2016年3月27日

勝利届かず

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担当:大重正人

またしても、勝利まで一歩届かない。ゴールに迫れども、どうしてもゴールラインを一歩割れない。日立台のサポーターみなさんに喜んでいただける結果、勝利をお届けすることができませんでした。

ここまで、毎試合2失点を喫していた中、レイソルは前半の失点が多く、ベガルタは逆に前半20分までの得点が多い。まずはその前半で、どちらが優位に立つか。「セットプレーでは複数の人間で競る(大谷選手)」といったチームの約束事を守るなど、レイソルの守備は非常に意識と集中力を高く保って、しっかりと無失点に抑えました。攻撃面でも優位に立ち、ベガルタが自陣でしっかりと守備を固めたこともあり、レイソルがボールを長くキープし、左右や縦にもパスをつなぎながら、相手陣内へと攻め込む時間も長くありました。

しかし何度かあった決定機を活かすことができません。「コンビネーションは決して悪くないけれど、最後の決定機で外しているシーンが多い。前半も後半もチャンスはあったのに、そこを決めきるという所で、チャンスに対して『もぎ取るんだ』という意識を、どのポジションの選手も意識を高く持ってやっていかないといけない。チーム全体で攻めるスタイルだから、どこにチャンスがやってくるかわからないし、そのチャンスを決めきるということに責任感を持ってやっていきたい」(田中順也選手)

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「ボールは持てているけど、途中からはボールを回させられているという感じだった。前半は良い感じに回してシュートまでいけていたが、その何度かあったチャンスを決められず、そのうちに相手が自信をつけてきて、パスが横に回すだけになって、相手はカウンターを狙うという形になっていた。前半はしっかり守れていたし、やっぱりチームでチャンスをしっかり決めないといけない」(増嶋竜也選手)

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3月の日立台のベガルタ仙台戦。マスが懸命に守備に走っている姿を見ていて、昨年のことが思い出されました。左ひざ前十字靭帯損傷で全治7ヶ月の大ケガ。今夜放送される、チバテレビ「ライジングレイソル」のインタビューでは、「あの付近に立つと、当時のことがよぎります」と胸の内を明かしました。それでも今日の試合後は「ちょっと思い出すところもありましたが、試合に入ったら集中していたし、克服というか、ひとつ乗り越えられた気がします」。苦しい1年を乗り越えて、また魂のこもったプレーでレイソルに勝利をもたらしてくれることでしょう。

2011年のJ1優勝を知るメンバーたちは、強いチームとは、勝つチームとはどうあるべきかということを、身をもって知っています。今週のマッチデープログラムインタビューで桐畑選手も強く話していましたし、前述の田中選手や増嶋選手、また大谷選手や栗澤選手といった経験者たちは現状の自分たちに厳しい言葉を放っています。そうしたものを後輩たちにいかに伝え、チーム全体で共有していくのか。「もっと要求しなければいけない」という言葉が良く聞かれますし、今日の最年少の中山選手も言っていました。そうした要求や言葉を伝え合うことをためらう必要もないでしょうし、しっかりと受け止め高めあう雰囲気を、ここ数年の選手たちはしっかり作ってきているはずです。「この状況を変えられるのは、自分たち選手」。キャプテンだけでなく、チーム全体、個人個人が意識を高く持ち、来る土曜日のサガン鳥栖戦で再出発のきっかけとなる勝利をつかまねばなりません。

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2016年3月26日

日立台でナビスコ仙台戦

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担当:大重正人

明日15時から、ホーム日立台で、ナビスコカップのグループステージ第2節、ベガルタ仙台戦を戦います。仙台は23日水曜日の初戦で新潟を1-0で破り、唯一の勝ち点3でグループBの首位に立っています。対するレイソルは、アウェイ福岡で、アビスパに2点の先行を許すピンチから後半に追いつき、勝ち点1を獲得。この2チームが2位、川崎と横浜FMが同じ勝ち点1で4位タイ、試合がなかった鳥栖と新潟が勝ち点0という順位表です。

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もちろんナビスコカップで決勝トーナメントに勝ち進むためにも、ホームでの勝ち点3は絶対ですが、それ以上に今季ここまでの公式戦5試合で未勝利のレイソルにとっては、大会を問わず、とにかく一勝、そしてそこから生まれる自信を積み重ねていきたいという大事な試合になります。

19日の新潟戦から指揮を執る下平隆宏監督にとっては、初めてのホームゲーム、日立台での初采配となります。「やっぱり自分にとっては大きなモチベーションになります」とホームでの初勝利へ向けて自然と気持ちも高まります。とはいえ、ベガルタ仙台が得意とするカウンターやセットプレーを押さえ込み、そして堅い守備を打ち破ることは簡単なことではありません。石川直樹選手、渡部博文選手、水野晃樹選手とレイソルでプレーし、選手たちの特徴を知っている選手たちの大きな存在もあります。

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下平監督は「仙台は堅守速攻というイメージ。前線には非常にスピードがある選手がいるので、自分たちが長くボールを持った時のリスクマネジメントは注意しないといけない。自分たちの課題はやはり守備面、とにかく失点を減らしたい。攻撃では自分たちがボールを保持して前進していくというところは成果が見えるので、それを継続してゴールをめざしていきたい」と試合に向けてコメントしました。

明日はナビスコカップということで、恒例の「ナビスコキッズイレブン」を開催します。シュートゲームとドリブルゲームに参加した方(お子様も中学生以上の成人の方も)には、田中順也選手が持っているナビスコのチップスターをプレゼント。また小学生以下の方には公式球レプリカ1号球、応募者全員に選手サイン入りレプリカ4号球が当たるプレゼントもあります。先着300名様、また開場から14時までのイベント開催とさせていただきますので、14時を過ぎましたらお席にて、ウォームアップへ飛び出す選手たちへの激励、応援をぜひお願いいたします!

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2016年3月24日

ナビスコ福岡戦

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担当:大重正人

またしても、2-2。3試合連続の2-2。ここ2試合とは異なり、前半に2点のリードを許し、磐田戦、新潟戦以上に厳しい展開を強いられました。それでも「自分たちのサッカーで点を取ろう!」と下平監督から送り出された選手たちは、ビルドアップから丁寧にボールをつないで前進し、中盤の大谷、茨田、小林選手たちがボールをキープ。縦パスやサイドへボールを動かし、アビスパを自陣に押し込みます。ボールを失っても、攻撃から守備への切り替え、プレッシングが非常に早く、相手に攻撃の糸口を作らせません。こうして、後半はレイソルがはっきりと主導権を握り、時間を進めていきました。

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後半10分、「武富を狙ったクロスでしたが、でもゴールへ向かうという気持ちがあったからこそ」と輪湖選手のキックがGKの頭上を越えて、ゴールネットへ。これで完全に息を吹き返し、20分には下平監督が伊東純也選手を投入。「相手を押し込んで、サイドで1対1になる場面が増えていたので、1対1に強い伊東を使えば、もっと制することができる」と、その狙い通りに右サイドから伊東選手がスピードに乗って、さらに攻撃の迫力が増します。

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そして32分、伊東選手のクロスを武富選手がヘディングで折り返し、バーに跳ね返ったところを田中順也選手が蹴りこんで、ついに2点差を追いつきます。のこり10分以上、勢いは完全にレイソルにあり、大津選手、中川選手と攻撃のカードを切って攻めたてましたが、最後の3点目が奪えず。ナビスコカップ、グループステージ初戦は勝ち点1という結果に終わりました。

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敗色が濃かった展開から、よく盛り返しましたが、後半が良かっただけに、やはり前半の試合運びが悔やまれます。下平監督は「前半、警戒していたセットプレーでやられ、さらにPK。ボールをしっかり動かして、主導権を握りつつあるところでの2失点。最悪というかとても痛い前半だった。この試合は失点を一つでも減らしていこうというなかで、また2失点してしまい、また今後への課題になりました」と試合を振り返りました。

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大谷選手は「細かい所や90分当たり前にやらなくちゃいけない所を、どれだけみんなが集中力を保ってできるか」。田中選手は「課題はやっぱりセットプレーです。でも新しいやり方が守りやすいと思っているし、そこは迷いなくブレずにやっていきたい」。この日のアビスパは180cm以上のフィールド選手が6人。体格で勝る相手に対し、チームとしていかに対抗していくかも大きな課題となっていくでしょう。

それでも、この2試合の試合後から比べると、選手たちの表情、言葉から前向きな様子もうかがえたのも事実です。輪湖選手は「今年は前半に失点してしまう試合が多いが、逆に言えば、そういった時にも立て直せる力が今年のチームにはある。後半に強いからこそ、前半を0点で抑えて、折り返すことが大事になってくる」。また今季初めてゴールマウスを守った桐畑選手も「後半はシモさんのやりたいサッカーができていたと思うし、あのサッカーを前半からやらないといけない。スコアが動いて、試合が動いていく中でそうなっていくのかもしれないけど、自分達が前半からもっと主導権を握ってプレーすることができれば結果も変わったと思う」。そして最後に「でも、思うだけでは変わらない。日曜日は勝ちにいきたい」と力強く決意のほどを話しました。

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次戦は、3月27日日曜日、ナビスコカップの第2戦のベガルタ仙台戦です。今日も平日のロングアウェイにもかかわらず、いつものサポーターの応援歌がレベスタにしっかりと響き、選手たちを後押ししてくださいました。いつも本当にありがとうございます。その応援に応えるためには、やはり勝利しかありません。日曜日の日立台、次こそ下平レイソルの初勝利をチーム、サポーター全員でつかみ取りましょう!

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2016年3月22日

ナビスコ初戦へ

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担当:大重正人

下平レイソルの初陣は、惜しくも終了間際に追いつかれての2-2ドロー。ここで代表Aマッチのため、リーグ戦は休止となり、ここからはナビスコカップへ。中3日で、明日はアウェイでのアビスパ福岡戦に臨みます。アビスパとは2011年以来の対戦となります。レベスタでの試合は田中順也選手、兵働選手のゴールで2-0と勝利しています。

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今回のナビスコカップ、ACL出場4クラブ以外の14クラブが、7つずつ2つに分かれてのグループステージ。レイソルが入るグループBは、仙台、新潟、横浜、川崎、福岡、鳥栖、柏の7チーム。この6試合で上位2位以内に入ると、ベスト8によるノックアウトステージに進出できます。

レイソルにとっては、1999年と2013年と2回、優勝を果たした思い出深い大会。下平監督にとっては1999年の大会で優勝カップを掲げ「ああいう思いは何度もしたいです」と当時を思い出します。「自分たちにとっては、リーグ戦もカップ戦も大事ですし、100%の力で獲りに行きたいと思っています。このナビスコで勝つことが、今のチームには必ずいい影響を与えるでしょうし、勝つことが自信になっていく。オリンピック組がいませんが、これまでもすごく頑張ってきて試合に出たいという気持ちが強い選手が明日の試合でやってくれるとポジティブに思っています」

リーグ開幕から4試合、2分2敗と勝利がないチーム同士の戦い。それゆえに勝ちたいという気持ちが激しくぶつかりあう試合になるのは間違いないでしょう。まずは立ち上がり、絶対に引くことなくスタートしなければなりません。「ここまでの4試合で毎試合2失点ずつしている。まずは自分たちが守備でやりたいこと、ベースとなるところを落とし込もうと昨日今日とトレーニングしました。相手の前線にはウェリントンという強烈な選手がいる。出場するかどうかわからないが、出て来たらしっかり対応していきたい」とまずは守備の意識、また攻撃とのバランスについてもミーティングやトレーニングを通して深め、下平監督のめざすサッカーが「徐々に浸透してきています」と選手たちも前向きに、明日の試合を迎えられそうです。

内容も大切ですが、何よりも結果。泥臭く、貪欲に、勝利と勝ち点3をつかむ。出場選手もサブメンバーも勝利のためにひとつになって、気迫あふれるそんな戦いをサポーターたちは待ち望んでいます!いい報告ができるよう、明日福岡へ向かいます。

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2016年3月19日

初勝利ならず

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担当:大重正人

立ち上がりの9分、新潟の田中達也選手に地を這うような見事なミドルシュート、先制を許してしまったレイソル。その後も前半は「新潟はとてもアグレッシブだった」と選手たちが相手の圧力を受けて、狙い通りのサッカーはほとんどできないまま前半を終えました。

それでも「よく1点で凌いだ」と下平隆宏監督は選手たちをロッカールームで迎え、そして同点、逆転への戦術を授けます。落ち着きをもとめ、ボールをテンポよくつなぎ、そして相手のスペースを突く。中盤の底、アンカーに入っていた秋野選手がビルドアップ時には、センターバックの中谷選手、増嶋選手の間まで降りることによって、サイドバックの今井選手、輪湖選手をより高い位置へ押し上げ、ボールの循環はスムーズに。相手を押し込み、徐々にリズムをつかんでいきました。

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そしてゴールは左サイドを駆け上がった輪湖選手の左足が起点に。14分には武富選手、27分にエデルソン選手と立て続けにヘディングシュート。上背がそれほど大きくない2人でしたが、相手DFの間に巧みにポジションを取り、そこへ輪湖選手からピンポイントのクロス。またエデルソン選手は途中出場、そしてセンターフォワードのポジションでの久々の出場で結果を出し、下平監督の采配も実り、レイソルが試合をひっくり返しました。

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残りは20分以上。相手の攻勢を跳ね返し続けながら、時折カウンターでの反撃を見せ、アディショナルタイムも5分に差しかかったころ、相手のパワープレーからゴール前にボールがこぼれて痛恨の失点。「またしても、勝ち点2を失ってしまった」と大谷選手も悔やむ引き分けという結果に終わってしまいました。

下平監督「最後の最後のところで、守りを固めるのか、もう1点を取りに行くのかというところを自分と選手たちとで詰め切れていなかった。2人がカウンターに出てのボールロストはもったいなかった。最後に自分の甘さや経験不足が出て、追いつかれてしまった」

大谷選手「2点のリードがなければ勝てないというチームではいけない。これから上をめざしていくなかで、いかに接戦をものにできるか。一番集中しなければいけない場面でいろいろミスが重なっている」

アディショナルタイム5分、あの時間まで凌ぎきって「勝った」と思った選手はいなかったでしょうが、いまのレイソルにとって、勝利、勝ち点3を獲るということは並大抵のことではいけないということを、あらためて思い知らされた95分の失点でした。2試合続けて1点ビハインドを逆転し、残りわずかまで勝利に迫ったことは、これからの戦いへの光明ではありますが、これを結果に繋がねばなりません。

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明日からは中村、中谷、秋野の3選手がU-23日本代表のポルトガル遠征へ。チームはここから2試合はナビスコカップ、アウェイ福岡、ホーム仙台と違う大会を戦います。新たな選手に出場のチャンスが巡ってくるでしょうし、4月以降の巻き返しのきっかけとなるような勝ち癖をつけるためにも、大事な試合が続いていきます。

2016年3月18日

明日初陣

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担当:大重正人

明日、下平隆宏監督率いる、柏レイソルが初めての公式戦に挑みます。日曜日からチームの指揮をとり、オフを挟んで5日間。下平監督がまず今週を振り返りました。

「月曜まで悪かった天気が、火曜からすごく晴れて、幸いにも雰囲気よくトレーニングができました。これまでのメンデス監督のサッカーから少し変えた部分もあるし、引き継ぐ部分もあるし、昨年までやっていた良い部分もありますし、いい所ばかりを取り入れるのは簡単ではありませんが。この1週間はそうして努力してきましたし、いいトレーニングができたという手ごたえはあります」

対するのはアルビレックス新潟。昨年までレイソルを率いていた吉田達磨監督が、この初陣に当たるというのは、偶然ではありますが、何かの縁を感じざるを得ません。「新潟はいまは連敗していますが、弱いチームではまったくありませんし、自分にとっては監督として初めてのゲームですし、相手をリスペクトして闘っていきます。お互いに知っている間柄だし、何か駆け引きをするようなことではなく、思いきり戦いたいと思います」

下平監督がサッカーについて話したのは、「ボールも人も大切にする。最初のミーティングで選手たちにそう話しました」ということです。さらに「ボールを大切にするというのは僕らのサッカーで本当に大事にしていることですし、人としても、いろんな国籍の選手やスタッフがいて、それぞれがいろんな経緯でこのレイソルにやってきたなかで、同じ志をもって、同じものを目指して行きたいし、ここにいるみんなを大事にしてやっていきたいということです」

下平レイソルには新たに加わった、布部ヘッドコーチの大きな存在もあります。「ネルシーニョ時代から去年まで、僕よりも長くトップチームの経験がありますし、彼には落ち着き、経験があり、布部が来ることは僕の希望でした。ポルトガル語を話せるので、ブラジル人選手やスタッフともコミュニケーションがとれますし、今回サポートしてくれることになったので本当に助かっています」

そして選手たちも下平監督との縁やゆかりの深い選手たちが多く在籍しています。「大谷のように現役時代に一緒にプレーした選手とまたこうして同じチームになるのは感慨深いことですし、スカウト時代には、鎌田や田中順也、大津にも関わっています。もちろんアカデミーで指導した選手が多くいて、関わった選手がいっぱいいるので、ありがたいことだし、これからを一緒に創っていきたいという思いです」。

柏レイソルに長く深く関わってきた人間がここに残り、いまこうして再出発を図ろうとしています。サポーターの皆さんにおかけしております多くのご心配が、少しでも晴れるように。明日の新潟戦、さらに水曜日曜と続くナビスコカップにて一日でも早く、ひとつでも多く勝利をお届けし、一歩ずつ足元を固めて進んでいきたいと思います。明日からも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。

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2016年3月15日

下平レイソル

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担当:大重正人

日曜日からスタートした下平隆宏新監督による新チーム。オフ明けの今日火曜日から全選手による本格的なトレーニングがスタートしています。アカデミー時代から取り組んできたサッカーを、再びいかにトップチームに浸透させていくか。週末の新潟戦まで時間は限られていますから、トレーニングとミーティングを繰り返しながらの取り組みになります。そして夕方発表しましたが、布部陽功U-18監督が、トップチームのヘッドコーチとして復帰し、さっそくトレーニングにも参加しています。またU-18は永井俊太監督が率います。

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外国籍選手など、このサッカーに初めて触れる選手もいますが、選手の大多数が昨年、またアカデミー時代に慣れ親しんできたやり方やトレーニングですから、選手たちが混乱するようなこともなく、スムーズに時間が過ぎていったように感じました。ボールをしっかりつないでいく。そこに、スピードやアグレッシブさを加えた新しいスタイルの融合。そしていかに「勝利」するか。何より勝利にこだわらなければいけません。

昨日、リオ五輪をめざすU-23日本代表のポルトガル遠征メンバーが発表され、レイソルからは3選手の名前が。クラブにとってもサポーターにとってもたいへん嬉しい出来事でした!手倉森監督は先日のジュビロ戦を視察に来られましたが、その構想にGK中村航輔選手、DF中谷進之介選手があり、1月の最終予選に不参加ながらも今季ここまでの出場やプレーにより、今回のチャンスを勝ち得ました。

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DF山中亮輔選手は、最終予選でも主力として活躍。それでも選手枠は18人と少なく、オーバーエイジ3人が加わる可能性もありますから、彼はレイソルでも常に緊張感のなかでプレーしていることでしょう。それがいい方向に積極的なプレーに表れているように映ります。「この大会でしっかり自分の良さを出して、左は大丈夫だと思われるように、世界を相手にしっかりプレーしたいです。いまは自分自身コンディションもいいですし、それをコンスタントに試合に出せていると感じています。今度はメキシコという強豪相手に自分がどれだけできるのかを図るためにも、今回の遠征は非常に大事だと思っています」

そしてユース時代の恩師と、ふたたびトップチームで師弟関係となります。「シモさんにはユースのころからとてもお世話になっていますし、やりたいサッカー、自分の特徴もすごく理解してくれていると思います。チームの状況はあまりよくないですが、少しでも自分がチームの力になれるように精一杯新潟戦に向けてコンディションを調整していきます」。ヤマ、コウスケ、シンの活躍を祈りつつ、3月23日の福岡戦、27日の仙台戦のナビスコカップにてチーム浮上の兆しとなるニューヒーローの台頭を期待したいと思います!

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2016年3月13日

下平隆宏 新監督

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担当:大重正人

昨日のジュビロ戦の試合後、突然の監督交代をお知らせすることとなり、サポーターの皆様を大変驚かせ、またご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。瀧川龍一郎社長が「メンデス監督からご家族の健康上の問題で辞任の申し入れを受けまして、残念ではありますがクラブとしても受理することとなりました。後任の監督につきましては、現ヘッドコーチの下平隆宏を監督とし、翌日から指揮を執らせます。暫定や代行ではなく監督としてやっていただきます」とお話させていただいたとおり、今朝から下平隆宏新監督がレイソルを率いています。

午前9時半に全選手が集まり、所信や取り組むサッカーについての説明、ミーティングが行われました。その後リカバー組と順天堂大学とのトレーニングマッチ組に分かれ、おのおのメニューをこなしました。トレーニングマッチには13選手が出場。下平監督がレイソルのアカデミーで取り組んできたスタイルで90分のフルマッチ。前半に、レイソルU-18から今春順大に進む浮田選手が豪快な左足のシュートを突き刺してリードされますが、後半からは、ボールを丁寧につなぎ、中盤やサイドのスペースを巧みについてリズムをつかみます。後半、右サイドから抜け出した今井選手のクロスを、中川選手が合わせて同点ゴール。1-1で試合を終えました。

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試合後には下平監督がメディアからの質問に答えました。
「今の心境は危機感というか、成績が出ていない状況で引き継いだ形なので、勝たなければいけないというプレッシャーを感じています。基本的にはアカデミーでやってきたサッカーをやっていきたいと思っています。今朝のミーティングでも選手たちに説明しましたし、細部はこれからですが、大枠は伝えました。ボールを大切にすること、良いポジションをとること。これまでのアカデミーのやり方のいいところは継続していくし、今年のようにアグレッシブになった部分などは吸収していきたいし、そこにトライしていきたい。

攻撃はボールを動かし、相手を見ながら、大宮や磐田のように4-4-2でしっかりブロックを作ってくるチームに対し、簡単に相手は崩れないので、相手を動かしたり引き出したり、こちらが操作するようなこともしないと相手を崩せないので。ただ今年の良さ、奪ってからカウンターに出ていくパワーとか、アグレッシブにやっているところは良かったと思うし、工夫して取り入れて行きたい。

ユースで指導した選手もたくさんいるが、そうでない選手もいるし、教え子だから優遇するとかは絶対ないし、たとえば大津や田中順也、ディエゴなどが持っている個のパワーが削がれないようにすることも大事だと思っています。選手たちにも話しましたが、自分の目標は、レイソルがACLで優勝することだと。そのためにこれからのシーズンがある。リーグで3位以内か天皇杯優勝しないと、来年ACLに出られませんから、そこに向けてしっかりやっていこうと話しました」

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下平レイソルの本格始動は、オフ明けの3月15日から。練習見学エリア、ファンサービスエリアの運用につきましては、今季これまでのものと変更はありません。また非公開のトレーニングをおこなうことがありましたら、また改めてお知らせいたします。今後ともご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

2016年3月13日

初勝利ならず

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担当:大重正人

2-2.セットプレーから先制点を献上。それでも選手たちは、今日こそ勝利しなければいけないという気迫を出し続け、後半に秋野選手がゴール。崩しきるような決して美しいゴールではありませんでしたが、大谷選手のシュートのこぼれ球に頭で反応。ゴールを外れそうな角度で飛んだはずのシュートに強烈な回転がかかり、そのままゴールへ。彼にとってのJ1初ゴール、そしてクラブにとってJ1ホーム通算500点目のメモリアルゴールになりました。「個人的にはJ1初ゴールを決められたが、チームが勝てなかったので喜べないゴールになってしまった」。90分に追いつかれ、サポーターみなさんとの歓喜の瞬間を迎えることができませんでした。

「勝たなければいけない試合だった、悔しいです。連敗スタートで、今日はホームで絶対に勝ちたかったが、勝ち越してから受身に回ってしまい、最後に踏ん張りきれなかったのは今の自分たちの力。勝ち越したあとのゲーム運び、セットプレーの守備を改善し、もう一回見つめなおして、新潟戦に向かいたい」。

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田中順也選手にとっても、大きなメモリアルゴール。2014年以来のレイソル復帰初ゴールは黄金の左ではなく、右足でしっかり枠をとらえ流し込むようなナイスゴールでした。アシストクロスの大津選手は「今日の得点シーンは前の試合の時から2人で話し合っていた形。その話し合いが生かされて今日のゴールが生まれた」と振り返りました。「個人的にはかなり手ごたえがある。今日の試合は未熟だった。若手選手も多いので勝っている時の時間の過ごし方をもっと話し合って共通理解を持たないといけない」と田中選手。レイソルで3度のタイトルを経験し、勝者の精神を植えつけられた28歳。ゴールはもちろん、勝利へと導くリーダーシップでもこれからのチーム浮上に貢献してくれることでしょう。

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そして、試合後。ミルトン メンデス監督がこの試合をもって、レイソルを離れることを発表しました。
「昨日、強化部と協議の場を設け、私の家族の健康上の問題がありまして、本日がチームを指揮する最後のゲームとなりました。チームはこれまでしっかりと日々のトレーニングに取り組んでくれていますし、今後Jリーグの中で順位を上げていってくれると思っています。この場を借りて、社長をはじめとするクラブ関係者の皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。またここにいらっしゃるメディアの皆さんにも日頃から多大なるご協力をいただいており、感謝の気持ちを述べたいと思います。われわれにとって最も大切な家族の一員であるサポーターの皆さんにも感謝の気持ちを伝えたいと思います。思うような結果が残せず非常に申し訳ない、心苦しい気持ちではありますが、間違いなく今後レイソルは順位を上げていってくれると思います。そのことに関してもこの場で皆さんにお詫びを申し上げます。ありがとうございました」

明日からは、ヘッドコーチを務めていた下平隆宏新監督がチームを率います。ここまで1分2敗、3試合で勝ち点1という非常に厳しい状況での再スタートです。今日の先発組は主にリカバー、それ以外の選手たちは順天堂大学とのトレーニングマッチに臨みます。これまでとはまた違うメンバー、システムなど、新監督の色が少しずつ付け加えられていくことでしょう。開幕からの成績、突然の監督交代などサポーターの皆様には大きなご心配をおかけしておりますが、チーム生え抜きの新監督とともに再出発を図る選手たちをどうか支えてくださればと思います。

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2016年3月11日

明日こそ勝利!

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担当:大重正人

今日3月11日。未曾有の被害を受けた東日本大震災から5年目の日を迎えました。多くの尊い命が奪われ、大切な家や場所が一瞬にして飲み込まれたことは、日本の国民にとって一生忘れることのできない出来事です。当時、ベガルタ仙台に所属していた鎌田次郎選手は「いろいろな人にとって、節目の日。今日はたくさんの報道があるでしょうし、いろんな感情があります」と話します。

「復興が進んでいるところもありますし、まだ避難されている方、仮設住宅で生活されている方もいますし、復興が進み始めていないところもあるのが実情かと思います。当時から手倉森さんがおっしゃっていたように『自分たちが希望の光になる』という思いでした」。明日、NHK総合で生中継される、仙台vs鹿島戦のハーフタイムに、当時の同僚選手らとともに鎌田選手のメッセージが放送されます。

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迎えた2011年4月23日。リーグ再開初戦。等々力での川崎戦、1点ビハインドを追いつき、そして後半42分、セットプレーから鎌田選手のヘディングシュートが決まって逆転勝利。そのシーンはその後も開幕からの無敗記録を続けるなど、クラブ史上最高の4位に。同年Jリーグ初制覇を果たしたレイソルと激しいデッドヒートを繰り広げました。

あれから5年。今節はリーグの各試合で『Jリーグ TEAM AS ONE ~5年目の、AS ONE募金。~』活動が行われます。日立台では明日の磐田戦、開場の16:15~16:50までの予定で、選手たちも参加しての募金活動となります。一人ひとりの力はわずかばかりでも、みんなの力を合わせれば、復興への手助けになります。みなさま、今一度ご自宅など身の回りの安全をご確認いただくとともに、ご来場の皆様には温かいご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

さてチームですが、開幕から連敗スタート。勝ち点がゼロなのはレイソルだけという窮地です。まだ2試合終わったばかりと考えることも大事ですが、上位をめざしていくためにはこれ以上黒星を続けるわけにはいかないという危機感をもって、選手たちはこの1週間を過ごしてきました。「まず何より公式戦で1勝。この流れを断ちたい。相手がどうこうではなく、いかにゲームに勝つが大事」。大谷選手は選手同士のミーティングでもリーダーとしてチームメイトに訴えかけ、この試合に挑みます。

今回のマッチデープログラム、インタビューは中谷進之介選手です。「一番の変化は土曜日に試合を終えて、日曜日にその試合を見ながら反省できること」。レッズ戦の翌日、リカバーを終え、メディカルルームで中村航輔選手と一緒にオンデマンドで試合を振り返っているところを見かけました。開幕から2試合連続先発しているからこその変化ではありますが、まだ未勝利。「とにかく結果が欲しい」と意気込みます。

「レッズにはズラタンがいて、アルディージャにはムルジャがいました。外国籍選手を抑え切ることが勝利につながると痛感した2試合でした」。明日も出場となれば、ジュビロの大型ストライカー、ジェイ選手というまたしても強敵を相手にすることになるでしょう。ビルドアップの持ち味を出しながらも、ラインの上げ下げを行い、対人でも負けない。非常に大きなタスクではありますが、これからのレイソルを背負っていく守備の中心として、勝利という結果を貪欲に求めています。

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最後に、開幕の浦和レッズ戦において、安全な試合運営に支障を及ぼしかねない事象があり、当日ご観戦いただきました多くのサポーターの皆様にご心配をおかけいたしましたことお詫び申し上げます。なお、本件につきましては現在、浦和レッズ様とも再発防止に向け協議を続けております。

またこれに伴い、柏レイソル独自禁止事項の一部改定をおこないました。
/ticket/rules/#03
※「大旗のサイズ」の明確化(※大旗とは旗竿の最大長が2,000mmを超えるもの、格納式含む)
※ホームエリアでのビジターチームグッズ着用・応援およびビジターエリアでのホームチームグッズの着用・応援禁止の明確化

ホーム、ビジター両方のサポーター皆様に、この最高の臨場感を味わえる日立台での熱戦を楽しみ、熱い応援をいただけるよう、クラブとしましてご来場皆様に安全に、安心してご観戦いただけるよう試合運営をおこない、またサポーター皆様にも、観戦ルールのご確認、遵守をいただくとともに、フェアプレー精神に則った応援、ご観戦をお願い申し上げます。
/ticket/rules/

2016年3月 8日

パトリック!

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担当:大重正人

昨日のオフを経て、今日からチームが再始動しています。4日に新加入を発表したパトリック選手は、5日の練習、6日にはトレーニングマッチに30分強出場、7日も練習し、今日は午前午後とトレーニングに参加しました。

「日本は初めてですが、今はすごく楽しんでいます。すごくきれいな街で、整っているので気に入っています。日本は良い国だといろいろな人から聞いていましたし、サッカーを学ぶためにも機会があれば行くべきだとも言われていました。時差もあって、まだコンディションは100%ではありませんが、これから身長を生かした高さで、守備でも攻撃でも貢献していきたいです」。メンデス監督からはブラジル時代に指導を受けていますし、これから日本に慣れ、レイソルのサッカーにフィットしながら、チーム内の競争に挑んでいきます。

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今週末は、12日土曜日にホーム日立台でジュビロ磐田戦です。今回のスカパー!中継は「サタデーナイトマッチ」として放送されます。放送枠が延長され、キックオフ30分前の18時から21時までの延長放送、BSスカパー!での放送ですので、スカパー!ご契約の方は無料でお楽しみいただけます。トラッキングシステムと連動した試合データ表示、U-18選手の生出演、普段の中継とは異なるカメラ位置での映像など、特別な放送形態となります。
http://soccer.skyperfectv.co.jp/jleague/saturday_night_match/

では、ありますが、、、もちろん今回のホームゲームも、ぜひとも日立台へのご来場、応援をよろしくお願いいたします!!試合前にはピッチサイドから解説陣による出演もあり、ちょうど柏熱地帯の応援風景も映し出される予定ですので、日立台に参戦の方はレイソルサポーターの力強い後押しを日本全国のサッカーファン、そして普段はあまりサッカーを見られない方へも、ぜひこの熱狂的な日立台の姿をアピールしてください!

チケットはローソンチケットで発売中。試合前日まで、アソシエイツ会員の方は1000円割引、それ以外の方も500円割引でお求め安くなっております。お近くのローソンやミニストップにてお買い求めください!
/ticket/ticket-guide/

また週末の13日日曜日からは、4月のホームゲーム3試合の会員先行チケット発売となります。10日のFC東京戦、20日のナビスコ川崎戦、30日の神戸戦です。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014427.html

2016年3月 5日

初勝利ならず

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担当:大重正人

立ち上がり、右サイドからサイドバックの伊東選手が果敢なオーバーラップを仕掛け、大津選手の惜しいシュート。またセットプレーのチャンスから秋野選手のゴールへのキックになだれこむなど、立ち上がりから力強さや迫力を見せていたレイソル。しかしひとつのファウル、ひとつのフリーキックから前半9分にこぼれ球を押し込まれて失点。さらにムルジャ選手のパワフルな突進を許して、15分に2点のビハインドを背負ってしまいました。

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メンデス監督はすぐに山中選手のアップを命じ、22分に投入。そこからは1点を返すために当然ペース配分を考えるよりもフルパワーを出し切っての時間が続き、体力的に非常に厳しい戦いを強いられました。それでも右サイドからは伊東選手、左サイドから山中選手が積極的なアタックやスプリントを繰り返し、その裏でさらされるカウンターの脅威に対しても、増嶋&中谷のCBコンビが立て直して大きなピンチを作らせませんでした。

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しかし「2点目を獲られて、相手に余裕をもたせてしまった」という大谷選手の言葉。レイソルは後半の多くの時間を相手陣内でプレーし攻め込みましたが、後半のシュートは5本。山中選手の仕掛けからを中心に、前後半合わせて13本ものCKを獲得しましたが、リードしたアルディージャの守備意識や集中力は最後まで途切れることなく、無得点での敗戦。試合後、大宮まで駆けつけてくださったサポーターの方からは厳しい声が響いていました。

開幕連敗スタートは2004年の2ndステージ以来のこと。選手個々からは当然自身のプレーへの反省、チームとしての現状足らない部分など、これからいかに改善していくかという言葉が多く聞かれました。今節はACL組の試合が日曜開催のため、すべてのチームの結果ではありませんが、開幕2連勝の鹿島と大宮とは、すでに6ポイントの差がひらいています。求められるのはやはりゴール、失点回避、そして勝利という結果です。来週はホーム日立台でのジュビロ磐田戦。何よりも歓喜の瞬間を待っているサポーターの皆さんに、なんとしても勝利を届けねばなりません。

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2016年3月 4日

明日は大宮へ!

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担当:大重正人

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まず新加入選手のお知らせからです。ブラジル出身のパトリック選手が期限付き移籍でレイソルに加わりました。「身長を活かし、ペナルティーエリア内などの空中戦で力を発揮したいです」という言葉通り、189cm・90kgの恵まれた身体で、ゴール前に立ちはだかるセンターバックです。プレーはもちろんのこと「ピッチ上で常に全力を尽くし、闘う意志を前面に出して、チームのタイトル獲得に向かって、走り続けたいと思います」と強いメンタルや闘争心を持って戦うファイター。移籍発表となった今日3月4日は、偶然にもなんと22歳の誕生日当日!新しい門出の日を柏で迎え、この日立台で大きな成功をつかんでほしいと思います!パトリック、ハッピーバースデー!!Feliz aniversario!

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さて明日は、J1リーグの第2節、大宮アルディージャとアウェイ大宮で対戦します。大宮はJ2優勝で1年でのJ1復帰を果たし、先週の開幕戦ではACLにも出場しているFC東京をカウンター一閃で1-0と撃破。メンデス監督は「大宮はJ2からJ1に上がって、勢いのあるチーム。渋谷洋樹監督のもと、戦い方がチームにうまく浸透し、基本的な戦い方が確立されている。そういうチームを打ち破るのは簡単ではありません」とこれまでの試合と同様に注意深く試合に挑みます。

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さらに大宮をこのように分析。「4−4−2のシステムで、左の泉澤は非常に切り替えが速い。ムルジャ、ペチュニク、家長が、流動的に動きながらスペースを突いてくる。まずそこは警戒しなければいけません」。ボランチやサイドバックの効果的な攻撃参加、サポートにも注目し、さらに「攻守において高さがあり、空中戦は警戒しなければならない」と続けます。セットプレーの守備は試合における大変大事な局面になるでしょう。

前節、トラッキングデータで18チーム中1番のスプリント数をマークしたのがレイソルで、それについての質問もありました。「我々のチームは走っただけでなく、しっかり戦ってくれた。しかし、ただ走るだけではなく、走るインテンシティ(強度)や、ゲームでひたむきに走り抜く姿勢をいかに勝点に結びつけるかが何より大事です。一方で、非常に我々がフィジカルにおいて良い状態にある証拠でもありますから、それは有益な情報です。明日はアウェイになりますが、勝点を得るために我々はそれぞれがベストを尽くすことが求められる」。

明日のNACK5スタジアムのビジターサポーターゾーンにつきましては、本日午前10時時点で350枚以上の残席がありますが、スタジアムでの当日券販売はありませんので、ご注意ください。必ず事前にプレイガイドやコンビニでチケットをお買い求めの上、スタジアムへお越しください。
http://www.ardija.co.jp/news/detail/10260.html

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アウェイ大宮での少し懐かしいシーンで明日の闘いへのテンションを高めまして、、、明日16時、大宮での今季初勝利を信じ、選手たちとともに戦ってください!