その3選手が軒並み走力テストで上位を占めるのも、もって生まれた素質以外にそれぞれ大学時代に何か秘訣があるのでしょうか?気になりますね。

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2部練習の合間には日立台通信の取材を。今年より始まる対談形式でのインタビュー、第一弾は北嶋選手に小林祐三選手です。先に部屋に入ってきた小林選手、なぜかライターの方と「ミニ四駆」の話で盛り上がり、そこへ遅れて登場した北嶋選手も「俺も第一世代だよ」と負けじと喰いついて来て対談スタート。オフの過ごし方や両人のブログの話など、先ほど更新されたキタジブログには「雑談状態」と書いてありましたが(笑)、一方ではしっかりと今季に向けての抱負や、個人の目標を話してくれましたのでご安心を!ま、「終始なごやか雰囲気で進んだ対談」ということです。その後の表紙撮影までとにかく楽しい取材でした。この内容は2月上旬発行のファンクラブ会報誌、日立台通信に掲載予定です。

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 午後の練習後は同じく日立台通信でネルシーニョ監督のインタビューを。こちらも詳しい内容は日立台通信の発行をお待ちいただくとして、今の時期に何をやらないといけないのかしっかりと課題を把握して日本に戻ってきています(当たり前ですが)。まずはグアムキャンプまではコンディションを上げることに重きを置きつつも「パフォーマンスの向上を、もっともっと強く要求していく」と厳しい答えも。
実際に今日の午後練習も、最後はパスの質の向上を狙ったメニュー。狭い場面でのショートパスのトレーニングを延べ1時間近く行いました。その結果には「レベルの高い、気持ちの篭ったプレーを見せてくれた」とここまでの選手の出来には満足そうでしたが、明日からもフィジカル中心の厳しいメニューが続きそうです。
明日は、見学もできますのでお時間のある方は日立台にお越し下さい。
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2010年1月17日

本日も晴天なり

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担当:石本瑞奈

連日寒いですが、よいお天気が続いています。もうすぐチームの全体写真、選手の顔写真などを撮影するのですが、その日も撮影日和だといいなと思ってしまいました。(本当は外での撮影はあまり晴れすぎると撮りにくいので、その日は薄曇で・・・)

そんななか、本日は何名かの選手が筋力テストなど、室内でのトレーニングを行いました。
そして、それ以外の選手は外でのトレーニング。

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まずはおなじみのキーパー陣。メンバーは2人入れ替わりましたが、私がレイソルに来た1年前、シジマールコーチの猛特訓を4人がしっかり受けていたのを見ていたので、やっぱり4人というのがしっくりきました。「キリ?ラスト?!!」という元気な掛け声を聞くと、本当にシーズンが始まったんだなという実感がわきました。

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フィールドプレーヤーで、ボールを使ったトレーニングをしていたのは主に若手でしたが、そんななか、元気よく加わっていたのがこの人でした。

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若手に混じってもなんら違和感がなかった北嶋選手。今年も「キタジゴール」頼みます!

そしてもうひとり、今日から練習に合流したアルセウ選手。去年、私はイヤーブックの制作を終えて鹿児島キャンプに向かったのですが、ちょうどその日に怪我をして、夜ホテルで会ったら松葉杖姿になっていました。それでも気丈に「こんにちは」と笑顔で挨拶してくれたことを覚えています。あれから約1年。今年こそ、1年間ケガなく元気な姿でピッチを駆け回って欲しいです。

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午後からはイヤーブックの取材が始まりました。例年のことですが、キャンプ出発までの短期間に取材を終えなくてはならず、かなりバタバタします。でも、サポーター・ファンの皆さんがとても楽しみにしてくださっているので、それが励みです。
15日の始動日には、選手名鑑に載せる写真を選んでもらったり、アンケートに答えてもらいました。

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今日は個別のインタビュー取材です。まずはパク ドンヒョク選手。昨シーズン、選手では先陣を切って残留を表明してくれました。レイソルに対する熱い思いがあります。それだけではなく、パク選手の知られざる?または、知る人ぞ知る?素顔もよく分かるインタビューになりました。

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続いては栗澤選手。昨シーズン、フィールドプレーヤーの中ではNo.1の出場試合数を誇った栗澤選手ですが、「疲れはありません」と頼もしいひと言。今年もチームのために奮闘してくれそうです。

最後は大津選手。私は立ち会えなかったのですが、インタビュアーが「いいインタビューになりました」と喜んでいたので、期待してください。

そしてお知らせがあります。今日、練習スケジュールに一部変更が出ました。20日(水)の練習が、二部練習になりました。午前練習の開始時間も9時に早まっています。見学予定の方はご注意ください。なお、明日は施設休館日のため、一般の方の練習見学はできませんので、予めご了承ください。

2010年1月16日

走る

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担当:大重正人

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今日もすばらしい青空がひろがりますが、変わらず厳しい冬の寒さ。選手たちは、乳酸値測定に臨みました。階段を一気に上ると筋肉が固まるような痛みを感じると思いますが、あれは血中の乳酸がたまることで引き起こされます。90分間走り続けないといけない選手たちにとって、持久力・スタミナを探る指標のひとつとなります。5?6人のグループに分かれ、最初はゆっくりしたペースから、徐々にスピードアップ。1000メートルを走るごとに血液採取して、数値測定。これを4?6回繰り返します。

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かじかむような冷たさの中、指先にブスッと差される針。選手たちは泣き出しそうに「イタッ」と顔をゆがめます。酒井選手の指先からは、ブシュッと噴水のように吹き上がるハプニング。採取担当の宮本マネージャーは、「こんなの見たことないよ!」とあまりの噴き出しようにビックリ。9時半から30分ごとに6組に分かれての測定。トレーナーやテクニカルスタッフはコートを着こんで、トイレも我慢しながらの3時間、本当にお疲れさまでした?

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その最中、人工芝グラウンドから、子どもたちの勇ましい掛け声が。「ウォークライ」ってご存知でしょうか。ラグビーのニュージーランド代表オールブラックスで有名ですが、チーム全員で、手を叩いて、足で地面を踏みながら、大きな声で気合注入する、NZ伝統の舞踏。実は15日から18日までニュージーランドの少年サッカーチーム「ウィナーズ」が来日。レイソルU-12、長生FC、流山翼の3チームとサッカー&ホームステイ交流に来ています。明日の午前は、日立台で長生FCをのぞく3チームの混合ミニゲーム大会を行いますので、トップチームの練習の合間に、どうぞご声援ください。

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トップチームのトレーニングですが、日曜日は時間を区切りながら、ほとんどの選手が室内での筋力測定→30分ほどの軽い運動です。また昨日の広報日記で「室内のみ」とお知らせしましたが、一部選手は室内筋トレのあと、ピッチでボールトレーニングをおこないます(予定では、渡部、北嶋、林、工藤、茨田、武富、山崎、仙石、比嘉、酒井)。GK陣もピッチに出る予定ですので、あわせてお知らせいたします。

そして、最後にモバイルレイソルクイズ「レイクン教授と不思議な日立台」のオフシーズンスペシャルの第3問を発表しました。そのヒントを載せます!!詳しくはモバイルレイソルへアクセス!
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2010年1月15日

はじめの一歩

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担当:河原 正明

抜けるような青空の下、2010年の柏レイソルは再出発の道を歩みだしました。サッカークラブにとっては始動日の今日は元旦のようなものです。改めまして、みなさま今年もよろしくお願いいたします。

さて、練習前には全選手・チームスタッフ、さらには我々フロントスタッフも全員参加しての『結団式』がスタジアムで行われました。

冒頭、河西 晋二郎社長より「ここにいる全員に課せられた使命であるJ1復帰を、必ず果たそう」との挨拶がありました。小見統括ダイレクターの挨拶に続き壇上にたったのはネルシーニョ監督。

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まずは「モチベーションを高くして日本に戻ってきた。去年と同じメンバーに加えて新しい選手で戦えること、選手・フロントスタッフの協力にお礼を言いたい」と感謝の気持ちを述べました。
「今日からJ1に戻る準備をする。レイソルはただの『チーム』ではいけない。高いクオリティとメンタルを持ち、一丸となって戦い勝利するプロの集団とならなければならない。そのためには厳しく要求もしていくが、私はJ1復帰できると強い自信を持っている。みんなで力を合わせて良いシーズンにしよう!」と今季を戦う上での信念を指揮官は、力強く宣言してくれました。
公式HP上のフォトギャラリーでも紹介していますが、その後は新加入スタッフ・選手の紹介があり、全選手からも一言ずつ決意表明を。全員で今季を戦い抜き、J1へ復帰することを確認して約30分で終了しました。
その後早速全体練習へ。残念ながら古賀選手が体調不良、またアルセウ選手とレアンドロ ドミンゲス選手は入国手続きの関係で、さらには昨年足首の手術を終えた澤選手は別メニューで今日の練習には参加できませんでしたが、それ以外の選手は全員揃ってのスタートとなりました。


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まずはじめに円陣になって監督の訓示から練習開始。その後軽くランニングなどで今日は終わるのかな・・・と予想していましたが、のっけからボールを使ってのドリブルジョグ!さらにはリフティングやパス交換など今年から新しくなった公式球「ジャブラミ」に早く慣れさせようとの狙いのメニューをこなします。
実はエドゥフィジコは昨シーズン最後の全体ミーティングでは「オフは休むことが大事。でも始動日からしっかりと体を動かせるように、1月からは有酸素運動筋トレは欠かさずにやってきて欲しい・・・」との指令と選手別に細かいメニューを全員に課していたのでした。

始動初日です。でも当然体の基礎はできているだろうと、続いてもパスとダッシュ系のメニューを繰り返し行います。コンビを組む古邊フィジコも「おい○○!海外で自主トレやってきたんだろ?!」と激を飛ばします!

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一方でGK陣は既に4人揃ってのトレーニングをしていたこともありますが、早くもフィールド陣とは別におなじみのシジマール塾が開講されていました。スタッフ挨拶で「今年『は』キビシイヨ!(笑)」と宣言をしていた通り、シーズン中と変わらぬメニューに取り組んでいました。

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オフ明けの練習の最後は15分間走。先頭を切って走っていたのは新加入の林選手。さらには同じく(一応新加入の)田中選手に武富選手、そして「去年以上に走りまくります!」と宣言した村上選手らが追随していきます。最後は田中選手が先頭に立ち、16分近くまで走りこんでようやくこの日のトレーニングは終了。予想以上に飛ばしてのスタートでした。

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J2リーグを戦う上で、何よりも求められるもの。それは「昇格」という結果であることは間違いありません。「去年は本当に悔しい思いをした。来年は絶対にJ1で戦いたい。そのために全力で練習から取り組みたい」そう話した大津選手だけでなく、どの選手からも今年にかける意気込み、気合といった全てがダイレクトに伝わってきました。
レイソルの2010年、いよいよスタートです。

明日からは測定系のトレーニングが続きます。なお、明日は5グループに分かれての総力測定となります。
全体での練習はございませんのでご注意願います。また、日曜日は室内での体力測定を行うため、屋外でのトレーニングはございません。残念ながら日曜日の練習見学はできませんので、何卒ご了承願います。
では今年も広報日記をよろしくお願いいたします。

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2010年1月13日

ついに

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担当:大重正人

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雨上がりの朝、空気が澄みわたって、透き通るような青空が広がっていました。養生シートがかけられて白銀だった練習グラウンドは、鮮やかなグリーンに色づき、スカイブルーとのコントラストがとても美しいです。ですが、冷たすぎる北風に吹かれて、身体が一瞬で凍えるほど。ロープをまっすぐにのばし、ライン引きに臨むエクイップコンビも、風に吹かれて、手もかじかんで、とても辛いコンディションでした。

しかし選手たちは自主トレにかわるがわる現れます。今季から新加入の渡部博文選手は、村上選手と並んで、風を切るようにランニング!!

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そしてGK4人衆が揃って……そうです、新加入選手もその輪に加わっていました。吉原慎也選手です。2009年は川崎フロンターレからジュビロ磐田に期限付き移籍、このたび完全移籍でレイソルに加入しました。J1で20試合、J2で144試合に出場した豊富な経験をもつ31歳。ピッチに立つ姿は風格があって、孤高な感じでしょうか。

しかしレイソルに寄せてくれたコメントは「レイソルサポーターの皆さんが持っている熱いハートは、外から見ていても十分に伝わっていました。今シーズンは皆さんに負けない熱く強いハートを持ち続け、これまでフロンターレ、ヴェルディで得た昇格経験を活かしてJ1復帰へ向けて精一杯戦います。どうぞ応援よろしくお願いします」と熱さあふれるコメント。敵チームとして対したレイソルサポーターの熱さを感じ取り、あらためて称えてくれた言葉は、サポーター冥利につきる嬉しいものですよね。J1昇格を願うサポーターのために、かならず力になってくれることでしょう。

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そして、近藤選手とフランサ選手の契約更改も発表しました。2人ともチームの顔ですから、みなさんの心配事が、またすっと軽くなったと思います。クラブハウスで会った近藤選手は、気持ちをこめてがっちり握手してくれました。彼のブログには「柏レイソルと契約を更新して晴れ晴れとした気分です。今年は年末にサポーターのみなさんと一緒に喜びの涙を流したいと思います」。NACK5で流した悲しい涙はもう見たくないし、結婚式で頬を濡らしたのと同じぐらいの感動と喜びにあふれた涙を流せるように。また同じ仲間で一年、ともに戦っていきましょう!

最後に、来週の土曜日、23日に開催するサポーターズカンファレンスで、チームに聞きたい質問や疑問、ディスカッションの議題となるような問題を募集しております。締切は18日の月曜までとなっておりますので、fans@reysol.hitachi.co.jpメールにてどんどんお待ちしております。

それから練習スケジュールですが、今季も原則1週間単位での発表となります。トレーニングメニューの変更を含めて、ギリギリまで正式確定しないこともあり、直前となってしまいますが、なにとぞご了承いただきますようお願い申し上げます。なお、15日の始動日については、午前10時から結団式を行い、10時半前後からランニングを中心としたメニューとなります。16日以降のスケジュールについては、15日に発表する予定ですので、いましばらくお待ちください。

2010年1月12日

何度でも

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担当:大重正人

久しぶりの雨の一日でした。にもかかわらず、練習場には元気な声が。自主トレにやってきた選手たちが、ひとつの輪になってボール回し。鬼になってボールを追う菅野選手のフットワークとキレはシーズン中かと思うほど鋭く、他の選手もそれに負けじと熱気を帯びたトレーニングです。

ウェイトルームには、大谷選手と橋本選手の姿が。橋本選手に母校・青森山田高校の話を向けると、「すごく惜しかったすね…」と残念そうな表情に。後輩にあたる背番号10の柴崎岳選手はレイソルの練習に参加したこともあり、「ガクちゃん」と呼んでいた大谷選手も決勝戦をしっかり見ていたそうです。おしくも優勝はなりませんでしたが、優勝した山梨学院高とともに、国立を満員にしたファンの心に焼きつくような、すばらしいゲームを見せてもらいました。

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大谷選手は栗澤選手らとグアムで自主トレをこなし、すこし浅黒い顔になって日立台に帰ってきました。練習を終えると「招待シート増やしたいんだよね」。昨年から実施してきた「TANI SEATS」は毎試合50組以上のご応募いただいて、幸運にも当選された方に「レイソルをもっと好きになって応援してもらいたい」という気持ちを形にして、1年間活動してきました。現在は2人組、3人組の5席分ですが、もう一組増やして「7席」ぐらいに。大谷選手の背番号も「7」ですから、ちょうどいいですね☆ まだ正式な数ではありませんが、決まり次第お伝えいたします。今季も多くのご応募、お待ちしております!

そして山根選手の、JFL・ツエーゲン金沢への移籍も決まりました。昨年の終盤は、どこか穏やかで、もしかしたら、もうやり尽くしたという充実感に満たされているのかとも思いました。でも、それは勝手な勘違いでしたね。。。今年の7月で34歳になるベテランも、プロサッカー選手でいられる幸せの方が上回っていたようです? 満身創痍の中、この試合で潰れてもいいと覚悟しながらの全力プレー。そして無念の負傷が続いていた近年でした。でも、もう一度身体を作り上げ、1年間通してプレーできるところを見せてほしいです。あのボール奪取の戦術眼はまだまだ通用するはず。レイソルのすばらしき一時代を作ってくれた功労者が、もう一度花咲かせるよう、一同祈っています!

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2010年1月 9日

そろそろ

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担当:大重正人

昨日、チームの始動スケジュールを発表しました。1月15日の金曜日が新しく一歩を踏み出す日、失ったものを取り戻す第一歩を踏み出します。12月5日の最終戦からあっという間のウインターブレイクでした。オフの間、あれほど冷え冷えとしていたクラブハウスに、少しずつ人の息と熱が戻ってきました。

今年から強化部スタッフとしてスカウティング業務などを担当する石川コーチは、丸井テクニカルスタッフから書類の引き継ぎ。
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ウェアルームでは、木村&假谷のエクイップメントコンビが、トレーニングウェアの整理。今季から背番号が変わる選手もいますし、月末のキャンプに向けても、準備を万全にしなければいけません。

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そして、フロントに届いたのは…
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今季Jリーグで使われる公式ボール「JABULANI(ジャブラミ)」です。これは6月に行われるワールドカップ南アフリカ大会でも使用されます。JABURAMIとは、南アフリカ共和国の公用語のひとつである“ズールー語”で「祝杯」を意味する言葉だそうです。カラーリングは南アフリカ国旗の配色ですよね。いろんなテクノロジーが注ぎ込まれ、これまでのボール以上にスイートスポット(芯)が拡大し、キック精度が大幅に向上。ブレが軽減され、雨天時のグリップ性も高まったそうです。たしかに手で触ると「キュッキュッ」と音がなりそうな肌さわりでした。

そして今日は7人の契約更新選手を発表しました。アルセウ、小林祐三、藏川、栗澤、澤、菅沼、村上の7選手。これまでもチームの主力として働いてきて、今季のJ1復帰にむけて一人たりとも欠かせない選手たちです。サポーターのみなさんも特に彼らの動向を気にされていたことは重々承知しておりました。ただ「契約」にかかわる人はたくさんいて、双方全員が納得して初めて締結されるものです。あと数選手の動向、期限付き移籍中の選手もいますが、いましばらくお待ちください。

火曜日は始動3日前でもありますし、多くの選手が自主トレにやってくるはずです。練習グラウンドは開放しておりますし、見学もできますので、日立台にお越しください。次回は火曜日の更新とさせていただきます。楽しい連休をお過ごしください!!

2010年1月 8日

旅立ち

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担当:大重正人

今日は、朝一番であの選手が!

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ロアッソ熊本への移籍が決まった南雄太選手が、フロント事務所に最後のあいさつに来てくれました。「レイソルで12年間やってこれたのは、会社のみなさんの支えがあったからです。すごく感謝しています。今年は日立台で試合ができると思うので、もう一度会えるのを楽しみにしています」。

そのあとは小林祐三選手、チェ・ファン通訳と一緒にランニング。この寒い中、取材に来ていただいたJ:COMの応援番組「レイソルタイム」の岡田亜紀さんには、サポーターに向けての言葉も話してくれたそうなので、今月下旬のオンエアーで南選手からのメッセージもお楽しみに!11日には熊本に向かって出発するそうです。今度は、熱き火の国の守護神として日立台に凱旋する日をみんな心待ちにしています!

本日、2010年シーズンの始動スケジュールを発表いたしました。今年のキャンプは、1月31日から2月13日まで、グアムでの2週間のみとなりました。それ以外はすべて日立台でのトレーニングとなります。これまでは1か月近く日立台を離れて、サポーターのみなさまは寂しい思いをされていたことでしょう。今年はトレーニング見学に来ていただけますので、今年は真冬ど真ん中の時期ですが、ご来場をお待ちしております。

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そして、明日からサッカーショップKAMO柏店さんに、レイソリスタコーナーがオープンします。レプリカユニフォームが50%OFF、アソシエイツ会員の皆様には、レイソルグッズ購入の際の5%割引も引き続き適用されます。ちばぎんカップチケットも1月21日から会員先行販売にて購入できますので、今後はKAMO柏店さんへの来店もどうぞよろしくお願いいたします。

北嶋選手のブログにもありましたが、今週末は結婚式ラッシュです! 挙式前日ながら筋トレに汗しながら「めっちゃ緊張しています」という村上選手をはじめ、近藤選手、木村正樹通訳、さらに山形に期限付き移籍中の小林亮選手、清水に復帰した杉山浩太選手も。成人の日が移動してから、この週末はサッカー界のウェディングゴールデンウィークです。奥様との新しい生活が幸せ多きものになるよう心からお祈りしています!おめでとうございます!!

最後に、来季の選手陣容について、近日中に新しく契約更改した選手を発表したいと思っております。非常に心配されていることと思いますが、今しばらくお待ちくださいますよう、お願い申し上げます。

2010年1月 6日

改めまして

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担当:大重正人

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昨シーズンは最後の最後まで身に沁みる熱いご支援を頂戴し、
誠にありがとうございました。
今シーズンはJ2での戦いとなりますが、1年でのJ1復帰を
必ずや果たすべく、クラブ一丸となって挑みます。
どうか本年も変わらぬご支援を宜しくお願い申し上げます。

というわけで、今日1月6日から、正式にレイソル事務所仕事始めとなりました。
改めまして、あけましておめでとうございます。
本年も【柏レイソル】へのご声援をどうぞ宜しくお願いいたします。

今日は2つ、良いニュースがありました。
栗澤選手の完全移籍加入!
去年はリーグ戦34試合中32試合に出場。出場試合数は菅野選手34試合、大津選手33試合に続くチーム3番目。出場タイムは菅野選手3060分に続く、2603分でチーム2位でした。レンタル移籍加入ながら、間違いなくチームにとって欠かせないピースになってくれました。ピッチを駆け回る献身さと運動量、攻撃でも守備でも周りへのサポートを欠かさず、相手に囲まれて苦しいときにでもボールを受けに来てくれることで、本当にチームメイトは助けられていると思います。まさに「水を運ぶ男」。彼がいてくれれば、中盤は安心です!

そして、U-12チームの全日本少年フットサル大会の優勝!
圧倒的なスコアで勝ち上がり、準決勝の鹿島アントラーズ戦を3-2で競り勝ち、決勝はまたしても7-0の圧勝!U-18、U-15と全国大会惜しいところでの敗退でしたから、三男がアニキの分までやってくれましたね?

それから「ちばぎんカップ」のリリースも流しました。今年は2月21日、フクアリで14時キックオフ!試合前日まで会員先行割引で購入できます。J1昇格への助走、しっかり決めなければいけませんね。また千葉県サッカー協会さんのホームページで、SAバック席 チケット20組(40名様分)のプレゼントがあります。ハガキ応募で1月20日必着ですので、お早めにご応募ください↓↓
http://www.chiba-fa.gr.jp/chibagincup/present.html

それでは、今日は短いですが、このあたりで。

2010年1月 4日

お知らせです

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担当:大重正人

みなさまにお知らせです。

小林祐三選手がオフィシャルブログを開設しました。下記アドレスからアクセスできます。ファッションや音楽など趣味多彩の祐三選手、いったいどんな内容になるのか、みなさんお楽しみに〜☆

http://ameblo.jp/yuzo-kobayashi/

Yuzo

2010年1月 2日

新年

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担当:大重正人

みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末には鎌田次郎選手のベガルタ移籍、加藤慎也選手のヴァンフォーレ移籍、そして薩川コーチのパルセイロ長野監督就任を発表いたしました。両選手については、また日立台での試合で会えるかもしれませんし、その時を楽しみにしたいと思います。それぞれ新天地での活躍を心から祈っております。年末年始に進んだ契約選手の情報につきましても、年明けにできるだけ早くお伝えしてまいります。

わたくし事ですが、昨日の元旦に、実家から東名高速を東上して柏に帰ってきました。途中のサービスエリアでは、グランパスの赤いユニフォームを着た方、その車を多く見かけました。決勝という大舞台にこれから臨むという期待感、高揚感、興奮が、真冬の強烈な寒さを忘れるほどに伝わってきました。

去年はレイソルも同じところにいました。ファイナリストとしてあの舞台に立てる幸せをもう一度味わって、いつの日か天皇杯をかかげるキャプテンの姿を目に焼き付けたい。一からの出直しですが、この美しくそびえたつ富士山のように、高く大きな目標をもって、新しいシーズンを迎えたいと思います!

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最後にお知らせです。バーモントカップ 第19回全日本少年フットサル大会にU-12チームが千葉県代表として参加します。1月4日9時45分からvs金沢南ジュニアサッカークラブ、同じく17時15分から窪田フットボールクラブとの予選リーグ。勝ち上がれば5日、6日にも順位決定戦があります。駒沢体育館での応援もどうぞよろしくお願いいたします! フロント事務所の仕事始めは6日からとなります。